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2025-03-31 15:13

#036 声の合格体験記を作っている話

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今回のテーマは「声の合格体験記」です。卒業生たちにインタビューし、受験期のリアルな体験談や後輩への熱いメッセージをポッドキャストとして配信する企画についてご紹介します。紙の合格体験記とは違う、声ならではの魅力や、収録の裏側、技術的な苦労話など、ここでしか聞けない話が満載です。教育関係者だけでなく、受験生や保護者の方にもおすすめです。


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サマリー

このエピソードでは、Kasaharaが生徒とのインタビューを通じて声の合格体験記を制作しています。この新しい企画は、ポッドキャスト形式で卒業生の経験を共有することを目指しており、声の魅力や実際の悩みを引き出す重要性が強調されています。ポッドキャストを制作する過程では、録音環境の課題や収録の難しさについて語られています。また、先輩が後輩に自身の体験を伝えることの重要性も強調されています。

新年度の準備と意欲
デジタル時代の国語教育を語ろうにようこそ、パーソナリティーのKasaharaです。
この番組では、ICTを活用した国語の授業実践に関する話題を中心に、
Google for Education認定トレーナーと認定コーチの資格を持つ私、Kasaharaが、
教育にまつわる様々な話を配信していきます。
職員室のスタッフ同士で行われる教育談義のようなものだと思って、ゆるっと聞いてください。
いよいよ3月31日ですね。今日は年度最後の日です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
自分も今日は午後から学校へ行って、明日からの新年度に備えた準備をしようと思っています。
全然忙しくて年度末に仕事が終わらなかった借金を返済するしかないんですよね。
今年の自分の気分としては、全然年度末って感じがしないんですよ。
1ヶ月くらい前に卒業式があったはずなのですが、そういう気分が全くないんです。
自分が次の日に京都に行ってしまったからそっちに情緒を全部持ってかれたっていう説もあるんですが、
まあそれはそれとして、全く気分が新年度に切り替わりません。
4月から新しいところで自分はやれるのかな?
勤務校は変わらないので、気持ちが完全に油断しきってますね。
なかなか気分が切り替わらないでいるのですが、
次年度の在校生に向けて、今年の卒業生と新しい企画を始めています。
声の合格体験記の制作
それが講演の合格体験記です。
お察しの通り、ポッドキャストが好きな自分が生徒とポッドキャストを作りたくなって、
みっきり発車で始めた企画です。
合格体験記は生徒に毎年書いてもらっている中で、
わざわざ機材まで準備してポッドキャストを撮り始めているのは、
講師混同と怒られそうな気がします。
でも、講演の合格体験記はかなり良い感じなんですよ。
思いつきで始めた講演の合格体験記なのですが、
先輩の声が直接聞けるって、紙で読む以上にやっぱり良さそうだなーって作り始めて思うんですよね。
すでに収録を終えて何本かの編集も終えた完成品が手元にあるのですが、
どの回も声の魅力を非常に強く感じますね。
とりあえずどういう方法で今自分が収録をやっているのか、みたいな話から説明してみますね。
とりあえずこの企画を思いついたのが、前期入手が終わった後で、
その後に機材なんかも集め始めてっていうこともあるので、
全然企画としては割とグダグダしてるんですね。
なのでインタビューに出てくれる卒業生に関しても、
自分のクラスの生徒であったり、受験の時に少し時間を長く割いた生徒にお願いをしてというような、
そういう形でインタビューを受けてくれる生徒を見つけてきてっていう感じなんですよね。
台本に関しても事前に細かいものを作るというよりは、
箇条書きでこういう質問をするからねというのを生徒に渡して、
当日どういう話の運びになるかに関しては完全にアドリブで今やってます。
だから生徒からしてみると結構な無茶振りなインタビューを受けてくれているなというのを収録を得てるんですけれども、
思うところですね。
そういう背景もあるので、自分と仲の良い生徒じゃないと声をかけにくいこともあるので、
今のところはあんまりちょっと生徒の数を集められないで、
これからどうしようかなっていうのは迷っているところです。
ただ自分との関係性がある程度ある生徒と話しているということもあるので、
話し出すと結構話題としては盛り上がりますね。
台本もいい加減な中、無茶振りをされて話す生徒なんですけれども、
それでもやっぱり何だか話しているうちに話題としては盛り上がってくるなというそういうことを感じています。
こうして生徒と話をしてみると、意外な一面だとかいろいろな発見がありますね。
受験のことを主に生徒にインタビューするような番組の立て付けでやっているんですが、
