1. Dialogue cafe
  2. #25-2 情弱からの全力キャッチ..
2024-01-20 55:17

#25-2 情弱からの全力キャッチアップ!スパルタ中高一貫校に高校から入った田中の修羅の道【発足!中学受験研究会】

▼内容:
中学までは公立の田中、高校から私立中高一貫校へ/中学受験ってナニ?田舎の情弱小学生/中1で初めて知った自分の序列/戯れで書いた志望校、そこから人生が変わった/難関高入試の英語は大学入試レベル/中学までの数学は国語力/貯金がない!超苦しいキャッチアップ人生/自分の期待を超えていく自分/断言!中高一貫校に高校から入るのは邪道です/いきなりの留年危機/担任にそそのかされて東大を志望/人生最低得点は化学16点/環境が人格を形成する/思えばほんとに有難い!完全個別対応の受験戦略支援/私立も千差万別/中学受験を巡る混在した議論

▼出演:
MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母、東京大学法学部卒)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母、一橋大学商学部卒、INSEAD修士)

▼番組への質問・感想はこちらまで

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00:01
田中優子
ダイアログカフェ。筋書きのない対話から新しいアイディアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
じゃあですね、中学受験研究会。
岡澤陽子
まず自分たちを振り返る。
田中優子
そう、まず自分たちを振り返る。前回は陽子ちゃんのね。
あの、女優中だった。
全然参考にならない。
っていう話を聞きました。
はい。で、今回はちょっと私のね、あの、話をしたいなと思いますよ。
まあね、世間一般に言ったら、私ね、まあ一応東大出てるんで。
まあ、お前勝ち組だろっていう感じだと思うんですよ。
岡澤陽子
勉強できる人っていうね。
田中優子
そうそう、勉強できる人。
岡澤陽子
うん、見える見える。
田中優子
うん、まあ、いや、それはできたよ。できたけど、あの、めっちゃ自分が勉強できるなっていう感覚を持ってたかっていうと、
うーん、中1ぐらいまではそう思ってたかもしれないけど、その先はやっぱりすごく、ものすごく努力をして、
なんか、結構ずっと苦しい感じをしながら、掴み取ったみたいな、そんな感覚なんだよね。
岡澤陽子
ようこちゃんはさ、中学は公立じゃない?
公立、公立。
で、周りももうみんな公立に行きますみたいな感じだったの?
田中優子
そうそう、基本。
あ、だから、ようこちゃんは学年で2、3人とかいた?
そうそう。
そうだよね。
まあ、あの、私も同級生で私立に行ったか1人だけかな。
うーん。
まあ、さらに少ないっていう感じ。
そうだね。
だから、全然私立に1個がいない学年もきっといるだろうと思うんだよね。
まず地元に、普通に電車に乗らずに行ける範囲には私立の中学校はないし、
国立の中学校っていうのが、教育大学付属中学校みたいなのがあったけど、
そこは受験じゃなくて抽選だけ。
しかも高校はないから、ちょっといいとこの医者の子みたいな子は、
そこの国立に行く子っていうのはいたんだよね。
まあ、それも小学校もあって。
小学校と中学校あるけど、高校はないみたいな。
でも、その存在も私6年生になってから知ったんだよね。
その存在も知らなかったわけ。
まあ、家からすごい近いわけじゃないから、そこに行くのも多分バスに乗らなきゃいけなくて、
たまたま自分の同じ学年の子が国立の中学校にその子は行くっていう話を聞いて、
え、何それ?みたいな。
03:01
田中優子
え、この地元の何々中以外に選択肢あんの?っていうのにめっちゃ驚いたっていうぐらい。
そもそも中学受験というものを知らなかったし、
私立中学というもの、国立中学というものの存在を知らなかったね。
意識もしたことないし。
塾も私、小学生の時は一切行ってないよね。
習い事はめっちゃしてたけど。
岡澤陽子
どんな習い事してたんですか?
田中優子
あのね、ピアノ、囚人、ソロバン、バレーボール、水泳、そんなもんかな。
岡澤陽子
多いね。
田中優子
多いでしょ。
なんか集合習い事みたいな感じで、でもそれも全部自分がやりたいって。
習字以外自分でやりたいって言ったかな。
習字はなんか母親が、母親が習って。
分かんない、子供に習わせたくて、母親も一緒に並んでただけかもしれないんだけど、
まあ子供がもう習字辞めた後も母親はずっとやってたりしたから。
習い事好きなの?うちの母さん。
そういうの好きな人なんでね。
岡澤陽子
趣味っていうか習い事好きな人。今、詩吟とか言ってるけどね。
田中優子
すごいね。
詩吟とか、卓球詩吟、お花とかそういうの好きな人なんだけど。
まあだから習い事はなんかやりたくなっちゃうんだよね。
で、あれやりたい。友達がやってるって言ったら私もやりたいとか、
なんか近所にピアノ教室があって、ピアノの音聞こえてきて私もやりたいみたいな感じで、
やりたいって言ってちっちゃい時からよくやったよね。
でもなんか、そんな耐性したものは何一つなく。
ただやって、なんとなくやめてみたいな感じなんで、
大してそれがどうってわけじゃないんだけど、
でもやりたいって言ったら親は別にやらせてくれたし、
なんかでもただ行かせてるだけで別にその、
めっちゃ練習しなさいとかそういう風に言うかそうでもなかったし、
まあ割と放置な感じで。
で、学習塾的なものは受験はおろか、学習塾も行ってなくて、
田中優子
クモも何もやってなくて。
なんか親からすると塾っていうのは学校の勉強の補足であると、
補修校だと。
実際自分の周りで、もちろん塾に行ってる子っていうのはいたけど、
中学受験のための塾に行ってる子っていうのは多分ほとんどいなかったと思うので、
みんなまあその学習塾、補修塾には行ってる子はたくさんいたと思うんだけど、
私も行きたくてさ、補修塾みんなが行ってるし、
06:00
田中優子
なんか学校以外の勉強ってどんななんだろうと思って、
塾行きたいって言ったら親が行かなくていいみたいな。
別に学校の勉強できてれば、
なんかあれは学校の勉強ができないから行くんだみたいな感じだったから、
別にできてるんだから行かなくていいみたいな。
だから弟たちは行ってんの、塾に。
岡澤陽子
学校の勉強かちょっとわからない。
田中優子
そう、親からしたら、弟たちに対しては不満があったんじゃない?
