1. Dialogue cafe
  2. #6-3 名作決定!たっぷり語る..
2023-07-19 39:01

#6-3 名作決定!たっぷり語る、はたして「怪物」とは何なのか?【映画談義「怪物」編 ゲスト:ビジネスプロデューサー 辻覚史さん】※ネタバレあり

▼内容:
:一言で感想を言えない/解釈が分かれるラストシーン/あの文学作品がモチーフとして登場/1本の中に全く違う複数の作品を観た感覚/伏線だらけ!坂元裕二っぽさ満点/それぞれの登場人物たちへの解釈/誰もが取る自分を守ろうとする行動/親からは見えない子どもの葛藤/至る所にあるバイアスは意識的に矯正するしかない/なぜタイトルが「怪物」なのか?/「怪物だーれだ」/ぬぐってもぬぐっても泥水に覆われる窓/坂本龍一の美しきピアノ/湖のある街が舞台/さりげなく判明する事実がストーリーの印象を大きく変える/じわじわ来る怖さ/みんなで話すにはちょうどいいチョイス/人間を肯定する是枝作品の優しさ/映画談義、またやりたい!

▼出演:
ゲスト
辻覚史さん(大手広告代理店ビジネスプロデューサー)
辻さんのInstagram

MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、INSEAD大学院生、2児の母)

00:01
スピーカー 2
Dialogue cafe。この番組は、40代で組織を離れ、ワーク&ライフシフト中の田中優子と岡澤陽子の2人が、身近な出来事から社会課題まで、最近気になるあれこれを好奇心のまま語らうポッドキャストです。
スピーカー 1
Dialogue cafe。この番組は、40代で組織を離れ、ワーク&ライフシフト中の田中優子と岡澤陽子の2人が、身近な出来事から、初めての会話を聞きました。
スピーカー 3
Dialogue cafe。この番組は、40代で組織を離れ、ワーク&ライフシフト中の田中優子と岡澤陽子の2人が、初めての会話を聞きました。
Dialiveiveiveiveiveiveiveiveiveiveive.
スピーカー 2
どんどんどんどん来るっていうか。
そうだね、確かに。
スピーカー 3
私は最後、確かに二人にとっては幸せなのかもしれないけど、
やっぱりまだ最初の母親の視点が残ってるからだと思うんだけど、
これはどういうこと?って。
母親の方の視点になった時に、
スピーカー 1
最後までね。
スピーカー 3
分からないから。
本当にあれがリアルなのかどうかも、最後のシーンが。
なんていうの?
生きてるのかな?
スピーカー 2
そういう視点もあるんだと思った。
それね、私思ったのは、
銀河鉄道の夜をすごい、
宇宙の話してたし、
出発みたいな話してて、
銀河鉄道の夜だとしたら、
あれもさ、ちょっと含みがあるじゃん。
少年二人の話で、
おそらく死んだっていう。
銀河鉄道の夜はね。
スピーカー 3
だから、
生きてるのか、
違う次元での、
最後のエンディングなのかっていった時に、
もし違う次元だったら、
スピーカー 2
母親の視点が残ってるから、
スピーカー 3
なんかこう、
03:00
スピーカー 2
喪失っていうか、
スピーカー 3
なんだけど、
あの子供たちの視点に立ったら、
すごくこう、
前向きな感じの気持ちになるんだけど、
っていう、
複雑な、
スピーカー 2
複雑なままが残ったの。
2個目のさ、
エイタと安藤さくらが、
土をさ、
あそこで終わってるじゃん。
その2個目が。
確かに確かに。
それで、最後の、
3つ目のやつは、
あの、
スピーカー 3
そこの、
スピーカー 2
続きは、
描かれてないよね。
スピーカー 1
で、
空いて、
でも、
中に入れない状態で、
スピーカー 3
中は暗かった。
スピーカー 1
結局、いるかいないか、
スピーカー 3
分からなかった。
スピーカー 2
分からなかったよね。
スピーカー 3
まあね。
そうそう。
だから、それで、
開けて、
その、
お母さんと先生が、
開けて、
声をかけて、
暗い、
中が見えて、
っていうところで、
スピーカー 2
止まってるじゃない。
スピーカー 3
そうそう、そこで止まった。
スピーカー 2
そう。
だから、そこで、
いたのか、
いなかったのかは、
スピーカー 3
分かんないってことだよね。
そう。
だから、別の場所にね、
いたのかとかも、
スピーカー 2
分かんない。
スピーカー 1
まあ、確かにね。
電車の、あれ、
だから、一応、
電車の下から抜けて、
溝から、
スピーカー 3
逃げて、
スピーカー 1
行ったわけじゃない。
スピーカー 2
確かにね。
そう。
スピーカー 1
でもね、だから、
僕的には、
最後は、
死んでるかもしれないし、
生き残ってるのかもしれないけど、
うん。
少なくとも、
スピーカー 2
あの二人の中では、
うん。
スピーカー 1
あの、
新しい場所というか、
うん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
自分を肯定できる世界に、
うん。
至ったんだな、
っていうのは、
前向きだな、
と思ってる。
そうね、そうね。
スピーカー 3
なるほどね。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
それは多分、
死んだ、
とって、
とって、
スピーカー 2
幸せだったんじゃないかな、
スピーカー 3
うん。
スピーカー 2
確かに。
そうね。
スピーカー 3
なるほど。
そういう意味では、
すごい、
すごい美しかったじゃない?
