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#112 総合型選抜は、この10年で何が変わったか
2026-09-14 26:07

#112 総合型選抜は、この10年で何が変わったか

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第112回配信!
9月の3週目、総合型選抜の出願がピークを迎えています。書類を仕上げて出願した瞬間に、もう受かった気がしてしまう入試なんですが、それでもあっさり不合格が出ますし、落ちたときのしんどさは、点数で不合格を出されるのとは種類が違います。
今回は二回に分けて話す前半で、なんでそんな入試になったのかを、制度と数字の側から追いかけています。
来週は後半として、どういう生徒が向いていて、どういう生徒が向いていないのか、現場の実感の話をします。
なお、今回の内容はあくまで情報提供が目的で、確実な根拠のある話ではありません。公開資料で確認できる範囲の数字と、高校の教員として現場から見えている実感を並べたものとしてお聞きください。


▼タイムスタンプ
オープニング
2026年大学入試の三つの入口と年内入試
10年で倍増した総合型選抜の入学者
大学グループ別の志願者と合格者の数など
高倍率化する年内入試と学力型・面接必須の流れ
評価基準が見えず出願後に受かった気になる心理
エンディング


▼参考資料
文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1414952_00009.html


文部科学省「平成30年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」(平成28年度のAO入試の数値はこちらに掲載)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/03/1414952.htm
※令和7年度から集計区分が変更されているため、10年前との比較は厳密なものではありません。


※大学グループの通称は受験情報で使われる呼び方で、大学の優劣を示すものではありません。


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サマリー

総合型選抜は、出願書類を提出しただけで合格したような気持ちになりがちですが、実際には不合格になった際の精神的ダメージが大きい入試です。この10年間で総合型選抜の入学者数は倍増し、私立大学では一般選抜よりも年内入試が主流となっています。しかし、人気校では一般選抜と同等の倍率となり、学力試験や面接が必須化されるなど、入試は複雑化・厳格化しています。出願書類だけで合否が決まるわけではなく、高校生活全体の積み上げが重要視される傾向にあります。

