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  2. 161試合目 パンケーキの話
2025-09-10 15:38

161試合目 パンケーキの話

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境界のあいまいさに揺れる回。呼び方ひとつで姿を変えるもの、食卓の習慣と憧れの象徴が交錯する。甘さは喜びか、それとも戸惑いか。父の一言に宿る不器用な矜持、子どもの頃に覚えた「特別な朝」の記憶、そして今は失われつつある古い風景。軽やかさと重さ、日常とイベント、その間にある曖昧な居場所を探しながら、話はふんわり膨らみ、最後はまた笑いでしぼむ。結局、パンケーキとは「食べるもの」以上に「語るもの」だった・・・な15分!

サマリー

このエピソードでは、パンケーキとホットケーキの違いや、日本におけるパンケーキの位置づけについて話し合います。家庭でのパンケーキに関する記憶や食文化についても交え、リスナーに懐かしさを感じさせる内容です。パンケーキやホイップクリームに関する話が中心に進み、特にバターケーキの歴史や味わいについても語られます。また、ケーキ屋での変化や個人的な食の思い出が取り上げられ、食文化の多様性が感じられます。

パンケーキの違い
むらさき
はい、じゃあ9月2回目のDOJO15分です。よろしくお願いします。
シュウ(坂元修一)
お願いします。
むらさき
はい、ズームの残り時間に余裕がないので、サクサクいきますね。
クリハラ
はい。
むらさき
パンケーキの話。
シュウ(坂元修一)
おお、パンケーキ。
クリハラ
パンケーキか。
シュウ(坂元修一)
ホットケーキというか、パンケーキというか、みたいな。
クリハラ
え、なんか違うんですか?
むらさき
いや、わかんないです。
クリハラ
重なってたらパンケーキ?
シュウ(坂元修一)
なんか、なんか違ったような気もするけど、そういうの覚えらんないでしょね。
これ、1回は聞くんだけど。
むらさき
僕、違いわかんないわ。
なんですか?
シュウ(坂元修一)
僕の勝手なイメージは、パンケーキの方が薄い。
むらさき
へー。
シュウ(坂元修一)
思ってるんですけど。
クリハラ
なんか、重なってたらパンケーキって言いそう。
シュウ(坂元修一)
あー、それもあり得る。何枚か重なる。確かに。
むらさき
なんか、ホットケーキって、パンケーキって言葉ができてから思ったんですけど、
クリハラ
はい。
むらさき
日本だけっぽいなと思ったんですよ。
あれは実際はパンケーキで、なんとかどちらかという世界の共通にしては。
ただ、日本だとホットケーキって付けたんじゃねえかな、みたいな感じ。
家族の食文化
むらさき
確かに、確かに。
シュウ(坂元修一)
それも。
むらさき
もしかしたら商品名かもしれない。なんか、作る粉のとか。
おー、なるほど。
クリハラ
そうですね。
え?
俺は食べます?
好き?
むらさき
好き。好きは好きで。
いやー、好きっすね。
シュウ(坂元修一)
うん。
クリハラ
あ、好きなんだ。
シュウ(坂元修一)
え?好きじゃない?
クリハラ
えーと、そうっすね。なんで食べるかあんま分かんないっす。
シュウ(坂元修一)
えー。
むらさき
たとえば、小さい頃とか、たまに家で出てきたりとかしてました?
クリハラ
あー、うちの母、そういうタイプの母じゃないんで。
あ、でもあれです。ドラ焼きの皮も、まあ、パンケーキみたいなもんですよね。
うん、だと思うんですよ。
ドラ焼きの皮は好きですよ。
シュウ(坂元修一)
いやー、まあ、同じって言われたら同じかもしれないけど、和菓子だしなと思っちゃった。
クリハラ
パンケーキってなんていうか、まず甘いですね、本体が。
むらさき
甘い。
クリハラ
はい。
シュウ(坂元修一)
まあまあ、蜂蜜。
クリハラ
蜂蜜、僕、蜂蜜苦手なんですよね。
シュウ(坂元修一)
あー。
クリハラ
メイプルならまだいいなと思ってて。
シュウ(坂元修一)
蜂蜜とメイプル違うんだ。
クリハラ
はい、ホイップ、え?
