美味しいパンの体験
daikoku
いやー、美味しかったですね。
katsuma
唐突にね。
朝に、パン屋さんに行って、パンを買って、おうちで食べるという、
daikoku
優雅な生活ごっこを、今朝をしてみたという話ですね、それは。
katsuma
そう、やはりですね、美味しいものを食べると、人間、心がね、優しくなるというか。
今日、行ったのは、ブレッド&コーヒー池田山という、ご旦那にあるお店ですね。
daikoku
完全に住宅街の中にある、パン屋さんなんですけど、
一見見た目は、普通の日本のパンみたいな感じなんですけど、
食べると、それぞれ食感であったりとか、こだわり抜かれているというか、
カレー一つとっても、普通のカレーパンね、有名なんですけど、
カレー一つとっても、普通のカレーとは違う、辛味の表現の仕方とか。
あと、びっくりしたのが、普通カレーパンって、あんなゴロゴロ肉入ってないじゃないですか。
katsuma
確かにね。
daikoku
結構大きい肉が、割とブロックのような状態で入っていたというところもあって、
そう聞くと、いやいや、daikokuさんと、またあなた、高いもの食べてんじゃないですか、みたいなのあると思うんですが。
katsuma
誰のキャラやねん。何役が今出てきたのかちょっとわからんけど。
daikoku
価格もすごいお求めやすいんですよ。
それに一番びっくりしたかな。
katsuma
そうだね。
結構いろんな種類のパンを買って、クロワッサンはメロンパン、カレーパン、ソーセージパンみたいなやつ。
daikoku
大ぶりのソーセージが入っているパンと、
ツナとオリーブの合わせて、タプナードっぽいやつを食べたんですけど、ツナも自家製なのかな。
たぶんそうじゃない。
katsuma
歯ごろもフーズの味とは違ったよね。
daikoku
歯ごろものやつは割とほぐしみになってるから、食べやすいんだけど、
やっぱり自家製だけあって、マグロのツナの歯ごたえっていうかな、ちょっとね、にくにくしい食感というか、
歯ごたえがしっかりある状態のツナになっていて、これもすごくおいしかったですね。
katsuma
どれもお求めやすいよ。
daikoku
お求めやすい。
katsuma
200円台?300円台?
daikoku
そう、高くても300円台後半みたいな価格設定なんですよね。
だから結構たくさん買ったんだけど、2000円ぐらいだったかな。
katsuma
何個買ったのあれ?7個8個ぐらい?
daikoku
7個8個ぐらい買ってたよね、確か。
他のね、今流行ってるパン屋さん行ったら、まあ4,5歳。
katsuma
倍ぐらい行っても全然おかしくない。
daikoku
全然おかしくないですね。今それぐらいパン屋さん価格って上がってきてるんで、
あそこまでのクオリティで、あの価格帯でできてるっていうのが、すごい奇跡的というか、すごい感動しましたね。
お店自体はもとから知ってたんだけど、行ったことはなくて、かなり地元の人たちに大人気なお店で、
katsuma
日曜日の午前中、まあ10時ぐらいに行ったのかな?に行ったけど、めっちゃ満員でしたね。
満員だし、レジ行列できてるしみたいな感じで。
daikoku
そうね、イートインスペースがあって、そこでモーニングみたいなものを頼めるんですよね。
私も何回か前通った時に、常になんかあの行列で、
おそらく行列になってたのはイートインスペースの街だったのかなと思うんですけど、
テイクアウトするのであればそのまま入って、持ち帰りができるという感じではあるんですけど、
焼きたてをぜひね、食べていただきたいなっていう感じですね。
katsuma
すごい美味しいパン屋さんなので、めっちゃオススメですね、ここは。
という朝のちょっといいものを食べてきた私。
友近サスペンス劇場の魅力
daikoku
そうですね、今朝のご報告。
今朝のご報告。そうっすね。
katsuma
今日はパンの話はここまでにして、
今週見たコンテンツについてまたいろいろ話をしていこうかなと思います。
こんにちは、katsumaです。
daikoku
こんにちは、daikokuです。
katsuma
