1. デジタル時代の国語教育を語ろう
  2. #030 発信を続けること
2025-02-17 14:06

#030 発信を続けること

1 Comment spotify apple_podcasts
祝30回!!
30週連続配信をすることができました!

音声配信は編集にこだわりすぎなければ、最もシンプルな発信方法です。先生方のポッドキャストが増えたら良いなあとずっと思っています。

発信することにハードルを感じる方は多いかと思いますが、自分の持っている知識がどこでつながるかは誰にも予想は付きません。ぜひ、多くの人が自分の発信に挑戦することが普通になる時代が来たら楽しいだろうなあと思うのです。

続けることで見えてくることも多いので、ぜひ、挑戦してみてください。


感想はメールでもお待ちしています!
📩 skasaharagfe@gmail.com

お問い合わせGoogleフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfJO7WWWd2GMDSHMkRSOxrYBHBWputpkdFdNGN66WShYY9-9w/viewform
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6698777b366ee42128ad2540

サマリー

このエピソードでは、情報発信を続けることの重要性について考察しています。教育現場での発信活動やオンラインでの自己イメージの構築と、それに伴うリスクにも触れています。学校の公式ノートを活用した発信活動が、学校内外のコミュニケーションを深める可能性を秘めています。また、ポッドキャストを通じたアウトプットの重要性が語られており、発信することが自己成長や社会とのつながりを促進すると強調されています。

