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ダイアログカフェ。筋書きのない対話から新しいアイデアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
えー、今回はまた中学受験シリーズが、いろんなゲストをこれまでもお呼びしたり、私たち自身の体験談とかも話して中学受験のことを研究してきたんですけれども、
今回はですね、中学受験もあるけど高校受験もあって、子供によって、いろんな環境によってそれって使い分ける必要があるよねっていうようなところから、高校受験についても我々研究しちゃおうということで、
お子さん3人をね、中学受験も高校受験も経験して、大学受験も経験して、っていうような大先輩の、でも陽子ちゃんの後輩のゲストをお呼びしております、久川桃子さんです。
よろしくお願いします。
久川さんは私の大学の1個下なんですよね。
そうですね。陽子先輩です。
でも子育ては大先輩っていう。
そうね。
今、子さんは一番上の子さんが。
そうですね。一番上の子どもが、もう今年成人式、20歳になって、この1月に成人式を迎えた感じですね。
で、そこを筆頭に、今3人って言っていただいたんですけども、今高校3年生の男女の双子がおりまして、なので大学生の長男と、それから高校3年生で今大学受験に向かっている男子と女子がいる。
久川さんね、今ここをね、収録、いつもはカフェのザワザワってしたところでやるんだけど、今日はなんとニュースピックスのね、行っちゃって大丈夫?
大丈夫ですよ。
ニュースピックスのところでちょっと収録をさせていただいてるんですが、久川さんニュースピックスでね、今働いてて。
そうですね。ニュースピックスにもう10年目、丸9年経って今10年目ですね。
で、その前はずっとメディアにいるんですけれども、その前は日経BPにおりました。
記者をされています。
そうですね、ずっと基本的には編集、記者、編集者。ニュースピックスに来てからは広告事業の立ち上げをやって、今はニュースピックスのプラットフォーム側のお仕事をしているっていう感じですね。
で、旦那さんも結構仕事忙しい。
そうですね。洋子さんの1校上にうちの夫は大学、大学も同窓なんですけど、私からすると2校上の大学の先輩で、私と2人ですよね。
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で、夫は金融機関に長らく勤めてまして、私がニュースピックスに移ってスタートアップって楽しそうだなっていうのを見て、自分のスタートアップにチャレンジをしたり、またちょっと金融に戻ろうかなって今思ってる。
今ちょっとサバティカル休暇ですね。
今はちょっと時間があって。
でもさ、子供が小さい時とかって2人ともめちゃめちゃ忙しい。
そうですね。
子供3人だしね。
なのでどうやってたかも分かんないぐらいですけど。
旦那さんは家事、育児は結構やる人なんですか?
そうですね。やるけど何曜日に何とか、これとこれは夫の仕事、これは私みたいな分け方はなくて、夫はめちゃくちゃ忙しいので、やることはやってくれるけど、どっちかっていうと外の人にいろいろお願いをしてアウトソースすることが多かったですね。
お二人とも大学で知り合ったんですか?
ゼミの先輩なんですけど、大学生のうちには私は知ってましたけど、就職活動中に知り合ったという感じですね。
でもね、二人ともひとつ橋じゃないですか。
頑張って勉強してきたお二人ですよね。
おそらく。
おそらく、余裕かもしれないけど。
教育バックグラウンドで言うと、私は中学高校が私立の女子高に6年間行ってたので、中学受験の経験をして、夫の方は公立中学区、都立高校でひとつ橋大学なので、ずっと国公立で来た。
大高校。
でもそれ二人の通った道が違うと、子供にどうするみたいなことって、意見は別れたりすり合わせたり、どんな感じだったんですか?
それで言うとやっぱり一番最初中学受験ですよね。中学受験をするしないって、なんだかんだで小学校3年生ぐらいには何らかの判断しなきゃいけないじゃないですか。
でも私は中学受験をしてよかったと思ってるし、中学高校も楽しかったし、中学受験考えてもいいんじゃないのってもちろんテーブルには載せるんだけど、夫的にはなんでみたいな。
公立中学のダイバーシティじゃないですけど、いろんな人がいるっていうのもすごい勉強になるから、わざわざ市立中学に行くのはそんなに意味があるとは思わないっていう。
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どっちかっていうと受験否定派だったので、私も別にそんなに夫の意見を押し抜けてまで絶対に公立中学が良くないかみたいなことを議論するっていう感じでもなく、そうみたいな感じで、
私も世田谷に住んではいて周り結構中学受験モードにはなる中で、中学受験を絶対しなきゃいけないっていうモードにもならず、子供たちと対話して夫の意見も聞いて考えればいいんじゃないって言われるとフラットな感じでしたね。
長男さん、小さんちょっと考えて、そのご主人とも話をして、するしないみたいなのはいつ頃決めたんですか。
それで言うと、公立小学校が結構荒れてて、授業が成立するのが精一杯な感じだったんです。1年間に担任の先生が4回くらい。
それは結構来てますね。
立ち上がっては騒いじゃうとか、そういうこと?