うん。
最後のシーンが。
うん。
すごく美しかったから、
うん。
そう、
それはなんかすごく、
分かったんだけど、
何だろう、
多分、
スピーカー 1
母親を引きずって、
スピーカー 3
うん。
最後まで。
そうだよね。
スピーカー 2
うん。
視点として。
その1個目の、
母親視点の話で、
見てた、
うん。
あの、
全然違う作品を、
うん。
見た感じっていうか、
確かに。
映ってきた感じが、
するよね。
うん。
それ、1個目の話は、
もっとなんか、
社会的な、
トーンっていうかさ、
うん。
いじめとか、
うん。
スピーカー 3
校内暴力とか、
うん。
スピーカー 2
大罰とか、
うん。
それに対する、
その学校の、
そうそうそう、
とか、
そういうテーマのように、
うん。
見えるじゃん、
最初はね。
で、なんか、
重苦しい、
なんか、
なんかこう、
なんていうの、
強く感じる、
うん。
シーン、
うん。
でもその後の展開はまた、
全然ね、
同じ事実が、
うん。
全然違う角度から、
うん。
描かれてるから、
まあ、
ね、
あの、
ほんと、
同じものでも、
人の、
06:00
スピーカー 2
その、
見てる目線によって、
うん。
なんかね、
全然違う、
うん。
私はすごいね、
あの、
坂本裕二っぽいなって思いながら、
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
そう、
スピーカー 3
すごい坂本裕二っぽい脚本、
スピーカー 1
あの、
人生が進んでいく感じは、
うん。
スピーカー 3
坂本裕二さんっぽいなと、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 2
なんか、
ね、
あの、
それぞれの、
ある視点から見たら、
誰かが、
すごい、
まあ、
悪者に見えるんだけど、
うん。
別の観点から見たら、
その人の、
人生とか、
価値、
なんか、
背景を見るとね、
スピーカー 1
全然、
違う。
一点だけ、
言わせていただくと、
うん。
スピーカー 3
堀先生の、
スピーカー 1
うん。
一発目の、
うん。
の、
態度が、
あまりにも、
スピーカー 3
悪すぎて、
スピーカー 1
ああ。
実は、
こういう事情が、
あったんですよ、
って言われても、
スピーカー 2
うん。
でも、
あの態度から、
スピーカー 1
っていうのが、
ちょっと、
気になっちゃう。
確かに、
確かに。
あそこで、
スピーカー 2
飴食べるとかって、
うん。
別に、
彼女の、
あの話とかは、
あったとて、
やっちゃいけないでしょ、
って話してます。
スピーカー 1
そうね、
確かに、
確かに。
そう、
そういう態度じゃないよね、
うん。
スピーカー 2
確かに、確かにね。
そうね。
それはそうかも。
スピーカー 1
ちょっと、
スピーカー 2
気候に近い、
というか、
うん。
なんか、
ちょっと、
こっちに持ってこう、
見る人を、
こっちに持ってこう、
スピーカー 1
っていう意図を、
感じる演出かもね。
そうね。
で、
何だったら、
その次の、
スピーカー 2
その、
スピーカー 1
彼女との、
あの、
まあ、
なんだろな、
デートから帰ってくる、
シーンとかでも、
の、
スピーカー 3
ああ、
スピーカー 1
はいはい。
あれ、
あそこ、
あのシーンの演技と、
うん。
その後の、
実はこうだったんです、
っていう、
その、
ため明かしのところの、
うん。
えっと、
堀先生の、
えっと、
態度というか、
スピーカー 2
演、
スピーカー 1
演技が、
スピーカー 3
かなり違うな、
と思っちゃって。
スピーカー 2
確かに、
確かに、
それはあるかも。
もしかしたら、
でもその、
あの、
堀先生は、
まあ、
彼も、
だけではなくて、
うん、もちろん。
やっぱなんか、
すごいちょっと、
だってさ、
なんか、
スピーカー 3
あの、
スピーカー 2
なんだっけ、
五色を見つける?
五色を見つける?
五色を見つける?
とか、
スピーカー 1
趣味。
スピーカー 2
そういうのが、
趣味みたいな、
ちょっと、
やっぱり、
ずれてる、
ずれてる、
なんか、
ちょっと歪んだところが、
やっぱり、
あって、
スピーカー 3
だからこそ、
スピーカー 2
あの、
見誤っちゃう、
っていうか、
その、
子供たち、
みたいな、
なんか、
そういう、
なんか、
理想が、
先走ってる、
っていうかさ、
あの、
こう、
良い、
先生でありたい、
みたいな気持ちと、
スピーカー 1
実態が違う、
スピーカー 2
みたいな、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 1
確かに、
思った。
あの先生、
堀先生だから、
あのクラスが、
スピーカー 2
やや、
09:00
スピーカー 2
崩壊気味になったのかな、
って気がする。
確かにね、
スピーカー 1
確かに、
そうかもしれないな。
あとね、
タイトル、
やっぱり、
見ながら、
じゃあ、
本当の怪物は、
あの中の誰なんだろう、
って、
スピーカー 3
ずっと思ってて、
スピーカー 1
うん、うん、うん、
これ、
結局、
結論って、
スピーカー 2
クラスの男の子、
出しちゃったのかな、
スピーカー 1
まあ、
スピーカー 3
まあ、
スピーカー 2
届けられたのかな、
とか、
確かに、
確かにね、
なんか、
まあ、
明らかに、
悪い存在はさ、
スピーカー 3
その、
スピーカー 2
あの、
スピーカー 1
いじめをしてた男の子たちと、
スピーカー 3
中村獅童の、
スピーカー 2
そうね、
お父さん、
ネグレクトお父さん、
お父さんが、
その、
2者は、
まあ、
悪い、
あと、
なんか、
微妙、
気になったのは、
あの、
校長先生、
