称号の価値とは
こんにちは、あなた。今回はですね、共有していただいたブログ記事、「専門学校を卒業すると与えられる専門士や高度専門士の称号には何の価値もない。これを一緒に見ていきたいな。」と。
はい。
これ、タイトルがかなり強いですよね。
そうですね。からじ踏み込んでますね。
専門学校の専門士とか高度専門士っていう称号、これ実際のところどうなの?っていう、その価値にさまるのが今回のテーマですね。
はい。よろしくお願いします。
で、まずこの記事が言っている専門士と高度専門士ですけど、これは専門学校で2年とか3年の課程を終えると専門士。
そうですね。
で、4年だと高度専門士がもらえることがあるというものですよね。
はい。そういう制度ですね。
学校のパンフレットとか見ると結構アピールされてたりしますけど。
ええ、見かけますね。
でも、この記事の筆者は価値を期待するのはやめたほうがいいと、こうバッサリ言ってるわけです。
うーん、手厳しいですね。
なんでそこまで言い切るんでしょうかね。
あの、筆者が言うにはですね、その確信には大きく2つの理由があると。
はい。
まず1つは、多くの専門学校って卒業すること自体がそこまで難しくない場合があると。
ああ、入学はともかく卒業側ですか。
ええ。そうなると卒業生ほぼ全員がもらえる称号に、なんていうか希少価値って生まれにくいんじゃないかと。
なるほど。みんなが持ってると価値がつきにくいと。
そういうことですね。はい。
ふむふむ。
で、もう1つは、これちょっと面白い視点なんですけど、仮にもしこの称号にすごい価値があったらどうなるかって考えてるんですね。
ほう、仮に価値があったら。
ええ。そうすると、称号だけが目当てで、まあ入学も卒業も簡単な学校がもしかしたら増えちゃうかもしれないと。
ああ、質の低下につながる可能性が。
そうなんです。そうなったら結局、称号全体の信頼性が下がってしまって、企業もああ、あの称号ね、みたいにあまり重視しなくなるんじゃないかと。
なるほど。
だから結論として、卒業するだけで手に入る称号に価値なんて生まれようがないんだ、というのがまあ筆者のロジックですね。
企業の視点
うーん、そういう考え方ですか。
ええ。本当に価値があるとしたら、それはもう入学がすごく難しい、ごく一部の、いわゆるブランド校だけじゃないかとも言ってますね。
なるほど。結構厳しい見方ですね。じゃあその主張を裏付けるような具体的な称号みたいなものって、筆者は何か挙げてますか?
それがですね、例えば学校側の説明とか、あとは管轄している文部科学省の資料とかを見てもですね、この称号があれば就職でこんなに有利になりますとか、大学卒業と同等の待遇が保障されますみたいな、そういう明確な規定っていうのは実はあんまり書かれてないと。
あ、そうなんですか。明確にはない。
ええ。どちらかというと、何々が期待されますとか、ちょっとぼかしたような表現にとどまっていることが多いんじゃないかって指摘してるんですね。
うーん、期待ですか。はっきりこう扱いますとは書いてないと。
そういうことですね。
なるほど。
さらに、筆者自身の経験としてなんですけど、職業柄新卒の採用担当者の方と話す機会が多いらしいんですが、コード専門誌とか専門誌っていう言葉自体をほとんど聞いたことがないって言うんですね。
えっと、それはちょっと驚きですね。
ええ。もしかしたらその採用の現場レベルでは、称号の存在そのものがあまり知られてない可能性もあるんじゃないかとまで。
存在自体が、それは確かにもしそうなら価値はってなっちゃいますね。
そうなんですよ。じゃあ、企業側、実際のところどう見てるのかっていうと。
そこが気になります。
結局、採用の時の給与とか待遇って、それぞれの会社の判断によるわけですよね。
まあ、それはそうですね。裁量ですもんね。
ええ。だから、称号があるから自動的に給料がいくら上がるみたいな決まりはないんです。
はいはい。
記事では例えば、カプコンとかセガとかスクウェーニみたいな、ゲームとかIT系の企業の採用例を挙げてて、
多くの場合、学歴、つまり専門学校卒科、大学卒科で初任給が違うことはあっても、報道専門誌だから給料が高いっていうケースは少ないんじゃないかと。
ああ、学歴の区分はあっても、称号での上乗せはあまりないと。
そういう指摘ですね。むしろ、同じスキルレベルだったら、より短い期間で卒業している方が、ある意味効率的とも言えるんじゃないか、みたいな視点も示唆されてますね。
なるほど。効率。そこで、秘書が出しているククの例え、あれがすごくわかりやすいなと思ったんですけど。
ああ、ククの例えですね。
小学1年生でククができたら、おお、すごいってなるけど、3年生でできてなかったら、あれ、ちょっとってなるっていう。
まさにそれです。能力そのものだけじゃなくて、いつそれを身につけているかっていうのが評価に関わってくるってことですよね。
はい。
専門学校で、例えば4年間長く学んだんであれば、その分やっぱり高いレベルの実力が期待されるのは、ある意味当然だと。
うんうん。時間かけた分だけ。
そうです。で、企業が同じお給料を払うなら、より短い期間で同じかそれ以上のスキルを身につけている学生を選ぶっていうのは、すごく合理的な判断だよねっていうのが、秘書の考え方なんです。
そっか。能力とかけた時間のバランスを見てるってことですね。
実力の重要性
ええ、そういうことになりますね。
ということは、この記事が一番言いたいことっていうのは。
結局その、称号っていう肩書き自体にあまり期待しすぎるんじゃなくて。
はい。
自分が費やした学習時間に見合うだけの、ちゃんとした本物の実力をつけることに集中した方がいいんじゃないか、ということでしょうね。
実力ですか。
ええ。採用する側が見ているのは、専門学校出ましたっていう形式的なことじゃなくて、この人は何ができるのかっていうその中身、実力そのものなんだと。
なるほどな。
だから、あなた自身のキャリアとか学び方を考える上でも、名前とか形じゃなくて、やっぱり中身、つまり具体的なスキルとか能力を磨くことが大事なんじゃないってことをこの記事は言ってるんだと思いますね。
うーん、称号の有無よりも、その期間で何を得たかが結局は問われると。そういうことですね。
そういうことですね。
いやー、この記事の主張なかなか鋭かったですけど、じっくり見てきましたね。
ええ、見てきました。で、ここで一つあなたと考えてみたいことがあるんですけど。
はい、何でしょう。
この記事がこれだけ実力、実力って強調するならですね。
ええ。
じゃあ、卒業証書とか称号以外でその実力を効果的に示すには一体どんな方法があると思いますか。
あー、実力の示し方ですか。
そうです。例えばポートフォリオとか、インターンでの実績とか、まあ資格とか、いろいろ考えられますけど。
確かにいろいろありますね。
あなたならご自身の実力どうやってアピールしますか。
うーん、私なら。
今回の探求はですね、この問いをあなたに残して終わりにしたいと思います。