受験勉強を生徒がどれだけ苦労しているかということに関しては、
やっぱり担任していても見えないことっていっぱいあるんですよ。
実際にこういうインタビューで受験の時、ぶっちゃけどうだったのみたいなことを聞いてみると、
出るは出るは、生徒からいろいろな悩みであるとか、
本当はこういうところがこうだったんですみたいなそういう本音がたくさん出てくるんですよね。
受験期にこんなこと考えていたの?みたいなことがやっぱりたくさん出てくるんですよね。
そういう話を聞いていると、ちょっともっと先回りしてアドバイスしてあげたりだとか、
相談乗ってあげたらよかったかなという気持ちもあるんだけれども、
そういう悩み自体に生徒自身が向き合って成長しているんだなというふうに思うところもあるので、
受験の向き合い方ってやっぱり難しいんだなというのを改めて思いますね。
一応台本というか質問リストは自分の方から生徒の方には渡しているので、
大体こういう答えを返してくれるだろうな、こういうことを空気読んで返すんだろうなみたいな、
合格体験期なので予定調和なところはありますけれども、
そういうつもりでインタビューのポッドキャストの収録はやっているわけなんですけれども、
ただやっぱり実際に話し始めると事前に予想していたこととは全然違うところに向かってきますね。
本当は質問リストなんかも10個ぐらい渡してたりするんですけれども、
実際に話題として話せる内容としてはもう5個ぐらいの半分ぐらいしか話せないなみたいな、
時間がもうそれでいっぱいいっぱい使ってしまうなみたいな、そんなことが実際に起こってくるんですよ。
録音の魅力と技術的課題
なので本当に話し出してみると全然違うところに着地するというのが面白いなと思いますね。
もう一つ面白いのが何かというと、声の合格体験期っていうことなので、
生徒にも話してもらわないといけないわけなんですが、
やっぱり自分の声録音されるって慣れてないとすごい恥ずかしいじゃないですか。
すごい恥ずかしがってうまくいかないかなというふうに思ったんですけれども、
いやいや、意外と意外。
後輩のためにしっかりと自分の言葉でこんなこと考えていたんだとか、
実はこういうところに自分のこだわりがあって、みたいなそういう深いところまでしっかり話してくれるんですよね。
なのである意味ですごい自己開示をしてくれちゃってるんですよ。
そこまで話して本当に大丈夫みたいなところを聞いている方としては感じるんですけれども、
ただ生徒自身が後輩のためにこういう話をしたいんだっていうような思いがあるような言葉になっているので、
そういうところは聞いていて、すごいなというふうに思いますね。
ひとつ思うのが、今回この収録をやるにあたって、
ちゃんとしたマイクスタンドだとかマイクセットも準備してやってるんですよ。
録音に関してはZoomのP4だとか使って、
もう見た目からしてはい、ポッドキャスト撮りますよみたいな環境を準備しているところもあるので、
意外とそういう環境のところで乗せられているところもあるんじゃないかなっていう気はしますね。
ぶら下げられたマイクを目の前にして、
じゃあここに向かって話してねって言って話させていると、
結構ノリノリになってくる感じもありますね。
ある意味で動画を撮られるよりも、もうマイクに向かって話をしているっていうだけなので、
恥ずかしがったりみたいなことも少ないのかもしれないですね。
画像が出るわけではないし、実際その録音の場面だと、
ある意味で話すことに慣れている自分といつもの面談のノリで話しているっていうこともあるので、
感情も乗りやすいし、話としてもやりやすいのかもしれないですね。
やっぱりポッドキャストの魅力としては、話していると声に肯定がついたりだとか、
大きな声で言ったり、ちょっと自信なさそうにちっちゃい声になってしまったりなど、
感情の現れ方というのが非常にリアルに出てくるんですよね。
この番組に関しては自分でインタビューをしておいて、
そして自分で編集しているのに実際に出来上がってきた作品を聞くと、
おお、すごいなって自分で思ってしまうところがあるくらい、
やっぱり声で思いを乗せて語るっていうことには強い魅力があるなというのを感じるところですね。
紙の合格体験記には出てこない、その生徒のちょっとした断言できる表現のところだとか、
ちょっとした言い淀みだとか、そういうところの感情の乗り方が本当にリアルで、
おそらくこれ後輩が聞いてくれたら、受験勉強ってこういうものなんだなっていうのが伝わるんじゃないかな
っていうのをすごい楽しみに思っているところです。
ちなみに技術的な苦労は結構ありますね。
今回この企画を思いついたのは割と卒業した後のギリギリのところで思いついたので、
予算の確保ができてないんですよ。
なのでマイクに関しては正直安めのものを買っているということもあって、
録音した音に関してはちょっと扱いが難しいなというふうに考えているところですね。
値段の割にはすごいよく音を拾ってくれるマイクを買うことはできてはいるので、
おそらくあんまりポッドキャスト普段聞いてない人にとっては気づかないかなっていう程度の話なんですけれども、