まあその100点取ってこないじゃないかと。
まあちょっと勉強がもうちょっとできてほしいなって思ってたんじゃない?
弟たちに対しては。
だから弟たちは小学校の4年生とか5年生ぐらいから塾に行ってたんだけど、
弟たちが行き始めるタイミングで、私が中学生になると。
中1になるっていう時に、弟たちが行くんだったら、
そこ中学生もあって、私も行きたいって言って、
親行かなくていいって言ったんだけど、
なんか行ってみたくて。
そのよう子ちゃんがね、学校とは違うことが塾ではできたって言ってたけど、
私も行ってみたくて、塾行きたい。
じゃあまあ嫌だったら辞めればいいよみたいな感じで、
中1で初めて塾に。
弟たちと同じ塾の中学の方に、中学生の塾に行ったっていうか。
岡澤陽子
中1の初めから?
田中優子
そうね。だから小6の終わりというか、中1コースが始まるみたいな時に、
初めて入ったんだよね。
英語と数学か。
週2回みたいな感じで。
で、弟たちは小学校の方に行くみたいな。
で、そこで初めて塾に行ったら、
最初の…
小学校からずっと行ってる子たちもいるわけじゃん。
そこには。そのまま中学に上がってる。
で、月に2回テストがあって、
1回はそこの何々校。
私は尾野市っていうところの尾野校の、
何々塾尾野校の中だけのテスト。
で、もう1回はその系列の塾が兵庫県内に3つか4つかあって、
そこの塾の合同テストみたいなのがある。
月に2回ずつあるんだよね。
で、1回目のテストは、
多分主に最初だからさ、
小学校の範囲のものだったんだと思うんだけど、
それは塾に行ってる子が有利じゃない?
で、それの時に私が多分真ん中とか、
真ん中でちょっと上ぐらいの、それぐらいの成績だった。
だからやっぱりそれぐらいなんだなって思ったら、
2回目の合同テストみたいなので、
トップを取ったわけ、その塾で。
で、かつ、
09:00
田中優子
その系列の中で、
8番ぐらいだったんだよ。
でもその系列の塾は、
神戸とか赤市とかにもあるんだけど、
そっちは結構私立の中高一貫校に、
高校から入るためのコースがあるんだよね。
その尾野校にもあるんだけど、
私は普通クラスに入ってたから、
普通クラスの子たちの目指す、
基本目指すのは地元の、
県立高校みたいな。
県立トップ校をみんな目指す、
みたいなムードの感じだったんだけど、
私もなんとなく地元の尾野高校って言うんだけど、
尾野高校に行ったら、
あそこのお兄ちゃんお姉ちゃんは優秀だっていう風に、
親たちは言ってる。
学校の先生とかも、
尾野高校を卒業したっていうような、
中学校の先生が多いわけよ。
尾野高校出て神戸大学に行くっていうのが、
地元の勝ち組っていうか、
その人、そういうのが優秀だって言われたから、
なんとなくおぼろげにね、
私もそうなるといいなあ、ぐらいに。
あと勉強は、小学校のときに、
私よく行ってなかったけど、
勉強はできたんだよ。
とはいえ文字とか受けたことないから、
自分のポジション知らないじゃん。
岡澤陽子
でも学校の勉強でそんな困ったりとか、
田中優子
分からないみたいなことはなかった?