ラーニングFMは、katsumaとdaikokuの夫婦がファッション、ステーキ、ホテル、マンションなどを中心に我が家で晴れのトピックをお届けします。
いろいろ今週コンテンツを見て印象に残っているものがあったので、それの話をしたいんですけど、
まず最初にですね、トモチカタスペンス劇場っていうのが今週YouTubeで公開されて、
daikoku
海外でだいぶにぎわってますというやつですね。
よくできてたよね。
katsuma
よくできてましたね。
これはフィルムエストTVっていうYouTubeチャンネル、結構海外の中では有名なチャンネルがあって、
どんなチャンネルかっていうと、昭和風のコンテンツなんだけど、扱ってるものは現代のものみたいなところを、
昭和風にうまくアレンジして見せるような形にして、いろいろコンテンツを上げてるチャンネルがありますと。
一番話題になったのは多分、コロナになった時のテレワーク時代始まりましたみたいな。
そうだね。
テレワークっていう響きがなんか新しいはずなのにちょっと昭和っぽいっていうところで、
ロゴをちょっと昭和風な感じでもじったりして、コンテンツ上げたらそれが結構バズってみたいな感じで、
それがバズりからきっかけに、いろんな昭和風コンテンツを上げるチャンネルとして知名度が上がってきたところなんだけど、
去年だったかな、確か。ともちかさんとコラボして、ともちかさんがね、ちょっと古い感じのネタをよくやる人としておなじみかと思うんだけど、
daikoku
やっぱり昭和が好きだよね。
katsuma
そうそうそうそう。みたいな関係性があって、確か1回コンテンツ上げたんだよね。
今回、ともちかさんのほうから、ぜひフィルムエストTVに対して、昔の歌謡サスペンス劇場みたいな、
ああいう感じの2時間ドラマを作りたいっていう、謎のオファーというかリクエストを出したことがきっかけで、今回の動画が作られたようですね、これは。
daikoku
これ、フィルムエストTVの人たちって、別に仕事持ってるんじゃない。
たぶんね。
2時間ドラマ作る時間があったんですかって、ちょっとそこが結構驚きというか。
katsuma
いつも作ってるコンテンツよりもさすがにスタッフの数とかかなり増やしてやったみたいだけど、それでもスタッフ17人で6日間かけて撮影したみたいなんだけど、
一般的な2時間ドラマってなると、スタッフの数も撮影期間も倍ぐらいになるものなんだらしいんだけど、これでもかなりヒーヒー言いながら作ったらしいですね。
daikoku
ちょっと出来が良すぎちゃって。
katsuma
めちゃくちゃいいんだよね。40代前後ぐらいの人だったら、小学生ぐらいのときにこんなテレビあったよなみたいな感じの感覚をかなり思い出すようなものじゃないかなって感じだよね。
daikoku
私が思い出したのは、「赤い霊柩車シリーズ」ってのがあるんだけど、
katsuma
それ僕知らないわ。
daikoku
知らない?
葬儀屋さんの会社に、
名前がいいね、もうすぐ。
刑事さんと刑事でも何でもない一般の人が探偵っぽい動きをして事件を解決に導くみたいな、パッケージされてるかな。
赤い霊柩車シリーズもそういう感じなの。
katsuma
はいはい、なるほどね。
daikoku
コミカルな役として山村もみじさんが配役されてて、最後にちょっとひと笑い起こして終わりみたいな。
katsuma
だいたいこの枠のドラマそういうパッケージだよね、やっぱり。
daikoku
そうそうそうそう。
あんたが創作してあかんやろみたいな感じの人が抜け抜けと創作に関わってきて解決するシリーズでしょ。
一般人が事件を説明してさ、それはあの人が怪しいみたいなことをどんどんやっていくんだけど。
katsuma
確かにね。今回もその構成だよね、完全に。
daikoku
そうなのよね。それがすごくよくできててさ。
katsuma
めちゃくちゃよくできてた。
今回主演が友近さんとモグライダーの柴さんっていう方。
モグライダーの柴さんって、モグライダー自体は認識者なんだけど、どっちの方かちょっとよくわかってなかったんだけど、ちょっとキョロっとした細い方ですね。
ドラマの構成とツッコミ
katsuma
ちょっとチンピラ風な雰囲気のある方が柴さんだけど、めっちゃ合ってたな、この二人。
daikoku
そう、かけあい?