教室から出ていく子がいて、3年生で。結構荒れていじめもあって、授業が結構成立してない中で、ちょっとうちの子もやばいなっていう時期があって、
1年は行ってるし、いじめに参加してるとかいじめられてた側ではないですけど、小学校の授業が成立してないっていうのに危機感が多い。
例えば3年生って都道府県を覚えるとかの時期なんで、それがスポッと抜けてるんですよ。
授業ができてなかったから。
授業ができてないから。だってこまめに小テストみたいなのも全くできてなくて、担任の先生がコロコロ変わる感じだったので。
ちょっとまずいなと思って、たまたま家庭教師をお願いしたんですよね。
せっかく家庭教師の先生と一緒にやるなら、何か目標あった方がいいんじゃないって言って、都立の中学だけ受けてみるみたいな感じで、
都立の中学だけ受験モードになるというよりは、それにはどんな問題が出るのとか、作文の練習してみようかとかぐらいの感じでやった。
ただそれしか受けてないので、全然本気でもなかったし、一応通ってみようみたいな感じで、そこだけ受けたっていう感じで。
都立中学は倍率に10倍とか。
すごい人気なんでしょうね。
そもそもいけるとは思ってなかったんですけど、っていうのは一応経験とも言わないですけどね。
一応やってみた。
でも小学校が荒れてると、そのまま公立中学校に行って大丈夫かなとか不安になったりとか。
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どっちかっていうと、これは他の今小学校の5年生、3、4年生にいるお父さんお母さんとかって話と思うんですけど、トラブル起こす子の方が私立に行くんですよ。
クレーマーな親ほど公立を嫌がって私立に行っちゃうので、意外と公立中学はそんなに荒れてない。
うちのエリアの場合は。
うちの子供が行ってる小学校でも、今全然大丈夫なんだけど、ちょっと前いじめとかあって。
それは中学受験のストレス。
そうなの。
そうなんですよ。
で、あと授業聞かない。
わかってるからね。
授業行ってるから先生舐めちゃうみたいな。
でもさ、それって結構高学年で起こりがちなんだよね。
でも3年生、4年生でも大人はもう舐めてる感じの子がいたりとかして。
そうなんですけど、結果的にその子が一番近畿だった子なんかも結局私立に行ったんですよね。
で、それもわかってたっていうのもあるし、地元の中学そんなに評判が悪くないかったっていうのもあって、
そんなに違和感も。
うちの子が私立の受験をするっていうモードでも全くなくて、本人もやりたいとか言わないし、
大人とも全然賛成もしないし、いいじゃん、公立中学何が悪いのっていう感じだったんで、
割と自然に中学にはそのまま上がった感じですね。
今のさ、公立中学校って、時代とか地域性とかもあるかもしれないけど、
私は福岡の北九州出身だから、悪い中学って明らかに見た感じからすごかったんだよね。
でも、東京都の公立中学校で、今七五学校近くにあるけど、
少なくとも見た目とか、歩いてる感じとか、お友達同士で話してる感じとかを外から見る分には、
普通というか、落ち着いてる感じなのね。
確かに品川区なんだけど、だからあんまり最近荒れてる中学って、
それこそバイクが走るとか、ガラスが割れるとかね。
もしそういうのがあったら、うちも危機意識があったと思うんですけど、
別に普通で、小学校と我が家の間に中学があったんで、
いつも通る道なんですけど、そんなに荒れてる感じはなかったし、
地元の公立中学から、それこそ創景の高校も行くし、
日比谷高校も行くし、海生にも行くし、
もちろん名前を書くことだけが通るぐらいの子たちもいるし、
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その台場してておもろいなっていうのもちょっとあって、
なので、絶対私立の中学行かなきゃいけないっていうのは、
あんまり感じずに、そのまま公立中学に上がった感じですね。
上の子が、要は5、6年生ですよね。下の子が小学校3年生。
その時にやっぱり、中学受験で家族の時間を犠牲にしたくなかった。
なので、週末に塾に行くことで、家族でどっか出かける時間とかが
限られてしまうっていうのが嫌だった。
実際、荒れてるか荒れてないかって、私は公立中学ですけど、荒れてないですよ。
むしろ真面目。
っていうか、その地域の子はみんなそこ行くから、私立に全然いなかったから。