苦労は全然してなくて、
もしもなければ、
学年内の順位がつくテストっていうのを、
小学校のとき受けたことがないから、
自分がどの程度かってことは、
全く分からなくて、
でもまあ、できなくはないっていうのは、
思ってたし、
普通のテストの成績っていうのは、
多分よかったと思うんだよね。
先生からも、
できることして扱われてたと思う。
でも、わあ。
だから初めて順位がついたっていうのは、
塾に入ったときで、
そのときに、
2回目のテストで、
小野校の中ではトップを取り、
その系列の中で、
ベスト10ぐらいに入ったんだよね。
それで、
それは自分ではびっくりしたけどね。
でも何を思ったかっていうと、
自分より上の人が、
逆にこれだけいるってことも
思ったんだよね。
小野校には私が一番だったんだけど、
私の見えないところに、
すごい人たちがいるんだなっていう感じがして、
その後、
張り出すんだよ、上位の。
上位者みたいなのを張り出すから。
それすると毎月毎月あると、
常連の、
この子はいつもトップだなとか、
12:00
田中優子
名前を見る子とかもいて、
私は普通クラスしか行ってなかったんだよね。
その効率を目指すコースだったんだけど、
特別クラスっていうのがあって、
小野校にもあったの。
数人しかいなかったんだけど、
そこには行ってなかったんだよね。
それは、
日曜日にあって、
日曜日まで塾行くのが嫌だなと思ってたから、
行く気は全然なかったんだけど、
さっきの合同テストみたいなのは、
一応偏差値もつくし、
志望校みたいなの書くんだよね。
その時に地元の公立の学校書いてたら、
いつもA判定しか出ないわけよ。
面白くないじゃん。
だから、
地元で、私立で、
すごい新学校。
それはあまり選択肢を知らないんだけど、
そういう学校の名前を書いてみる。
あと、
より子がやる模試みたいなのも、
何ヶ月間に1回受けてたら、
寸大とかがやってるやつ受けたんだけど、
そういうの受けた時は、
なんかわかんないけど、
高校ランキングみたいなのを、
偏差値の上の方にあるやつを書いてみようというのを
やってたんだよね。
そしたら、なかなかA判定とかは出なかったりするわけ。
でもそしたら先生が、
志望校こういうとこ書いてるんだったら、
特別コース受講したらどうかって、
親も含めて、
塾の三者面談みたいなので、
言われて、
私は地元の公立に行くつもりだったのね。
その時までは。
日曜まで行きたくないなって思ったんだけど、
ちょっと親がその気になったのかな。
先生に勧められて。
それで行ってみたらって話になって、
いやねえと思ったんだけど、
それも嫌だったらやめたらいいからって言って、
行き始めたんだよね。
中二からだと思うんだけど、
特別コースに日曜日行って、
週二の普通コース、クラス。
それは両方取るみたいな感じだったんですよ。
岡澤陽子
特別コースのほうは。
プラスしてみたいな感じ。
田中優子
それに日曜日行き始めて、
普通コースが週二にあって、
そこで私が、
だったら私国語もやりたいって言ったので、
国語のクラスも行き始めたの。
その国語はまたプラスアルファで、
週四塾になったんだよね。
その時点でたぶん習い事は、
まだいくつか続けているものがあったんだけど、
全部やめたかな。
そこからは、そこに行ったら最後ですよ。
めっちゃむずいのね。
特別コースは。
15:01
田中優子
当時の私にしてみたら、
それまで普通コースは教科書レベルじゃん。
言うても。
そんなに難しくはないし、
そんなに大変だなって思ったことはなかったんだけど、
特別コースはさ、
とにかく問題がむずい。
数学ももちろんむずいけど、
英語がそもそも問題集にさ、
過去問みたいな感じで、
どこの問題かとかあるじゃん。
英語とか大学は名前が書いてあるわけ。
高校じゃないんだよね。
中学生向けの問題集なのに、
大学の問題。
数学はさ、さすがに単元で決まってるから、
中学生が大学受験の問題をやるってことはないんだけど、
英語ってさ、ないじゃん、別に。
ないのよ。
単元とかって概念があんまりないっていうか、
だから別に、いわゆる中高一貫校の高校受験は、
大学入試レベルの、英語とかは大学入試レベルなんだよね。
家庭法とかさ、そういうのが普通に出ると。
過去官僚とかさ、
ああいうのって中学では習わないんだけど、
だってさ、普通に考えてみたらそうだよね。
中高一貫校ってさっきも陽子ちゃんね、
前回先取りしてるから、
そこに高校から入るってことは、
中学から勉強してる子たちと合わせなきゃいけないから、
だから受験のレベルでも、数学はそういうわけにいかないわけよ。
さすがにさ、中学生の単元、指導範囲を超えたものっていうのは、
多分出せないんだけど、
英語は、それ関係なくて普通に出るんだよね。
だから多分、私立の中学の子たちが勉強してるレベルに合わせた出題なんだと思うんだけど、
だからね、結構学校でやってるものとは全然レベル感が違ってて。
岡澤陽子
大変だね。
もちろん時代とか地域とかにもよるのかもしれないけど、
息子がさ、中学受験するかどうかっていうのを塾野先生と話したときに、
塾野先生は、高校受験は基本学校で習ったものが出ますと。
だけど、特に都内の中学受験は全くもって学校で習ってない子とか出る。
しかも全方位的にね。
なのでやっぱり早熟した子の方が向いてる、みたいな言い方をしてて、
だから年齢なりの学校の勉強で行くんだったら、
高校受験の方がいい、みたいな言い方をしてたんだけど、
よくちゃんのさ、それこそ40年前じゃん。
18:00
岡澤陽子
40年前でも、公立だとそうだけど私立だったら結構かなり学校範囲を超えたものが出てるって感じだった。
田中優子
英語はね。
受験は英国数だけ。
B社はない。
でも大体そうだったよ。
私立は、私立高校の受験でB社が必要になるっていうのはほぼ聞いたことない。
国立はB社があるっていうのもある学校あるみたいなんだけど、
私の時はか、たぶん今も変わらないと思う。
基本はA数国だけで、
英語っていうのはやっぱり、かなり大学入試レベルに、
もちろんすごい進学校だから、
大学受験に照準を合わせてる学校としては、
私立中学の子たちにキャッチアップできる子じゃないと、
高校入れられないわけじゃない。
だからだと思うのね。
でも数学は難しいけど、
単元は学校で教えてる範囲だから、
基本的には食塩水の問題とか、
速さとか距離とか、もちろん図形の問題とかもあるけど、
でも中学までの私の、