すいません。
まあ、一旦やりましょうか。
むらさき
一旦、やめるんだ。話さないんだ。
クリハラ
ホイップクリームもあるし。
甘々なのに謎のさくらんぼとか乗っかってくるじゃないですか、お店で頼むと。
むらさき
あー、お店はね、はいはい。
シュウ(坂元修一)
お菓子のイメージだな。
クリハラ
そうですね、あんまりワクワクしないですね。
シュウ(坂元修一)
えー、そっか。結構ワクワクするかな、僕は。
クリハラ
あと、ご飯かご飯じゃないかわからん。
むらさき
うーん。
クリハラ
今なんかすごい、わがままんこみたいに言っちゃいましたけど、わからんつって。
そう、位置づけがちょっと。
むらさき
お昼ご飯パンケーキねって言われたら、え?お昼ご飯パンケーキ?みたいな。
クリハラ
まあ、とはいえ、焼きそば食べた後にデザートパンケーキだよって言われたら、ちょっといらないかなってなっちゃうし。
むらさき
なんか、昔と立ち位置が違うんですね、僕の中で。
今はデザートなんですよ、スイーツ、パンケーキって。
昔、小学生の時とかって、朝ご飯、基本はうちトーストだったんですよ、朝は。
トースト系ね、洋食っぽいの。
が、そういう基本はそれがあって、たまにホットケーキだったんですよ。
シュウ(坂元修一)
うちもうちも。
むらさき
うちもうちも。
ちょっとだから、あ、今朝は違うなっていう感じで、めちゃめちゃ嬉しいっていう感じではないけど、あ、ちょっと違うなってなったんですけど、
これ朝ご飯がトーストっていうのが前提だから、今クリアさんが言ったみたいに、
じゃあ昼ホットケーキねって言われたら、やっぱりちょっとうんってなってたと思う。
昼なのにホットケーキ食べるの?って。
クリハラ
優雅な朝ご飯だなあ。
むらさき
優雅か分かんないけど。
クリハラ
朝ご飯の話で思い出しましたけど、
僕の父は職人から職人でして、基本的に朝ご飯だったんですけど、
なんか一度だけ、そんなに朝ご飯、朝ご飯作るのとかちょっと大変だろうから、
俺はパンでもいいんだぞって言ったんです。
したら母が喜びまして、え、じゃあパンにするって言って、次の日パンだったんですよね。
で、パン食べて、俺はご飯の方がいいけどなあと思ってからパン食べて、
でもパン食べてる父の顔が全く浮かばない顔をしてるんですよね。
シュウ(坂元修一)
浮かない?
クリハラ
浮かない、ごめんなさい、浮かばないって言ってたら浮かない顔してたんですよね。
で、次の日にはもうちょっと半分食べたところでパンを置いたんですよ。
で、ダメだ、パンじゃハンマーは振れないって言った。
なんで一つ一つしか持たねえのかやと思って。
シュウ(坂元修一)
そのダメっていう表現にハンマー振れない持ってくんのがすげえなあ。
漫画みたい。
クリハラ
そうですね、朝ごはんにパンケーキ出るお家に憧れたなあ。
むらさき
憧れたんですか。
クリハラ
憧れた。
憧れたくせに好きじゃないっていうのも動画と思いますけど。
むらさき
ちょっとだから家でやってみたんですか?
パンケーキの思い出
むらさき
次の休みの日とか朝パンケーキ食べるってなったらどうなるんだろうってクリアさんが。
クリハラ
僕はイベント的にやります。
シュウ(坂元修一)
イベント?
クリハラ
パンケーキじゃあ、俺なんて言う、ハンマーあんまりリアリティがないな。
むらさき
否定する前提でもう考えてる。
クリハラ
やっぱ朝からそんなホイップとか作ってくれるんですか、お二人のお母さんは。
シュウ(坂元修一)
ホイップはなかった。
むらさき
それはなかった。蜂蜜でしたね。
シュウ(坂元修一)
蜂蜜とバター。
バターかマーガリンか。
クリハラ
なるほどね。
むらさき
昔はちょっと、昔どう作ってたか分かんないですけど、今みたいにふわふわじゃなかったですね。
もうちょっと平っていうか、生地がぺたーんとしてましたね。
クリハラ
しゅんさんちゃんもうめっちゃ空気入れてくれたんじゃないですか。
シュウ(坂元修一)
え、でも、どうなんだろう。今のふわふわはよく知らないのかも、僕が。
クリハラ
今の僕のギューンってちゃんと拾ってました?マイク。
むらさき
え、ふわふわ?