あの人の捉え方が、
一口には解釈できない、
というか、
まあ、
良くないんだけどさ、
うん、
でも、
なんか、
最後の方はさ、
ちょっと、
なんか、
子供とさ、
うん、
少し心を通わせる、
うん、
ようなシーンが、
まあ、
あれは、
スピーカー 1
どう、
どう解釈していいか、
っていう、
生殖に、
こだわったが、
あまり、
うん、
えっと、
自分の旦那を、
こう、
ある意味、
犠牲にして、
でも、
得たという、
スピーカー 3
こう、
スピーカー 1
罪悪感を、
子供を助けることで、
自分で救ってるような、
ああ、
そういう印象だったけど、
うん、
スピーカー 2
まあ、
確かにね、
なんか、
学校を守る、
みたいなことには、
すごい、
学校、
学校、
あるいは、
自分、
守るもの、
守るっていうことにおいては、
むしろ、
そう、
そういう、
ずるいところが、
スピーカー 3
ある、
スピーカー 2
わけなんだけど、
スピーカー 3
うん、
でもさ、
学校を守るって、
なんだろうね、
っていう、
いや、
その、
守るものって、
スピーカー 2
なんだろう、
っていうのはね、
なんか、
学校を守るって、
言ってるけど、
まあ、
スピーカー 3
自分を守ってるだけだと、
思うけどね、
はい、
そうなんだよね、
まあ、
でも、
自分を守るための、
行動としては、
スピーカー 2
うん、うん、うん、
スピーカー 3
だって、こう、
知られたくない、
とか、
いうところから、
ちょっと、
嘘をついちゃったりとか、
スピーカー 2
だから、
スピーカー 3
いろんなとこで、
こう、
自分を守る、
自分の、
一番近い人を守る、
みたいな、
行動から、
スピーカー 2
出てるの?
いや、
あの、
さ、
男の子たちの、
あの、
葛藤?
うん、
その、
自分の性自認、
うん、
に対する、
まあ、
葛藤って、
まあ、
親からは、
うん、
その、
なかなか想像できなかったり、
うん、
仮に、
本当に、
例えば、
自分の子供が、
そうだったとしても、
うん、
まあ、
そこには、
こう、
バイアスも入って、
なかなか認められないとか、
まあ、
全然、
その、
悪気も何もなく、
気づかないとか、
あるいは、
気づきそうになっても、
12:00
スピーカー 2
否定しようとしたり、
いや、
病気だ、
みたいな、
自分が、
もしも、
その立場に置かれたら、
自分は、
どう子供に接するのかな、
スピーカー 3
みたいな、
確かに、
なんか、
すごい、
その、
お母さんの発言が、
確かに、
ものすごく悪気がないんだけれども、
うん、
その、
自分が考えてる前提、
うん、
が、
全ての人において、
前提ではない、
っていうところが、
うん、
でも、
なんていうの、
あまりに前提と捉えすぎちゃって、
なんか、
自然に会話をしてるわけじゃない?
そうそうそうそう、
だから、
でも、
それを、
ますます言えなくなるわけじゃない?
そう、
そういうふうに、
こう、
囲われると、
スピーカー 2
子供としては、
っていうのを、
スピーカー 3
すごい、
あ、
なんか、
スピーカー 2
後ろの子で、
こう、
チクチクってしながら、
そう、
なんかね、
印象的だったのがさ、
その、
あの、
男の子がさ、
幸せに、
なれないから、
うん、
なんて言ったのかな、
僕は、
悪い、
みたいな、
スピーカー 3
なんか、
スピーカー 2
なんか、
なんて言ったのかな、
スピーカー 3
あ、
スピーカー 2
幸せになれない、
そうそう、
幸せになれない、
っていうことなんて、
言えない、
みたいな、
それは、
結構、
印象的な表現だな、
って思ったんでね、
なんか、
親を悲しませるから、
とか、
そういう言い方でもなく、
なんか、
自分はおかしいから、
とか、
みんなに変に思われるから、
とかじゃなくて、
自分が、
幸せになれない、
なんて、
言えない、
みたいな、
なんか、
すごく、
こう、
分かるからこそ、
そういう表現になるのかな、
スピーカー 3
とか、
そうだね、
だから、
お母さんが、
自分に、
向けてる思いとか、
うん、
もう、
きちんと理解しつつ、
うん、
だから、
幸せにならない、
だから、
自分のために、
っていうよりは、
うん、
お母さんが思う、
その幸せにならなきゃ、
って思いが、
どっかにあるんだけど、
うん、
そこってやっぱり、
自分の、
スピーカー 2
本心みたいなのが、
スピーカー 3
ずれるし、
そうね、
自分の子供に、
例えば、
将来、
好きな子ができ、
でき、
できた時に、
みたいな話をする時に、
あの、
男の子か、
女の子か、
スピーカー 2
分かんないけど、
スピーカー 3
っていうの、
うん、
いつも、
だから、
もし、
あなたが、
例えば、
大事な人がいて、
とか、
パートナーが、
見つかった時に、
もし、
スピーカー 2
男の子か、
スピーカー 3
女の子か、
スピーカー 2
分かんないよ、
うん、
みたいなのを、
なんか、
スピーカー 3
思わさ、
スピーカー 2
うん、
どういう反応を取るの、
そんなの、
それに対して、
スルー、
特に反応しないの、
それとも、
スルー、
あ、スルーなんだ、
スピーカー 3
うん、
スルー、
そんなわけないじゃん、
とか、
そういうのも言わない、
スピーカー 2
何も言わない、
スピーカー 3
スルー、
言わない、
うん、
スルーだし、
あと、
その、
実際、
あの、
男同士の、
こう、
カップルの、
お友達とかも、
全然、
意識してると思う、
15:00
スピーカー 2
たまたま、
スピーカー 3
うちは、
一応、
女性、
男性の、
家族だけど、
いろんな形がある、
まあ、
そうなんだ、
でも、
なんか、
その、
スピーカー 2
意識して、
言ってる部分もある、
でもね、
そうしないと、
普通、