そんなに数学得意っていうほどの感覚はなかったけど、
感覚は国語と変わらないと思ってた。
数学はロジカルシンキングで、
国語力だと。文章大とかは。
そうなんだよ。国語力なんだよ。
そう思うよ。中学ぐらいまではそうだ。
高校行くとちょっと違うんだけどさ。
みたいな感覚があって、
とはいえ、宿題もめっちゃ出てたし、
あと英語は単語も、
文章大、文章大っていうか長文、長文問題を
全部単語、辞書で引かないと、
全部わかんないみたいな。
岡澤陽子
つらいね。
田中優子
全部わかんないものを類推して、
こうかなみたいな感じで翻訳するみたいな。
でもそれをやっぱり中2、中3、
毎週毎週宿題いっぱい出てやるっていうのを
やったんだよね。
だから自分がそれをすごい楽々できた記憶は全くないし、
やっぱなんか、小学校の時とかそんな特別な勉強してないから、
岡澤陽子
貯金が全然ないからキャッチアップだよね、とにかく。
田中優子
っていう感覚が中学のところから、
それがある意味高校に入ってからも
自分のキャッチアップだという感覚はある。
学校で求められるものが常に自分の足りないわけ。
余裕ではないわけ、全く。
21:00
田中優子
小学校、中学校、学校の公立中学に行ってったところまでは
別に学校の勉強は全く苦労しなかったけど、
常に自分より優秀な人がいて、
自分はできないなってずっと思ってたよね。
岡澤陽子
特に高校時代とかは。
でも今話聞いてて、苦労した記憶はあんまないって言ったけど、
別に全国一番だけじゃないし、
私より優秀な人はたくさんいたと思うし、
学校の中ではよかったけど、
塾とか行ったら全然いっぱいいるんだけど、
あんまり比べてなかった気がする。
意識がなかった気がする。
自分の中で、前回話したみたいな、
田中優子
数学のこの単元ができないからできるようにするみたいな感じで、
岡澤陽子
あんまりそこまで人に対して意識が回ってなかったんじゃないかな。
だから全国の模試とかでも別に、
どの辺りにいたとか全く覚えてないし、
でも全然、そんなにすっごい上ってわけでもなかったと思うんだけど、
だから全然自分より上の人たちいっぱいいたと思うんだけど、
どの位置にいたかとか、あんまり意識がなかった。
だからそういうのにはよくちゃんは、
自分の立ち位置みたいなのを常に見てて、
足りない、キャッチアップしなきゃっていうのをすごい意識してたってことだよね。
田中優子
そうだね。
すごいね。
あるところまでは全然意識してなかったのよ。
小学校の時なんてなんも考えてなかったんだけど。
自分でその世界に入ったから、こんな世界があるんだっていう。
常に、私前に洋子ちゃんに言ったかもしれないんだけどさ、
一方で自分の期待を超えていくわけ、自分が。
すごいね。
これ言い方あれかもしれないんだけど、
多分ね、親にとってもそうだったと思うのね。
うちの親、父親中卒なのね。
母単大卒なんだけど、
父親なんて超学歴コンプレックスあるし、
それは経済的な理由でね、高校にはいけなかった。
1000万段階の世代だからさ、
そういう貧しくていけなかったっていう感じなんだけど、
だから環境さえ許せば、大学行きたかったっていうのは父親はもちろんあると思うんだけど、
父親はせめて受験なんてしたことないわけよ。
高校受験さえしたことないし、大学も行ったことないし、
就活もしたことないわけ。自分の家業をやってるからね。
24:01
田中優子
だからさ、自分の子供がどの程度どうなのかみたいなことって、
多分最初の段階ではそんな期待がないと思うんだよね。
もちろん自分ができなかった分、大学に行ってほしいとかはあったと思うんだけど、
そうだとしても、どの程度までまさか東大に行くとかね、
思いもしなかったと思うんだよね。想像もしなかったと思う。
だから親もおそらくだけど、
自分がね、もし親の立場だったとしたら、
え、この子、これもできんの?っていう、
え、一番取っちゃうの?みたいな、
上のクラスを求められるの?みたいな感じになったら、
なんかどんどんこう、
岡澤陽子
嬉しいよね、親も。
田中優子
嬉しさもあると思うけどね。
でもなんかそういう期待を超えていく感じみたいなのはきっとあるんだと思うのね。
出発点結構低いって感じ。
私も、私自身に対する期待もそんなに多分、
中学、なんていうかな、高1ぐらいまではそこまでなかった気がするんだよね。
勉強はできたはできたけど、
思ったよりできるのよ。いつも自分の。
で、思ったより成績もいいわけ。
岡澤陽子
すごいじゃん。
田中優子
で、その私立もさ、結局そのなんとなく流れに乗って、
まあ受験したわけなんだけれども、
で、専修校一貫校に入りました。
でも最初めっちゃ成績悪かったのね。
入ったばっかりの時の。
でももうなんか高1の時、流年すんじゃないかなぐらい、
数学がわかんなくて。さっきも言ったね。
岡澤陽子
うちの夫も全くそうで、中高一貫校に高校から入って、
数学で高1で脱落して、もう数学はしてるみたいな。
なので選択肢として文系しかありませんみたいな感じになってるんだけど、
中高一貫校に高校から入るって、なかなかハードルあるよね。
田中優子
そうなんだよ。
いやだからね、目指すもんじゃないっていうか。
いや、今思えばよ。
自分はそれしか選択肢なかったから、そうしたけど、
自分の子供にさせたいとは思わないっていうか、
だって6年間で最適になるように、
岡澤陽子
そう、デザインされてるものが。
田中優子
デザインされてるものにね、ねじ込むみたいなところがあるから、
それは無理があるじゃん。
だから数学なんて、やっぱり洋子ちゃんも言ったみたいにさ、
私立の中学校の子は、数学中3で高校の単位やってるじゃない。
で、私が入学して、1年生の時は、
中学から入ってる子と高校から入ってる子でクラスが違うのね。
27:01
田中優子
で、1年間でキャッチアップさせて、2年生で混ざるのね。
で、だから1年間で、特に数学の遅れてる分を取り戻さなきゃいけないから、
数一を1年生の1学期で夏休みまでで全部終わらせるって、
そこで挫折したの。
あれ?みたいな、数学こんな難しかった?みたいな。
岡澤陽子
だってさ、たぶん2倍に早いっていうか、
田中優子
高2で終わらせる前提で組んでるから、
岡澤陽子
まず3年間のものに2年間とか、
で、先取りで2年半くらいのカリキュラムで組んでて、
そこの先取りもされてる部分も含めて、
それをさ、高3までやったらいいけど、
終わりは一緒にするわけでしょ?