情報発信の重要性
デジタル時代の国語教育を語ろうにようこそ、パーソナリティのKasaharaです。
この番組では、ICTを活用した国語の授業実践に関する話題を中心に、
Google for Education認定トレーナーと認定コーチの資格を持つ私、Kasaharaが、
教育にまつわる様々な話を配信していきます。
職員数のスタッフ同士で行われる教育談義のようなものだと思って、ゆるっと聞いてください。
昨年の7月末から始めたこのポッドキャストですが、今回の配信で、レギュラー回は30回目となります。
お聞きくださりありがとうございます。
予告している通り、毎週1回の配信を何とか続けてこられています。
週1回の配信だと、あまり爆発的に再生数は増えないのですが、
それでも少しずつ毎回聞いてくださっている方の数は増えているようなので、嬉しく思っているところです。
なかなかニッチな内容を配信していることもあって、リアクションをいただけることは少なかったりと、
虚無に向かって何か話し続けているなぁという感じはするんですが、
それでも時々リアクションを色々な人からもらえると嬉しい限りです。
このポッドキャストは、自分がポッドキャストが好きだからとりあえず何かコンテンツ作りをしてみよう、
国語化の教員として話すことのコンテンツ作りをやってみようという、そういう動機で続けていますが、
情報発信を続けること自体にも意味があると感じています。
自分はこのポッドキャスト以外にもノートをできるだけ毎日書くようにしていますが、
情報発信をすることは自分の国語の教員としてのスキルアップのための修行として大切なことなんだろうなぁと思って続けています。
情報としての価値を高めることはなかなか難しくてやれてないんですが、
コンテンツを受け取るのは未来の自分で、そこで何かを思うだろうと思って、
コツコツと毎日発信を続けて情報の蓄積をするようにしています。
実名での発信
さて今週はそんな情報発信を続けることの価値について話をしていこうと思います。
さてここからが本題です。
情報発信をすることと聞いてリスナーのあなたはどのように思いますか?
やっぱりハードルが高そうだっていうふうに思いますかね。
自分には発信するほどの情報がないということだとか、
何かを発信しようと思ったら炎上のリスクがあるんじゃないかなみたいな、
そういうところに難しさを感じる人は多いんじゃないかなというふうに思います。
自分もこうやって何かしら毎日情報発信することを心がけてはいるんですが、
まあよくご存知だとは思いますが、
その情報の質に関しては全然高まらないでよくないなというふうに思っているところは実はあります。
ただ情報発信を毎日続けるということを自分に活かすことによって、
自分から情報を取りに行こうということだとか、
なんとかないところから言葉をちゃんと積み出そうみたいなことを習慣化することができるので、
情報を渡されている人にはなかなか面白くないものを送ってしまっていて申し訳ないところではあるんですけれども、
情報発信というような行為を繰り返すこと自体が自分のスキルアップの修行として大切なことだろうというふうに思っています。
実はいろいろな先生方の情報発信ってこの5年ぐらいでものすごく増えましたよね。
それぞれの先生方が日々教室で感じていたことを、
それこそ主観的なブログに記してくださっている方ってすごい多いんですけれども、
そういう記事を見ると、教室でこういうことを起こっていると、
先生たちってこういう見取りの仕方をするんだなぁみたいなことを共感的に読むことができて、
仕事をしていく上でのモチベーションになっていくんですよね。
ですから何か質の高い情報を発信しようというふうに考えてしまうと、
いつまで経っても情報発信ってすることは実はできないですし、
何気なく情報発信をしてみることによってその情報に価値を感じてくれる人って
必ずどこかにいるんだなっていうのはちょっと思っているところではあるので、
多くの先生が気軽に情報発信始めたらいいのになというふうに個人的には思っています。
ただ情報発信をするとどうしても炎上のリスクだとかは気になりますよね。
特に実名での発信をするというのは相当気をつけなければいけないことであるのは間違いないかなというふうに思います。
自分はこうやって実名での発信をもうずいぶんやっていますけれども、
自分がなんでこれ実名で発信しているかというと、
一つはGoogle for Education 認定トレーナーのトレーニング記録として
発信活動がカウントしてもらえることもあるので、
その一環として実名で発信しておいたほうが色々便利だからということがもちろんありますし、
あともう一つの理由としては、
自分自身が実名で発信するということを国語の授業だとか
今後の教育に活かせないかなみたいなことは結構考えています。
実名で発信するということは色々なことにやっぱり気をつけなければいけないなというのは思っているところです。
そして自分のオンラインの発信を続けるということは、
オンライン上に自分のイメージを作るというようなそういう作業にもなってきているんですよね。
どのような自分のイメージを発信によって作るのかみたいなことを
教育とデジタル社会の課題
少しチャレンジしてみているみたいなところも実はあります。
このオンライン上のイメージをどのように作るかということは、
実はデジタルスンシップ教育のレッスンプランの中にはあるんですよね。
デジタルフットプリント、デジタル足跡なんていう言い方をしたりするんですけれども、
オンライン上の自分のイメージをどうやってコントロールしていくのかということを学ぼうというような
そういう授業のレッスンプランってたくさんあるんですよ。
例えばアメリカのコモンセンスエデュケーションのレッスンプランだと、
各学年のところにデジタルフットプリント、デジタル足跡の授業の話があって、
どういう発信活動を、どういうことを気をつけてやりますかみたいなことは、
もう何回も何回も授業の中で扱っていくみたいな形になっているんですよね。
日本の学校がSNSで何か発信をするなんていうと、
もうとにかく厄介事を抱え込んでくる、そういうイメージで扱われていることに対して
ずいぶん積極的に扱うんだなというふうに感じるんじゃないでしょうか。
ただやはり今後オンライン上での自分のイメージをどのようにコントロールしていくかということは、
これだけデジタルテクノロジーやSNSが発達した社会において、
子どもたちにとってはおそらく切実な課題になっていくんだと思うんですよね。
子どもたちのプライベートの生活の発信のすべてを授業でコントロールできるみたいな、
そんなことは考えないですけれども、
ただ授業で少しそういうイメージがコントロールできるものなんだよということを増えることによって、