ほっとくと、
やっぱり、
世の中の情報はさ、
あの、
男の子はこう、
スピーカー 3
女の子はこう、
スピーカー 2
みたいな、
そう、
そういう意味では、
あの、
スピーカー 3
男らしいとかね、
そう、
スピーカー 2
男は、
あれは、
なんか、
意図的にこう、
スピーカー 3
入れてる感じが、
スピーカー 2
やっぱり、
堀先生の読めない感じっていうか、
あの、
入れてるな、
と思ったよね、
だから、
あれが、
でもさ、
もう、
至る所にあるわけじゃん、
スピーカー 3
別に、
スピーカー 2
普通の生活の中で、
スピーカー 3
もちろん、
スピーカー 2
先生もそうだし、
スピーカー 1
親もそうだし、
親もそうだし、
だから、
スピーカー 2
なんか、
それで言うとね、
スピーカー 3
お母さんの、
スピーカー 1
あの、
かわいそう、
っていう言葉の中ね、
そうね、
形にして、
スピーカー 2
ごめんね、
って言ったことに対して、
スピーカー 1
ああ、
息子は別に、
スピーカー 2
かわいくないと、
ああ、
スピーカー 1
かわいそうじゃないと、
スピーカー 3
でも、
スピーカー 1
こう言わないんだけど、
スピーカー 2
本人には言わないけど、
スピーカー 1
うん、
それも、
あの、
性とは違うけど、
同じような、
スピーカー 2
ある意味、
決めつけができてる、
まあ、
そうだよね、
なんか、
人のね、
なんか、
幸せだとか、
可愛い、
なんか、
悲しいとかっていうことを、
人が決めることの、
なんかこう、
ね、
うん、
なんか、
別にさ、
あの、
何も意識してなくて、
普通に生きててもさ、
勝手に、
子供がさ、
男の子は、
女の子は、
みたいなことって、
スピーカー 3
やっぱり、
スピーカー 2
うちの子も言うし、
うん、
別に私も言ってないし、
誰も言ってないけど、
いやいや、
誰も言ってないかわかんないね、
でも、
日常的な、
女の子ってこうなんだよ、
男の子ってこうなんだよ、
みたいなことを、
多分、
スピーカー 3
本人も何の、
悪気もなく、
スピーカー 2
言うのって、
よく聞くから、
まあ、
あらゆるものが、
多分、
まあ、
私たちだってさ、
別に、
なんか、
普通に生きてる中で、
まあ、
勝手に、
こう、
見出してる、
あるわけじゃん、
うん、
まあ、
逆に理性で、
いや、
そうじゃないっていう、
それは、
あんまりこう、
なんていうか、
必ずしもフェアな考え方じゃないって、
自分で強制してる、
だと思うんだよね、
うん、
だから、
普通に生きてたら、
まあ、
あの、
自分の世界しか見えないっていうか、
まあ、
それを、
いろんな意味で、
なんか、
こう、
怪物でね、
なんか、
まあ、
その、
性自認のことだけじゃなくて、
うん、
なんか、
一つの物事を、
スピーカー 3
結局、
スピーカー 2
自分、
人は、
解釈したいように、
うん、
解釈するっていう、
なんか、
そういう話、
なんか、
ここに来る前に、
陽子ちゃんと、
雑談会をやってたんだけどさ、
うん、
スピーカー 3
その時もさ、
スピーカー 2
子供を持って初めて見える、
世界ね、
授乳室の存在とかって、
スピーカー 3
できるので、
まあ、
でもね、
スピーカー 2
気づかない、
18:00
スピーカー 2
気づきもしないって、
ここに授乳室ってあったんだ、
みたいな、
なるほどね、
スピーカー 1
なんか、
スピーカー 3
隠れ扉か、
スピーカー 2
みたいな、
しないに入らないんだよね、
そうそう、
でも、
スピーカー 3
自分がさ、
スピーカー 2
子供ができると、
ここにこんな、
なんか、
隠し通路があったわって、
気づくっていうか、
なんか、
そういう、
やっぱその、
当事者にならないと、
うん、
やっぱ結局、
自分の、
生きてる中では、
見えない世界があるんだな、
っていう、
なんか、
反省してた、
スピーカー 3
みたいな、
スピーカー 2
見ながら、
見ながら、
スピーカー 1
うん、
じゃあ、
スピーカー 2
ちょっと話を、
映画に戻すんだけど、
スピーカー 1
うん、
どうぞ、
どうぞ、
なぜ、
スピーカー 3
あの作品は、
スピーカー 2
タイトルが、
スピーカー 1
怪物なんだろう、
ああ、
あの作品に起きる、
スピーカー 2
怪物とは、
何だったのか、
ああ、
いや、
スピーカー 3
でも、
スピーカー 2
いろんな文脈で、
スピーカー 3
言われてたよね、
うん、
さあ、
子供たちのゲームで、
その、
怪物だー、
スピーカー 2
その、
スピーカー 3
当てる時に、
こう、
その、
特徴っていうか、
うん、
例えば、
こう、
何を食べますとか、
なんか、
食べられますとか、
うん、
でも、
その、
なんか、
説明の仕方も、
結構、
スピーカー 1
ユニークじゃなかった、
スピーカー 2
うん、
スピーカー 3
なんか、
聞き方がね、
あ、
スピーカー 2
そうそう、
スピーカー 3
聞き方が、
そう、
スピーカー 2
なんか、
スピーカー 3
すごく、
その、
やっぱり、
視点っていうか、
うん、
みたいなところで、
それこそ、
その、
いい人にも見えるし、
うん、
すごい怖い、
怪物にも見えるし、
みたいなところを、
なんか、
すごくこう、
なんか、
示唆してんのかな、
とか思いながら、
なんか、
あの怪物誰だ、
なんで怪物誰だ、
っていうゲームなんだろう、
とか思いながら、
うん、
スピーカー 1
でも、
スピーカー 2
その、
その、
説明、
うん、
でも、
結局さ、
こうやって、
自分自身のことなのに、
けど、
人が、
人が説明すると、
はい、はい、
人が、
あなたはこうですね、
スピーカー 1
あなたはこうですね、
って言って、
スピーカー 2
自分を規定されるわけ?
