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スピーカー 1
でも、もともとの目的は留学したいっていうのがあったんですよね。
あったのあったの。
スピーカー 2
あったのあったの。
スピーカー 1
あったんですけど、ああいう大きい会社に行ってみて、そこが自分に合わないということに気がついて、
すごいいろんなセクションがあって、めっちゃ縦割りだったりとか、あるある、大きい会社あるあるなんですけど、縦割りだったりとか、
あと意思決定がゆっくりとか、自分が営業として頑張っても、もちろん他の要素も多すぎて、
自分の成長が実感できない、当時の分かり上げのいたりで思ったりして、
なんかここはちょっと自分が頑張れる場所じゃないなっていうと、
あと大きい組織で割とフラストレーションが溜まってたんで、国連もそういう風な場所だって聞いてたんで、
じゃあダメだと。
だったら自分が手に職をつけて、何かも直接的に関われるような仕事をしたい。
手に職って何がいいかなって考えた時に転職エージェントに出会って、卒業に転職してたっていう。
でもなんか、手に職って考えた時にいろんな選択肢がある感じがするんですけど、その中でなんで転職エージェントになったんですか?
その時に、人と組織の関係にいすずにいた時に興味を持ったんですね。
セクショナリズムもあり、それを私何とかしたくて、2年目か何かに人事部に掛け合って、若手の人だけで使えるイントラネットを作らせてくださいって言って、
そうしたら部署関係なくみんな同期だったりするから、わからないことがあったら開発の人とか生産者に聞けてって言って、
それ作らせてもらって、そこで交流できるようになったりとか、組織のあり方とか、あと人のモチベーションとかに向けて、
人と組織に興味があるなと一つ思いました。
もう一つ、いすずじゃないんだったらどうしようかなって、いろいろさまよって考えていた時に、
いくつかのエージェントからうちに来ないかって言われて、あ、そういう選択肢もあるかと。
スピーカー 2
エージェントと面談している中で、うちのエージェントになりませんかって言われたんだよ。
スピーカー 1
そう、それを何社かも言われて。
スピーカー 2
なんか向いてるって思われたって。
スピーカー 1
思われたんでしょうね。
そういえば、そこで思い出したのが、私も幼稚園の頃から人の人生を勝手に想像する、
遠くに居る天みたいになっている人の人生、今車の中に天に入っている人が居るけど、
その人は多分お父さんで、お家に帰ったら家族が居てとか、
私は私の人生の物語を主人公で、周りの人は脇役で、天のおじさんはその人が主人公で、
そういうのを幼稚園の頃、団地の上の階から下の車とかを見て想像する。
その視点の転換が面白い。
小学校に入ったら、勉強を全部読んで、
みんなそれぞれ才能を持っていって、それで社会を良くするって、なんて素敵だと。
お友達はどんな才能があるのかな、私はどんな才能があるのかなって考える小学生。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
学生時代に、メパールでトイレも電気もない村での国際ボランティアに参加して、
いろんな国の学生とかが集まって、敷地調査とか職員をするのに1ヶ月くらい行ってたんですけど、
そこで仲良くなった村の女の子が同い年くらいで、私も18、彼女も18、19で、
何気なく将来何になりたいのって聞いたら、すんごいその子にびっくりされて、
本当に歯ごとに丸め鉄砲ってこの顔でさ、何バカなこと言ってんねん。
そんなお母さんか先生しかないから、生まれてからそんなの考えたことないわ。
変なこと聞いちゃって、みたいに。すごい仲良くなった女の子に言われて、
私は日本に生まれたから、業界研究とか会社研究、何の仕事がいいかな、いろんな才能あって、みたいな世界にいたけど、
たまたま同い年くらいでネパールに生まれた子は、そんなこと考えないで、
持ってまいった才能がとかじゃない世界に生きているっていうのに、すごく逆に驚いて、
っていうのを伊豆津から転職しようと思ったときに、思い出して、転職エージェントの話をいただいたときに、
それでやれば、人と組織の最適解っていうのをそこで突き詰めていって、経験積んで、
いずれシニアボランティアで、途上国で何かできればな、みたいな風になって飛び込んでいった。
結局、今は独立してやってますけど、1人転職が決まると、1人タイの子どもの中学校3年間の奨学金を送るっていうのを、
スピーカー 1
もう10年以上やっていて、転職した方と採用いただいた方には、支援する生徒の写真を毎年送られてくるんで、
それ見てみんなで喜ぶ、みたいな活動につながっているので、私の中ではそれが一品したというか、確かに。
