北陸地方をね、まだ一度もやってなかったことにふと気づいたんですよ、我々の中でね。
あとは、これ後で言うんですけれども、今回この富山の2泊3日のコースなんですが、そのうちの一つにですね、
おわら風の盆っていう9月の頭にあるお祭りに行く予定になっていますので、
それにちょっと合わせてこの時期に配信しておくことで、行ける人は今年のにも行けるんじゃないかなというふうに思っていると。
この間の愛嬌祭りみたいな。
そういうことです。
ちなみに日程で言っとくと、毎年9月の1日から3日、これ日付してですね、曜日じゃなくて。
今年の場合だと、9月の1日が日曜日なので、日・月・火でやるものになっていますので、ちょっと土日休みの人たちはなかなかかもしれないんですけど。
夏休みとかね、使ってもらったりとか。
大学生の方とかであればね。
実は僕、去年これね、おわらを見に行ったんですね。
その実体験も含めてちょっとお話ができればなというふうに思っております。
富山は初めて扱うということなんですけれども、毎回恒例ですが、富山の時に内田はどういうイメージを持っていたのか?
行ったことはありますか?
富山はない気がするな。
でも日本海でね、湾がありますよね。
富山湾ですね。
カニってあそこだよね?
カニ、あそこも有名だし、福井の越前カニもあるし、色々ありますよね。
でも北陸のやっぱ味覚ですよ。
やっぱ日本海の魚介があるんだろうなっていうぐらいかな。
そうですね。
富山っぽさをより言うんであれば、ホタルイカとかね。
あとシロエビなんていうのがある。
あとはブリシャ、カンブリなんてのほうまでもありますよね。
でもおっしゃる通り、北陸、日本海の味覚っていうのがすごく豊かに育まれている土地だなと。
そういった印象を持つ方が多いんじゃないかと思いますね。
ただですね、今回その魚介ももちろんいただく予定ではあるんですけれども、
タイトルにある通りですね、今回は我々には丸気に言えなさそうなんですね。
デザインという一つの切り口で、この富山というものを話していきたいと思います。
うちらはね、仕事柄は多少はこういうのには関わりがあるんじゃないかと僕は思うんですけど。
どうすかね。ちょっとね、かけ離れてそうだなっていう印象は今のところありますよ。
なるほど。
なぜ富山がデザインというふうに言うのかという話なんですが、
僕もね、一応旅行ガイドブックとかに携わる人間として、
ただ一読者として、会社とか関係なくね、一つ推薦したいところがあるんですけれども、
ディデザイントラベルっていう旅行ガイドブックをご存知ですか?
わかんない。
これね、旅行ガイドブックのシリーズの名前なんです。
ディデザイントラベル、つまり全部ローマ字の小文字で、
全然違うんですよね。
なるほど。
だからドイランドっていうのはもちろん重要なんだけど、
そこにとらわれていると逆に本質を入手しないことも多分あるんだなというのは、
身をもってここで学びましたね。
確かにね、普通に居酒屋とか行くと銘柄が並んでるもん。
同じ銘柄というか、同じ酒蔵でいろんな種類を置いてるところってなかなかない。
そうですね。それがだからこの直営店で100種類公開してくれてるからこそ、
身をもってわかるという日本酒場になってます。
確かにそれは貴重な感じがする。
貴重ですね。
あとやっぱりこれワイン出されたら多分俺だったらワインって思っちゃうだろうなっていうようなものもあったりするんですよ。
日本酒なんですけどね。
だから日本酒の可能性って本当にいろいろなんだなというのは気もしましたね。
実際外国の方もよくここ見えてらっしゃいました。
そうね、日本酒ブームもちょっとあるよね。
と思いますね。
またここもですね、ピュアナチュラルに関しては我々の心の持ちようだったんですけど、
ハイセンスという意味ではもう特筆すべきところでして、
ここもやはりね、地区何年だか忘れてしまったんですけど、
すごい古い、確か海鮮丼屋さんか何かの跡地を改装したところなんですよね。
さっきのコボブリュアリーさんとちょっと共通するような、昔ながらのね。
なんだけど、やはり木材をガンガンと使ったね、建築様式に今度は日本酒があると。
壁沿いにはね、アーティストのね、富山ゆかりの工芸品みたいなのが実は展覧されているギャラリーみたいなのも兼ねていて、