大昔の話ですけど、やっぱり同じ授業を全員にレベルのダイバーシティがある中で
勉強を教えるわけじゃないですか。
つまんない人はつまんないし、だから学校の勉強って、私真面目だったから別に普通にやってたけど
学校の勉強ってそんなに、塾行ってなかったら全然余裕です。
中学の時ですよね。
そう、中学の時。
公立中学校の。
だから塾に行って初めてて、学校の進路指導とかも、東京は違うかもしれないんだけれども
田舎だと、高校も公立高校の4つか5つぐらいの選択肢、学区内で。
で、偏差値というかね、中学での上位、何人はここ。
ここからここまではここ、みたいな。
もうそういう進路だから、先生も大して進路指導もしないんでね。
子どもたちも全然、いろんな選択肢を考えもしないし。
地域によってだいぶ違いますよね。
でも東京でも地域によってだいぶ違うと思いますけど、うちのエリアだと
小学校から中学の受験でいなくなったのが3割ぐらいかな。
マジョリティではないのか。
受けた子は5割ぐらいいたかもしれないですけど、結局何だかんだで3割ぐらいで
割と中学に行くエリアでしたね。
公立中学に行くエリアでしたね。
なるほどね。
実際、先生の室とか、公立中学校の授業の内容とか、進路指導とか、
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もちろんそれ以外の学校生活みたいなのっていうのは、どうでしたか?
北井とそう兄ちゃんの中学は。
そうですね、たまたまうちの近くの中学が、部活に非常に力を入れている中学で、
長男はそこでラグビーに出会って、東京都の中で公立中学でラグビー部があるのって
片手しぐらいあるかないかぐらいなんですけど、非常に指導力のある監督のいる中学で、
東京中からみんなわざわざ世田谷区に住所を移してくるぐらいの競合校だったんですよね。
もともと小学校まだラグビーは?
やってないです。
やってなかったんだ。
なんですけど、世田谷ラグビースクールっていうラグビースクール、いわゆる稽古ごとにあるクラブチームが、
たまたまうちの息子の大が小学校6年生の時に全国優勝した年だったんで、
その世田谷ラグビースクールの子たちがドーッとうちの中学に入ったっていうのもあって、
レベルが結構高い感じに、その頃から結構高い感じになって、
友人に、小学校の友達に誘われて、お前もやろうよって言って、
まさかラグビーって私も思ったんですけど、ラグビーをやり始め、
結構中学3年間ラグビー中心の生活になったんで、
旧関家のラグビーとの出会いはそこなの?
そこなんです。
すごいラグビー好きで、夫婦ですごい好きで、
この前フランスにね、子供たちを置いて、夫婦でね、
行ってました行ってました。
フランスにラグビーのワールドカップ見に。
でもそこがきっかけなんだ。
お父さんたちもラガーマンの出身の人たちが多くて、
その中で、結局中3の時には全国大会に出ることも、
東京都代表で全国大会に出たりなんかしたので、
割とラグビー中心の生活をしたっていう感じだったので、
お勉強は二の次だったっていうのは正直あります。
ラグビー一生懸命やってればまあいいか、
みたいな感じだったなっていう感じで、
なので成績は正直言って、
私たち夫婦の期待から言うと、
公立中学だったら、
勉強、授業中しっかり聞いてれば、
もうちょっと取れんじゃないのっていうような思いはあったんですけど、
そんな器用な子でもなく、
ラグビー一生懸命になったらラグビーっていう感じだった。
でもそれを見てたんで、
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小学校が1年に4回も担任の先生が変わるような荒れっぷりと比べると、
非常に落ち着いていて、
ラグビーもしっかりできたし、
ものすごい新学校かっていうとそんなことは全然ないけれども、
うちの子がそれなりに授業をやっててもトップにはなれないぐらいの、
レイヤーの子たちがちゃんと勉強もしてて、
中学受験でうまくいかなかったっていう感じの子も、
一生懸命ちゃんと勉強して一緒にいたりだとか、
あと部活側、ラグビー部は全国大会に出るレベルの子たちなんだけれども、
それ以外のサッカーでプロを目指してるような子たちが、
プロチームにいて、ユースにいて、
勉強は学校で頑張ってるとか、
すごいその意味ではダイバーシティーのある環境だったんで、
別に何かいじめがあるとかもなく、