スピーカー 2
なるほどね。
でも本当、人に興味があるっていう以上に、その人を中心とした全員が主人公としての人生っていうものに想像を巡らせるっていうこと自体が、
すごく子どもの頃から好きで、それが花開く世界と、社会的な条件でそうなれない人たちみたいなのもいるっていう、
ことが結構、原体験的なところにあるんですね。
それって何かちょっと話聞きながら、トラツバの、トラツバさんも、高徳さんも好きだから、結構女性が何人も出てきて、
トラちゃんって恵まれてるじゃないですか、あの時代において自分がやりたい勉強をすることができて、
親もサポートしてくれて、お金、経済的にもそれを許される環境にあって、
あんな風になってるけど、そうではない人たちもたくさんいて、
そういう人たちにすごく、その人たちにもそれぞれの人生があって、
私はね、そこに光が当てられるところは、すごいグッとくるところがあるんですけど、
ちょっとさっきのネパールの話とかを聞いてて、そういうのを想像したというか、思ったところはあった?
スピーカー 1
本当にみんなが主人公なのは当たり前で、でも主人公の在り方は一つではなくて、
リーダー的な人もいれば、そういう人を支えるのが生き甲斐として生き生きする人もいるし、
本当に一人一人がその人らしく生き生きしてほしいなっていうのは、私の根底にはある。
今ソーシャルグッズフェスでやってる中で、フラワリングってコンセプトなんですけど、
フラワリング?
フラワリングが出てて、別名、世界お花畑ケーキなんですよ。
一人一人が才能持ったお花だという前提があって、
でもたまたまいる場所が土壌が合わなくて、若干咲き切れてない。
私たちは転職映像となって、合う土壌にお連れすると、
シャキーンと別人のように、本当にその後肌ツヤも良くなるくらい生き生きするんですよ。
楽しいですってなって、そうするとお花もシャキーンと綺麗に咲くし、
新しい色のお花を迎え入れた組織は、彩りが豊かになるから組織活性化するし、
それはうちがお手伝いする会社さんだったり。
ソーシャルなことをやっている会社さんだから、そこが活性化したら、
それを見ている周りの社会もみんな嬉しいというのを毎回イメージしながら、
この方はどこだったら咲くかな、もっとさらに咲くかなとか、
この会社さんはどういう方が来たらすごい活性化して良くなるかな、
というのを考えながらマッチングして、
そういうお花畑を世界に広げたいというふうに。
素敵。
世界を花畑系に。
すごい野望。
スピーカー 2
でも、メーカーから転職して人材エージェントに行って、
それも比較的大きい会社ですか?
スピーカー 1
本当に小さい。
小さい会社。
スピーカー 2
そこの中でエージェントとして働いていくことと、
その先の起業というか、自分でやるって、
ここの編成の中に同じ人材エージェントの仕事でも、
このお花畑にするこの野望は、
やっぱりその組織の中での人材エージェントとして自分が働いていくことと、
もうワンステップあるじゃないですか。
これってどうなんですか?やっぱり違うことなんですか?
スピーカー 1
それはですね、私本当にラッキーな人間なんですけど、
そこで最初にやったエージェントがキャリアンキュベーションという、
コンサルファームとかMBA人材とか、
PEとかに強いエージェントなんですが、
すごくいい会社で、
本当に当時からも、
求職者の方とか企業のため思う支援をしているような会社だったんですね。
だから私が最初にそこに行ったことで、
それが植え付けられたというか、
例えば私から、
そうだな、某大手外資ITで1500の内定が出ている人がいて、
他からメディカルで2000の内定が出ていて、
どうしたらいいか高戸さん相談のってくださいって言われて、
当時私まだ26とか、
そんなピヨピヨだから先輩に、
私手に負えないんで代わりに相談して差し上げてくださいって言ったら、
一般的によく言われるんだったら、
その会社で決まるようにクロージングしてくるっていうところを、
高戸、お前はどうしたいのって言われて、
私がその方が一番いいと思うところに落ち着いていただければって言ったら、
よし、分かった。
そういう会話が成立するエージェント、
本当にその人のベスト、その会社のベストを追うエージェントだったんで、
最初に見たものをお母さんと思うピヨピヨみたいな感じで、
これがエージェントの仕事かピヨピヨみたいになった。
そこでもある程度数字は出させていただいたんですが、
結婚することになり、結婚相手がタイで仕事をしていたので、
社長にタイ進出しましょうよって言ったんですけど、
また当時エージェントどこも海外に出てない違いだったんで、
それもなーって言われて、やめて満腹になった。
スピーカー 2
旦那さんは最初から、結婚するタイミングではもうタイに住んでたんですか?