子どもたちが何か実際の場面でちょっと立ち止まって考えるみたいな、
そういうスキルを身につけることもできるんじゃないかなというふうに思っているんです。
そういうことを教えるためには、やっぱり大人自身がSNSだとかオンライン上での発信活動で、
どういうリアクションだとかどういう受け止められ方をするのかみたいなことを学んでおく必要はあるかなというふうに思っているんですね。
ただもちろんこれ全ての先生にそういうことをやってくれっていうことを押し付けることはできないので、
あくまで個人的な実験、個人的に何年か続けていて、
数年後ぐらいにこういう結果になりましたよみたいなところを教材化できたり、
授業に行かせたりしたらいいなというふうに思っているところも実はあったりはするんですよね。
子どもたちの発信活動がインスタだとかBDRとかで割と手軽で行われている一方で、
大人たちは全然オンライン上で自分のイメージを作るような発信をするっていう経験がないという非対照的な状況というのは、
課題にきっとなってくるんじゃないかなというのは思っているところです。
どうですかね。なかなかいきなり発信活動を自分の名前でやろうみたいなことはハードル高いかもしれないですね。
その意味で少し挑戦してみてもいいかなと思うのは、
学校の発信活動みたいなところをもうちょっと挑戦してみてもいいかなというふうに思うんですよね。
自分も毎日更新しているノートですけれども、
学校における発信活動
学校向けのプランだと実はノートプロの有料バージョンを無料で使わせていただくことができるんですよね。
実際自分の勤務校に関しても学校の公式ノートを用意して、
生徒がそこで実名で発信するみたいなことは挑戦していたりします。
学校の公式のノートで発信するということであれば、
例えば大人の目から見てこういうことを書いたら炎上するからダメだよねっていうことを相談しながら、
子どもたちに安全に挑戦させてあげることもできるんじゃないかなというふうに思うので、
そういう何か学校自体がメディアを持ってそこで表現活動をするみたいなことは結構挑戦してみても面白いんじゃないかなというふうに思っています。
私立の学校だと学校だけで契約できるんですけれども、
多分自治体なんかだとちょっとルール変わってくると思うので、
公立の方はごめんなさいちょっと私は私立の教員なのでどうしたらいいかは具体的には言えないんですけれども、
ノートの方と相談してみるといいんじゃないかなというふうには思いますね。
また学校の先生が発信活動を続けるっていうことはそれ自体にもやっぱり意味があるんじゃないかなっていうのは強く思いますね。
学校の中のことってやっぱりなかなか見えづらいということもあって、
学校の外に向かって発信がされることで学校の中が社会に伝わっていくっていうのはすごい大切なことなんだろうなっていうふうに思います。
ボイシーのパーソナリティーの野坂さんこと野崎先生が、
学校のことや教育のことをフラットに発信し続けていらっしゃいますけれども、
その放送ってものすごく価値があるなっていうふうに自分は感じてるんですよね。
ですからさすがに野崎先生のようにフラットにいろんなことを毎日発信し続けるというのはハードル高いかもしれませんが、
いろいろな先生が素朴に感じている学校のことや教育のことや子どもたちのことというのを匿名でも全然良いと思うんですけれども、
こういうことを大切にしているんだ、こういうことを目指してるんだっていうのが発信されていく、
情報として世の中に増えていくというのはいろいろな意味があるんじゃないかなというふうに思っています。
なかなかお互いに何を考えているのかということが理解されないために誤解されてしまっているところって多いんじゃないかなと思うんですよね。
なので学校の先生たちの情報発信というのがもっと世の中に気軽に増えていけばいいなというふうには思っているところです。
もちろん公立の先生だと自分のような私立の教員に比べて縛りだとかルールだとかのハードルが高いところは多いにあるんじゃないかなというふうに思います。
ですから少しハードルは高いかもしれませんが、ただそのハードルを超えるだけの価値はあるんじゃないかなというふうに思っているので、
興味を持たれた方はぜひ挑戦してみてください。
ポッドキャストとアウトプットの重要性
自分で良ければアドバイスだとか協力できることは協力しようと思いますので、ぜひお気軽にお声掛けください。
今回の配信はいかがだったでしょうか。
配信を続けるためにはかなりのエネルギーがいるのは事実ですね。
このポッドキャストは週1回の配信ですけど、毎週数時間は時間をかけているのも事実なので、
例えば風邪をひいたりしたら多分更新が間に合わない気がしていますし、いつもいつでも発信できるような元気が自分の中にあるとも限らないんです。
それでも発信をするということを前提として生活をしているからこそ、自分の中に引っかかってくるものが生まれたり、
その時々のことを振り返って言いたいことを考えるという習慣は身についているなというふうに思います。
ある意味でアウトプットは最強のインプット方法であることは間違いないですね。
何かを話そうと思うからこそ、自分の中に入ってくるものが多くあります。
また、自分のアウトプットが取るに足らないなと思っていても、必要な誰かが必要に応じて使ってくれることもあるので、
外に情報を提示しておくっていうのは大切だなと思います。
そして発信をしないことには必要な人に見つけてもらうこともないんだろうなと思います。
自分がここにいるということを見つけてもらうためにも、多くの人はもっと発信活動をしてみても良いんじゃないかなと思うんですよね。
日常的な発信がもっと増えてくれたら嬉しいなと思っています。
特にポッドキャストの先生たちのポッドキャストが増えたらこんなに楽しいことはないと思うのです。
ポッドキャストは炎上のリスクも比較的小さいと言われるので、先生たちもぜひ始めてみませんか。
今回の配信を聞いて何か参考になったことがあれば、いいねを押してもらえると番組作成の励みになります。
またアウトプットの一環として、ぜひお気軽にコメント、SNSでのシェアをよろしくお願いします。
概要欄のメールアドレスやGoogleホームに直接感想をいただいても嬉しいです。
この番組は毎週月曜日に1回配信されます。
次回の配信もお楽しみに。
ではまた。
14:06

コメント

本名で発信することはメチャクチャ自分を鍛えることになっていますねー 私はどっかの本で読んだ評価経済社会が次に来ると思っているので、発信🟰経済となるとしたら、言葉というものの重要性が増していくと思っているのですが、自分をブランディングすることもデジタルシティズンシップに入ってくると知り、勉強になりました。

スクロール