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話したくなさそうな子に先生はいつ声をかける?
2026-09-28 04:54

話したくなさそうな子に先生はいつ声をかける?

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みんなの教育技術の連載、子どものSOSを見逃さない教室づくりの2回目を紹介します。気になる変化に気づいたあと、話したくなさそうな子にどう近づくか。話したくないのではなく、話せない、何から話せばいいか分からない、話したら何が起きるか不安、という子もいます。友達の前ではなく、廊下ですれ違ったときや提出物を出しに来たときのような、自然に1対1になれる場面で短く声をかける大切さを考えます。

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教育カフェテラス、進行役の水野太一です。 国内外の教育の話題から、明日の教室で使える考え方を探しています。
アシスタントの高橋紗友香です。 今日は、子どものサインの話の続きだと伺いました。 前回のお話は、今でも時々思い出します。
みんなの教育技術の9月11日の記事です。 埼玉県の公立小学校の先生が書いている連載の2回目です。
1回目は、その子のいつもを知っていて、 いつもと違うに気づく目、という話でした。
気づいた後にどう声をかけるかが、今日のテーマでしょうか。 私ならすぐに、「何かあったの?」と聞いてしまいそうです。
それで話してくれる子もいます。 ただ、聞かれてもすぐには話せない子、話したくない子、話したいけれど言葉にできない子もいる、というのが筆者の出発点です。
特に小学生は、自分の気持ちを整理して言葉にする力が、まだ育っている途中です。
話したくない子、というと先生を避けているように感じてしまいます。
筆者はそこを分けて考えています。 話したくないのではなく、話せない。何から話せばいいかわからない。
この先生に話していいのか判断できない。話したら何が起きるのか不安。 そもそも自分が困っていることに気づいていない。
いろいろな理由がある、というのです。
話したら何が起きるか不安、というのはわかる気がします。
私も小学生の頃、友達のことを先生に言ったら、その子に伝わってしまいそうで黙っていたことがあります。
筆者も、まさに友達関係を例に挙げています。
先生に言ったら相手に伝わるかもしれない、ちくったと思われるかもしれない、もっと関係が悪くなるかもしれない、という不安です。
家のことや自分の心の状態なら、なおさら話しにくくなります。
筆者の調査でも、先生が忙しそう、親に迷惑をかけたくない、という理由で、相談が遠ざかっていたそうです。
先生が忙しそう、は胸に刺さります。実習中、私も子供に、後でね、と何度も言っていました。
だから筆者は、話してくれないから何もない、話してくれないから信頼されていない、とすぐに受け止めなくていい、と書いています。
大事なのは、子供が話す準備をできるようにすることです。そこで挙げているのが、声をかけるタイミングです。
タイミングというと、講科後に呼んで、ゆっくり話を聞くのがいいのでしょうか。
そこは少し違います。筆者は、いきなり面談のような場を設けるより、自然な場面で短く声をかける方が入りやすい、と書いています。
例えば、友達がいる前で、最近元気ないけど大丈夫、と聞かれたら、子供は大丈夫です、と答えるしかありません。
確かに、みんなの前で聞かれたら、私も大丈夫です、と答えると思います。
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筆者は、毎朝の健康観察も例に出しています。名前を呼ばれて、実は悩みがあって、と言い出す子はほとんどいません。
そこで進めているのが、自然に一対一になれる場面です。
廊下ですれ違った時、掃除の後に少し残った時、休み時間の終わり際、帰りの支度をしている時、係や当番の仕事を一緒にしている時、提出物を出しに来た時、などです。
どれも、ほんの数十秒の場面です。私が想像していた、しっかり話を聞く場面とは随分違います。
その短さがいいのでしょう。ただし、深刻なサインがある時は別で、すぐに安全を確保して、校内で共有する必要があります。
短い声かけは、日常の小さな違和感に対する最初の一歩です。
もし短く声をかけても、何も話してくれなかったら、どうすればいいのでしょうか。私なら、もう一度聞いてしまいそうです。
子供が疲れている時や、気持ちが高ぶっている時に、無理に聞き出そうとしても、うまくいかないそうです。
その場で話せないなら、「今じゃなくてもいいよ。後で少し話そうか。」と時間を置くことも大切だと書いています。
今日一番持ち帰りたいのは、「今じゃなくてもいいよ。」という言葉です。
聞き出すことが目的ではなく、いつでも話していいと伝えることが目的なのだと思いました。
話さないことにも、理由があります。
声をかけるのは、答えを急ぐためではなく、話せる日のための入り口を開けておくためです。
今日は、話したくなさそうな子への近づき方を考えました。
お聞きくださった皆さん、ありがとうございました。
明日、気になるあの子とすれ違ったら、短く声をかけてみてください。
次回もぜひお付き合いください。
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