教え子との再会
はい。今回はですね、D.A.IKUSHIMAさんという方のブログ、プチメタ3.0から、
えっと、2025年4月21日の記事、教え子の子供が入学してきた、というのを取り上げます。
はい。
これ、専門学校の先生をされている方の、ま、ある感慨深い体験なんですけど、
単にいい話っていうだけじゃなくて、
その教育の長期的な影響みたいなところを、ちょっと深く見ていきたいなと思ってます。
なるほど。面白そうですね。
まず、あの話の中心になる出来事からなんですけど、
筆者の方は、長年勤めている専門学校の入学式に、ま、出席されてたんですね。
はい。入学式。
そしたら、保護者の方の一人から、
「IKUSHIMA先生!」って、こう、かなり驚いた感じで声をかけられたと。
へー、いきなり。
で、その声の主というのが、なんと、約20年前に担当した教え子さんだったっていうことなんですよ。
20年ですか。それはすごい。
名前は、ま、すぐにはピンと来なかったらしいんですけど、頑張ってた学生だし、存在感もあったんで、
顔はよく覚えてるって、ブログには書かれてましたね。
20年ぶりっていうのは、なかなか。
いやー、まさに20年という時間が流れて、教え子さんが親として、
同じ学校の、しかもその入学式っていう場にいるわけですよね。
そうなんです。
これ、単に時間が経ったっていうこと以上に、
なんていうか、教育っていう営みが、個人の人生に、こう、長く関わって影響を与える、
そういうことを象徴してる感じがしますね。
えー、特に専門学校だと、より実践的な学びの場でしょうから、
大学とはまたちょっと、違った繋がりの濃さみたいなものがあるのかもしれないですね。
その繋がりがですね、さらに深まる展開がありまして。
ほう、というと、なんと、その元教え子さん、
当時付き合ってた同級生と結婚されてたそうなんです。
えー、そうなんですか?
つまり、ご夫婦ともに筆者の生徒さんだった。
なるほど、なるほど。
それはまた、縁が深いというか。
そうなんですよ。
で、最大の驚きは、まあここからなんですけどね。
はい。
今回そのご夫婦のお子さんが、
なんと、筆者が今も教えている、まさにその同じ学科に入学してきたって言うんですよ。
えっと、同じ学科に?
ええ、親子二代に渡って、同じ先生から同じ分野を学ぶことになるかもしれないっていう。
教育の継承と信頼
うわー、それは、これは非常に興味深い点ですね。
ですよね。
あの、単なる母公愛とか、そういうのだけでは、もしかしたら説明がつかないかもしれない。
と言いますと?
つまり、20年前のその協力内容とか経験が、
今の時代においても、なお価値があると判断した上で、
自分の子供に同じ道を進めているわけじゃないですか。
あー、なるほど。
これは、その教育の質、あるいはその普遍性、専門分野自体の安定性みたいなものに対する、
親となった、元教え子さんからのこう、強い信頼の現れと言えるんじゃないでしょうか。
確かに、自分の子供ですからね。
ええ。ただ、まあ一方で、これは教育の尖閣寺の多様性っていう観点から見るとどうなのかなという気も少ししますね。
あー、別の見方も。
ええ。つまり特定の成功体験が、もしかしたら無意識に他の可能性をちょっと狭めてしまうみたいな側面も、
まあ、なくはないかもしれないなと。
なるほどね。そういう視点も確かにありますね。
筆者ご自身は、ブログで、長い間教員を務めてきて非常に感慨深い瞬間だったと、
すごくストレートに書いてらっしゃいます。
えー、それはそうでしょうね。
自分のやってきた仕事が、20年という時間を超えて肯定された継ぎ台につながっているんだっていう実感。
これはもう教員命理に尽きるというか。
いや、本当にその感動はすごくよくわかります。
で、これあの、聞いているあなた自身の経験に引き付けて考えてみることもできると思うんですよ。
問いますと?
ご自身が受けた教育とか、あるいは今お子さんが受けている教育について、
何がその価値をこう、長く持続させているんだろうとか。
単なる知識とかスキルだけじゃなくて、人間関係だったり、その後の人生の影響みたいなものも含めて、
このエピソードって教育のレガシーとでも言うんですかね。
そういうものがどうやって形作られて受け継がれていくのかっていうのを具体的な例として示してくれている気がしますね。
なるほど。今回の記事を通して見えてきたのは、やっぱり教育っていう仕事が持っている、
時間差でやってくる報酬みたいな深い従属感、それと世代を超えて繋がっていく縁の不思議さみたいなものでしたね。
本当に個人の体験談なんですけど、教育の力ってすごいなって改めて考えさせられました。
そうですね。一見するとすごく個人的でささやかな出来事なんですけど、
よく見ると、そこには教育への信頼とか、世代間の価値観の継承、あとは職業賃としてのアイデンティティの再革命みたいな、
結構普遍的なテーマが詰まっているんですよね。
最後に一つ、ちょっと皆さんと考えてみたいなと思うのは、この変わらないことへの信頼という点なんです。
変わらないこと。
20年経っても選ばれる教育っていうのは、もちろん素晴らしいことだと思うんですけど、
一方で、これだけ社会が急速に変化している中で、教育はどこまで変わらないことが許されるのか、あるいはどこで積極的に変わるべきなのか。
その安定と進化のバランスっていうんですかね。
それについてちょっと立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれないななんて思いますね。