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2025-08-07 05:51

「作品のファンだから」ではゲーム会社に入れない

ゲーム業界に入りたいと考える若者に話を聞いてみると
「モンスターハンターが大好きだからカプコンに入りたい」というような理由が多いが、
いくらそれを熱心に訴えても入社は叶わない。
価値基準がまったくズレているのだ。

https://mclover.hateblo.jp/entry/20240810/1723258800

サマリー

「モンハンが好きだからカプコンに入りたい」という思いが就職につながらない理由を探るエピソードです。ファンとしての熱意と社員としての貢献能力の違いや、労働環境の重要性について語ります。

就職とファン心理の違い
はい。今日はですね、「モンハンが好きだからカプコンに入りたい、で゙は就職できない理由。」
でいう、えっと、あるブログ記事について深掘りしていきたいと思います。
はい。
特定のゲームが好き、でいう、その熱い思いだけだと、何で採用につながりにくいのか。
まあ、それから、もし就職できたとしても、それがゴールじゃないよ、でいう理由。これを探っていきましょう。
えー、興味深いテーマですね。
今回の探求のポイントは、そのファンであることと、社員としてちゃんと価値を提供することって何が違うのか。そこの理解ですね。
なるほど。
まず、記事が確信としてついてるのが、会社をファンクラブみたいに捉えちゃってるのか、それともちゃんと利益を生む組織として見てるか。そこの認識の違いなんですね。
あー、それは大きいですね。
いくらこんなにモンハンをやり込んだんですって熱弁しても、それってあくまで消費者としての愛情じゃないですか。会社がお給料を払って求めるのって、やっぱりビジネスとしての成果なんですよね。
まさにその通りだと思います。会社はその情熱そのものに対してじゃなくて、その人が生み出す価値に対して対価を支払うわけですから。
記事にあった例え、金持ちと結婚したい人が愛だけを語っても意味がないっていうのは、なんかすごくわかりやすいですよね。
あー、なるほど。確かに。
ファンとしての熱意と社員としての貢献能力っていうのは、これはもう別物だと考えないということですね。
その貢献能力っていう点で、この記事を読んでて、特に考えさせられたのが次のポイントなんですけど。
はい。
仮にですよ、大好きなゲームの、例えばもっとこうしたらいいのにっていう改善案を持ってたとしても、そのゲームの開発ってもう終わっちゃってるんですよね。過去には戻れないっていう。
そうなんです。そこすごく大事な視点ですよね。企業が評価するのは、あくまでこれから何ができるかっていう、未来への貢献度なんですよ。
未来ですか?
すでにリリースされた作品への思い入れももちろんわかりますけど、それ以上にじゃあ次のプロジェクトとか、何か新しい挑戦でどういうふうに活躍してくれるのかなっていうのを会社は見てるんです。
なるほど。過去の成果に詳しいことより未来の可能性の方が重要だと。
そういうことですね。
その視点って、入社した後の配属の問題にもなんかつながってきますよね。
おっしゃる通りです。
そうなんですよ。特定のタイトルへのこだわりが強すぎると、見方を変えれば、じゃあその仕事以外では活躍しにくい人なのかなっていう懸念にもつながりかねないわけです。
なるほど。多くの企業はやっぱり、いろいろなプロジェクトに柔軟に対応できる人材、多様なスキルを持ってる人っていうのを高く評価する傾向がありますよね。
柔軟性ですか?それから会社っていうのは単に今あるものを維持するだけじゃなくて、過去作を超えるような新しい面白さを求めてるんだとも記事は指摘してますね。
ただのファン目線だけだと、なかなか新しいヒットって生み出しにくいんじゃないかと。
そうですね。ファンの人たちのもっとこうしてほしいっていう声はもちろん貴重な意見ではあるんですけど、一方で個人的な好みに偏ってたりとか、既存の枠組みから出られないっていうことも少なくないんですよね。
確かに企業としてはもっと広いユーザー層に受け入れられて、商業的にもちゃんと成功するような、そういう新しいアイディア、いわばゼロから1を生み出すような、そういう発想を求めている。ここに結構ギャップが生じやすいのかなと。
なるほどなぁ。そして最後に、これはまあ仕事選び全般に言えることだと思うんですけど、どんなに素晴らしいゲームを作っている会社でも、じゃあ実際に働く環境が良いかっていうと、それはまた別の話だっていう点ですね。
まさにそこですよね。
お給料とか、残業とか、人間関係とか、作品の魅力だけじゃ測れない部分ってありますもんね。
本当にそうです。作品の質と労働環境っていうのは必ずしもイコールじゃない。好きなゲームに関われるんだったらどんな環境でも我慢できるっていうのは、やっぱり持続可能な働きたかとは言えないんじゃないかなと。記事が言うように、銀行通帳のデザインだけで選ばないでしょっていうのと同じで。
その例え分かりやすいですね。
会社も好きっていう感情だけで選ぶのは、やっぱり合理的じゃないよねっていう結論は非常に資差に富んでるなと思いますね。
というわけで今回の深掘りで見えてきたのは、商品への愛と会社とか仕事選びっていうのはちょっと冷静に分けて考える必要がありそうだということですね。
働く環境の重要性
そうですね。
好きなものは趣味として大切にしつつ、仕事としては自分がちゃんと貢献できて、かつ幸せに働ける環境を選ぶ、そういう視点が大事なんだなと。
最後にですね、あなたに一つ問いを投げかけてみたいなと思うんです。
何でしょう?
今回のゲーム業界の話って、これ他の分野にも結構当てはまるんじゃないでしょうか。
例えば?
例えばそうですね。好きなアパレルブランドで働くこととか、応援しているスポーツチームの運営に関わることとか。
なるほど。
その対象への好きっていう気持ちが、働く上の冷静な判断をちょっと難しくさせちゃってるケースって、あなたの身近にもありませんか?
うーん、言われてみれば。
この消費者としての視点と働く人としての視点、この2つをちょっと意識的に区別してみると、あなたのキャリア感にまた何か新しい光が当たるかもしれませんよ。
05:51

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