かけあいが完璧だったね、これ。
katsuma
完璧だった。
daikoku
昭和でこういうのあったよなみたいな雰囲気を見事に出してて、素晴らしい演技でしたね、これは。
だから若い人たちは逆に新鮮かもしれないよね。こういう感じのドラマの進み具合っていうか、あんまないもんね。
katsuma
今見ない、全然見ない。
構成がこの地方で起きる事件なんで、最初の観光地案内というかさ、地方のちょっと名所みたいなものを紹介したりとか、
そうなんだよね。
daikoku
メーカーというかお菓子とかもちょっと紹介して。
だから本当に説明的というかさ、最初の方は特にさ、その場所だったりとか、今回の登場人物の説明とかを普通にセリフの中に混ぜられてるんだけど、
ああいうのって最近ないじゃない。
katsuma
そういうのは逆に禁じてというかさ、説明的になってはいけないみたいな風潮が強いからさ。
daikoku
このさ、ともちかサスペンス劇場見た時に、確かに昔ってこういう、なんかドラマの入りってこうだったなみたいな。
katsuma
あとさ、このCM明けにさ、1回整理しましょうっていうコーナーがさ、
CM中にトイレとか行ってて、見逃してちゃいそうな時の人たちのために、これまでのあらすじをちゃんと整理するコーナーが2回、3回ぐらいあったんだけど。
daikoku
だからね、ちゃんとね、CMも作ってるんですよ。
katsuma
そうそうそうそう。CMもあんだよね、これ。
その手としては、この二次間サスペンス劇場をVHSのビデオに録画して、それをそのまま今回YouTubeに流してるみたいな手になってて、
途中で挟むCM枠みたいなものもあって、CMも昭和風な感じなんだけど、これもすごいトリッキーで、
出てくる企業は架空っぽいんだけど実在するっていう企業になってて、
それは昭和風なアレンジしたCMを作ってるっていう、すごいトリッキーな構造になってる。
daikoku
そう、だからドラマの中にも土地のさ、名物とかさ、そういうのを自然にこう入れてくるじゃない。
あのやり方もすごい懐かしくてさ、わーと思って見てたんだけど。
katsuma
で、最後は定番の崖にね、うまく誘導して、崖で一晩悶着あって、最後終わるみたいな、王道のパターンだった。
daikoku
てかさ、どうやって崖に誘導するのって話でさ、いつも思うんだけど、
私が生まれ育った石川県とかさ、北陸の方だったらすぐそこが崖だからさ、誘導もクソもないんだけど、
katsuma
関東に住むとさ、え、崖ってどこですか?になっちゃうじゃん。
まあ、崖にはなかなかないよね。日常的には。
daikoku
そうなんだよね。土地、お住まいのところでさ、いや、そんな崖なんてありませんよ、みたいな人もいるんじゃないかなと思うんだけどさ。
不思議じゃん。なんか変なさ、犯人っぽい人からさ、呼び出しされてさ、え、なんでそんなのこのこついていくの?みたいなさ、
katsuma
やっぱり今見てるツッコミどころはすごく多いんだけど、逆にね、それすら美しい感じは。
daikoku
景色美みたいな。
katsuma
景色美だからね。あるよね、それは。すごくよかったなって感じですね。
daikoku
40代、30代後半の人とかも、ちっちゃい時もしかしたらね、2時間サスペンスだったら見てるかもしれないんでね、ぜひ見ていただきたいなと思いますね。
katsuma
そうだね。
daikoku
懐かしいよね。
katsuma
だいぶ懐かしかった。あとこれ見て思ったのが、ノブロックTVで先週だったかな?