そうそう、
人に言われて、
自分に気づくっていうか、
自分を自認するっていうか、
それがいいことか、
悪いことか、
分かんないけど、
なんか、
そういうゲームを、
みんなやってる、
っていう、
なんか、
スピーカー 1
その中ね、
スピーカー 2
なるほどね、
自分自身、
まあ、
分かんない、
なんか、
それってでも、
なんかさ、
間違いなくが、
お互いにあるから、
これがブタだって、
分かるわけじゃん、
自分の頭の上にあるカードが、
ブタだって、
スピーカー 1
確かに、
スピーカー 2
そうそう、
だけど、
それって、
人が決めていいんだっけ、
とか、
うん、
それを太ってると思うか、
どうかなんて、
別に、
なるほどね、
なんか、
事実ってないわけじゃん、
スピーカー 1
確かに、
スピーカー 3
あとなんだっけ、
あの、
スピーカー 2
すごい技?
スピーカー 3
すごい技?
すごい技は、
思ってます、
って言ってて、
そのすごい技が、
なんだっけ、
スピーカー 2
あー、
なんか、
死んだふりじゃないけど、
死んだふりじゃないけど、
なんか、
21:00
スピーカー 3
そうなんだっけ、
で、
それってすごい技なの?
みたいなことも、
その、
同じ事象を持っても、
それを、
すごい技と捉えるのか、
そうじゃないのか、
っていうのは、
やっぱり違うし、
どこまで行っても、
違う視点っていうか、
あー、
スピーカー 2
なるほど、
まあ、
確かにね、
でも、
スピーカー 3
それは、
その人から見たら、
それは、
いや、
そうだよ、
って思う、
確かな視点、
とか、
スピーカー 2
確かにね、
うん、
スピーカー 1
でもね、
確かに、
その、
棚井が言ったことを、
当てはめると、
堀先生も、
校長先生も、
うん、
いじめっ子と、
言われた人たちも、
うん、
子供たちも、
うん、
周りが、
スピーカー 2
そう言ってるから、
スピーカー 3
そうなって、
スピーカー 1
っていうのがね、
スピーカー 2
あー、
スピーカー 1
確かにね、
確かになって、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 2
あの、
怪物、
芸物、
呼ぶならば、
うん、
誰か、
怪物だって言うから、
うん、
怪物になるのかもしれないし、
うん、
ま、
あるいは、
スピーカー 3
みんな、
スピーカー 1
怪物なのかもしれないんだけど、
スピーカー 2
うん、
なんか、
そういう、
なるほど、
うん、
まあ、
でもね、
いっぱい、
いろんな、
もう、
スピーカー 3
伏線だらけ感が、
まあ、
また、
このね、
スピーカー 2
坂本裕二っぽいなって、
確かに、
スピーカー 3
私、
スピーカー 1
相変わらず思ったね、
確かに、
だけど、
スピーカー 3
そうそうそう、
スピーカー 1
行動してたよね、
スピーカー 2
うん、
そうだね、
スピーカー 1
映画的な演出で言うと、
うん、
あの、
スピーカー 2
その、
スピーカー 1
途中の、
えっと、
お父、
お母さんと、
栗先生が、
寝ない?
電車のとこに探しに来たときに、
うん、
あの、
見上げた視点で、
その、
泥水をかぶっている、
窓を、
うん、
撮るシーンがあったんですけど、
うん、うん、うん、
この、
そこに雨がこう、
降ってくるじゃないですか、
うん、
スピーカー 3
あの、
スピーカー 1
あのシーンが、
すごい美しいな、
と思って、
うん、
なんか、
スピーカー 2
状況的なものも含めて、
うん、
スピーカー 1
こう、
捨てられた電車の窓の、
スピーカー 2
うん、
スピーカー 1
そこにこう、
台風と、
雨と風と、
泥でまみれたところに、
で、
作られた、
その映像が、
スピーカー 2
すごく美しい、
ああ、
確かに、
スピーカー 1
印象的な、
スピーカー 2
うん、
あの、
スピーカー 3
すごいな、
スピーカー 2
ぬぐっても、
ぬぐっても、
そうそう、
スピーカー 1
うん、
スピーカー 3
そう、
スピーカー 1
すごい切羽詰まってて、
苦しい、
タイム、
時なのに、
うん、
なぜかなんか、
美しいとか、
うん、
まあさっきのね、
その、
銀河鉄道の、
うん、
的な話で言うと、
宇宙を感じさせるようなものだったり、
うん、
星空みたいな感じだったりとかして、
ああ、
美しいな、
スピーカー 2
と思って、
スピーカー 1
うん、
なるほどね、
あとは、
その視点、
そういう、
あの、
スピーカー 3
映画的な演出で言うと、
スピーカー 1
あの、
スピーカー 2
美しかった、
うん、
スピーカー 3
確かにね、
スピーカー 2
美しかった、
スピーカー 1
確かにね、
浮き出して、
スピーカー 3
もう、
スピーカー 1
光がね、
24:00
スピーカー 3
光がね、
美しかった、
うん、
美しかった、
そういう意味では、
音楽も、
スピーカー 2
美しかった、
うん、
美しかったね、
なんか、
結構ね、
スピーカー 3
最後、
スピーカー 2
ずーっと、
ピアノのね、
ピアノの音が、
坂本のうちらしい、
あの、
感じの、
ピアノが、
ずーっと、
美しかった、
全然、
関係ある、
ま、
全然関係ないと思うけど、
あれ、
諏訪、
諏訪市だったな、
そうだよね、
なんかね、
オープニングのところから、
あれ湖がある、
うん、
なんか、
街なんだな、
と思ったけど、
で、
諏訪、
なんかね、
あの、
君の縄を、
君の縄って、
あれ、
諏訪が、
一応、
モデルなんだよね、
なんかさ、
湖って、
確かに、
あれだけ大きな湖が、
なんかシナリオ、
本当は、
生きてるのか、
死んでるのか、
みたいな、
なんか、
その、
いう、
世界観と、
なんか、
ちょっとこう、
あの、
繋がる感じが、
多分、
多分関係ないと思うけど、
スピーカー 3
いやいやいや、
スピーカー 1
関係あるんじゃない?