そうなんですよ。
スピーカー 1
向こうでファミリービジネスがあって、それを一緒にやってて。
スピーカー 2
知り合ったのは?
スピーカー 1
異質時代ですね。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
仕事で?
同じ中均等グループで。
でも旦那さんは、このご実家のビジネスをやるために会社を辞めて、
スピーカー 2
遠距離恋愛してたってこと?
スピーカー 1
そうですね。しばらく。
スピーカー 2
でもそれでタイに自分も結婚して行くぞと。
そこは日本でのキャリアとか、今までやってきたことを中断しなきゃいけない。
別に不満があったわけじゃないわけでしょ?
スピーカー 1
結構ハッピーに仕事してたわけでしょ?
スピーカー 2
そこは迷いは何もなかったんですか?
スピーカー 1
でも異質でもタイ駐在行きたかったぐらいなんで、割と。
タイ行ってみたい!みたいな。
行くぞ行くぞって感じで楽しんで。
最初は専業主婦で、カリスマ専業主婦目指そうと思ってすごく頑張ったんですよ。
結婚したから、ずっとお家のことやって。
めっちゃ家事やるぞと思ってやったら、適性がなさすぎて。
掃除とまでやっても終わんないし、お料理もやるんですけど。
それで挫折して、仕事を探し始めたっていう。
よこさんのお花畑ではなかったんですね。
適正適正の仕事をしてる私が、やっぱり私はこれにはコンピテンシーないんだって。
これじゃ適正適正じゃないなっていうので。
探し始めてたら、ちょうどJACってエージェントのタイが出てきたばっかりで。
そこに入れてもらって。
スピーカー 2
なるほど。
ここはさっきも少し落ち合ってたよな。
駐在員の方とかを、タイでの転職サービスっていうのは日本人?
スピーカー 1
そうですね。私がやってたのは、タイで働きたい日本人の方に国内でのお仕事を紹介したり、
日本に帰りたい方に日本オフィスに繋いでご支援したり。
そういう感じなんですね。
人材側は日本人?
そうですね。私が担当してたのは日本人部分で。
スピーカー 2
感覚的には、日本でやってたこととタイでやってたことは、自分の中では同じ?
スピーカー 1
同じですね。会社が立ち上がった直後からだったので、お客さんの開拓したりとか、
マーケットが全部やらせてもらって、ホームページとか。
それはすごい面白かったですね。やればやるほど事業が大きくなっていくので、
会社の成長が私の成長みたいな、自ら社畜っていう感じですね。
お客っていうか、お取引のある企業数に応じて会社の業績が完全に…
すごい面白かったですね。やればやるほど会社が大きくなっているっていうのは。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
でもそこで、お子さんが生まれたのはタイでですか?
そうなんですよ。
タイで働いて、4年、5年くらいで子供が生まれて、
子供が生まれたら、最初はバリバリ両立するかっこいいワーキングマザーを目指してたんですけど、
思いのほか子供が可愛すぎて、こっちとの時間を取りたいっていう気持ちの方が強くなっちゃって、
会社にすみませんって言って辞めさせてもらって。
一回辞められたんですか?
そうなんですよ。サンキューいただいて、そこからちょっと戻ってたんですけど、
スピーカー 2
やっぱり子供と一緒にいたくなっちゃって、ごめんなさい、すみませんって言って辞めさせてもらって。
また専業主婦というか、お子育てが基本100%の生活をしばらくしたわけですか?
