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katsuma
要するにパニック系の映画というか、閉ざされた空間で何とかせんとあかん、という感じで。新幹線の中の人たちはもちろん新幹線の外から指令を出す人たちを巻き込んで、この危機をどう乗り越えていくんだ、という感じの話でございます。
この監督が樋口真司さんという監督で、シンゴジラを撮った方って感じですね。その文脈で見ると随所随所でややシンゴジラ味のあるような感じの表現演出っていうところもあったかなって感じですね。
daikoku
そうだね。だからシンゴジラの時と一緒で、政府側とかJRで作戦会議とかするんだけど、淡々と粛々とことを進めていくみたいな。それは私大好きだからさ、まず。
ああいうのがまず好きなんだ。 そうそうそう。そう、見ちゃうね、こうしたらね。
katsuma
登場人物の紹介の文字の出し方みたいな、ああいう表現とかも結構シンゴジラっぽさを感じるようなところだったりとか、さっき大木さんが言ったような政治家の方々のいろんな立ち入り振る舞いの仕方とかっていうのが、結構似通ったような演出が多かったのかなという感じでしたよね。
今回のこの新幹線大爆破が、オリジナルが1975年放映された映画、それのリブート版っていうような立ち位置だったんですよね。僕はそれだけ聞いて、オリジナルの方はまだ見たことない状態で、今回の新しいやつを見たんですけど、初代ゴジラに対するシンゴジラみたいな感じの立ち位置なのかなと思ってたやつが予想してて、
オリジナルのストーリーみたいなものありつつ、それを現代風にリアレンジしたような感じの表現なんだろうかなみたいな感じで予想してたんだけど、そういったところも実際にあるんだけど、実際のところは世界線としては全く同じ世界線で、続編みたいな感じの表現でしたね、これは。
今回の新幹線に取り付けられた爆弾の制作してた人といったところが、その初代の1975年版の犯人グループの中で小賀さんっていう人がいたんですけど、その人の息子、これがピエール滝さんが演じてたんだけど、その人が爆弾を作ってましたみたいなところだったりとか、
あとはその初代の犯人を射殺した警官と言い張る人の、その人の娘っていう人が今回出てきたりとか、そういったところもあったりして、オリジナルの方見てなくても全然話としては分かるんだけど、ああこういうところで繋がってんのねみたいなところがオリジナル版を見ると結構理解できるというか、納得できるというか、そういったところがあったっていう感じですね。
一方で、初代だけで単体で見ると面白いところは結構多かったなっていうのもあって、警察の言動みたいなところとかはかなり時代を感じさせるところが多くて、すごくいいんですよね。
daikoku
こんなポンコツだったのっていう。
katsuma
ポンコツもそうだし、言い回し、あれが犯人だと思われますって言ったら、カマワン逮捕しろって、躊躇せず逮捕を促したり、カマワン射殺せよみたいな感じで。
daikoku
今だとありえないじゃん。刑事物でも逮捕状出てんのかみたいな確認は必ずするんだけど、それが一切なくて、いいから逮捕しろみたいなものとか、ちょっと変なことしたらカマワン射殺しろとか、普通に拳銃を街中で撃ったりとかもしてるしさ。
こっちカメみたいな。
え、こんな時代あったの?みたいな感じだったんだよね。
katsuma
やや不適切にもほどがあるんじゃないけどさ。
そう。
あれ、昔ってこんなんだっけ?って感じで思っちゃうところは感じるよね、あれは。
daikoku
言って50年じゃん。50年で日本ってこんなに進歩したんだみたいな感じは。
katsuma
我々が生まれる10年ほど前にこんな感じだったんですっけ?みたいな感じは思うよね。
今回はJRが全面的に協力したっていうところだったんだけど、初代の方はJRというか国鉄が協力はできませんでしたと。できないって言ってるけど、かなり実在の名前をめちゃめちゃ出しまくりだったじゃないですか。普通に光みたいな話とかも出てきてるし。だからその辺はなんかすごい強引にやってたんだろうなーっていうのを思ってて。
国鉄は協力はなかったけど、初代の方は西武鉄道は全面的に協力を実はしてたらしいですね。
ただ新幹線大爆破みたいなタイトルの映画を撮影しますって言ったら撮影許可おりんだろうみたいなところがあったらしくて、許可をもらうときは全然違うタイトルで申請をしてて、撮影をずっとしてたらしいですね、これは。
どうなんですか?