三谷幸喜が考えるこの人絶対に役者として伸びるお笑い芸人ベスト5みたいなのがあったんだけど、そこには今回はモグライダーの柴さんは選ばれてはいなかったんだけど、
ここにも全然入ってもおかしくないなって思ったのと、あと芸人さんはやっぱり役者にすごい向いてんだなというかさ、
演じることのプロというか、プロの一つのところもあると思うので。
daikoku
でもなんか、俳優さんの自然な演技というよりはちょっとオーバーな演技っていうところが上手なのかなと思った。
友近サスペンス劇場の魅力
daikoku
だって昔のドラマってさ、やっぱり舞台だったりとか演劇っぽいところが残りつつのドラマだった気がしてて、
だからそういう意味でも昭和風のドラマにはもうバッチリ合ってたっていうところなんじゃないかなとは思うんだよね。
katsuma
たしかにね。
まあそんな感じの友近サスペンス劇場。
非常に良いクオリティなので。
daikoku
脚本もめちゃくちゃよくできてるので、ちょっと見ていただきたい。
katsuma
そうだね。実際はこれ90分ぐらいのコンテンツで、YouTubeに載ってるコンテンツとしては異常な長さではあるんだけど、
一瞬で見てる感じだったと思うので、ぜひ見てほしいなと思いますね。
そうですね。
程度がどっちと、あと週末見てきた映画があって、ジョン・ガリアーノ、世界一愚かな天才デザイナーという映画を見てきました。
マルジャラのデザイナーをやってるジョン・ガリアーノさんが、これまでどういう風な人生を歩んできたのかみたいなところを記した。
本人たちのインタビュー、ガリアーノもそうだし、ガリアーノのショーで出てきたモデルさんとか、周りのスタッフとかのインタビューを元にしたドキュメンタリー映画っていう感じの構成のものでしたっていうところですね。
僕ファッションとか好きで、いろんなハイブランドのデザイナーの人とか結構興味ある方ではあるんだけど、この辺興味持ったのって割と結構ここ数年の話なので、
ガリアーノさんの名前こそ知っているものの、これまでどういう風な人生を歩んでいたのかとか、マルジャラ以前どうだったのかとか全然知らなかったので、この映画で初めてちゃんと理解するみたいなところはあったんだけど、だいぶぶっ飛んだ人だったなというところはすごく理解できたね。
daikoku
マルジャラに移ってから一番最初のパリコレだけ私たちが見たやつ、あれがすごい良かったよね。世界観というか、出発が国立劇場の舞台衣装担当だけにコレクションに対して必ず物語がついてて。
katsuma
そうだね。普通のショーでは全くない感じだよね。
daikoku
ランウェイのショー自体のクオリティはめちゃくちゃ高いんだけど、それを一般の人たちが生活の中でどうやって着ていくのっていう風になった時に、そこにやっぱり乖離があるっていう状態ではあるんだよね。
katsuma
特にその前半、セントマーチンズの美術学校出て、自分の名前のジョン・ガリアノっていうブランドを始めて、ファッション業界の中ではすごく大絶賛されるんだけど、実際に売り上げはどうかっていうと全然乏しくなくて、資金集めにすごい苦労してる時の様子だったりスポンサー集めとかね。あれ一回ショー飛ばすとかもやったんだっけかな?
daikoku
ショー飛ばすのもあるし、出資者がいない状態でショーをやるみたいな状態もあったっぽいんですよね。だから商売としては成り立っていないっていうのが最初の状況ですね。
コム・デ・ギャルスの時もそうだったけど、何か変わったものっていうか、常識を覆そうとすればするほど反発を買うっていうところがあった時代だと思うんだよね。そこに対してすごい切り込んでいった一人でもあるから、最初の苦悩っていうのはすごく大きかったんじゃないかなと思うんだよね。
ジバンシーに声をかけられて、そこでデザイナーやってみるんだけど、最初はフランスのブランドにイギリス人が何ができるんじゃいみたいな感じで見られて。
katsuma
あそこのフランスvsイギリスみたいなのの仲の悪さみたいなのも結構出てたよね。
フランス人あるあるのかどうか知らないですけど、そういうところのナショナリズムみたいなところが出るんだなみたいな感じだったけど、そのジバンシーのショーで大成功して。
もう翌年には、じゃあディオールにも来てくれみたいな感じで。この展開はどうなんやっていうふうにも正直思ったけど、翌年96年にはクリスチャン・ディオールのデザイナーとして、そこから数年間ずっと活躍するっていうそんな流れがあったんだよね。
daikoku