水、
人の生死とか、
うん、
えっと、
感情みたいなのを、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 1
あの、
スピーカー 2
水に例えるのって、
スピーカー 1
すごく、
うん、
スピーカー 3
いっぱいあるから、
うん、
スピーカー 2
そうですよね、
スピーカー 3
そう、
やっぱり出てくるし、
スピーカー 1
あれをさ、
夜景で見せてるのって、
うん、
きっと真ん中に、
真っ暗な、
水に乗ることで、
うんうんうん、
例えば、
えっと、
今の世の中と、
あの世っていう、
うん、
スピーカー 2
この世とあの世みたいな、
見せ方だったりだとか、
スピーカー 1
確かにね、
現実、
世界と、
逃避した世界とか、
そういうのを、
見せてんだろうな、
スピーカー 2
と思うから、
確かにね、
なんか、
街の真ん中に、
あの、
夜にね、
あの、
なんか不気味な感じもあるし、
うん、
なんかそこに何が、
潜んでるんだろうっていう、
うん、
そういう気持ちになるっていうのは、
うん、
あるよね、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 2
なるほど、
宇宙を感じるっていうかね、
うん、
そこになんか闇というか、
うん、
宇宙っていうか、
その、
いろんなものを飲み込むっていう意味での、
うん、
なんか宇宙を感じるなっていう、
スピーカー 3
うん、
そうね、
あとやっぱり、
その、
なんていうの、
スピーカー 2
こう、
田舎の、
スピーカー 3
ちょっと閉塞感というかさ、
うん、
スピーカー 2
確かにね、
みたいなのも、
なんか、
うん、
いや、
なんかああいうことって、
うん、
どこでもあるかもしれないって、
うん、
なんか普通の日本の、
うん、
普通の都市に、
そう、
地方都市とかに、
そう、
まあ別に東京でも同じなんだけど、
うん、
割と日常の中に、
スピーカー 3
うん、
意外にあるかもしれないって、
そう、
なんか何気なく、
その、
どこまで、
悪気があったかわからない噂が、
うん、
本当のことのように、
うん、
もう既成事実みたいにこう、
うん、
広まっていったりとか、
うん、
スピーカー 2
確かにね、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 2
うん、
まあそうだね、
スピーカー 3
うん、
なんだかすごい、
なんかちょっとしたことなんだけど、
うん、
でもそこがこう、
既成事実みたいになると、
うん、
27:00
スピーカー 3
例えばその、
先生の、
あの行動とかも、
うん、
そっちの方が何か、
確からしく見えてくるっていうか、
うん、
その、
ね、
これはこう、
駅前の、
ケバクラ売ってた、
ケバクラね、
ああ、
そういうのが噂なんだけど、
うん、
スピーカー 2
本当みたいになってきて、
スピーカー 3
うん、
生徒に対しての態度とかも、
何かそっちが本当らしく見えてきて、
みたいなところで、
何かどんどん作られていく、
スピーカー 2
確かに、
スピーカー 3
怖さとか、
うん、
だから何か、
もしかしたらその怪物っていうのは、
別に一人の人とかじゃなくて、
そういう、
うん、
空気とか、
スピーカー 2
うん、
スピーカー 3
何ていうのこう、
環境っていうか、
スピーカー 2
うん、
何か群青心理的なものとかね、
スピーカー 3
そうそうそうそう、
スピーカー 2
みたいなものも、
スピーカー 3
はいはいはい、
ある気がするし、
スピーカー 2
うん、
確かにね、
うん、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 2
なるほど、
うん、
スピーカー 3
いや、
話せるのって面白いね、
スピーカー 2
ね、
こういう、
ね、
こんな何か、
一つの作品についてね、
うん、
こうやって話せるも、
スピーカー 1
なかなかないからね、
すごくこう、
見るポイントがいっぱいあるというか、
スピーカー 2
そうね、
スピーカー 1
多面的に見えるから、
うん、
みんな多分、
本当に感想がバラバラになるんだろうな、
スピーカー 3
っていう、
スピーカー 2
確かに、
でもね、
何かそういう解釈の余地の、
うん、
すごくある、
あの作品だったなと思うし、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 2
うん、
すごい面白かった、
うん、
何かもう一回見たいっていう気持ちも、
うん、
分かる気はする、
分かる、
もう一回何かこの人の、
裏側を知った上で、
どう見えるのかな、
みたいなのは、
そうね、
スピーカー 3
確かにね、
スピーカー 2
うん、
確かに、
うん、
確かにね、
何かその、
1個目と2個目の話の中で、
描かれたお母さんとか、
先生っていうのが、
3個目の、
うん、
パッドを、
描いた後に、
うん、
何か、
スピーカー 3
もう一回見たらね、
スピーカー 2
ね、
どう見えるのかな、
スピーカー 3
とか、
スピーカー 1
こういうお母さんの、
あらが見えたりするかもよ、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 2