だから高2の2年間で、ものすごい全部やらないといけないってことになるじゃん。
だからそれはなかなか無理があるよね。
田中優子
そうなんですよ。
だから、それで一気に数学が嫌いになり、苦手になり、留年しそうになったわけ。
でも、私高校入った時とかそんなんだから、
そういう意味では、やっぱり所詮、所詮って言ったら変だけど、
高校が結構無理めな環境に入っちゃって、
その段階では東大に行くなんて、
全然狙えるわけもないと思ってた。
もちろん、私が行ってた学校は、東大合格者数が一学年20人とか、
25人、30人、学年によっては30人出るみたいな学校だったのね。
200人ぐらいなんだよ、一学年。
だから、京大も関西の学校だから、京大目指す子もいるし、
もちろん医学部も、やっぱり私立の医学、
医学、医者の子結構多いからさ、医学部目指す人もいるのね。
だから、東大、京大合わせて50人ぐらい行くみたいな。
そしたらさ、200人中50人、4分の1ぐらいに入ってれば、
東大、京大狙えるっていう、そういう環境だったのね。
だから、学校あげて、目指すぞみたいな、東大目指すぞみたいな学校だったんだよね。
で、私も、でもなんか、自分こんな底辺にいるから、
入学したばかりの時に底辺にいるから、東大なんてって思ってたんだけど、
先生に志望校どうするかみたいなの、高1の時に面談で、
東大目指したな、みたいに言われて、え?みたいな。
いいんですか?みたいな感じで。
で、なんか私ね、高校に合格した時の成績が、先生が教えてくれて、
それは5番だったと。5番で入学してるから。
30:00
田中優子
でも人学2クラス分だから、高校から入った子、せいぜい80人とかだと思うんだけど。
でもすごい。
その時の成績がいいから、高校受験、高校入学した時の成績がいい子は、
大学受験でも結構いい成績を残す傾向があるって先生が言ったのね。
だからどういう、あれかわかんないんだけどさ。
岡澤陽子
だから東大にしとけ、みたいな。今目指すのは別に、なんか。
何かね、失うものもあるけどね。
田中優子
そう、失うものないから目指しとけ、みたいに言われて。
で、兄弟は天才じゃなくては受かんないからって言われたのね。
でも確かに癖があると、一般的に言われるんだけど。
兄弟は割と問題があんまり素直じゃないっていうか、
基礎をしっかりやってきて受かるのは東大だっていう。
東大は努力が報われると。
兄弟は結構天才派じゃないと受かんないんだ、みたいなことを言われて。
学校が東大合格者数の実績を出したいんだよね。
だから東大にすごい誘導するっていうのがあるんだと思うんだけど。
それで、とりあえず志望校は東大ってことになったんだよね。
岡澤陽子
でも今話す気って思うんだけど、
うちの私が行った高校はそういうのがなかった。
そこからだいぶ変わってきてると思うんだけど、
少なくとも私が行った時にはそんなに進学校って意識もなかったんだよね。
だから大学でここを目指せみたいな話も一切なかったし。
確かにユコちゃんが行ったところはガツガツの。
田中優子
そうそう、超進学。進学のために行く学校っていう感じだし。
すごい厳しいって話は聞いてたし。
で、なんでそこの学校だったかっていうと、
私はそもそも家から通える学校で女子が入れるっていうのが、
もう兵庫県って奈良とか紅葉とかって結構有名な男子校あるんだけど、
全部男子校なんだね。
女子はね、神戸女学院とかは高校からとってないと思うんだし、
岡澤陽子
ちょっとお嬢さん学校。
田中優子
もちろんトップ層は神戸女学院もいい大学行く人もいるんだけど、
でも付属があるから、神戸女学院大学の付属校だから、
そのまま進学する子も多いと思うし、
めちゃめちゃ進学校ってわけじゃないんだと思う。
入学するときの偏差値は高いと思うんだけど、
別に大学受験の実績がめちゃくちゃあるっていう学校ではない。
神戸女学院は多分高校からは入れないから選択肢にはない。
33:00
田中優子
もうそこしかなかったのよ。女子で行ける。
岡澤陽子
私立で。
田中優子
私立で、私立の合格実績があるっていうところはそこしかなかったから。
男子は、うちの高校は奈良に行けない子が行くっていう。
奈良のもうちょっと下なわけよ、中学の偏差値的には。
奈良はちょっと桁違いだからさ、本当に天才っぽい人しか行けない学校だから、
やっぱそこにはちょっと足りない。
でも合格実績では悪くない。
あと売りは予備校行かなくていいと。
学校の勉強だけやってればいいと。
めっちゃ厳しいし、宿題というか小テストとかめちゃくちゃあるし、
夏季講習、冬季講習みたいなものも、夏休みってほとんどないんだよね。
お盆の時期以外はずっと学校があるの、普通に。
岡澤陽子
すごいね。
田中優子
だからそういう学校だったから、学校の勉強さえしてれば、
そこについて行きさえすれば東大に行けますっていう、そういう学校。
奈良とかは結構授業早く終わっちゃって、
みんな暇だから予備校行くわみたいな感じの子がいるとかね。
本人型?管理足りなくてもやっぱりできる子だって、
もともとができる人たちが行く学校なんだと思うの。
でも私が行った学校っていうのは、そこまでじゃないけど、
頑張って学校の力で努力をして東大を目指す学校だったから、
親からしたらありがたい学校かもしれないんだけど、
そういうスタイルの学校だった。
歴史が奈良とかに比べるともうちょっと浅くて、
私たちが入った時はもうすでに結構新学校だったけど、
たぶん私たちより15年とか20年前とかだと、