オープニングと総合型選抜の現状
この番組では、Google for Education認定イノベーター、コーチ、トレーナーのKasaharaが、教育にまつわる様々な話を配信していきます。
書類を仕上げて出願した瞬間に、もう受かって気がしてしまうニュースがあるんですけど、ご存知ですか?
そう、総合型選抜ですね。
ただ、実際には出願したとしても、それでもあっさり不合格が出て、しかも落ちた時にはよっぽど点数で不合格を出されるよりもきつい、そういうニュースなんですね。
今回は、なんでそんなニュースが生まれてきたのかということを、この10年の数字を並べながら話をしていきます。
高校の教員の方にも、保護者の方にも、今まさに出願している本人にも聞いてもらえたらなーって思って話をします。
というのも、9月の3週目ですからね。 総合型選抜の出願が、今まさにピークを迎えつつあります。
9月1日に出願が解禁されて、多くの大学は10日前後で一度の締め切りのピークがきますから、勤務校でも夏休みの最後の1週間からこの時期までは出願に向けて書類を整える生徒たちの対応で、結構学校内がバタバタしていました。
で、年内に結果が出るというのは、受験生にとってもプラスに見えるじゃないですか。
年内に決まれば、年明けの共通テストも2月の一般選抜も受けなくて済むわけです。
まあ早く楽になれるわけですよ。
そう見えるんですけど、実際の入試はそんなに甘くないんですよね。
総合型選抜は、自分がこれまでどういう生き方をしてきたのかということが試されるような入試になっています。
だからこそ、書類が完成して出願した段階で、なんとなくもう大丈夫だろう、受かっただろう、みたいなそんな気がしてくるんですよ。
これだけ自分のことを書いたんだから、という気持ちになるわけです。
ただ、それでもあっさり不合格が出ます。
一般選抜で落ちた時の点数が足りなかった後は、ダメージの種類が全然違います。
積み上げてきたものを書いて出したのに、それがいらないと言われたように感じるので、やっぱり結構しんどい入試なんですね。
今回は1回ではちょっと収まりきれなかったので、2回に分けて総合型選抜について話そうと思います。
今週は総合型選抜がこの10年間でどう変わって、今どのくらい盛り上がっているのかを、精度と数字の側から話をします。
来週は、じゃあどういう生徒が向いていて、どういう生徒が向いていないのかというような現場の実感からの話をしてみようと思います。
それでは今週のデジタル時代の国語教育を語ろうを始めていきましょう。
2026年大学入試の三つの入口と年内入試
先にお断りしておくと、あくまで情報提供が目的ですね。確実な根拠のある話はちょっとやっぱりできないところがあります。
文部科学省の公開のデータだとか、大学が公表している数字と、高校の教員として現場から見えている実感を並べているだけなので、
こうすれば受かるという話ではないことを最初にお伝えしておきます。
で、ちょっと入り組んでくるので、今日は最初に構成の話をしていきます。
まず今の大学ニュースがどういう仕組みになっているのかという復習から始めます。
そして総合型選抜がこの10年間でどのくらい変化してきたのかというところを見ていきます。
で、さらにそこから志願者の側から見ると全然景色が変わってくるというような話を紹介して、
最後に年内入試は楽な入試ではないですよということをお伝えしようと思っています。
まあちょっと今回に関しては結果的には数字の多めの回にはなりますね。
まず今の大学ニュースがどうなっているのかということをざっくり整理しておきます。
リスナーの方の中にはご自身が受験した時の感覚のままの方も結構いらっしゃるかなと思うので、
まず最新の情報に関して紹介しておきます。
これはおそらく現場の教員でないとなかなか世の中にまだ周知されていないことでもあるのかななんてことは思っています。
2026年の大学入試の入り口に関しては大きく分けて3つあります。
1つが一般選抜で、まあこれがいわゆる学力試験で点数の合比を決めるという昔ながらの入試になります。
私立大学であれば主に3教科が多くて、1月から2月にかけて実施されていきます。
共通テストの成績だけで出願できるような方式を持っている大学も多いですね。
2つ目が学校推薦型選抜で、高校の学校長の推薦に基づく入試です。
大学が特定の高校に枠を当てはめる指定校推薦と呼ばれるようなものと、
評定平均などの条件を満たせば、割と広く出願できる候補制というのがあります。
指定校は校内選考を経て出願して合格したら必ず入学するというのが原則の入試になっています。
3つ目が総合型選抜で、今日のメインテーマですね。
総合型選抜は志望理由書や活動実績面接小論文で、その大学で学びたい意欲と適性を見る入試です。
一昔前の栄養入試、正式名称はアドミッションオフィス入試ですね。
それが名前を変えて今の形になったものです。
近年は教科試験を課す者も増えているという、そういう入試になってますね。
で、学校推薦型選抜と総合型選抜は年内に合比が出るので、まとめて年内入試と呼ばれています。
この年内入試という言い方がこの数年で急に一般的になりましたね。
10月から12月にかけて試験があって合格が決まって、年内に進路が確定するというわけです。
ついでに、専願と閉願の違いも紹介しておきます。