スピーカー 1
そう。しながら次何すること、何したらいいかゆっくり考えようって思ってたら、
洪水が来て当時、ああいうタイヤがバーっていう洪水、バンコカの水だみたいな。
なんかあったな。
みんなそんなんでわたわたして、日本にも避難で帰国したら、
日本の人材業界のドンみたいな方がいて、私時々ご挨拶もしたんですけど、
その方に、元加藤さんグローバルでやってたなら、日本で独立したら絶対うまくいくよって言われて、
当時日本でいろんな大手のスタートアップが海外に進出するブームで、海外ブームだったんですね。
元加藤さんが絶対うまくいきようっていう、私の前の会社の時の実績も知ってる方がそういう風に言ってくださったんで、
じゃあみんな立ち上げちゃおっかなって急にステッチが入って、帰って独立するみたいな感じになりました。
スピーカー 2
独立するで、いきなりやれるもんなんですね。
スピーカー 1
でも、やっぱり私の目は子育てなんで、子育てなんだけど、
フルの専業主婦は自分は役所がないからできないっていうのが分かっているので、
ちょっとちょこちょこ外で動き回りますぐらいなんで、
全然最初売上とかも気にせず、もうひたすらリンクトインでメッセージ送りまくって、いろんな人に会っていって、
スピーカー 2
なんか個人エージェントみたいな、そういう感じ。
スピーカー 1
それでもう昼間は子供のこと優先しながら、ちょこっと預けられたらそこで仕事してみたいな。
本当のことこそと。
スピーカー 2
それがどれくらい続いたんですか?
スピーカー 1
それが結構続きましたね。
今日は割とそんな感じでずっと好き勝手。
スピーカー 2
でもその間に日本に戻ってきてるわけですよね?
スピーカー 1
そうそう。日本に帰国して独立して、好きなようにいろんな活動して楽しくふらふら活動してたんです。
スピーカー 2
日本に帰ってきたんだら旦那さんは元々ファミリービジネスでタイにいて、
でも日本でのビジネスをやるために旦那さんが帰ってくるのと一緒に帰ってきたってこと?
そう、それでもういいよいいよって、俺も日本帰るわっていうので一緒に帰って、
俺は帰るわって。
スピーカー 1
で、就職して今会社員を。
スピーカー 2
そうなんですか?
スピーカー 1
そうなんです。
スピーカー 2
そうなんだ。それはむしろタカトさんが日本に帰りたいみたいなのがあったってこと?
スピーカー 1
なんかね、向こうも帰りたかったみたいで。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
やっぱり音楽は難しい、いろいろあるみたいで。
スピーカー 2
なるほど、そういうことなんですね。
スピーカー 1
そうなんです。
スピーカー 2
じゃあもう二人で帰ってきて、でも子育てを中心とするにはむしろ起業して、
自分のペースでやれる方がいいやみたいな感覚で最初は起業した?
スピーカー 1
そうです、そうです。もっと子育て優先で好きな仕事をちょこっとできればいいやみたいな感じでちょこちょこっと。
スピーカー 2
でも今だいぶモードは違うでしょ?
スピーカー 1
そうなのよ。
それどこで変わった?
どの辺が県関連だったんですか?
どの辺なんだろうな、やっぱりやって口にそうじゃん波が来て、
わーってお客さんの口コミで、うち旧人ほとんどお客さんの口コミ、
お客さんとか転職された方とかの口コミなんですけど、それが一気にバーって増えて、
で、この先どうしていこうかなと、一人でボソボソと好きなようにちょこちょこやるのもいいけど、
でもお花畑を広げたいなって思っちゃったんですね。
こうやって幸せになる人たちが増えているので、明らかに私たちがお手伝いさせていただいて、
幸福度の測定とかも皆さん数字が上がっているので、それをもっと広めるにはやっぱり自分一人じゃなくてチームで、
かつ、コロナの直前にスタンフォードのソーシャルアントレプリナーシブルプログラムに行って、
世界中のソーシャルアントレプリナーと一緒に一週間のプログラムを受けたんですけど、
そこでもさっきのフラワーリングお花畑計画の話とか、うちがやってることやったらすごく大受けして、
みんな紹介してくれないかみたいな話もすぐに来ていて、
多分これはもうちょっと世の中に提供できることはあるかなっていうのでスイッチが入っていったって。
そこから経営とか勉強し始めて。
スピーカー 2
じゃあ5年くらいですか、ここ。