まだそこまで進学時期はない学校だったんじゃないかなっていう。
30何期とかそれぐらい、28期だったかな、学校が。
で、たぶん最初の頃はそんなじゃなかったと思うんだよね。
だからなんかめっちゃスパルタで、
学校も人格否定的な感じだけど、
お前らは奈良に行けないバカだから、
今ならアウトな発言だね。
お前らは奈良に行けないバカだから、
そのバカが奈良の奴らと同じ大学に行きたいんだから、
そんなの死に物狂いでやるしかないだろうみたいな、
そういうコミュニケーションをする人がいるような。
さっきの横ちゃんが隣の男子部見てなんてはしたないみたいな、
それとまた逆の意味で、体育の時間にさ、
体育は男女別でね、女子人数は少なかったんだけど、
36:00
田中優子
全体の200人中女子は30人とかだったんだけど、
女子の体育の時間の時に体育の先生が、
女子のせいで男子の成績が落ちる。
岡澤陽子
気が散る。
じゃあ入れんなよっていう。
田中優子
でも、女子入れた方が合格実績上がるのよ。
岡澤陽子
女子の方がね。
田中優子
そう、女子の方が。
女子はさっきも言ったように選択肢もないわけじゃん。
だから女子が行く学校としては、
県内で言ったら私立トップになるわけよ、高校から入る。
中学から女子とってなかったから、
高校からしか入んないじゃん。
中学は男子校なんだ。
そう、私の時は。今は中校一環で、
高校、今は中学も女子いるんだけど、
多分少子化でね。
でも私の時は、高校からしか女子入んないから、
男子校だったところにさ、女子入ってくるって、
もうなんかね、男子がザワザワしちゃうわけ。
だからなんかさ、春休み、入学前の春休みから、
女子講習みたいなのがすでにあったんだ、入学前から。
その時にさ、クラスに見に行くんだよね。
中学からの男の子たちが、
どんな女子がいるのかなとか見に来るみたいな。
なに、キモいみたいな。
男子キモいみたいな。
中学まではさ、普通に教学でさ、
男子とかウェーイとかやってたのにさ、
急にさ、めっちゃ女子を意識する男子たち。
って最初思ってたよね。
そういう中でさ、カオルちゃんっていうのはさ、
超越する感じ。
男女超越する感じだったから、貴重な存在だったんだけど、
基本男子はね、ちょっとキモかったのね。
当時の自分から見ると。
まあみたいな、そんな環境だったんだよね。
でも、なんとなく先生にそのかされる感じで、
東大目指すぞみたいな感じだったんだけど、
2年生になって、分離選択で、
私、数学苦手だから迷うこともなく文系に行ったんだけど、
理科が1年生の時は2個やんなきゃいけなかったんだけど、
2年生になったら1個でいいっていう風になって、
それでちょっと浮上したのね。
理科も苦手だったから、科学が超苦手で、
科学で私の人生最低得点16点っていうのを
岡澤陽子
期末テストで取ったんだけど、
田中優子
覚えてるよ、人生最低得点で。
16点って、なんかの間違いじゃないかと思って。
っていうぐらい。
岡澤陽子
テストの度にね、1位から最下位まで全部張り出す学校だったわけ。
田中優子
教科ごとに?
総合点だね。
それで、期末テストとか、なんとかもしとかそういうのがあると、
岡澤陽子
1位50とかじゃなくて、しかもそれだけ?
田中優子
じゃないの、1位から最下位までね。
下の方なんて誰も見てないのよ。
上の方と自分しかみんな見てないんだけど、
39:02
田中優子
私も最下位に近い200人のうち189番みたいなのを取ったことがあって、
恥ずかしくて恥ずかしくて、
多分誰も見てないんだけど、
確か1年生の時だったと思うのよ、
理科が2つあった時。
もう16点だった時だと思うんだけど、
それが恥ずかしくて恥ずかしくて。
でも私もこのまま数学2つで留年するんじゃないかとか、
こんなんで東大とかもいけるわけ。
東大とかよりも留年しないとか、
恥ずかしいからちょっとでも成績上げたいみたいな、
学校の勉強についていくことが高1、高2の時は、
だからとにかく苦しくて苦しくて、
留年の危機と、下の方が成績さらされるっていう苦しみで、
もう辛い辛いって思いながら勉強してたんだよね。
でも高2からはちょっとずつ文系になって、
文系と理系で別々に成績も出るようになったし、
文系教科だけになると比較的、
すごくよくはなかったけど、
だんだん上がってきて、
だんだん学年が多いにつれて、
割と上の方になっていったのよ。
でも最後までトップになることはなかったし、
岡澤陽子
それはさ、その学校の環境だからじゃない?
田中優子
そうなんだよ。
だから学校の環境だからなんだけど、
岡澤陽子
その環境っていうものが結局その人の人格を決めるわけ。
すっごいさ、大事だよね、環境。
さっきの話、私とゆう子ちゃんの、
もちろん高校時代の学力とか分かんないけど、
総体非学校してないから分かんないけど、
どっちかっていうと私とかできないと思うんだけど、
私はでもそういう新学校に行ってないから、
別にそこで上の方で、
高校の授業もそんなに難易度も高くなかったから、
まあ分かって、みたいな。
で、なんか受験勉強のところは塾で置きなって、
みたいな感じでゆるっと来てるけど、
たぶんすっごいゆう子ちゃんは、
めちゃめちゃ上の方の新学校で、
しかもビッシバシに周りも先生も焚きつけるみたいな、
緊張感があるっていうかさ、
テンションのある環境だったっていう、
能力じゃなくて環境によって、
自己認識とか、
よくも悪くも形成されるものがすごいあるよね。
田中優子
でも私は分かんないよ。
岡澤陽子
で、振り返ってよかった?
