禁止から教育へのシフト
みなさん、こんにちは。教育カフェテラス、振興の水野太一です。
こんにちは、高橋紗友香です。今日もリスナーの皆さんに、教育の最新トピックをわかりやすくお届けします。
今回のテーマは、アメリカの教育メディアエドサージが、2025年10月23日に公開した記事についてです。
タイトルは、「Prohibition didn't stop alcohol use. Will it work with AI?」つまり、禁止はアルコールの使用を止めなかった。
AIでも同じことが言えるのか?という内容です。
面白いタイトルですね。AIを禁止しても、結局生徒たちは使っちゃうんじゃないかってことですか?
そうなんです。エドサージの調査では、アメリカ各地の教師17人に、生成AIの使い方や授業での活用について話を聞いたそうです。
その中で多くの教師が、禁止よりも責任ある使い方を教える方が大事と答えたそうです。
なるほど。ハームリダクションって言葉も出てきましたけど、それってどんな考え方なんですか?
ハームリダクションとは、害を完全に排除するのではなく、減らすための現実的な工夫をするという考え方です。
もともとは医療や公衆衛生の分野で使われていて、例えば薬物遺損への支援や感染症対策などで活用されてきました。
それをAI教育に取り入れるってちょっと意外ですね。
でも確かに、使っちゃダメよりどう安全に使うかを学ぶ方が現実的かも。
そうなんです。記事でも、AIを禁止するよりも生徒にどう使えばいいのかを教える方が長期的には安全だと言っています。
ある先生はこう言っていました。
AIは課題を代わりにやってくれるけど、生徒がなぜそれを学ぶのかを理解することが大切だと。
確かに、AIに答えを出させるのは簡単だけど、その背景を考えなきゃ意味がないですよね。
それに、生徒って禁止されると逆にこっそり使いたくなっちゃうかも。
まさにその通りです。記事では、禁止はかえって御用や抜け道を増やすとも指摘しています。
実際、AIサイトをブロックしても生徒たちは自分のスマホなどで使ってしまうそうです。
ああ、それは日本でもありそうです。スマホでAIアプリを使って宿題をする子、見かけたことあります。
そうでしょうね。だからアメリカでは、AI禁止からAI教育へとシフトする流れが出てきています。
教師も生徒と一緒にAIを学びながら、どうすれば安全で効果的に使えるかを探っているんです。
教育内容とコミュニティの重要性
記事には、具体的にどうやってハームリダクションを行っているかも書いてありましたか?
はい、ありました。3つのポイントに分かれていて、システム、教育内容、コミュニティがキーワードです。
まずシステムでは、学校の中のAI利用をオープンにして、隠すのではなく透明化すること。
例えば、教師が授業でAIを使うときも、ここはAIのサポートを使いましたと生徒に伝える感じですか?
そうです。それによって、AIがどんな役割を果たしているのかを理解できます。
そして2つ目の教育内容、つまりデダゴジーでは、教師と生徒が一緒にAIを学ぶ教学の姿勢が大切だと書かれていました。
先生が教えるだけじゃなくて、生徒と一緒に試してみるわけですね。なんだか楽しそうです。
そうですね。そして3つ目のコミュニティでは、学校ごとも実情に合わせてAIの指針を作るという点が挙げられています。
小学校と高校では必要なルールが違いますし、地域によって価値観も異なりますからね。
なるほど。地域や文化に合わせるって大事ですよね。
AIの扱い方も一律に決めるより、みんなでルールを作る方が納得感があります。
そうなんです。実際、アメリカでは教師、保護者、生徒が協力してAI利用のガイドラインを作る動きも出ているそうです。
そうすることで、生徒たちも自分たちのルールとして責任を持ちやすくなるんですね。
それって日本でもできそうですね。教育委員会や学校だけじゃなくて、保護者や生徒が参加してAIのルールを作ったら、もっと柔軟な教育になりそう。
同感です。AIはもう身近な存在ですから、それを禁止するより、どう付き合うかを学ぶ方が現実的です。
記事の最後にも、この新しい産業革命を誠実さ、思いやり、好奇心を持って迎えようと書かれていました。
素敵ですね。禁止じゃなく育てるっていう発想がすごく前向きだなと思いました。
まさに教育の本質でもありますね。AIを使うことで生徒も思考力や倫理観をどう育てるか、それがこれからの教師に求められる力になっていくでしょう。
今日のお話を聞いて、私もAIイコール怖いものじゃなくて、うまく使って成長する道具って思いました。
そう感じてもらえたなら嬉しいです。ということで、今日のテーマは、禁止ではなく共に学ぶ恋愛教育でした。
最後まで聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。次回も気になる教育トピックをお届けします。お楽しみに。