とても規律の効いた感じだったので、
特に派手さもないし、
修学旅行、海外行くこともないけれども、
着実な生活をしてたなと思ってたんで、
ちょうど娘と下の双子が、
4年生、5年生と上がっていく中で、
別に公立中学に行くっていう選択肢は悪くないなっていうのは思っていた。
娘は小学校でも吹奏楽をやってたんですけど、
うちの地元の中学っていうのが、
ラグビー部も全国大会行く感じだったんだけれども、
吹奏楽部も割と都大会で金賞を取るような、
吹奏楽部も非常に頑張ってる学校だったんで、
娘はそのまま公立中学に行って、
吹奏楽をやるっていうのも、
全然選択肢としてなくはないよねっていう感じだった。
なるほどね。
部活すごい重要。
そうなんです。
やっぱりお兄ちゃんを見てると、
クラスとか学校も大事なんだけど、
スポーツを通してとか、
何かに夢中になれることって、
すごい大事だなと思ってたんで、
なので下の双子に関しても、
何に夢中にさせてあげられるかなとか、
っていうのを中学選びの基準にしたっていうところが大きくて、
なので、下の男女の双子の方の、下の次男の方は、
ものすごい好きなことと嫌いなことがはっきりしてるタイプで、
好きなことはとことんやるし、
何も言わなくてもやるんだけども、
やりたくないことは一切やらない。
なので小学校3年生4年生、
ちょうどお兄ちゃんが中学上がるときに、
下の双子は4年生に上がるときなんですけど、
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例えば、漢字を学ぶ意味がわからない、
読めればいいのにどうして書けなきゃいけないんだ、
漢字ドリルなんてこんなものは意味がないって言って、
漢字のノートも白紙、漢字ドリルも白紙、
っていうような子だったんですね。
結構、例えば休みの前とか、
学年帰るときにすごい先生たちからフォロー入るじゃないですか、
うちの娘もためるの、その漢字が嫌いで、
ずっとためてたんだけど、
ためると夏休み前に最後残ってやらせるみたいなのがあって、
そこでもうい残ってやるみたいなことをやってたんだけれども、
そういうのをやってた?それもやらなかった?
それもやらないですね、たぶんね。
で、先生からもちろん電話がかかってきます。
漢字のノートもドリルも提出しないんですけれども。
そこで私は、先生知ってますと、うち双子なので、
どんな宿題が出てるか分かってます。
やってないことも分かってます。
だけど4年生にもなって、
もう机に縛り付けてやらせるって先生意味あると思いますか?と。
で、もちろん提出物の点数がつかない、成績がつかない、
成績が悪くなるのも分かるんだけれども、
これ以上彼に漢字を教養したら、
学校行かなくなると思うんですけど、
それでもいいですか?って電話で言ったんですよ。
そしたら先生何も言わなくなって、
それ以来電話をかけてこなくなった。
それを見ていて、これは公立中学に上がるとめっちゃ苦労するなと。
で、やっぱりお兄ちゃんが公立中学で見てると、
提出物出さないと明らかに評定がつかない。
そうなんだよね。
評定がつかないと受験には絶対に、
高校受験が苦労するのは目に見えない。
それは公立高校だけじゃなくて私立でもってことですね。
そうですね。
っていうのが目に見えてたので、
しかも地元の中学はラグビー部が頑張ってます。
吹奏楽部も頑張ってます。
だけどうちの下の男子が好きなことは、
そういうスポーツでも音楽でもない。
これは何か彼に好きなものがあるような中学に
生かしてやらないと絶対ダメだなと思って。
で、漢字も本当におろそかにするような子なので、
学校の授業だって面白くないわけですよね。
でも、小学校で習うそんな勉強ばっかりじゃないから、
一回中学受験の塾とか行ってみるって言って、
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男女双子を2人ともそろって、
早稲田アカデミーの入塾テストを申し込んでみたんです。
申し込んだ段階で過去文が送られてきて、
こういうテストですよって小学校4年生の時に。
そしたら息子は面白そうって言って解き始めたんですけど、
娘はパタッと閉じて、
私こういう難しいの嫌いって言ったんで、
この子は受験する意味もわからないし、
私は公立中学に行って水素学やると思ってるから、
全然勉強したいと思わないって言って、