これなんかファッション業界に続けたことが本当に良かったのかっていうのは、ちょっとなんか疑問が残るというか、なんか今だったら舞台として見ることができるのであれば、そこに対する価値がやっぱり高いということであれば、舞台として何シーズンに決めてさ、
要するにファッションってアパレルをどれだけ売って売り上げにつながるかみたいな感じなんで、ショーのクオリティを高めることではなくて、どれだけ一般の人たちに魅力を伝えられるかどうかみたいなところが勝負にはなってくると思うんですよね。
ジョン・ガリアーノの才能みたいなものをいかんなく発揮させるとすれば、やっぱり舞台とかファッションではなかったんじゃないかなっていうのはちょっと思っちゃったかな。
マルジェラで見せたコレクションも世界観というかその素晴らしさみたいな、もはや芸術じゃない?はっきり言ってしまうと。だからそれを一般の人たちが生活の中に落とし込める力がなさすぎちゃって追いつけないんだよね、ジョン・ガリアーノに。
そこが彼の中でも苦しかった部分でもあって、ショーは大成功を収めるんだけれども、経済的にはどんどん困窮していくっていうギャップになってしまったのかなっていう感じだよね。
そこの苦悩を埋めるために時間をどんどん使っていく。あの時代って結局いかにスケジュールが埋まってるかみたいなのがヨシア氏だったみたいな。時代でもあったからさ、よくわからないスケジュール組まれてたみたいな話出てたけどもさ。
katsuma
そうだね。ディオールに移ってからはだいぶ商業的にも成功していったっていうところはあったんだろうと思うけど、本当は仕事が多くなりすぎて完全に破滅したっていう話が途中から出てきたよね。マックス年間32コレクションを手掛けてたらしくて、そんな無理やろみたいな感じだよね。
daikoku
ディオール以外にも自分のジョン・ガリアーノっていうブランドをやっていたので、両方のコレクションを年に数回ずつこなさなきゃいけないっていうところがあって。右腕的な人の存在もあったんだけれども、その人を失ってから完全に崩壊してしまうっていうところだよね。
katsuma
お金回りとか事務回りのところは片腕のブレインみたいな人がいて、その人に任せてたからまだギリギリクリエーションに対して集中することができたんだけど、その人もちょっといろいろ仕事方で大変になっちゃって、亡くなっちゃうっていう流れがあって。
全部取材の対応とかもガリアーノが対応しなくちゃいけなくて、もううわーってなって、世間的には有名だったらしいけど、いろいろ出現事件みたいなのがあって、全て失うみたいな流れになったっていう感じでしたね。
daikoku
最近のファッション業界は文化的な差別みたいな表現自体も気をつけなきゃいけないみたいなところが結構厳しいから。
ファッション界の苦悩と成功
katsuma
いろんな新しいものを作らないといけないから、クリエーションの元ネタになるものをずっと探し続けてて、これええやんみたいなものに飛びかかって作ったものがあんまり深く考えきれずに、文化の背景にやるようなものとかを考慮できずにやっちゃって失敗するみたいな。
daikoku
だからできれば周りにそういういろんな文化圏の人たちをつけて、これがその人たちに誤解されないかどうかみたいな確認をしなきゃいけないんだよね。でもその人たちも、要はジョン・ガリアーノに対して意見を言えない状況になってたんじゃないかなっていうところなんだよね。
周りに何を言われてもあんまり覚えてないみたいな話もあったじゃない。半年休めって言われたけどそれを言われた記憶がないとか。秘書がオーナー的な人たちに対して、ジョン・ガリアーノが今こういう状況だから何とかした方がいいみたいな話をすると、真実を言ったお前はもう首だって首切りされたりとかさ。
katsuma
だから自分自身で自分の首を絞めてたっていうところはあったのかもしれないよね。
daikoku
本当に右腕だった人のことしか信用してなかったっていうのが一番大きかったと思うな。
最初のセント・マーチンズの学校出た後のショー、はちゃめちゃだったよね。これは見ていただきたいんですけど、ファッションショーでモデルが魚持って。
両手で魚持ってブンブン振り回して、観客席に魚をぶん投げるっていうね。ギャグ漫画みたいな感じのぶっ飛んだ世界観。
katsuma
こいつはやべえって記載だみたいな。それは確かにそうだね。
daikoku
まあね、いろいろなことをやってきての今なんだけど、美に対するこだわりみたいなのはやっぱり人一倍強いんですよ。
