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インディーゲーム市場の過酷な現状
2026-07-08 04:52

インディーゲーム市場の過酷な現状

ゲームをリリースするなら
Steamというプラットフォームは無視できないが、
その販売戦略上で関係するいろいろな数値を集めてみた。

https://mclover.hateblo.jp/entry/20260701/1782867480

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サマリー

インディーゲーム市場は、毎日50本の新作がリリースされる過酷な競争環境にあります。多くのゲームは開発費すら回収できず、レビューの重要性が増しています。開発者は単に良いゲームを作るだけでなく、地道なプロモーション活動が不可欠であり、この市場が将来的に趣味へと変わる可能性も示唆されています。

インディーゲーム市場の現状と過酷さ
皆さん、ちょっと想像してみてほしいんですけど、数百万人が熱狂する巨大なスタジアムがあって、そこにあなたが渾身のホットドッグ屋をオープンしたとします。
はいはい、スタジアムなら大儲け間違いなしって思いますよね。 そうなんですよ。でも、蓋を開けてみたら、毎日、あの、あなたの隣に50件もの新しいホットドッグ屋がオープンし続けるんです。
えっと、毎日50件ですか? そう、1年365日ずっとです。異常事態ですよね。でも実はこれ、個人ブログのプチメタ3.0のデータ分析によると、まさに今巨大市場であるスティームのインディーゲーム開発に起きている現実そのものなんです。
今回はこの過酷な現実をじっくり探究していきましょう。 まあ本当に発狂しそうな状況ですよね。
ですよね。スティームってアクティブユーザー数が1億3200万人で、日本だけでも約360万人もいる夢のような市場なんですけど、そこに毎日50本、年間1万8000本もの新作が投下されているわけで、
そうですね。 これってもう単純にいいゲームを作れば売れるなんて次元の話じゃないですよね。 その通りです。これだけの数がリリースされると、最大の問題って品質じゃなくて発見されることになるんですよ。
ああ、なるほど。 ユーザーも毎日50本の新作全部をチェックできるわけじゃないですからね。
ウィッシュリストの罠とユーザーの購買行動
確かに。だからみんな少しでも気になったらとりあえずウィッシュリストに入れておくわけですね。 ええ、でもここで興味深いのはユーザーの財布の紐の硬さなんです。
と言いますと。 データによるとウィッシュリストからの実際の購入率ってわずか10%から20%に過ぎないんですよ。
うわ、そんなに低いんですか。つまりユーザーにとってのウィッシュリストって絶対に買うぞっていう宣言じゃなくて。
なんかいつか80%オフの大型セールになったら通知してねみたいなただのブックマークになっちゃってるんですね。
まさにその真理が結果的に開発者を苦しめることになります。 これを全体像に結びつけるとさらに厳しい現実が見えてきまして。
インディーゲームの収益性と厳しい現実
どういうことですか。 インディーゲームの平均価格って約9ドルなんですが売上本数の中号値はだいたい2000本程度なんです。
ちょっと待ってください。9ドルで2000本だと1万8000ドルですよね。 そこからスティームの手数料が約3割引かれて。
そうです。さらに税金も払うと。 払うと。手元に残るのは2本円で200万円にも満たないじゃないですか。
何年もかけて作ったゲームの報酬がせいぜい半年分の生活費ってことですか。 しかもそれは中央値まで到達できたまあマシな方のケースなんですよ。
マシな方。 実際には全作品の78%が売上5000ドル未満に留まっているという過酷なデータがあります。
5000ドル未満。いや信じられない。でもここからが本当に面白いところなんですが、 全作品の4割がスティームにゲームを登録するための手数料である100ドルすら回収できていないんですよね。
発見されない問題とレビューの重要性
これも結局さっきの発見されない問題につながるわけですよね。
毎日50本も新作が出ればプラットフォーム側の推薦アルゴリズムも処理しきれなくなりますから。
ストアのトップページやおすすめに表示されなければユーザーの目に触れず、存在しないのと同じになってしまうんです。
じゃあ開発者はどうやって自分が存在していることをアピールすればいいんですか。
そこで重要になる指標の一つがレビューなんです。
レビューですか。
一般的に売上本数の目安ってレビュー数の約30倍になると言われているんですよ。
ということは、仮に10件しかレビューがないインディーゲームを見つけたら、実際の売上げはたった300本程度ってことですよね。
そういう計算になりますね。
つまりこれはどういう意味なんでしょうか。
これを聞いているあなた、もしゲームを楽しんだなら、たった1件のレビューを書くというあなたの存在が開発者の文字通りの命綱になるんです。
本当にそうですね。
プロモーションの必要性と未来への問い
情報源の筆者もフロントラインやバーガーメーカーといった自身の作品を1ドル60セント、つまり20%オフの数百円で提供しています。
あなたのその数百円が彼らを支えているんですよ。
現代のゲーム開発のおいてはプログラミングやデザインの腕前だけでは生き残れません。
いかに認知され期待され評価されるかという地味なプロモーションが必要不可欠なんだとこのデータから明確に読み取れますね。
ただ美味しいホットドッグを作って屋台で待っているだけじゃダメなんですね。
スタジアムの外に出て自分の足でチラシを配り歩くような泥臭い努力が必要不可欠になっているんだ。
まさにその通りです。そしてこれは私たちに一つの重要な疑問を提起します。
何でしょうか。
4枚の作品が100ドルの手数料すら回収できないこの市場において、未来のインディーゲーム開発は職業ではなく一部の限られた人だけが許される高価な趣味へと変わってしまうんでしょうか。
うわそれはゾッとするけど絶対に無視できない問いですね。
次回あなたが新しいゲームを買うときぜひ考えてみてください。
04:52

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