見えるかもね、
スピーカー 3
うん、
確かに、
見えるかもしれない、
でも、
確かにその辻君が、
さっき言ったみたいな、
その先生の、
態度が、
うん、
1つ目のパートと、
うん、
2つ目のその、
先生の視点での、
ところと、
かなり違うのが、
うん、
何か、
分かる、
うん、
見え方以上に、
違う感じが、
そう、
確かに、
してしまうかもしれない、
確かに、
スピーカー 2
うん、
スピーカー 1
そういうわけで、
登場シーン、
明らかに、
スピーカー 3
ちょっと、
ちょっと、
スピーカー 2
居属性みたいな、
そうそう、
そうそう、
で、なんかもう、
スーツとか、
ヨレヨレだしな、
うん、
うん、
なんかそこで、
でもその後、
ね、
そこまで、
あの、
スピーカー 1
1回目と2回目の間にさ、
の、
描かれてるけど、
スピーカー 2
そこまで、
スピーカー 3
変じゃない感じが、
スピーカー 1
するもんね、
スピーカー 3
もしかしたら、
あれは、
スピーカー 2
あくまで、
お母さん視点で見たら、
スピーカー 1
そう、
スピーカー 2
見えるってことかもね、
そうね、
スピーカー 3
あー、
そうかもしれないね、
あ、
あえて、
だってさ、
あえてそういう演技に、
そう、
探してるんだよね、
スピーカー 2
ちょっとね、
うん、
確かにね、
いやー、
30:00
スピーカー 2
なんかね、
こう、
ちょっとでも、
その、
お母さん立場になるとね、
なんか、
じっ、
怖いなっていう、
なんかこういう、
怖いなっていうか、
これぐらい理解、
できてない可能性が、
あるなっていうか、
うん、
子供がこう、
思春期を迎えるに、
まあ、
そういうところで、
親が、
分かってると、
思うのは、
危険だなっていうのも、
ちょっとなんか、
すごい思っちゃったな、
うん、
スピーカー 3
いや、
スピーカー 2
ほんとそうだよね、
で、
かといって、
じゃあ、
入り込んで、
お母さんに、
教えてみ、
教えてみって、
すごい、
別に、
安藤さくらだってさ、
安藤さくらが、
あれなんだけど、
あの、
お母さんがさ、
一生懸命、
子供を理解しようと、
してるわけじゃん、
決して、
そんな偏った考え方を、
言わない、
うん、
それって、
まあ、
言わないだろうしね、
なんか、
ああいう事情を、
スピーカー 3
抱えてたら、
本人が、
でもさ、
なんか、
さらっと、
その、
まあ、
お父さん亡くなってるのが、
最初から出てきたけど、
その、
亡くなり方、
の話が、
さらっと、
後半に出てきたじゃない、
うん、
で、
で、
それを、
こう、
わりと、
子供同士で、
なんか、
この、
そういうことが、
あるからこそ、
お母さんは、
家族というものを、
なんていうのかな、
ちゃんとしたものにしたい、
子供も、
ちゃんとした家族を、
作ってほしい、
みたいな、
なんか、
こう、
思いが、
強く、
あるのかな、
スピーカー 2
って思って、
なんかね、
お父さんが亡くなったことで、
あえて、
スピーカー 3
こう、
スピーカー 2
美化して、
そうだったことにしたい、
みたいな、
なんか、
そんな、
スピーカー 3
ね、
スピーカー 2
なんだっけ、
不倫相手と、
そういう、
事実を、
うん、
全く、
匂わせない、
うん、
ただ、
お父さんが亡くなった、
うん、
美談にする、
美談っていうかね、
うん、
なんか、
そういう、
いいお父さんだった、
みたいなことにすることによって、
うん、
私たちは、
かわいそうじゃないんだ、
みたいな、
うん、
なんか、
そういうふうにしようとしてるのが、
やっぱ、
事実から目を、
背けて、
うん、
あ、
自分はこうじゃないと、
みたいな、
うん、
プレッシャーを与えてるのかもしれない、
うん、
スピーカー 3
うん、
そう、
なんか、
そうね、
その、
なんか、
さらっと出てくるよね、
スピーカー 1
さらっと、
スピーカー 3
そういう、
スピーカー 2
新しい、
スピーカー 3
ああ、
スピーカー 2
そうそう、
なんかね、
先生の話とかもね、
スピーカー 3
そうそう、
スピーカー 1
もちろん、
先生の話も、
ああ、
スピーカー 2
そうなんだよね、
スピーカー 3
そう、
スピーカー 2
堀先生の彼女は、
現実的だったね、
ああ、
現実的だったね、
スピーカー 3
ねえ、
スピーカー 2
まあ、
スピーカー 1
冷静に見たら、
正しい行動なんだけど、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 2
でもね、
最初からでも、
その、
掛け違ってる感じはあるわけじゃん、
あの空気、
全然、
二人は、
片親、
プロポーズしてんのに、
彼女の方は、
33:00
スピーカー 2
なんか、
はぐらかして、
まあ、
明らかに、
ああいう事件が起きる前から、
ちょっとやっぱり心が、
違うな、
違う、
ずれてるな、
でも、
それに気づかず、
プロポーズしちゃう、
スピーカー 1
男性っていうのも、
スピーカー 2
まあ、
そういう意味で、
しがちな人なんだな、
っていう、
うん、
感じはあるかもしれないね、
まあ、
それは、