日本酒でね、一人で来た時に話し合えていないなって思っても、
ちょっとこのギャラリーとかを見て、アートを鑑賞しながら日本酒を飲むというのも、それはそれでいいと思いますね。
これもやっぱりね、後で話しますが、富山の工芸文化っていうのはちょっとすごいので、
それがなせるここならではの魅力なんです。
これ写真だったり、工芸品とかがいろいろ並んでますね。
実はですね、この松田酒造店の今のご当主さんというのが、
この実は岩瀬浜の発展にすごくキーマンとして知られていて、
この方がですね、実はDデザイントラベル富山号でもキーマンとして登場する方なんですよ。
デザインを作り上げた主催者の一人と言ってもいいかもしれません。
岩瀬浜というのはやはり北前部で栄えてたんですけど、
やっぱり明治に入ってね、どんどん動力が変わってくると、どうしても衰退を免れなかったなんですけれども、
町が錆びれてしまってたんですが、そこに新しくリノベーション、古いものが朽ちていくのをどうにか再生して、
新しい風を吹き込んでくるっていうのをどんどん手掛けたのがこの酒造店の社長さんなんですね。
この社長さんのインタビューとかもいろいろ見ているとですね、
やっぱり子供の頃とかは自分がここにいたわけですけど、
どうも町があまりに元気がないという中で、この方もやはりヨーロッパに結構長い間お住まいだった方なんですよ。
ヨーロッパに行って、ヨーロッパから帰ってきた時に、
その岩瀬の町がどうしてもボロく見えてしまった。
日本のその町並みっていうのはちょっとやっぱり野暮って言ったりだけど、っていう風に見えてしまった。
それでどうにかしたいと思って、自分でこういろいろですね、
まっつてとかを使って、自分その増井住が酒屋で食べてるもちろんあると思うんですけども、
いろんなお蕎麦屋さんだとかお寿司屋さんとかっていう若い職人さん、
あとは若いガラス工芸の作家さんとかがどんどんここに岩瀬に住むようになって、
それが一つの文化芸術村みたいにこの岩瀬浜っていうのが、北マイブレードは別の色彩を持って復活したんですね。
さっきのコボブレアリーさんとかもその一環で来た方なんです。
なのでこの増田酒造店の社長さんが、
本当にキーマンとしてこの岩瀬の魅力っていうのはだんだん広まっていってきて、
今すごい注目を浴びてるスポットになっている。
それやっぱり一貫した建築のデザインだったり、
古いものをうまく生かすっていう手腕だったりっていうやっぱりデザインなんですよね。
これも街のデザインをしたところということで、
ぜひこの岩瀬というのはね、行っていただきたいところになりますね。
いいですね、なんか単純に新しいものを持ってくるっていうんじゃなくて、
今ある、昔からあるものを生かしてっていう感じがわかりますね。
そういうことですね。
これなら日本酒を飲んでいただくと。
もう初日なのでまだ時間たっぷりありますから、
長く飲んでいただければいいと思います。
岩瀬浜はね、ちょっとそういうわけで今見れないところもありますので、
一旦これぐらいに目的地は終えておきまして、
増田酒造店佐関さんから徒歩10分ほど行ったところに、
岩瀬浜駅、これライトレールの終点です。
に行っていただいて、そこから富山駅のほうに戻っていきます。
ライトレールに乗って約20分ほど、
インテック本社前駅という、もうこれ富山駅にすぐ近くなんですけれども、
そういうインテック本社前というところで一旦降りていただきます。
そっからですね、ちょっと歩きます。
歩いて15分ほど行ったところに、次の目的地があります。
富山県美術館という美術館に行きたいと思います。
おお、なんかおっきいね。
すごい近代的な建物だね。
そうなんですよ。さっきの岩瀬浜とはまだ全然違うね。
現代、近代的な洗練されたデザインの美術館になってますが、
ここはですね、実は県立美術館っていろいろどの県にもあると思うんですけど、
ちょっとその中でも特筆すべき存在なんです。
ディーデザインとなるべくの俗感があったという話をしましたけど、
そのデザイン文化の根拠地になっているのがこの美術館なんです。
何かというと、富山県美術館、通称TADでTADって言ってます。