だからそれを考えると、クチュールに移ったじゃない。この人はクチュールの方がいいって言って、オートクチュールの世界の方に行ったっていうのはまず一つ良かったことだと思うんだけれども、
やっぱりいろんな女優さんのさ、ドレスとか作るじゃない、結婚式のウェディングドレスとか、それ見るとさ、ショーとはやっぱり別次元のしっかりその人に合った美しさみたいなものが表現されていて、
だからそういうのをさ、もうちょっと見せてくれると、一般の人もさ、生活の中に取り入れやすいんじゃないかなって。
そういうのはしっかり持った上でのショーの中での物語の表現になっちゃうから、そうなってくると乖離が生じるというかな、生活感とショーの世界みたいな乖離がすごく大きくなっちゃったっていうところはあるかなと思うんですけど。
katsuma
それを聞いて思い出したのが、ギャルソンとかも結構ぶっ飛んだものとかをショーでやってるけど、実際ちゃんと売り上げ上げてるのは、なんかもっと手堅いラインをね。
daikoku
あれもしていますよっていうところでね。
katsuma
あれも旦那さんだったり、たしかの弟さん、川久保さんのね、弟さんが結構その辺もしっかりしてるっていう話も聞くね。
だからそういうブレインじゃないけど、周りにやっぱりね、ちゃんとバランスをとってあげる、ビジネスとデザインのところ。そういった人が必要だよなっていうのを改めて思ったかなって感じですね。
daikoku
そう、だから好きなものだけではやっぱりできないよっていう。
katsuma
息の長い仕事をし続けるのは結構大変だよなっていうところはあるよね。
daikoku
だからなんかやっぱりジョンガリアの自体がさ、小さい時のコンプレックスみたいなものを抱えながら、自分の中で心の葛藤を抱えながら生きてきて、それに対してうち葛藤とモチベーションをぶつけてきてるわけなんだけれどもさ、
katsuma
やっぱりなんかそういうコンプレックスみたいなものが常に何か心の中にあるというかね、何かに追われてる状態みたいなものが垣間見えて、なんかその生きづらさみたいなところはちょっとあったのかなっていう感じはするんだけれども。
ちなみになんかそのガリアーノに対して少し前にニュースに出てたのが、もうマルジャラを離脱すんのではないかっていうニュースが一時流れてましたね、これは。ただこれは本人はそんなこと言ってはいないんだけど、確かね否定もしてないんだよね、これまだ未だに。
だからまあなんか会話でそういう話が出てたこと自体はすごい事実なんだろうけども、どうすんのかなっていうのは気になってるところではありますね。
daikoku
なるほど。
katsuma
ちょうど去年あった、去年じゃない、今年か。今年あった、確か春夏だったと思うんだけど、アーティンザナルコレクションがすごく評価されてて、ガリアーノの最高傑作みたいななってるところが。
いやさすがだね。
これ確かにすごく良かったんだけど、結構これでやりきったところもあんのかなみたいなところを僕は個人的に思ってはいるんだけど、引き続きマルジャラやるのかまたちょっとお休みすんのかっていうところは気にして見てるところですっていう感じですね。
daikoku
そうだね。お休みしてた時期もあったからさ、急にさ忙しくはしてほしくないなって言っちゃった。
katsuma
そうね。
daikoku
あるんだけどね。
katsuma
はい、そんなガリアーノの映画。東京都内ではあんまりやってる場所がなくて、有楽町と確か新宿かなだけの上映やってる場所少ないんですけど、ぜひファッション好きな人は見ていただければなと思います。
そうだね。
結構お客さん入ってたよね。
daikoku
入ってたし、ジョン・ガリアーノの美しさに対する追求心というか探求心というか、その辺に触れられるというか、その辺はちょっと見楽しいものはありましたね。
katsuma
という映画でした。
あとファッションで言うと、ちょうど今パリファッションウィークが行われてて、さっきも話してたギャルソン系の発表もちょうど昨日9月28日の土曜日の夕方から深夜にかけて行われてて、
深夜渡辺ノワール系ニノミヤコムネギャルソン本ライン、レディースのラインですね。それの2025SSが発表になっていました。
ここはなんかそんなに細かく言うつもりもないんだけど、深夜もノワールもかな、系ニノミヤもここ数年の流れをそのまま継承するような感じの、ああなるほどねみたいな感じだったんだけど、圧巻だったのは川久保先生のコムネギャルソンの本ラインはもう、