この辺も結構時代を感じるというか。目的のためにはもう何でもやるみたいな感じ。
daikoku
初代の中で、社内で勝手にムービー撮ってる人たちがいたじゃない。
katsuma
あったね。
daikoku
あれも結構、すいませんって知らなかったんだよってうやむやにして終わるみたいな。
katsuma
それからは気をつけます。
daikoku
同じことじゃんね。
katsuma
あれはちなみに今回のYouTuberのオマージュで。
daikoku
生配信みたいな。
katsuma
あれのオリジナルみたいな感じでしたよね。
daikoku
昔のコンテンツ作りに対する泥臭さっていうか、それは相当なものがあるんだなっていうところですよね。
katsuma
社内の様子のところの撮影に関して言うと、ここは実際の新幹線で使ってたような座席を取り寄せて、偽の新幹線みたいなものを作ったセットをちゃんと作ってたらしいですね。
daikoku
なんかその車体幅広そうだったんだよね。
なんかちょっとやっぱりセットだからかゆとりのある作りになってて。
katsuma
ややそれはあるのかもしれないけどね。
daikoku
そう、でもだから今回のものに関して言うと車体幅同じな感じで、ちょっと窮屈感のあるリアリティのあるものを作られてたんで、
完成度の違いっていうのは今回出てたかなっていう気はしますね。
katsuma
ただ当時のやつも生半可なセットだと質感が出ないってことで、普通だったらベニヤ板とかでやるらしいけど、そんなものは一切使わず、かなり成功なセットを作り込んでたらしくて。
で、これにだいぶコストがやっぱかかったらしくて、なのでこの偽の新幹線のセットっていうところを他の映画とかドラマっていうところに貸し出すことでコスト回収するっていうことをしてたらしいですね、これは。
だからそれぐらい作り込むっていうところは当時としては異例というか、だいぶ頑張ってたみたいなところもあったらしく地位ですと。
あと2人とも結構これ同じ意見だったけど、何気に音楽がかっこいいなっていうのを言ってましたよね、初代の方。
なんか劇中で使われてるBGM、音楽がジャズっぽくもありファンクっぽくもあり、あれなんかこれすごい地味にかっこいいなみたいなこととかも言ってたよね。
daikoku
今聴いてもかっこいいみたいな音楽だったですね。
katsuma
あれもすごいよかったです。
そんな感じで結構当時としては破格にも作り込んでるコンテンツではあったけど、国内では全く人気が出なかったらしいですね。
見た人は感想として評価は高いんだけど、見る人の数が全然少なかったらしくて、興行成績としては赤字っていうものだったらしいと。
ただ海外ではだいぶ話題だったらしいですと。かなりいろんな国の映画祭に出展されて、だいぶ好評価があったらしいですと。
ただその時に出てきたのは長いです。
初代のやつって2時間半ぐらい、2時間半以上かなあって、今のフォーマットで考えてもかなり長いフォーマットかなあっていうところはあったんだけど、
海外版としてはそれがもうそもそも長いってのは分かってたんで、2時間ぐらいの尺に短縮版として出してたらしいです。
daikoku
たかし なんか実際さ、昔のやつに関して言うとさ、実際に爆弾を仕掛けるところから始まるじゃない、あれは。だけど今回のってさ、そうじゃなくて、どこに仕掛けられてるかもよくわかんない。誰が作ったっていうのも、最初誰がこう、
かなり最後まで出てこなかったかもしれないあれは。たかし そうそうそう。もやっとした状態で話が進んでいくんで、最後の方にサネ証があった時に、全部回収できるかって言われると、回収しきれないというかさ、なんかもやもやがもやもやで、もやもやっと終わるみたいなところがあったよね。
katsuma
たかし 犯人の動機みたいなものも描かれてはいるんだけど、他のその救出シーンというか、まあ脱出シーンというか、それの勢いとか解像度の高さと比べると、結構もやっとした感じの、ふわーんとした感じが正直あって、この辺はむしろ初代の方が、あれは逆になんか長すぎる気もする。
宣伝もないんだけど、その社会に対する苛立ちみたいなこととか、うっぷんとした感じから出てきて、犯人たちのグループが結成されて、爆弾を仕掛けるみたいな流れみたいなところが、相当丁寧に描かれている感じはあったんで。
たかし でも時代背景もあるのかもね。やっぱりその学生運動みたいなのがさ、たかに行われた時代だからこそ、あれが成り立ってたっていう感じで。私はもうちょっとね、ピエール滝を見たかったんですよ。 わかるわかるわかるわかる。ピエール滝、ピエール滝犯人でよかったんじゃない?って思う。
なんかやっぱ悪い人の顔をさせたら、なんかもう今だとナンバーバンじゃないですか。ネットフリックス俳優としてはさ。結局連続ドラマっていうパッケージじゃないから、今回って。2時間ぐらいでまとめないといけないっていう制約があったと思うのね、これは。ネットフリックス全世界で放送されるっていうこともあるし、尺が長いとダメなんですよね、基本的に。
daikoku
