伊古間市の教育改革
みなさん、こんにちは。教育カフェテラス、進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。今回も明るく元気にお届けします。
今日のテーマは、外部人材の採用で教育改革を加速。
情報源は東洋経済オンライン、2025年10月28日掲載の記事です。奈良県伊古間市と石川県加賀市の事例を取り上げています。
外部人材って、つまり学校の先生じゃない人を採用するってことですよね。具体的にはどんな人たちなんですか?
そうなんです。伊古間市では2020年度以降、民間出身の教育改革担当や授業改善支援担当などを採用しています。
特に学校コンサルタント出身の杉山文明哲さんが教育大綱の改定を主導して、市の方向性を大きく変えました。
教育大綱って、市や町の教育のポリシーをまとめた計画のことですよね。その人が民間出身で作り直したって、かなり思い切ってますね。
そうですね。伊古間市は個別最適な学びや共同的な学びを重視していて、自由進路学習など子ども中心の授業改善が進んでいます。
実際、2025年度には全国学力調査の結果も全国平均を上回ったそうです。
すごい、結果にまでつながってるんですね。でも、授業改善って具体的にはどんなことをするんですか?
それを支えているのが、元教員の若松俊介さんです。彼は伴奏支援の担当者として2025年に採用され、現場の教員と一緒に授業改善を考えています。
先生方の悩みを共有しながら、実践に寄り添っているんです。
伴奏支援って、なんだか頼もしい響きですね。上からこうしなさいと言うんじゃなくて、一緒に考えるんですね。
そうなんです。伊古間市の改革では教位と学校をつなぐハブとしての役割が重視されています。若松さんがその橋渡し役として現場の信頼を得ているんです。
でも、外から来た人が行政組織に入るのって結構大変そう。うまくいかないこともあるんじゃないですか。
まさにその通りで、外部人材が戸惑ったり、受け入れ側が警戒したりする課題もあります。そこで伊古間市はバディ制度を導入して、プロパー職員が一緒に業務をサポートする体制を作っています。
なるほど。バディ制度って相互理解の仕組みなんですね。役割分担を明確にすれば、専門性と行政の強みが両立しそうです。
そうですね。お互いの強みを生かすことが仮です。さらに伊古間市では、2026年度に市費で正規教員の採用も予定しています。外部人材と内部育成の両軸で改革を続ける方針です。
香川市の成功事例
すごく戦略的ですね。石川県香川市も同じように外部人材を活用しているんですか。
はい。香川市では生徒指導が難しかった学校に心理師や教育コンサルタントなどの外部スタッフを入れてサポートした結果、生徒指導上のトラブルが減ったそうです。
生徒指導の現場で外部の専門家が機能するって先生にとっても心強いですね。
その通りです。香川市では外部人材によって教員の精神的な負担も軽くなったという報告があります。その分授業や子供に向き合う時間を確保しやすくなっています。
どちらの自治体も外からの風をうまく取り入れている感じがしますね。でも全国的に見るとこういう取り組みってまだ少ないんですか。
増えつつありますが、まだ挑戦的な取り組みです。ただ、特に教育行政の分野では、知識とスピードを持つ社会人経験者を採用する動きがこれから広がると見られています。
確かに複雑な教育課題に答えるには、いろんな分野の知恵が必要ですね。私も将来、学校の先生になったら外部の人と共同する感覚を大事にしたいです。
それはとても大切な視点です。教育はもう学校だけのものではなく、社会とつながって変わる時代になっています。
今日の話を聞いて、学校が社会ともっとつながる未来が楽しみになりました。
リスナーの皆さんも、自分の地域でどんな人たちが教育に関わっているか、ぜひ注目してみてください。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。次回も教育カセテラスでお会いしましょう。