専願というのは専門の専に願うと書いて専願と読みますが、
合格したら必ず入学するというような約束付きで出願で、閉願は他の大学と掛け持ちできる出願です。
同じ名前の入試でも大学によって扱いが閉願なのか専願単願なのかで扱いが違うので、
募集要項でちゃんと確認するしかないんですけれども、
まあ一般的に年内入試は専願が多いというのが基本的な構図ですね。
もう一つ年内入試を語るときに避けて通れないのが表定平均ですね。
いわゆる通知表の数字です。
高校1年生からの成績の5段階の平均値で調査書が記載されて、
推薦や総合型選抜の出願条件になることが多い数字ですね。
年内入試の場合だと高校3年生の1学期までの成績の数字で決まることが多いですね。
高校1年生の成績からも含まれるので、これはもう後から取り返ししにくいのが特徴で、
言い換えると高校1年生2年生の定期テストは本人が気づいてなくても、
もうニュースの一部になってしまっているという言い方はできるかもしれないです。
総合型選抜の入学者数と割合の増加
数字を一つだけ紹介しておくと、文部科学省の入学者選抜実施状況の2025年度の中継で、
私立大学に入学した人のうち、一般選抜で入学した人は4割を実はもう切っています。
学校推薦型がおよそ39%、総合型がおよそ23%なので、合わせて6割強が年内入試なんです。
私立大学に限って言えば、一般選抜で入る方がもう少数派になっている、そういう状況なんですね。
ではここから総合型選抜の話をしていこうと思うんですが、
実際に総合型選抜がどのぐらい増えたのかという話に入っていきます。
文部科学省が毎年出している国公私立大学入学者選抜実施状況という資料があります。
10年前、2016年度の数字を見ると、当時はまだAO入試という名前で、
AO入試で入学した人の割合はおよそ全体で5万4千人、割合にして8.9%ぐらいでした。
私立大学に限っても10%ぐらいの、まあ約1割っていう数字になっています。
で、これが2025年度は総合型選抜で入学した人がおよそ12万7千人、全体の19.5%、約2割になってますね。
私立大学に限ると22.8%という数字です。
総合型選抜を実施している大学の数も728大学ありますから、やってない大学の方が珍しい状況になってます。
一応お断りしておくと、2025年度から集計の区分が少し変わっているので、厳密に同じものさしで並べた数字ではないことはお断りしておきます。
ただ、人数で見て2倍以上、割合で見てもだいたい2倍になっているというくらいの大きさの変化は、まあ間違いないかなと感覚としてはずれないだろうなと思ってもらって大丈夫です。
ボイスイでも話したんですけど、10年くらい前のAOニュースは、枠も比較的小さかった代わりに、倍率としては意外と狙い目になるところもあったんですよね。
当時の感覚で、AOは花場と思ってる大人がまだ結構いたりするんですよ。保護者の方の世代だとなおさらですよね。
でも実は今はそうじゃないんです。人数と枠が増えた分だけ競争もそのまま増えているというイメージで良いかなと思います。
ちなみに学校推薦型の方は10年前からずっと3割台で、そこはそんなに今でも動いてないです。
だから数字が大きく動いたのは総合型選抜なんですね。私立の入学者の中で一般選抜の入学者が減った分、それがまあほぼそのまま総合型に移っているという形になります。
大学グループ別の志願者と合格者の傾向
で、そういうような入試の状況になってるんですが、ただこれが志願者の数で見るとまた景色が変わって見えるんですね。
ちょっとややこしいところなんですけれども、私立大学への出願の8割くらいは人数で見ると今でも一般入試なんですよ。
しかも2026年度、私立の一般選抜の志願者は2年連続で増えていて、延べ数でおよそ364万人、前年比で1割増というようなそういう数字になっています。
国立志望の人が閉願を増やしたりだとか、有名私立大学への出願が集中していたりするのがその背景だと言われています。
先ほども言いましたが、入学者では年内入試が6割なのに、志願者では一般選抜が8割っていう数字なんです。
矛盾しているように聞こえますけど、1人が何校も閉願する一般選抜と原則1から2校ぐらいに絞る年内入試の違いがそのまま数字に出ているんですよね。
で、もう一つ大学のレベル帯ごとでも事情が全然違うということも紹介していきます。
実はこの夏に自分のクラスの保護者向けに、私立大学の入試の情報をまとめる資料を作ったんですけど、その時に大学グループ別の志願者と合格者の数なども一応調べたんですね。
で、そうなるとレベル帯ごとにかなり違う傾向を見えるんですよ。
例えばいわゆる総計と呼ばれるような学力帯に関しては、志願者も合格者もほぼ例年並みになってますね。
で、常地東京理科大と呼ばれるようなグループのところに関しては、志願者が増えたのに対して合格者に関しても増えているという状況ですね。
ところがこれがGマーチと呼ばれるようなレベル帯になってくると、志願者が増えたのに対して合格者の数がわずかに減ってます。
で、カンカン同率に関しても同じですね。志願者は増えているのに合格者の絞り込みが起きていて、
さらに偏差地帯としては次のレベルに来る日東駒線と呼ばれるようなレベルになってくると、志願者の数が1.1倍以上増えているにもかかわらず、合格者の数は1割ぐらい減っている。
