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2025-05-20 06:15

中国の英語教科書が激変!中国文化を英語で伝える新潮流とその狙いとは?

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今回は、中国で英語教科書に自国の文化や歴史の紹介が増えた最新動向をテーマに、教育改革の背景やその狙い、日本の教育との比較、グローバル時代の英語教育に求められる要素まで、明るく深く語り合います。中国教育の今、そして日本へのヒントも満載です!

サマリー

中国の英語教科書は大きく変化しており、自国の文化や歴史の紹介が増えています。それにより、愛国心を育む教育が進められています。今後は、英語を通じて世界とつながるだけでなく、自己の文化に対する自信も高めることを狙っていると理解されています。

中国の英語教科書の変化
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスへようこそ。進行役の水野太一です。
こんにちは。高橋紗友香です。将来は先生になるべく日々勉強中です。今日もよろしくお願いします。
今回のテーマは、中国の英語教科書、文化紹介が増加という話題です。
情報源は、レコートチャイナ、2025年4月25日掲載の記事です。
中国では小学校から高校まで英語教科書の中に自国の文化や歴史を紹介する内容が増えているというニュースなんです。
英語の教科書で中国の文化をいっぱい勉強するってことですか?
それって日本の教科書とは違いそうですね。具体的にはどんな内容が増えてるんですか?
例えば、北京の伝統住宅志望院や春節、丹茂節、それから家族の考え方、1歳の子が将来を占う成長の風習など、いろいろな伝統行事や文化が英語で紹介されているそうです。
挿絵も中国らしい霧絵や水墨画などが使われているんですよ。
英語で自分の国のことを学ぶってちょっと不思議な感じがします。でも、どうして今こんな風に変わったんでしょうか?
大きな理由は、2019年に中国共産党と政府が発表した新時代における愛国主義教育実施雇用などの方針です。
愛国心を育てるために、教科書や授業を通じて自国の文化や歴史をしっかり伝えていくというのが狙いなんですね。
なるほど。英語を学ぶことで世界と繋がるだけじゃなくて、自分の国を知って自信を持つみたいなイメージですね。
でも、英語の教科書に中国の行事や歴史が多いと海外の文化もバランスよく学べるのかなって気になりました。
いい視点ですね。中国の教材担当者も、実際には世界の文学や自然、芸術も扱っていて、グローバルな視点と中国の伝統、どちらも伝えたいと考えているようです。
ただ、中国の生徒たちが英語で中国を紹介できることに特に力を入れてるんです。
英語で自分の国のことを伝えるって日本だとあまり意識しないですね。
資生賞では全域の生徒が英語で中国の物語を伝えるという活動もやっていたとか、どんなふうに授業で行っているんですか?
資生賞では、2018年から英語の教科書も約45%中国文化の内容にし、小中高で生徒が英語で中国の伝統や出来事を発表するような活動を積極的に行っているそうです。
その後、全国にも広がり、外国語で中国の物語を伝えるっていう方針が大きく広まりました。
小学校で45%?すごい割合ですね。
例えば日本なら、英語の教科書にそんなに日本文化の話は入っていない気がしますけど、中国の子供たちは外国の文化も学んでいるのかな?
全体としては、中国文化に重きを置きつつも、世界の有名な自然の脅威や各国の芸術、音楽にも触れていると書かれていました。
単に自国だけを推すんじゃなく、グローバルな理解と自信の両方を育てたいという狙いみたいですね。
中国の英語教育って、世界で活躍できるけど、自分の国もよく知っている人を育てるイメージですね。
日本の場合、英語は国際理解とかコミュニケーションに重きを置いている印象ですけど、国ごとに違うんですね。
そうですね。日本の英語教育も最近は、日本も英語で発信しようとか、日本文化紹介のプレゼンもすることが増えてきましたが、中国の方が国家的な方針として強く打ち出されています。
教育のグローバル化
教材の国による管理も中国の方がずっと厳しいんです。
なるほど。確かに日本だと、出版社ごとの教科書にも特色があるし、国の管理は中国ほど強くないですよね。
中国では愛国主義教育法までできてて、すべての学科と教材に愛国心を入れるってすごいです。
ここまで徹底すると、教師の役割も大きいですよね。
生徒たちが自分たちの文化を誇りに思いつつ、他国の価値観を見つけようとしています。
まさにグローバル人材育成の一つの形だと思います。
もし日本でも、英語の授業でお正月や和食、日本の歴史を英語で紹介する割合が増えたら、生徒の感じ方って変わるんでしょうか。ちょっと気になります。
例えば学校で、好きな日本文化を英語で発表してみようといった活動を入れると、英語力と同時に自分たちの文化も変わります。
中国のようなやり方がそのまま日本に合うかは別として、参考にできる点は多いですね。
英語が外国語じゃなくて、自分の考えや文化を伝えるツールになっていくって考えると、なんだかワクワクします。
詩替えを言葉で説明できる力は、これからの時代ますます大事になります。
中国の文化を日本に伝えようとしています。
中国では、田舎の振興とか砂漠化防止、海外援助みたいな自治的な話題も教科書に入れているそうですが、日本の教科書も社会課題をもっと英語で学ぶと面白そうだなと思いました。
確かに現代的な考え方は変わりません。
日本の文化を英語で発表してみようといった活動を入れると、自分たちの考えや文化を伝えるツールになっていくって考えると、なんだかワクワクします。
日本の教科書も社会課題をもっと英語で学ぶと面白そうだなと思いました。
確かに現代的な課題を英語で考えたり話し合ったりする経験は視野を広げるのにぴったりです。
中国の英語教育改革は日本にとってもいろんなヒントになりそうですね。
今日は中国の英語教科書から普段考えないような教育の違いや工夫まで聞けてとても新鮮でした。
本日のテーマ、中国の英語教科書に見る教育の変化。
自国の文化を強く伝えつつ、世界とのつながりも大切にしている姿がわかりました。
これからの英語教育、日本でもどう進化していくか注目ですね。
やっぱり世界の教育って面白いですね。
リスナーの皆さんも自分だったらどんな日本文化を英語で紹介したいかぜひ考えてみてください。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回も教育カセテラスでお会いできるのを楽しみにしています。
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