しがちな人というか、
そんなもんだ、
っていうことなのかな、
スピーカー 3
うん、
確かに、
なんかすごい、
だから、
いい、
先生視点で見ると、
スピーカー 2
一見、
スピーカー 3
いい先生な感じが、
うん、
そうだよね、
するじゃない、
なんか、
スピーカー 2
子供のことも考えて、
だけど、
見てないっていう、
スピーカー 3
うん、
スピーカー 2
そうそう、
見てないんだと思う、
そう、
ちゃんと見てないんだよね、
そう、
そう、
結婚してない人なんだ、
っていうことを、
うん、
だって、
別に彼女の文脈なくたって、
あの事件自体は、
えがけるけど、
うん、
やっぱ彼女との関係性を、
えがくことで、
うん、
やっぱり、
スピーカー 1
そう、
わかんない人っていうか。
うん、
仕事だけじゃなくて、
スピーカー 2
うん、
婚相ともに、
婚姻とは、
ちょっとわかんないとなんだろうって、
そう、
そうそう、
そうそう、
そういう、
感じかなと思うし、
なんか、
いろんなことを肯定したい、
母親、
幸せの形みたいなものを妙に規定しようとしている
悪気もなくっていう母親の視点っていうのと
でも全然真実は違うところにあるみたいな
何が真実かって言うと子供の視点から見た時には
全部が真実なのかどうかも分かんないけど
スピーカー 3
なんかやっぱり怖いよね
なんだろうじわじわくる怖さ
スピーカー 3
なんだろうじわじわくるなんかありえる?
いろんなところがありえるし
それこそ道中のやっぱり人間見たいものしか見ない
自分の見たいように見るし
関心のあることしか目に入ってこない
すごく意識しないとみたいなところが
なんか多層的に重なってて
起こりうることっていうのは怖いなと思って
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 3
じわじわ
じわじわくる怖さ
スピーカー 2
確かに
いやー
スピーカー 1
じゃあ最後最後
スピーカー 2
最後どうぞ
スピーカー 1
人にお勧めします?
スピーカー 2
お勧めます
スピーカー 3
私は
でも人にもよるかな
なんか映画好きの人には全然勧める
映画好きの人には勧める
うちの家族とかはどうだろう
スピーカー 2
あんまり理解できないかもしれない
そうだろう
スピーカー 3
あんまり理解できないかもしれないから
家族って夫とかね
子供とかね
スピーカー 2
子供にはね
スピーカー 3
どうだろうね
でも別に子供でも
36:00
それこそ映画好きな子供とかは全然いいじゃないかな
スピーカー 2
まあね
スピーカー 3
それでなんか家族でそれこそ話しても面白いと思うし
スピーカー 2
まあねそうだね
いやでもあのみんなで話すにはちょうどいい
いいね確かにね
いいチョイスだったね
そうだね確かに
めっちゃ解釈が分かれるというか
いろんな読み方があるし
すごい面白かった
面白かった
なるほどって感じ
スピーカー 1
美しかった
スピーカー 2
ね美しかった本当美しい
まあでもなんかいろいろ肯定したいなみたいな
あのさ小枝監督の作品とかってさ
まあ結構
あのこうこの見る前にも話したけどさ
割と悲壮なその状況を描く割に美しさを感じるよねみたいな
なんかそういう感じ
まあいろいろあるけど
なんか人間まあ美しいみたいな肯定したいみたいな
なんかちょっと優しさを感じるというか
なんかそういうそういう作品で良かったなって思いました
スピーカー 1
いい映画だったね
スピーカー 2
いい映画だったね
ちょっと今回ねこんな企画をやってみましたけどなかなかいやいや本当
スピーカー 3
どうですか辻君こういうなんか誰かと映画を一緒に見て
しかも感想をシェアする
スピーカー 1
本当に何年ぶりかくらい仕事じゃなく
あの友達とかがやってみるっていうのは初めてというか
何年ぶりかの久々な経験だったんで
あのいろいろ考えてきたんですけど
結果としてはまあいいですね
まあいい作品にも巡り会えて
スピーカー 2
非常に楽しい話があったなと
スピーカー 1
新しいそのやっぱりね素敵なしさも聞けた
自分の身になったなと思います
スピーカー 2
いやーまたねなんか違う作品でもまたこれはっていうものがあったらやりたい
スピーカー 3
またやっても面白いかも
スピーカー 2
またたまにね時々やったらいいんじゃないかな
スピーカー 3
そもそもやっぱりそのなんとか私もゆう子ちゃんもなんかいろんな視点を知ってますからね
私もゆう子ちゃんもなんかいろんな視点を知ってますからね
スピーカー 3
私もゆう子ちゃんもなんかいろんな視点を知ってますからね
知るのが好きなんだよね
興味があるっていうか面白いし
スピーカー 2
だからなんかそういう意味では映画ってすごいいい題材だし
スピーカー 3
見る人によって見方も違うし
なんかその気づき方さっきのそのゲームのさ
その怪物ゲームの見方のゆう子ちゃんの見方とか確かにそうだなとかも好きもあるし
そう面白いなぜひまた
スピーカー 2
そうですね
じゃあそんな感じで
今回ちょっと趣向を変えてやってみた映画談義
今回はここまでということで
スピーカー 1
ありがとうございました
39:01

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