田中優子
よかったんじゃない?結果的に。
いや、なんかつらかったよ。
めっちゃつらかったけど、
でも、だから私はさ、
42:00
田中優子
もともと自分に対するそんなに期待値が高くなかったし、
親も高くないから、
そういう環境でプレッシャーを与えられなかったら、
たぶん地元の公立に行って、
神戸大学に行けたらよかったみたいな感じだったら、
神戸大学は悪いわけではないけど、
けど今の人生はないと思うんだよね。
その超強いハイプレッシャーの中で、
自分を焚きつけても泣きながらやるみたいな感じがなかったら、
今の自分はないと思うし、
振り返れば、やっぱそれなりに学校はすごくフォローしてくれたっていうか、
戦略面だよね。単に勉強がとって、
受験のための学校だから、
数学は私苦手だった。
高1で苦手意識が出て、
それはずっと成績が上がらなかったんだけど、
けど東大は数学が難しいの。
できる子でもそんな点取れないよね。
東大の数学は80点満点の文系。
80点満点中、4問出て、
20点、20点、20点、20点なんだけど、
1問関東するか、もしくは部分点を拾い集めて、
20点取れればいいって言われてたのね、文系は。
でも、取れる子でも40点取れたらいいぐらいだから、
それだったら社会を頑張った方がいいよって言われてた。
社会が60点60点で合計すると120点だから、
数学の80点で20点しか差がつかないものを、
それは社会で頑張った方がいいよっていう風に、
戦略的なわけよ。
だからお前は二次試験の数学は対策しなくていいと。
ただしセンター試験だけは満点取れって言われて、
もう高3の途中からはセンター試験だけに
照準を合わせた数学の対策をするっていう、
その辺の個別対応があって、
数学の教え方が上手いと言われている、
他の学年の数学の先生がいて、
その先生に担任が、
だから学年違うから教えてもらう先生じゃないんだけど、
その先生に個別に見てもらえって言って、
その先生から宿題を出されて、
それをやるっていうセンター試験の水準に合わせたっていうのをやったんだよね。
だからそういうことをやってくれるっていうのは、
これは私立じゃないとやってくれないと思うんだよね。
それは今振り返れば、
当時はそんなあんまり意識してなかったけど、
考えてみたら、
それはそこまでやってくれたっていうのはありがたいなと思うし、
自分の子供がその環境にあったら、
個人一人一人を見て、
45:01
田中優子
その子の今のレベルと行きたい大学を見たときに、
何が足りないからどうするといいよみたいな、
学年まで超えて先生をアサインしてくれるみたいな、
そこまでやってくれるのは本当私立だなっていう。
岡澤陽子
そうなんだよね。
私立の学校の方が結構きめ細やかで、
すごい丁寧なのはあるよね。
田中優子
それは多分今でもあると思う。
そうなんだよ。
そういう意味で自分はそういう外的プレッシャーだったり、
そこまで先生が見てくれたみたいな、
私もそんな戦略性があって勉強してた感じがしないから、
多分何もない中だったら、
真面目に全部やろうとしたんじゃないかなと思う。
ここは捨てていいとか。
分かんないよね。
分かんないよ。
岡澤陽子
それが子供って判断難しいね。
田中優子
難しい、難しいと思う。
でもそれをやってくれる、
導いてくれる先生がいたっていうのは、
確かにすごいありがたかったな。
そうじゃなかったら、
大学受験はうまくいかなかったなっていう風に思うっていうのが、
それが私の高校までなんだよね。
岡澤陽子
でもさ、今のこの二つ、
ゆう子ちゃんの話と私の話と、
もしくは何十年も前の話だけど、
やっぱり学校によって全然違うじゃん。
田中優子
全然違う。そうなんだよ。
岡澤陽子
あとさ、向き不向きもあるし相性もあるじゃん。
ある。
田中優子
だからやっぱり一概に、
岡澤陽子
この学校が誰にとってもいいとも言えないっていうのがあるから、
でもその相性ってどうやって見極めるのってなった時に、
もちろん時代変化もあるから、
すごい昔こうだったけど今全然違いますみたいなのもあるし、
しかも表に出てる情報なんて、
綺麗な文字ばっかりで、
しかも東京は選択肢が多すぎて、
田中優子
選択肢が多いし、
岡澤陽子
みんなウェブサイトは綺麗に整ってて、
周りと似たようなことをみんな言ってる中で、
中の生々しい声みたいなのじゃないと、
参考にならないよね。
田中優子
そうなんだよね。
岡澤陽子
しかもあとは、自分の子供の特性みたいなのもしっかり理解した上で、
マッチングっていうかさ、
しないといけないから、
難易度高いよね。
田中優子
そうなんだよ。
岡澤陽子
高いね。
田中優子
中学受験のことを自分で考えて、
中学受験に関する議論の中でさ、
いろんなものが混在してるなって思うわけよ。
例えば、中学受験は子供にプレッシャーかけるのが良くないから、
小学生時代はもっとのびのびと、みたいな議論もあれば、
48:03
田中優子
一方で、教育の質みたいな話とか、
あるいは進学実績とか、受験だけが全てじゃないとか、
いろんなね、どこの大学に行くかだけが重要じゃないとかね、
いろんな議論がごっちゃになって、
中学受験良い悪いが議論されるんだけど、
まず私立の中学校に行くのか、
公立中学に行くのかっていう話がまず一個あると思うわけ。
公立の選択肢があって、そうじゃないものを選ぶっていう、