これもなんかここ数年の流れをなんか踏んだものではあったんだけど、よりぶっ飛んだ感じの形状になってましたね。これ見えます?防具の斎藤。
なんかもう噴水、水飲み場みたいな感じの。
daikoku
そうだね、公園にありそうだ。
katsuma
公園にある水飲み場みたいなドレスとか、とにかくここ数年の流れみたいな感じで、こうでかいドレスをいっぱい出してるんだけど、どれもこうどんな形状やねんみたいな感じのものばっかりこう作って、世界観が圧倒的過ぎるような。
っていうのは改めて思ったところはありましたね。これは本当にさっきのガリアの話じゃないけど、これだけで全然商売する気は全くないんだろうなって。本当に純粋に作りたい、インスピレーションが湧いたものをそのまま作ってるんだろうなっていうところはすごく思うよね。
daikoku
コム・デ・ギャルソンのすごいところはさ、このショーのラインをさ、コレクションするコレクターがちょっといるじゃん。
katsuma
そうだね、いってんすよね。
daikoku
そうなんですよ。海外に熱狂的なコレクターがいて、その人はそれを着て街中歩いてたよね。一回テレビかなんかで見たんですけど、これも今回何か購入されてるかもしれないですよね。
多分一着100、200万ぐらいを全然するぐらいのやつだと思うんだけど、今回も圧倒的だなと思った次第ですね。
katsuma
あとファッション系でいくと、小ネタとして、ドジャースが地区優勝つい先日したんですけど、その時に大谷さんの奥さんであるマミコさんが着ていたデニムジャケットが一部ですごく話題になってるっていう感じなんですよね。
旧団が用意した選手の名前と背番号がワッペンになったデニムジャケットを全選手分と奥様にプレゼントしてたんだけど、これが普通に結構かわいいぞっていう。
daikoku
そう、めっちゃかわいいの。
katsuma
なんか大谷って書いて17って書いてるだけではあるんだけど。
daikoku
中は背番号で、フロントに選手の名前みたいなのが書いてあって、それがめちゃくちゃかわいい。
katsuma
フロントもちょっと丸っこいポテッとしたフロントで、僕最初は丸二のジャケットなんだろうなって思ってたんですよね。
二っていうところが、丸二こんなの出してるんだと思ってよく見たら、あれ?なんか違うぞ。大谷って書いてんじゃんみたいな感じで。
デニムのジャケット自体もちょっとオーバーサイズのゆるっとしたラインなんだけど、それもなんかかわいいんだよね。なんかあれ普通によくできてるなっていうふうに思ったんだよね。
大谷 欲しいって言ってたよね。 言ってたよね。そうそうそうそう。なかなかこういうことをするのは、日本だとちょっと想像もできないので。
大谷 確かに。 まあなんかシャレたことをMLBさんやりまんなみたいなところは思ったな。
大谷 そうだね。 MLBなのかドジャースとしてやってるのかよくわかんないけど。
大谷 いや多分、球団じゃない? ドジャース粋だよね、このところはすごく。
daikoku
大谷 やっぱり家族に対するケアっていうか、家族も球団、チームの一員だよっていうのをすごくこういうところで表現してるというか、しっかりフォローしてる感じはあるよね。
katsuma
大谷 そうだよね。これはまた販売したら普通に売れんだろうなみたいなところは。 売るかなこれ。
大谷 これは多分売らないと思うんだけどね。っていうのを持ったって感じですね。
大谷 今週はこんな感じかな。いろんなコンテンツが今週も楽しかったですという感じでございますね。
はい。このエピソードを聞いて番組を気に入ってくださった方は、Spotify、Apple Podcastなどの番組登録をぜひお願いします。
またエピソードの感想はSpotifyのアンケートや番組概要欄からリンクしているお便り項目からお待ちしています。
Xsensagram、Threads、YouTubeなど各SNSでもアカウントdining.fmでやってますので、お気軽にメッセージをよろしくお願いします。
はい。最後にこの番組のSpotifyでの視聴回数、総再生数が今週1万回を突破したらしくて、ちょっと一空きり感っていうところがありますね。
daikoku
大谷 ありがたいですね。
katsuma
ありがたいですね、これは。引き続きこのくだらない会話で。
大谷 特に何も変わらない。
引き続き聞いていただけると嬉しいですという感じでございます。では今週は以上ですね。お疲れ様でした。
daikoku
大谷 お疲れ様でした。