シュウ(坂元修一)
拾えてないですね。
むらさき
全然聞こえない。
クリハラ
Zoomってギューン拾わないんだっけ。
むらさき
いやいやいや、今言ってないでしょ。音出してないでしょ。
クリハラ
言ってる言ってる。パカパカパカパカパカ。
むらさき
あ、今聞こえた。パカパカパカ。
今初めて聞いた。
クリハラ
あ、そうか。だからさっきのZoomもイマイチだったんかなって今思った。
シュウ(坂元修一)
いやいやいやいやいや。
パカパカも吐息だけにすると拾わないんじゃないかな。
むらさき
今その、なんすか、たぶんボウルに粉と液体入れて混ぜてる様子?泡立て器。
ギヨン、パカパカで合ってます?
クリハラ
僕は、ごめんなさい。ギヨンって言ったけど正確には音。
聞こえてくる、僕の耳にはあれはパカパカパカパカって聞こえるんですよね。
泡立て器とボウルが擦れる音。
シュウ(坂元修一)
シャカシャカじゃないんだ。
クリハラ
シャカシャカじゃないっすね。
もっと、もっと強い。
クリハラ
強い?もっと強く当たってる?
むらさき
シャカシャカはポテトの中にコンソメのシーズニング入れてシャカシャカした。
シャカシャカポテトね、そのまんまですね。
クリハラ
金具と金具が当たったらシャカシャカじゃない。
僕はもうちょっと、ハンマーじゃ振れないっていう言い切るっていうのを今日どっかでやりたいと思って今言いました。
シュウ(坂元修一)
それ身を感じました、今。
むらさき
ということで、今日トークテーマが何があっても今のお父さんのエピソードが入ってきた予定だったんですね。
クリハラ
そんなことないでしょ。
シュウ(坂元修一)
さっき決めたでしょ。
クリハラ
さっき決めた。
むらさき
そうか。
クリハラ
さっき閉まらなかったなと思って、僕だったらなんていうの。
シュウ(坂元修一)
閉まらないなんてことはないけど。
むらさき
ホイップクリームなんてそれこそ作るの、今でこそ冷凍とかのやつ、解凍させればとか売ってるけど、あれこそ大変だったと思うんで。
ですよね。
パンケーキとホイップクリームの話
むらさき
パンケーキとかホットケーキよりもホイップクリームが出てくることの方がイベントでしたね。やっぱりケーキ作るとかだったらね、そん時は。
生クリームが出始めたの僕の中で結構大きくなってからなんですよね。
シュウ(坂元修一)
ケーキって僕が小さい頃は生クリームじゃなくてバターケーキが主流だったんですよ。
そうですよね。バターケーキも僕も何回か食べたし、僕嫌いじゃないですよねバターケーキ。
むらさき
うんうん、僕も大好きなんですけど、今あえて逆に食べらんない。
シュウ(坂元修一)
バターケーキ知らない。
あら。
それもまた優雅な食べ物ですか?
クリハラ
いや全然優雅じゃない。
いやむしろ生クリームのケーキの階の存在ですよね。
そうそうそう。
シュウ(坂元修一)
そうなんだ。
むらさき
うん。
私はなんか、
うん。
うん。
シュウ(坂元修一)
えっと、
クリハラ
いや作ってはくれたんすかね、なんかホイップ、生クリームのやつ。
あーすごい。
はい。
へー。
上手かって言われたらあれでしたけど、
シュウ(坂元修一)
まあ気持ち悪くないですよね。
えー。
クリハラ
上手かって言われたらあれでしたけど、
まあ気持ちは嬉しかったですね。
むらさき
うんうん。
クリハラ
バターケーキね。
むらさき
バターケーキってどうやって作ったんですかね。
バターケーキ。
作ったことないよね。
クリハラ
いやー。
シュウ(坂元修一)
買ってましたよね。
むらさき
ケーキ屋に売ってるのってでもバターケーキから変わってったイメージですもんね。
ホイップクリーム。
そうそうそう。
シュウ(坂元修一)
そう。
うん。
クリハラ
えー全然わかんない。
むらさき
えー。
シュウ(坂元修一)
これは地方性がちょっと絡んでるのかな。
クリハラ
うーん。
あのー。
むらさき
どうなの?
クリハラ
スポンジ?
おおむねスポンジってことですか?
シュウ(坂元修一)
スポンジは一緒なんですよ。
クリーム。
クリームの部分がバター。
バタークリームっていう。
うーん。
むらさき
あんなホイップクリームみたいになんかフワフワしてないですよね。
白くないってこと?
