コミュニケーションの課題
こんにちは。さて、えーと、今回の分析、早速ですから始めていきましょうか。
はい、お願いします。
今回はですね、ブログプチメタ3.0にあった記事。
もう一度教えてほしいという頼み方だと、適切な対処ができない、これを取り上げます。
あー、そのテーマ、興味深いですね。
ですよね。もう一度教えてって、まあ言っちゃいがちですけど、そこに潜む問題点と、
じゃあどうすればいいのかっていうのを、あなたと一緒に考えていきたいなと。
なるほど。コミュニケーションの高質に関わる話ですね。
まさに。で、この記事がまず指摘しているのが、もう一度教えてっていうこの一言。
これには実は、あの全く違う2つの状況が隠れている可能性があるってことなんです。
ほう、2つの状況ですか。
まず一つ目、タイプAとしましょうか。
これは単純に聞き漏らしたとか、メモを取り損ねたっていうケース。
あー、いわゆるうっかりみたいな。
そうそう。聞いている側の不注意が原因ですね。
この場合は、もう一回同じ説明を聞けば、まあ解決はするんですけど。
ただそれ、説明する側からすると、ちょっとね。
そうなんですよ。手間もかかるし、あれちゃんと聞いてたのかなって。
ちょっとこう、うん、運在者しちゃう可能性もある。
ええ。それで聞き手への評価が下がっちゃうなんてことも、まあありえますよね。
だから記事でもやっぱりメモを取るとか、そういう工夫は大事だよって言ってますね。
そうですね。やっぱり能動的に聞く姿勢っていうのは基本ですよね。
で、もう一つがタイプB。
こっちは説明は聞いたんだけど、理解できなかったっていう場合です。
なるほど。聞いてはいたけど、腑に落ちないと。
ええ。言葉の意味がわからないとか、話のロジックが追えないとか。
これは聞く側の理解力の問題か、あるいはまあ説明側の伝え方の問題かもしれない。
このタイプBがちょっと厄介なんですよね。
そうなんです。だってタイプAと同じように、ただ同じ説明を繰り返されても、多分解決しないじゃないですか。
ええ。全くです。ここで必要なのは、やっぱり対話、コミュニケーションになってきますよね。
具体的にはどういうことでしょう?
聞く側としては、どの部分がどうしてわからなかったのか、それをできるだけ具体的に伝える努力が必要ですよね。
うんうん。
で、説明する側も、初回と同じじゃなくて、言い方を変えるとか、例えを使ってみるとか、違うアプローチを試さないと、なかなか難しい。
なるほど。単なる繰り返しじゃ非効率だと。
状況を分析する
そういうことです。
そして、この記事が最悪のケースとして挙げているのが、このタイプAとBがすれ違っちゃうパターン。
ああ、ミスマッチですね。
例えば、本当はタイプB、つまり理解できていないのに説明する側が、「ああ、聞き逃しただけか。」ってタイプAだと思い込んじゃう。
そうすると、イライラしながら同じ説明を。
そう。繰り返す。でも聞いている方は、「いや、そうじゃなくて。」ってなって、結局疑問は解決しないまま。
うーん、それは辛いですね。逆のパターンもありそうですね。
逆というと?
本当はタイプA、単に聞き漏らしただけなのに、説明側が、「理解力が足りないのかな。」ってタイプBだと勘違いして、説明方法をいれいろ工夫してくる。
ああ、それはそれで。
聞いている方からすると、「いや、さっきので大丈夫だったんだけど。」って、かえって周り苦毒感じちゃうかもしれませんね。
どっちにしても、お互いにとって無駄な時間と労力になっちゃうわけですね。
ええ、まさに。
ということは、この記事の結論というか、一番大事なメッセージは?
やはり聞く側が、なぜもう一度聞きたいのか。その理由をちゃんと伝えること、ですよね。タイプAなのかBなのかは、説明する側には判断できないわけですから。
なるほど。すみません、ちょっと聞き取れなかったので、もう一度お願いできますか?とか。
そうですね、それがタイプAなら。タイプBなら、「すみません、〇〇という部分が具体的にイメージできなかったので、別の例で教えていただけますか?」みたいな。
理由を添えるだけで全然違うんですね。
ええ、それが誤解を防いで、一番効率的なコミュニケーションにつながると。
いやあ、今回の分析すごく実践的ですね。質問するときにほんの少し理由を付け加える、これだけでコミュニケーションがぐっとスムーズになる可能性があると。
そう思います。最後にちょっとこの考え方を応用してみません?
応用ですか?
ええ。自由を明確にするっていう視点ですけど、これって何かを教わる場面だけじゃなくて、結構いろんな場面で使えるんじゃないかなって。
と言いますと。
例えば、あなたが何か新しいことに挑戦してて、壁にぶつかってるとするじゃないですか。
はい。
行き詰まり感って単に情報とか手順、つまりタイプA的なものが足りないだけなのか。
それとも、もっと根本的な考え方とか視点、アプローチ、そういうタイプB的なものが必要なのか。
ああ、なるほど。自分の分からない状態を分析するんですね。
そうなんです。自分の今の状況はAなのかBなのか。それをちょっと考えてみるだけで、次の一歩、何をすべきかが見えてくるヒントになるんじゃないかななんて思うんですよね。
それは面白い視点ですね。単なる情報不足か、根本的な理解や視点の転換が必要なのか。
ええ、ぜひリスナーの皆さんもご自身の状況に当てはめて考えてみていただけたらと思います。