掛け捨て型保険の重要性
こんにちは。今回はですね、あなたが共有してくれたブログ記事
保険に入るなら掛け捨て型がベスト。これなかなかこう刺激的なタイトルですよね。
えーそうですね。
医療保険とか生命保険とか選ぶの悩みますけど、この記事はもう掛け捨て一択ってかなり強く主張してる。
うんうん。
しかもそもそも保険自体どうなの?っていう根本的な問いかけまでしてますよね。
今日はこの記事、じっくりと深盛りしていきましょうか。
えーいきましょう。この記事のあの面白い視点っていうのは、単に商品を比べるだけじゃなくてですね、
日本の公的な医療保障、特に高額療養費制度にちゃんと言及してる点なんですよね。
あー、高額療養費制度。
はい。保険を考える上でこの前提ってすごく大事になりますから。
名前は聞いたことありますけど、えっと具体的にどういう制度か簡単におさらいいただけますか。
はい、もちろんです。これはですね、医療費の自己負担額。
これが月ごとに決まった上限額を超えた場合に、その超えた分が後で払い戻されるっていう制度なんです。
へー。
収入によって上限額は変わるんですけど、例えば一般的な所得の方だと月に100万円医療費がかかったとしても、
自己負担はだいたい10万円弱で済むことが多いんですよ。
あーそうなんですね。
もちろん差額ベッド代とか一部対象外のものもありますけど、それでも高額な治療費に対するセーフティーメットにはなってるわけです。
なるほどなるほど。つまりものすごい医療費が全部自己負担になるってわけじゃないんだと。
そういうことです。
でこの記事はまずその点を踏まえた上で、保険本当にいるのって問い直してるわけですね。
でその上でもし保険に入るんだったら積み立て型より掛け捨て型がいいんじゃないかというのがこの記事の確信部分ですね。
まずその積み立て型のデメリットとして挙げられている例を見てみましょうか。
積み立て型のデメリット
その例の数字結構インパクトありました。
30歳から65歳まで35年間保険料払い続けて満期で戻ってくるのが支払総額の112.4%。
なんか一見するとおお12.4%も増えてるじゃんって思いますけど。
そこがポイントなんですよね。この記事その112.4%っていうのをちゃんと年齢に換算してるんですよ。
はい。
そうするとえーとですねたったの0.3%程度にしかならないと。
え0.35%?
ええ。35年っていうすごく長い期間お金をある意味塩漬けにされてこの利回りってどうなんですかねと問いかけてるわけです。
うわーそれは低いですね。
しかもこれって一度も保険金を受け取らなかった場合のベストシナリオでの数字ですよね。
そうなんです。そこも指摘されてました。
もし途中で病気とか怪我とかで保険金を受け取っちゃうと満期のお金が減ったり場合によってはもうゼロになる可能性もあると。
そうなっちゃうとなんか投資として見た時の魅力ってもうほとんどなくなっちゃいますよね。
ええ。それに加えて35年っていうその超長期のリスクっていうのも考えないといけない。
リスクですか?
はい。保険会社のあの経営破綻のリスクですね。
あーなるほど。
もちろん生命保険契約者保護機構っていうセーフティーネットはありますけど、これで保護されるのって主に責任準備金なんですよ。
はい。
将来の満期金とか年金が全額保証されるわけではないんです。
一般的には責任準備金の90%までが保証の目安なんて言われてますし。
うーん9割ですか。35年先の会社のことなんて誰にもわかんないですし、全額保証やないとなるとそのリスクも無視はできないですよね。
そうですね。
そういう不便さもありますしね。
えー流動性が低いと。一方でこの記事が推奨している掛け捨て型これはどうでしょうか。
掛け捨て型。こっちはもうシンプルに保険料が安い。それが最大のメリットですよね。
この記事の提案っていうのは積み立て型を選んだ場合と比べてその差額分のお金を自分で運用した方がいいんじゃないのっていうそういう話でした。
まさにその通りです。例えばですけど積み立てニーサなんかを活用してリスクを抑えた投資信託で運用するっていうのを挙げてますね。
投資信託ですか。
ええ。もちろん市場の変動リスクはありますけど、平均的な市場リターンを期待できるなら年利0.35%よりはかなり高い収益が見込める可能性が高いんじゃないかと。
確かに。それに投資信託なら途中で必要になったら解約して現金化することもできますもんね。
そうなんです。保険会社の経営状況とか、自分が保険金を受け取ったかどうかとか、そういうのとは無関係に運用成果は決まりますし。
他にも国内債、個人向け国債変動10年っていう選択肢も上がってましたね。
ええ、それもありますね。個人向け国債は元本保証、発行代である日本国の信用ですが、変動金利ですから市場金利が上がれば利息も増える。
これも積立保険の例よりは偽回りが期待できるでしょうし、発行から1年経てば中途還元も可能ですからね。
もちろん投資にはリスクがつきものですけど、選択肢の多さとかお金の自由度、流動性、期待できるリターン、そういう点で積立保険より有利な場合が多いんじゃないかっていうのが記事の主張ですね。
保険と投資の考え方
つまり払ったお金が戻ってくるかどうかっていうそこだけじゃなくて、時間とかお金の自由度、リスク、あと他の選択肢との比較、もっと広い視野で考えようよってことですね。
かけ捨てで必要な保証はちゃんと確保しつつ、浮いたお金は自分で柔軟に運用する。そっちの方がもしかしたら合理的かもしれないと。
まさにそういうことです。単に貯蓄と保険をごちゃっと一緒にするんじゃなくて、それぞれに最適な方法を組み合わせるっていうそういう考え方ですよね。
それに最初に話した法学療養費制度の存在も考えると、そもそも本当に必要な保険額自体も思ったより少なくて済むかもしれない。そういう視点も出てきます。
なるほど。今回の記事、これはかなり考えさせられましたね。お金が増えて戻ってくるっていう耳障りのいい言葉の裏にある、履歴とか時間とかリスク、これをちゃんと見ること。
大事ですね。
そして公的な制度もちゃんと踏まえて、自分に本当に必要な保証はどれくらいなのか。そして余ったお金はどこに置くのがベストなのか。これを考えること。あなたはこの考え方どう感じましたか。
そうですね。今回の話を踏まえていただいて、保険だけじゃなくて、ご自身の他の長期の契約とかありますよね。ローンとか他の金融商品とか。
はい、ありますね。
そういうものについても、この契約に縛られることで失っている機会、機会費用って言いますけど、そういうのはないかなとか、もっと柔軟性とか効率の良い代替案ってないのかなっていう。そういう視点でちょっと見直してみると、意外な発見があるかもしれないですね。