なので、そこまで描けなかったっていうのは普通にあるんだろうなっていうところがある。で、たぶん前作を見てなくても成立するっていう構造にやっぱしやらないとダメなんだと思ってて。だからこそその前作との繋がりみたいなところは、わかる人はわかるぐらいの感じで抑えめたかったんじゃない?っていうのは思うかな、それは。
katsuma
だから、初代のやつと今回のリブート版といい感じに2つ合わさったような感じだと、よりもっと楽しめた感じがあったのかなみたいなところがあるかもね。
まあ全体としてみると、今回の新幹線大爆破、まあ期待度は高かったけど、まあそれほどでもなかったかなっていう感じかな、個人的には。
daikoku
そうだね。私としてはね、見どころはたくさんあって、JR大好きな人たちにとってはすごい見応えのあるものになるんじゃないかなと思いますね。
katsuma
途中で言った通り、車内の様子だけで僕は見たかったなって感じかな。なんかさ、描き方やっぱすごいじゃないですか、車内のわちゃわちゃの感じのところとか。
daikoku
あこだけで見てたほうが、やっぱね、なんかこう、最後までワクワクして見れたんじゃないのかなって感じはあった。
実際走ってる新幹線と司令室とのやり取り、緊迫したやり取りとか、あとなんかポイントを急に変えるとか、上りと下りをギリギリのところでこうすれ違わせるみたいな、JRの東日本から西日本を通過させようってことでさ、
線路を動かす作業員の方々みたいなところのさ、描かれてる場所があるんですけど、あれもなんかもうザ・リアルの作業をしてて、だからあれもすごい見応えがあって、私的には良かったなっていうポイントの高い場所ではあるんですけど。
なるほどね。 だからそうして、私あと2回見る。 なるほど。まあいいんじゃないですか。 なんかそのストーリーとしては残念な部分はたくさんあるんですけど、乗り物好きとしては見応えのあるようなコンテンツだったかなっていうところですね。
katsuma
今振り返ると、やっぱシン・ゴジラはね、よくできてたなっていうふうに。 よくできてるよ、あれは。 思ったね、フィクションの部分と、ゴジラっていうフィクションの部分と、現代のリアルな世界との良い感じの融合の仕方と、全然中だるみさせないような一気に展開していく流れとか、やっぱすごいよくできてたっていうのは改めて思いましたね。
daikoku
そういう感じのストーリーで終始で続いてくれると、やっぱ良かったなっていう感じかな。 うん。途中でやっぱり切られちゃって、そっから人間ドラマの方をやり始めちゃったから、それが結構時間がなくて、薄くならざるを得ないっていう感じになっちゃって、
katsuma
だからそこをJR、西日本と協力して、その後物語解決のところをもう少し深掘りしてやるみたいな感じだったら、もうちょっと違う話が作れたかなっていう感じはするな。 まあわかる。なおさらだからね、もう犯人はもはやどうでもよかったんじゃないかってやっぱ思うのよ。
いや、描くならちゃんと描いて欲しかったし、不十分になったら全部切る。切って、なんかその官民のタッグで。 官民のタッグを私は見たかった。しかもその異業種みたいな、ライバル企業が手に手を取り合ってみたいなところとかをちょっと期待したんですよ。 そうだね。そういうまとまり方だと、おしっこだったのかなって感じがするかな。
そうだから、シンゴジラってさ、やっぱり政府機関の中でも別省庁からいろいろこう集められてきてたじゃない。その人たちが最初は様子見しながらどんどん仲良くなって、でかい問題を共に解決していくところだったから、なんかそういうものがもうちょっとあってもいいのかなって、なんか政府からさ、来たさ、いけすかないやつはさ。 石原さとみ? あ、違う。それシンゴジラの方か。しかもそれアメリカの方だったよね。
daikoku
じゃなくてさ、今回、いけすかないやつが一人いるんですけど、そこが一人しかいないからさ、もうちょっといろんなところから協力者が出てきて、最初はうまくいってない感じだけど、最終的には仲良くなって問題解決するみたいな道筋があってもよかったかなっていうとこですね。
私はあと2回見ますっていうところで。 という感じの感想でございました。もう一押しって感じでしたね。 そうですね。
最後に、今週のおいしいものニュース。 今週のおいしいものニュースなんですけど、アトリエデリーのカレーというとこで、こちらですね、デリー上のデリー銀座っていう有名なカレーレストランがあるんですけれども、ここがアトリエを持っていて、
アトリエ。 天明のアトリエ、デリーのアトリエなんですけど、通販とかしてるからカレーを製造している場所があるんですよね。そこがレストランを併設していて、金曜日と土曜日だけ限定で営業しているっていうお店になるんですけど、社長が週替わりのカレーを毎週1品。
自ら社長が。 たぶん作ってるんだと思うんですよ。社長のブログで今週のメニューを知るみたいなシステムになっているので。ここのビリヤニがすごく人気が高くて、私最近ちょっとインドかぶりしてるからさ、ビリヤニがね。