3年生の終わりだったと思うんですけど、
娘はそうやって言っても塾には行きません。
でも息子は面白そうって言って受けたら、
そこそこ点数は良くて。
漢字書けなくても大丈夫だったんですね。
漢字書けなくても多分算数ができたんです。
あと理科系が大好きな子なので、
小学校2年生ぐらいの時から元祖記号をずっと見てる。
スーパー理科辞典っていうすごい分厚い辞典があるんですけど、
隅から隅まで読むとか、
そういうタイプの子だったんで、
これは公立中学合わないなと思って。
で、塾に行って、
中学受験ってマジ塾のペースに乗せられると、
お弁当を作って、
5時から9時とかで行って、
週末も潰れて、
夏休みも潰れて、
それに大丈夫かなと思ってたんですけど、
淡々とうちの息子は週2回しか行きません。
なので国語と算数だけ最低限しかやらない。
宿題一切やらない。
国語と算数だけだと土日の授業もない。
最低限のことだけをやると土日もないんですよね。
もちろんやりたいといえば、
宿題は出すよって言ってたんですけど、
これで十分みたいな感じだったんで、
なのでそれを4年生から、
4年生、5年生、6年生、
私がお弁当作るのを忘れる子も結構あると、
自分で冷凍庫からご飯をチンして、
適当に詰めて、
冷凍弁当を持って行くような小学生。
すごいね。自立してますね。
私がほったらかしてるっていうのもあったと思うんですけど、
自分でやるって決めたらやるし、
宿題は宿から出た宿題も一切やらないし、
自立はしてるかもしれないけど、
別に成熟もしてなくて、
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これが必要だからこれをやるっていうところには考えられなくて、
目の前のやりたいことだけやるみたいな感じですね。
息子さん、次男さんの中で中学・塾にするっていうのって、
塾の勉強が割と面白いっていうのがまず一つ。
例えば、中学を公立中学じゃないところに行きたいっていうか、
休暇さんが思ったみたいな、
彼が興味があるものがないかみたいな、
中学選びとかに関しては彼は何かあったんですか?
やっぱりね、小学生で他の子さんどうかわかんないですけど、
ここに行きたいって思わせるのは、なかなか難しいと思う。
難しいじゃないですか。
でもその中で、お兄ちゃんも受験してなくて、
双子の妹を持って行きますって言ってる中で、
塾の勉強は割と面白かったっていうのがあるかもしれないけれども、
そこで受験しようっていうところの、
彼のモチベーションっていうか、思いは他にあったのかな?
なので受験しようっていう気は、
多分最後まであんまりスイッチ入らなかったと思います。
受験するっていうモードには、
最後まではなってなかったと思うんですけど、
こういう中学はどう?
こういう中学はどう?っていうのは、
もちろん見せてあげないと、
小学生の選択肢にはもちろん入らないので、
彼はやっぱり動くものが大好き。
ロボットだとか、車のエンジンだとか、電池だとか、
そういうのが大好きなので、
やっぱりそういう理系の部活動が熱心な学校だったら、
合うんじゃないかっていう思いはあって、
ロボット部のある学校と、自動車部のある学校と、
それは文化祭とかに連れて行って、
こういう学校はどう?っていうので、
反応を見る感じですね。
だから、そこはちょっと私が引っ張ってて、
でも子供が自分からはむずかしい。
いや、無理だと思う。
しかも東京ってよくも悪くも選択肢がめちゃめちゃあるじゃないですか。
だから、その中で見つけるのっていうのは、
子供は無理だと思う。
なので、よく子供の興味関心をよく見て、
この子に合うかなっていうのは、
そこはもう親が見極めるしかないから、
うちはうちの子のやりたいことができることっていう軸で、
学校を見て探したっていう感じですね。
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たぶん、そんな感じを一切やらないような子なので、
日本の教育って苦手なことを克服させる授業とかが多いじゃないですか。
それはたぶん結構嫌だろうなと思ったんで、
得意なことをどんどんさせてくれるような学校だったらいいなっていうのはなんとなく思って、
しかもめちゃくちゃ受験勉強しなきゃ入れない学校もたぶん無理だなと思ったんで、
なのでそこそこ彼が普通にしてて入れるかなっていうレベルの学校を探したっていう。