そのことの意義をどう捉えるのかっていうのが一個。
さらにその中学受験をやると決めた上で、
私立中学に行くと決めた中で、
さらにどういうところに行くのか、
それは何を学校に求めるのかとか、
その子はどういう子なのかっていう話がもう一個。
そこからさらに中学受験のテクニックというか、
どうやって志望校に受かるのかっていう話に行くべきであって、
この手段の方がさ、割と先に話が出てくるから、
そこだけ見たらね、えーみたいな感じもある。
私もそこがまだ混在している中でどうなんだろうと思ってたんだけど、
結構いろんな人の話を聞いたり、自分を振り返って、
今思っているのは、私立中学に行くことにおいてはポジティブ。
ポジティブ。
それは公立はどうか分からないけど、
こんなに選択肢が東京にある中で、
公立でいいじゃんとまでは思わないっていうか、
しかも私立に行く子の方が、私が住んでいる地域だと
結構マジョリティーぐらいな感じで、
いろんな中学校があるんだから、
自分の子供にいい中学校に行った方がいいだろうと。
それが結果的に公立が向いているっていうのは、
公立でもいいんだけど、
でも私立はやっぱり検討すべきだと。
自分自身もやっぱり私立に行ったからこそ
よかったなって思う風はあるし、
ただ言ったようにすごい学校によって違うから、
っていうのはすごくある。
それはポジティブなんだけど、
そこで中学受験というもの、
受験っていうことだけ考えると、
ちょっとまだまだそこまでポジティブな気持ちには
なれないというか、子供に、
もう何あれ。
岡澤陽子
朝から晩までね、小学生の夜10時まで塾にいてとかね、
日曜日はもう丸一日とかね、
田中優子
スーツケース持って行ってとかね。
何それって。
伸び伸びとした小学校時代を過ごしたもんだから、
そんなことをやるの?みたいな。
中学受験の問題集みたいなのを本屋で見てみても、
むずかしいんだよね。
51:00
田中優子
めっちゃむずい。分かんないとか思って。
こんなの、どうしたらいいの?みたいな。
岡澤陽子
だから、私は中古一巻行って、
分担されない。3年間で分担されない。
しかも、3年って言っても受験とか入るから、
後半は受験モードになるじゃない?
っていうのがなく、6年しっかり、
余裕を持ってカリキュラムを組めたりとか、
あとはやっぱり決め細やかさとか、進路指導みたいなところとか、
あとは文化教育みたいなところとかも、
学校に力を入れてるし、すごい良かったなと思って、
中学、特にお兄ちゃんの時とかは、
中学受験、結構前提みたいな感じで考えてたんだけど、
でもやっぱり向き不向きもあるし、
あとだからといって、
効率中学が悪いって言うわけでも全然ないし、
うちはさ、お兄ちゃんはどちらかというと、
決め細やかな方が彼には合ってるなと思ったから、
彼の学力でいける中学、
私と中学に行こうって選択して、
娘ちゃんは、もう豪快なの。
豪快って何て言うのかな、
勉強そんな熱心じゃないんだけど、
彼女がいると、先生にも言われるんだけど、
クラスがすごい明るくなるわけ。
先生ともすごい仲良くなるし、
だから効率でも全然楽しくやっていく姿が見えるっていうか、
勉強はどこかでスイッチ入ってくれって感じ。
だから今じゃないんじゃないか、
彼女の勉強スイッチは今じゃないなっていうので、
効率中っていう選択をしたんだけど、
今の東京の中学受験の問題とか見たときに、
あまりにも選択肢も多いし、受験する人も多いから、
難易度を上げないとフィルターがかけれないんだと思うんだよね。
だからどんどんどんどん難易度をかけていって、
今のがあるんだと思うんだけど、
明らかに小学生レベルじゃないじゃん。
例えば国語の文章とかにしても、
大人だって、しかもこの限られた時間帯で、
この難解な文章を読んで、問題に解くって、
ちょっと無理ですけどみたいなところを、
子供にシール持って、ものすごいストレッチだと思うんだよね。
そのストレッチを楽しめたり、それこそ乗り越えるっていうかさ、
楽しめる人だったりするといいけど、
田中優子
やっぱストレスになる子も多いと思う。
多いんじゃない?
岡澤陽子
だから5,6年で、効率症の5,6年でいじめが増えるのは、
すごい中学受験ストレスだって言うよね。
54:04
田中優子
そこに関してはやっぱりすごい考えるところがあるよね。
その辺の話をね、これからね、
聞きたいね。
議論していきたい。
あと1年、2年ね、考えて、心を整えて、
岡澤陽子
中学受験するのかしないのか。
そういう過程の中受を考える。
田中優子
そう、中受を考えるっていうのを、
ポドキャストの力を借りてやりたいなということで、
これからね、ゲストで決まってる何人かの人もね、
中受に対しては、
一言ご意見のある方がラインナップとして残ってるので、
いらっしゃるんで、そういう方々とも議論したいなと思っております。
楽しみ。
岡澤陽子
ぜひ。
田中優子
なんかだから、中受についてね、
一言言いたいっていう人出てほしいから。
確かに。
募集中。
岡澤陽子
アンケートでもDMでも。
田中優子
ぜひ。
はい、ではフォローしてくださいね。
岡澤陽子
お願いします。
田中優子
それでは。
55:17

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