で、大東亜帝国と呼ばれるようなレベル帯だと、1.2倍ぐらいに受験者の数増えてるんですが、ここも合格者の数は前年比1割ぐらい減ってるんですね。
つまり全体の傾向としては、南韓から中堅上位のレベル帯だと、一般選抜は志願者の数は大幅に増えているのに、合格者の数は大幅に絞っている、つまり受かりにくくなっているというのが実情なんですよ。
2025年の入学者の一般選抜で入った人の割合に関しては、上位大学や純南韓大学になってくると、おおむね5割から6割というところです。
これが中堅以降の私立になってくると、入学者の割合が2割から3割というところも少なくなくて、入学者の主流がだんだん年内入試に移行しているというような傾向があります。
だから同じ私立大学でも入り口の主流が全く違う感じになっているんですよ。
だから今の私立大学の入試に関しては、3層に分かれつつあるという指摘もされていたりするんです。
学力競争が激しい最南韓から南韓の層のレベルがあって、学力選抜がまだ機能している中間の層があって、さらにその次の層として実質的にほぼ全員が大学に入学できてマッチングの方が問題になる層というのがあると。
なので自分の志望校がどのレベル帯にあるのかによって、受験生の見えている風景というのはもう全然違うというのが実情なんですね。
だから保護者向けの資料を作っていた段階で思ったこととしては、私立だから3教科でなんとかなるだとか、推薦や総合型でいけるだろうというような甘い見通しというのはどちらもかなり危ない構えだなということなんです。
自分の志望校がどういう事情を抱えているのかというのを理解しないで受験に突入していくのはかなり厳しいなというのが今のニュースなんです。
年内入試の倍率上昇と入試の変化
その上で今日一番伝えたいことがここからなんですが、年内に決まるニュースは楽なニュースじゃ全然ないんですよ。
数字で言うと、2026年度の年内ニュースの倍率はある大学の基礎学力型のテストだと4.3倍、関西の方の公募制の推薦ニュースだと5倍を超えるようなところがいくつかありましたね。
一番有名な基礎学力型をやっている関東の大学に関しては2万人近くが出願していますし、関西のとある私立大学の公募制推薦ニュースに関しては前年比で2割以上増えて4万人が受験しているみたいなことがあるんです。
人気校の年内ニュースは一般選抜と変わらない競争になっていて、書類を出せば受かる、何か良いこと言えばバンチャン棚ボタで受かるみたいなことが起こるニュースではもう全然なくなっているんです。
しかも志望留書と面接と多くの場合は不合格の時に備えて一般選抜の勉強も並行しながらやっていく必要があるんです。
その点一般受験ならば勉強だけしていればいいわけなんです。年内入試は普通の受験勉強に加えて自分について考えて書いてまとめる作業と自分について話す練習だとかが乗っかってくるわけです。
時間の面を見てもどう考えても楽ではないですよね。
それから後、入試の変化の方向性として捉えておきたいことが3つあります。
それの一つ目が何かというと、一つ目は学力型の総合型選抜増えてるってことですね。
強化の試験を課す年内入試というのがかなり広まっています。
さっきから何度か言っている関東の有名なシリス大学が基礎学力試験をやっているというのはかなりこれ話題になってますし、関西ではもう工房精髄船が以前から学力型で定着していたりします。
総合型だから勉強しなくていいというような図式はもう完全にこれは誤りだと思っていいですね。
2つ目は面接の必須化ですね。
文部科学省が2027年度の入試から総合型と学校推薦型で面接などによる評価を原則必須にしました。
すでに学力型をやっている大学には2029年度までの猶予がありますけれども、それまでに強化の試験だけだった方式に面接というような方式が加わる大学がこれから出てきます。
方向としては学力もちゃんと見るし本人も評価するという入試によっていくわけですね。
3つ目は閉館できる年内入試の登場です。
合格しても他の大学を受けてもいいよというような方式が結構今増えてますね。
ただ閉館できる範囲や入学金の扱いは大学ごとに違うので、しっかり要項を読まないとダメですね。
年内入試に合格した場合、入学金の納付が年内から年明け早々に来るのが一般的なので、お金のやりくりに関しても早い決断及び準備が必要になりますね。
で、こうやって倍率が上がるとどういう揺り戻しが起こるかというと、多面的な評価の中でも数値化しやすいところに向かいがちなんですね。
例えば単級のコンテストで全国入試賞とか英検などの外部検定は年内入試でも一般選抜でも使える場面が増えているので、
高校2年生のうちに上位級の取得を目指すみたいな流れが今できてますね。
裏を返すと出願の時期だけちょっと頑張ればどうにかなるというものでは全然なくなってきてますね。
短くても高校3年間の積み上げがなければ間に合わないですし、
まあ嫌な言い方をするとそれよりもっと手前の中高等生の経験みたいなところになってきてしまって、
家庭の積み重ねみたいなところも影響するような入試にはなってますね。
また学力的にもしっかりした子の方が受かりやすくなってきた印象はありますので、
もうとにかくいろんなところに手の抜けない入試が総合型選抜なんだろうなというのが自分の感覚です。
まあやっぱりわかりやすいのは英検なんですよね。
