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2025-07-10 07:42

学生たちとハンバーガーを100個食べた話

20年近く前、当時の教え子たちが
「マクドナルドのハンバーガーを100個食べる会」を企画した。
たまたまそういうネタがネットで流行っていたこともあり、
学生たちもやりたいと言い出したのだ。

https://mclover.hateblo.jp/entry/20210318/1616036400

サマリー

約20年前、ある教師と学生たちがマクドナルドでハンバーガー100個を食べる挑戦をしており、その過程で集団心理や目標達成の難しさが浮き彫りになります。このエピソードでは、挑戦を通じて生まれた連帯感と予期せぬヒーローの存在が描かれています。

挑戦の始まり
さて、今回はですね、約20年前に、ある教師と学生たちがやった、マクドナルドのハンバーガー100個を食べる会。
これに関するブログ記事があったので、これをちょっと深掘りしてみたいと思います。
ハンバーガー100個ですか?
100個です。
いやー、それはまたすごい挑戦ですね。
ですよね。
このちょっと風変わりな挑戦が、参加した人たちに何をもたらしたのか、グループとしてどうだったのか、あなたと一緒に探っていければなと。
これは面白いですね。一見、無謀というか、笑っちゃうような挑戦ですけど、こういう極端な状況って、人間の行動とか集団心理の意外な一面が見えたりしますからね。
うんうん。
当時のネット文化みたいな雰囲気も感じられますね。
確かに。では早速、その始まりから見ていきましょうか。
きっかけは、当時ネットで流行ってたネタがあったらしくて。
あー、ありましたね、そういうの。
それを見たある学生が、「やってみたい!」って言い出したのが始まりだそうです。
なるほど。
最終的に、この記事を書いた著者、つまり教師の方と他の教員、それから学生たち、合わせて16人が参加することになったと。
ほう、16人。結構な人数ですね。
えー、それでルールはすごくシンプルで、ハンバーガー100個台は割り勘、食べる数は自由、飲み物とかは自己負担、これだけです。
苦しみの共有
なるほど。当時のハンバーガーって1個100円とかそれくらいでしたっけ?
そうみたいですね。だから割り勘だと1人1000円もかからなかった。結構コスパが良かったみたいです。
あー、なるほど。まあその手軽さが、もしかしたら後々のプレッシャーにつながっていくのかもしれないですね。
あー、それはあるかもしれないですね。で、この企画した学生が、なんかすごくしっかりしてたみたいで。
ほう。
あの、就勤とか連絡はもちろん、ちゃんとお店にも事前に注文内容と人数を伝えて迷惑がかからないようにしてたって書いてありました。
えー、それは偉いですね。ちゃんとしてる。
ええ。
まあそういう計画性があったからこそ、逆にこう目標達成への期待値みたいなものも高まったのかもしれないですね。
そうかもしれません。で、当日、学校の近くのマクドナルドに集まって、みんなとりあえずLサイズのドリンクを注文したと。
まずは水分確保ですね。大事。
中にはナゲットを追加で買ってる人もいたらしいですけど。
あらら、序盤から余裕ですね。
そしてですね、テーブルにはもう圧巻の光景が、ハンバーガーが6段のピラミッド状に積まれて。
6段?
それでもまだ余るほどだったって。いやー、壮観だったって書いてますね。
うわー、すごい。それは壮観だ。
写真がないのが本当に残念だって。
いやー、見たかったですね、それは。
で、「いただきます!」の声で、一斉に食べ始めたと。
うん。
最初はまあ美味しいじゃないですか。だからみんな会長に2個、3個とは進んでいったそうです。
まあ最初の数個は美味しいでしょうね。まだイベントとして楽しい時間。
ところがですね、著者が4個目に手を出したあたりで、急に苦しくなってきたと。
あー、来ましたか。限界が。
ハンバーガーって薄いけど、やっぱりバンズと肉の量って結構ありますもんね。