クリハラ
白くない。
シュウ(坂元修一)
なんかね、僕の中でベージュ。
むらさき
そうそうそうそう。
そうだ。
シュウ(坂元修一)
ベージュ色。
むらさき
多い。
うーん。
でまあ甘さの加減は砂糖の導入量でホイップクリームだってバタークリームも変わるとは思うんですけど、
僕の中ではバタークリームの方がまあまあもちろん原料がバターなんでしょっぱさも感じてた。
クリハラ
あー。
むらさき
うんうん。
シュウ(坂元修一)
そうだったのかな。
むらさき
うん。
いや美味しい。僕は嫌いじゃなかったですよ。
でもやっぱ口触りとかはホイップクリームのあの軽やかさっていうか、
あれには勝てない。
シュウ(坂元修一)
うん。
クリハラ
あー。
シュウ(坂元修一)
おっ。
むらさき
あーちょっと食感というかが固めってことね。
クリハラ
そうそう。
むらさき
あ、手繰り寄せてきた。
固めだった気がする。
クリハラ
はいはいはい。
どこかしら、いやでもそれは、なんか今でも老舗のパン屋さんのケーキっぽいパンはそれみたいなのがありそう。
むらさき
あー。
あれだかなー。
シュウ(坂元修一)
あえて食いたいけど、結構探してるけどないんすよねー。
むらさき
ケーキ屋では見たことほとんどないっすね今。
シュウ(坂元修一)
今ないっすねー。
うーん。
むらさき
バタークリームを使った。
逆に高そう今。
ねー。
バタークリーム作る。
材料費が高いかもしれない。
人件費。
多分、工程も多そうだし、なんとなく。
クリハラ
うーん。
むらさき
えー。
そうかもな。
シュウ(坂元修一)
えー。
クリハラ
そうなんだ。
え?
そうか、じゃあ、パンケーキは、今でも結構うまめに食べますか?
シュウ(坂元修一)
いやいや、滅多に食べないっす。
滅多に食べない。
むらさき
家では作らない。
シュウ(坂元修一)
作らない、作らない。
むらさき
ねー。
クリハラ
はいはいはい。
むらさき
ほんと、たまに娘たちと喫茶店行くとき、出かけたときに、娘たちがパンケーキを頼むから、ちょっとちょうだいとかいう感じ?
バターケーキの思い出
むらさき
あるある。
時ぐらいで、自分のオーダーにはあんまり入ってこないですもんね。
うーん。
クリハラ
選択肢も。
なんかこう、しっとり加減も、やっぱりあの、どら焼きの皮のほうが良くないですか?
むらさき
どら焼きの皮が。
クリハラ
どら焼きの皮が。
どら焼きの皮が。
どら焼きの皮をあのサイズで持ってきてくれたら、僕は狂気しますね。
で、あんことクリーム別添えで。
むらさき
でもあんこはおばあちゃんのあんこでいいんですかね?クリアさんのおばあちゃんのあんこ。
クリハラ
あんこの、おばあちゃんのあんこは、まあまあ豆寄りなんで、あんまり嫌です。
シュウ(坂元修一)
嫌ってないですね。
豆寄りなんだ。
クリハラ
あの、先日お盆なんで、母が亡きおばあちゃんの、何でしたっけ、リバイバルじゃなくて、
まあ、あの思い出にとレシピ通りの、あのあんこおにぎり作ってきて、悩ました。
むらさき
おはようとは言わないやつですね。
シュウ(坂元修一)
言わないやつ。
クリハラ
あんこがね、そう、はい、懐かしいなあと思ったけど。
うん。
むらさき
はい。
そうね、懐かしい味に変化していってますよね。
うん。
おいしい、まずいっていう評価軸じゃないですよね。
はい。
クリハラ
でも、そうか、パンケーキね。
むらさき
うん。
クリハラ
私、あの、しっとりしたパンケーキ食べたいなあ。
むらさき
食べていきますか、今度ね。
クリハラ
そうですね。
むらさき
まあ、その時にちょっと、しゅうさんに、あの、はちみつとメイプルシロップの違いについては話してみようかね。
シュウ(坂元修一)
まだ、うん、わかってないんで、その時にぜひ。
そうですね。
違いを教えていただけると、助かりますね。
クリハラ
一旦、言うのやめたほうがいいと思う。
むらさき
そうですね。
シュウ(坂元修一)
時間的にもね、なんか足りない気がする。
むらさき
時間的にも、妙に止めるなあ。
まあ、面白いけど、まあいいや。
じゃあ、まあパンケーキの話、こんなとこですかね。
クリハラ
はい。
むらさき
はい。
ありがとうございました。
クリハラ
ありがとうございました。
シュウ(坂元修一)
ありがとうございました。
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