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2025-09-08 04:48

AIと宿題?Google「Geminiパスポート」が示す小中学生の新しい学習法

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今回のエピソードでは、2025年9月5日に公開されたGoogleの「Geminiパスポート」を取り上げます。小中学生を対象に、生成AIを安全かつ効果的に使うためのルールや工夫、さらに学習場面での具体的な活用事例まで紹介している内容です。未来のAI学習の姿に触れながら、学校や家庭でどう取り入れられるのかを一緒に考えていきます。

サマリー

Googleが発表した「Geminiパスポート」は、小中学生向けの生成AIを活用した学習ガイドであり、安全にAIを使用するためのルールや具体例を提供しています。また、この記事ではAIを活用した新しい学習法の可能性や教育現場への導入の進展について述べられています。

Geminiパスポートの概要
皆さん、こんにちは。教育カフェテラス、パーソナリティの水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。今日もよろしくお願いします。
さて今回は、教育関連の最新ニュースからお伝えします。
情報源は、インプレスウォッチの教育ニュースで、2025年9月5日に掲載された記事です。
テーマは、Googleが公開した、「Geminiパスポート」という、小中学生向けの生成AI学習ガイドについてです。
AIのパスポートってちょっと不思議ですね。旅行に行くみたいな響きがしますけど、どういうものなんですか?
いい質問ですね。このGeminiパスポートは、生成AIを学習で使うときのガイドブックのようなものなんですよ。
対象は小学4年生から中学3年生で、安全にAIを使えるようにルールや具体例をまとめています。
小学生でも使えるっていうのは結構画期的ですね。
でも、安全にっていうのは、例えばどんなルールがあるんですか?
代表的なものは、本当に正しいか確かめる、個人情報を教えない、人の作品を大切にするAIに頼りすぎない、困ったときは大人に相談する、といったポイントです。
とてもシンプルだけど、子供たちにとって大事なことですよね。
なるほど。確かに、子供がAIに何でも頼りすぎちゃうと、考える力が育たないっていう心配もありますもんね。
そうなんです。それを防ぎつつ、宿題のヒントや読書感想文のアドバイス、英会話の練習に役立つなど、便利な使い方も紹介されているんです。
感想文のアドバイスって、学生にとってはかなり嬉しいですね。私も中学生の頃苦労しました。
ええ、中学生向けにはさらに高度な使い方も載っていて、例えば探求学習や小論文の遂行、自分専用の解説書を作るといったことまで網羅されています。
小論文の遂行まで、大学生の私でも使いたくなるくらいです。
確かに、ほとまでも活用できるレベルですよね。でも今回はあくまで小中学生向けに、安全な環境で学びをサポートするのが狙いになっています。
でも先生、学校で本当に導入されたらどうなるんでしょう?授業で一斉にAIを使うとか?
実はこの記事にもありましたが、Google Workspace for Educationも使っている学校なら年齢を問わず利用できるんです。教育委員会が管理しているから、環境としては整いやすいですよね。
教育現場での活用
じゃあ家庭でも学校でも、両方で使える可能性があるってことなんですね。
そうです。しかもプロンプトというAIへの指示の仕方も、分かりやすく色分けして示されているんです。これがあると初心者でも自然な対話がしやすいんですよ。
それはありがたいですね。AIに何をどう聞いたらいいか、最初は難しいですもん。
まさにそこをサポートしているんです。学年ごとや目的ごとのプロンプト例があるので、例えばグループ活動でアイデアを整理したり、文章の構成を確認したりもできます。
グループ活動でAIを使うのは新鮮ですね。ディスカッションが深まりそう。
ええ。うまく活用すれば生徒たちが自分の考えを広げる手助けになります。ただし先ほどのルールを守らないと、逆に誤解が広がるリスクもあるので、そのバランスが大事ですね。
そういう点では、先生や大人が見守りながら使うことも必要なんですね。
その通りです。ジェミニパスポートはその前提を踏まえて、学校や家庭でも導入を見据えた形で作られているんです。
学び方の選択肢が広がるのはワクワクしますね。もっと自由に自分のテイストで学べそうです。
今後はGoogleも、学校のためのプロンプトライブラリや教育でのAI活用ガイドを順次公開すると言っていますから、さらに広がると思います。
今回のお話を聞いて、私自身も教育実習で学生にどうAIを紹介できるか考えてみたくなりました。
そうですね。未来の先生として、生徒が安心して使えるように導く役割も大事になっていきます。
今日の話を通じて、AIって怖いものじゃなくて、むしろ正しく使えば一緒に学びを深められる存在なんだと感じました。
そうですね。それが今回の一番のポイントだと思います。
はい。AI時代の学びをどうデザインするか考えるきっかけになりました。
リスナーの皆さんも、ぜひジェミニパスポートのような取り組みを参考にしていただければと思います。最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回もぜひ聞いてくださいね。
04:48

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