英検に関してははっきり数字出ますし、そのはっきりと出た数字で合比の相関関係を見ていくと明らかに差がつくんですよね。
でまさに英検だとかは家庭の経済力だとか子供の頃からどれだけやってるかみたいなところも影響するので、
英検が合比のパスポートになりつつある状況もあんまり健全だとは自分は思ってはいないですね。
総合型選抜の心理的側面と入試構造
でここまでの話を踏まえてオープニングで少し触れた年内入試ならではのしんどさの話をしていきます。
出願したら受かった気になってしまうっていうあの話ですね。
倍率が4倍から6倍ぐらいもある入試で、なんで出願した瞬間に受かった気がしてしまうのか、なかなか心理的には不思議じゃないですか。
口では倍率が高いからまあ受からないですよねとは言いつつも、自分が不合格になることを100%信じている生徒なんて誰もいないですよ。
やっぱり出したらワンチャンもしかしたら受かるかもって期待してしまうし、その期待がだんだん膨れると受かった気になってきちゃうところもあるんですね。
で一般選抜ならもしの判定がありますし、合格最低点が公表されているので自分の立ち位置的にもだいたいなんとなくわかるんですよ。
だから受かった気にもならないし、最後の最後までドキドキしますし、不合格だったとしても点数が足りなかったなという受け止めをすることは簡単なんですよ。
総合型選抜には自分の位置を測るものがそもそもないです。
どの大学がどういう評価の仕方をするのかが完全にブラックボックスの中にあります。
倍率そのものが5倍あるというふうに知っていたとしても、その5倍の中で自分がどこにいるのかというのを正しく教えてくれる物差しがないんですよ。
物差しがないと、書けば書くほどなんとなく自分がやっていることが正しいんじゃないか、これほど頑張っている人は他にいないんじゃないかという気持ちになってくるんですよ。
で、そういう気持ちになっても誰もそれは違うよとは言ってくれないので方向性間違っていてもそのまま突っ走ってしまうこともあるし、自分のなかなかバイアスを変えることも難しかったりするんですよね。
だから出願した段階でなんとなく受かった気がしてしまうというのは、本人の油断というよりは入試の構造がそうさせている面が大きいと思いますね。
人数が10年で倍になっていて、倍率が一般選抜と変わらなくなっていって、でも評価の基準というのは未だ全然見えてこないという状況なんです。
で、見えないままに自分の生き方を全力で書いて出すので、まあこれだけ頑張ってるんだからっていう気持ちにはなりますよね。
厄介なのは何かというと、そういうふうに全力尽くして書いたものが、自分の人生丸ごとを書いて出したものが不合格の時にはなんとなく人格否定されたように感じてしまうのが、基準の見えなさというところとも直結してるんだろうなぁとは思いますね。
じゃあそういうようなややこしいニュースに対してどういう生徒が向いているのかということに関しては来週その話をしていきます。
先に一言だけお断りしておくと、総合型選抜で入学する方がよっぽど難しいというのが自分の実感です。
まあその理由だとかは来週をお楽しみにしてください。
エンディングと雑談
ここまでお聞きくださりありがとうございました。
今日は数字の話が多かったので、細かい出典などについては概要欄に貼っておきます。
文部科学省の公開データとか各大学の公表している志願者の数からの数字に関しては気になった方はぜひ見てみてください。
集計の区分が変わっていたりする部分もあるので、自分の読み方が雑な部分があれば指摘していただけると助かります。
最後にどうでもいい雑談です。
ボイスの方だと毎日話してるんですが、今魔法少女マドカマギカの最新劇場版ワルプールギスの会見の入場者の得点集めに忙しいんですよね。
1週目2週目は来場者得点に関して物欲センサー法を乗り越えてなんとかコンプリートしたんですが、3週目の方は2種類しかないのにまだ回収しきれないんですね。
物欲センサーがまずいで強いなって思ってます。
そして9月11日から響けユーフォニアムの劇場版も始まってしまったので、そちらの入場者得点の回収もしなくて、なかなか自分の時間が無駄、無駄じゃないんですけど同費されてるなっていう感じはします。
押し勝つは押せる時に押せという名言がある通り、自分の予定がたまたま9月に関しては外部の発表だとかもなくて余裕があるので、
そして何より今は経済力が自分が働き出した頃よりもあるので好きなものにお金を使えるのはいいことだなと思ってなんとかしようと思ってます。
ポッドキャストで自分の推しの話をする気はさらさらないんですが、ボイスの方だともしかしたらそういうどうでもいい雑談だとかもするかもしれないので、興味のある方はボイスなどでもフォローをよろしくお願いします。
ここまでお聞きくださりありがとうございました。
感想はコメント欄やSNSでハッシュタグデジコクとつけてぜひお気軽にお願いします。
概要欄のメールアドレスやグーグルフォームに直接コメントをいただけても嬉しいです。
この番組は毎週月曜日に1回配信されます。またボイスでは毎日配信もしているのでぜひそちらもお聞きください。
それでは次回の配信でお会いしましょう。
ではまた。
教室から 届けよう今日も教育
26:07

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