ポッドキャストの課題
例えば周囲の雑音を拾いやすいので、割とそのノイズを消すのに技術的に苦労したりだとかっていうのはあったりはしますね。
また生徒自身がやっぱりマイクに向かって話し慣れてないので、話しているうちに感情乗ってくるとマイクの前から動いちゃうんですよね。
左右に動いたりだとか前後に動いたりしてしまうことによって、
マイクのボリュームが一定にならないっていうのは結構これ編集するときには大変ですね。
まあ無茶振りをお願いしているところなので話してくれるだけいいんですけれども、
大きい声はまだ調整しやすいんですけれども、マイクから遠くに離れられちゃって、
ちっちゃくて音がそもそも入ってないみたいなものに関してはかなり調整難しいなというふうに思っています。
あと生徒がプレッシャーを感じないように言い間違えだとかに関しては編集点を作ってやり直しをしてますね。
ついついいつもの面談のノリで話してると放送に載せられないようなことも話しちゃうことがあるんですよ。
なのでそういうところをいちいち削ったりだとか、やっぱり生徒は普段話しに慣れてないということもあるので、
あーとかうーとかえっとーだとかのフィラーは私が話すよりも教員が話すよりも多くなりがちなので、
そういうところのフィラーをカットしたりっていう作業は自分がこのポッドキャストを作っているよりも作業量としては多くなっているので、
結構時間としては大変ですね。
あとこれは実際にやってみて大きな発見だったんですけれども、ポッドキャストを撮るのに学校の教室って向いてないですね。
これなんでかっていうと、人が多く通るからしょっちゅう雑音が入るっていうのももちろんあるんですけれども、
これに関してはカットするような処理すればいいだけなのでそんな難しくないんですけれども、
学校の教室って音がきれいに反響しちゃうんですね。
ポッドキャストを作っている人はよくご存知だと思うんですが、
ポッドキャストの一番録音環境で良くないのって音が反響しちゃって、その反響した音が入ってくる環境っていうのが一番難しいんですよ。
なので教室に関してマイクを置いて録音するというのはこれはあんまり良くないなというところで、
結構録音場所に関しては悩むところですね。
学校の録音場所どこかなっていうのを探してみても、大体どこの部屋を使っても反響しやすい環境なんですよね。
唯一多分反響を抑えられそうなのは図書室なんですけれども、
まさか図書室にマイクセットを担いでインタビューを行うっていうのはできないなというふうに思っているので、
声の合格体験機作りをするときに、この後場所の問題というのは結構頭の痛い問題だなというふうに思っています。
先輩の思い
いろいろな難しさはあるんですけれども、やっぱり先輩たちが後輩に向かって自分の思いを話すというのは非常に良いものだなというふうに思っているので、
なんとか良い形で番組作りを続けていけたらいいななんてことを今思っているところです。
今回の配信はいかがだったでしょうか。
完全に趣味ですね。講師混同でした、やっぱり。
実はまだ正式な許可を校内で取っていないから、誰にも配信できないで使い道に困っているんです。
いや、多分許可は取れるんですけれども、どうやって配信したら一番効果的になるかなと迷っているんですよ。
思ったよりも金銭に触れるような結構良いものが出来上がったので、どう聞いてもらうかがすごく悩んでいるところなんです。
ただ問題なのが、春休み中に4人しか収録ができなかったので、今後配信本数を増やすのが難しいんです。
卒業生は大学生になってしまうし、さすがに高校のことでこの忙しい時期に生徒のことを振り回すわけにもいかないなと。
そして地方に行ってしまう自分の教え子も少なくないので、簡単に収録できないんですよね。
自分と仲の良い卒業生ばかりに今のところは声をかけている状況なのですが、本当はもっと多くの卒業生の声を集めたいんですよね。
難しいのは、ある程度関係性ができているからこそ深い話というか、安心して話してもらえているということや、
本人としては自分からは話しづらいけど、あえて自分の方から突っ込んでいくみたいなことができるところもあるので、
自分があまり教えていない卒業生へのインタビューだとうまくこういうことできるかはわからないんですよね。
あとこれは全く脱線しますけど、ポッドキャストは独り語りよりやっぱり対話の方が聞きやすいですね。
生徒との番組が面白くなってしまって、自分がこうして独り語りしているこの番組の存在価値が疑わしくなってきました。
いや、続けますよ。やめませんよ趣味なので。
そんな感じで、新年度を迎える前に、9年度の最後の悪ふざけをしているそんな日々が続いています。
今回の配信を聞いて何か参考になったことがあれば、いいねを押してもらえると番組作成の励みになります。
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この番組は毎週月曜日に1回配信されます。
次回の配信もお楽しみに。
では、また。
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