1. 教育カフェテラス
  2. 6時間授業はもう限界―子どもに..
2026-02-11 04:31

6時間授業はもう限界―子どもにも教師にも必要な「回復する時間」

spotify apple_podcasts
次期学習指導要領の改訂に向けた議論が進む中、「カリキュラムオーバーロード」が深刻化する教育現場。松尾英明先生の記事をもとに、教員の多忙化や子どもの時間が奪われている現状、そして「足し算の改革」から「引く改革」へと向かうために必要な視点を徹底的に議論します。

サマリー

日本の教育現場では、教員と子どもたちの双方に「足し算の改革」による過密なスケジュールが限界を迎えています。この記事では、詰め込むのではなく「余白」を重視する「引く改革」の必要性を説き、授業時数や6時間授業の前提を見直すことで、学びの質を高め、子どもと教師双方の回復する時間を確保する視点を提案しています。

「足し算の改革」による教育現場の過密化
みなさん、こんにちは。教育カフェテラス、進行役の水野太一です。
こんにちは、高橋紗友香です。今日もよろしくお願いします。
今回は、東洋経済オンラインの松尾秀明先生の記事を元にお話しします。
掲載日は2026年2月3日です。テーマはズバリ、日本の教育に必要なひく改革。
ひく改革って、あんまり聞き慣れない言葉ですね。どういうことなんですか?
いい質問ですね。松尾先生は、日本の教育がこれまで子どものためにと、様々な施策や活動を足してきたと指摘しています。
でも、その積み重ねで先生も子どもも時間的、精神的に限界に近づいているという話なんです。
なるほど。確かに授業も行事も宿題もいっぱいですもんね。私も教育実習の時、先生方が本当に忙しそうでした。
そうですよね。記事ではこの現状を足し算の改革と呼んでいます。
どんどん増やしてきた結果、教育現場が過密になり、余白がない状態になってしまったというわけです。
余白っていう言葉、なんだか素敵ですね。どんな意味で使われているんですか?
松尾先生は、書社の授業を例に挙げています。書には余白の美という考えがありますよね。
つまり、詰め込むのではなく、空間に意味を持たせる。教育にも同じように、何もしない時間や考えるための余白が必要だということです。
はあ、それすごくわかります。子どもたちも、放課後や休日におおっとする時間がある方がのびのびしている気がします。
まさにその通りです。6時間授業に宿題、習い事まで詰め込む今の生活では、子どもの心や体が休む時間がなくなっているんです。
先生方も同じです。
確かに、最近教員のメンタル不調ってよくニュースでも聞きます。
そうなんです。だから松尾先生は、働き方改革のキーワードとしても、余白を重視しています。
つまり、単に業務を効率化するだけじゃなくて、あえて何もしない時間を保障することが大事だと。
空いた時間を埋めないって発想、教育では珍しいですよね。
そうなんです。これまでは、時間が空いたら新しい活動を入れるというのが当たり前でした。
でも、それでは過密の構造は変わらない。あえて何も足さない勇気が必要なんです。
「引く改革」と「余白」の重要性
具体的には、どうやって低改革を進めていけるんでしょう。
記事では、例えば授業時数や教科の見直し、6時間授業の前提を問い直すことが挙げられています。
そして、制度として余白の時間を確保することです。
なるほど。授業が減ると学力が下がるんじゃないかって声も出そうですが。
そこが難しいポイントですね。
でも、詰め込むよりも深く考える時間を確保した方が、学びの質は上がるという研究も多いんですよ。
確かに、教育実習で、今日は時間に追われすぎて子どもの発言を待てなかったって反省した日がありました。
余白がないと学びが薄くなる気がします。
とても大事な気づきですね。
教師側にも考える余白が必要です。工夫や想像が生まれるのは、余裕がある時ですから。
そう考えると、余白って教育の質を上げるための土台なんですね。
まさにその通りです。
引くことで初めて見えてくる本質があります。
働く人も学ぶ人も、立ち止まる時間を持つことが大切なんです。
「引く改革」の視点とリスナーへの問いかけ
今日の話を聞いて、頑張ることイコールどんどん足すことって思い立ちだったけど、教育では引く勇気も必要なんだなって感じました。
素敵な感想ですね。日本の教育がこれからどう変わるか、その方向性を見極める上でも、この引く改革の視点はとても重要です。
イスナーの皆さんも、日々の教育活動や学びの中で、自分にとっての余白について考えてみてほしいです。
そうですね。というわけで、今回は東洋経済オンラインの記事、教員はもう限界、日本の教育は足し算で壊れてきた、お元にお届けしました。
お聞きくださった皆さん、本当にありがとうございました。次回の教育カフェテラスもぜひ楽しみにしていてくださいね。
04:31

コメント

スクロール