そうなんですよね。重ねると相当なボリュームになりますから、ここで現実的な数字が見えてくるわけですね。
と言いますと?
16人で100個ってことは、単純に割ると1人平均6.25個。
うわ、6個強。
これ想像以上にやっぱりきついですよ。
きついですね、それは。
そうなってくると、個人の限界が見え始めると同時に、今度は集団としての磁気学が働き始めるわけです。
あー、それで著者が5個目で苦しんでいる頃には、もう周りの学生たちの表情も曇り始めていたって。
うん。
で、記事によるとちょっとこう空気が変わってきたと。
ここが非常に興味深いところですよね。
苦しさが増してくる中で、早くギブアップした人とか、最初にナゲット食べてた人とか、そういう人に対してちょっと貢献度が低いんじゃないかみたいな見方が生まれて、イライラしたり。
記事の言葉をそのまま借りると、軽蔑に近い感情すら湧いてきたって書いてあるんですよ。
軽蔑ですか?
これは集団で目標達成が難しくなってきた時に見られる、一種の内集団バイアスというか。
なるほど。
責任の所在みたいなものを探し始めちゃうんですね、無意識に。
いやー、シビアですね。
そんなちょっと不穏な空気の中、著者は6個目をなんとか引き受けつつも、もうこれが限界だと宣言したそうです。
うーん、教員の方も限界。
でもテーブルにはまだ数個残ってるんですよ。
あ、じゃあ。
みんなもうバーガーを潰したり、ジュースで無理やり流し込んだり必死なんですけど、
やっぱり運動量の少ない専門学校生にはかなり厳しい挑戦だったみたいで。
まさに瀬戸際、計画通りにはなかなかいかないっていう現実ですね。
達成感と人間ドラマ
そうなんです。そこにヒーローが現れるんですよ。
いましたか!
みんながもうダメだーって感じてた時に、普段はそんなに目立たない、でもちょっと体格の良い学生がいたらしくて。
その彼がなんと8個目をペロリと平らがえて、まだいけそうな顔をしてたと。
おー、旧正宗。これはグループダイナミックスでいうと劇的な役割転換ですね。
まさに。
集団の危機的な状況で特定の能力、この場合は大食いですけど、それを持つ個人が突如としてこう中心的な存在になるっていう。
そうなんですよ。もう彼にみんなの期待と忠告が集まって、お前の身体が役立つ時が来たぞ、みたいな声援も飛んだそうです。
熱い展開ですね。
そしてクライマックス。全員が輪になって、その彼が最後の1個を口にするのを、カタダを飲んで見守ったと。
おー。
そしてついに100個完食です。
いやーすごい、やり遂げたんですね。
はい。終わった後はもうみんな満腹で動けない状態だったらしいんですけど。
でもその16人の間には、なんか不思議な達成感と一種の連帯感みたいなものが生まれたそうです。
うーん、なるほど。苦しさを共有したからこその。
ええ。で、著者は最後にこの企画した学生に、次やるなら20人だなってこれをかけたと。それで締めくくられています。
ははは、次もやる気なんですね。
いやでもこの一連のエピソードから見えてくるのは、やっぱりその目標達成に向けた集団の力、それからその過程で生まれる予期せぬヒーローとその役割の変化、そして計画と現実のギャップですよね。
特に困難な状況が人間関係をどう変えるのか、そして目標達成という共通体験がいかに強い一体感を生むのか。
ほんとですね。
なんか一見馬鹿げた挑戦に見えるかもしれないですけど、そこには凝縮された人間ドラマがあったと、そう言えるんじゃないでしょうか。
いやまさにそうですね。単なる大食い企画が参加した人たちにとっては忘れられない、なんかある種の通過儀礼みたいな、そんな体験になったのかもしれないです。
うーん。
さて、これを聞いているあなたにとって、こういうちょっと無茶な挑戦が思いがけない発見とか、人間関係の変化につながった経験ってありますかね。
あーどうでしょう。
あるいはまあ、現代で言うとネットでよく見るいろいろなチャレンジ企画とかもこの話とどこか通じる部分があるのかもしれないなぁなんて思いましたね。
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