2教科で。
2教科で受けれるところってそんなに少ないんですよ。
2教科で受けれて、自動車部かロボット部があって、
みたいになってくると結構選択肢って。
なので、玉川学園と東京都市大学付属というのが2つあって、
その2つを店に行ったっていう感じですね。
玉川学園の方はちょっと遠い、うちから言うとやっぱり1時間近くかかるなっていうのがあったんですけど、
おそらくうちの子が普通に受ければよっぽどのことがない限り大丈夫かな、通るんじゃないかなと思って受けたっていう感じですね。
東京都市大学付属の方はうちから自転車で通える距離なんで、
まあいいかなと思ったっていうのと、今ちょっと変わってるみたいなんですけど、
いわゆる男子校の5・3期の滑り止め。
人気があるんですよね。
滑り止めとして、まだ6年前なので、今とまた状況ちょっと違うんですけど、
滑り止めで、その学校のために対策するような学校ではなくて、
みんなその日に初めて来るみたいな子もいるぐらい、午後受験が中心で、
なので、その日にその場で眼書を書いてくれていいですよ、みたいな感じの学校だったんですよ。
洗顔にするとちょっと上がるみたいな。
洗顔、閉顔はなかったですね。
そういうのはあえて多分してなくて、むしろそういう3期受ける子たちに受けに来てっていう前面な感じです。
なので、中学受験で血まなこになっているお父さんお母さんには本当に申し訳ないんですけど、
うちはそんな感じで、子供のペースで行けるところってみたし、
ここで通ればいいんじゃないって思ってたので、2月1日だけの受験で、あんまり無理をする気がなかった。
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それも一つの考え方だと思う。
一ノ兄ちゃんも同じような感じだった。
国語と算数の日教科だけで、もう個別で、もうずっと書き講習とかはなく、ずっと週2日で行って、
夏休みは普通に旅行へ行って、彼の学力で行けるところを選んで、
その中でどこが興味があるかみたいな感じの選択をした。
そうですよね。
子供によってすごい合宿みたいな感じで、みんなで走って盛り上がれるタイプの子もいれば、
やっぱりそれはちょっときついっていうか、そういう子が向かない子も絶対いると思うし。
でも塾側は煽ってきたりしません?
私もそう思ったんですよ。
わせやかとか特に、はちまきして、そういうのをしらーってしてるタイプで、うちの子は。
いくら言われても。
で、1回だけ先生に、他の子みなさん宿題すごいしてて、
うちの子だけやってなかったら、クラスの雰囲気悪くなったりしないですかって一応先生に聞いたら、
そこは大丈夫ですって。
お前らそれで負けていいのかっていうふうに、他の子たちにお葉っぱかけるみたいな。
そうなんだ。
ここだったら、そう言ってくれるならいい。
またね、うちの子もそれなりにプライドはあるんで、
それでクラスが下がりそうになると、このモディテストで順位が決まるっていう時には、
ぴったり合わせに来て、ギリギリ下がらないって。
そういう合わせに来るような、やらしい感じのところはあって。
でも芯がある感じがすごいすると思う。
私あとさっき話してたので気になったのは、元祖記号とか見てたとかって言ってたじゃない?
あんまり小学校低学年の子に元祖記号を見る場面ってないでしょ?
ない気がするわけ。
だからそもそもそういうのは、どういうふうにその環境ができたのかっていうのを。
でもそれはわりと興味・関心をいろいろ聞いて、
あんまり学年とかに縛られず、この子はこういうのを好きそうだなっていうのは積極的には与えるようにしてたんで、
何だったんですかね、たまたま私が仕事の関係で、その時は編集者をしてた時、
ママ向けの雑誌をやってた時に、たまたま見かけた子供向けの漫画で見る元祖記号の紹介みたいな、
たぶん小学生レベルで書いた元祖記号の漫画だったと思うんですよ、最初は。
みたいなやつから始まってたと思うんです。
あとは、とにかく物を壊すのが大好き。
何でも虹山を壊すぐらいな感じで、いろんな物を分解しちゃってた感じだったし、
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それももちろん起こるんだけど、
結構うちの夫も電子部品セクターのアナリストだったっていうのもあって、
いろんな基盤とかも家に結構あって。
そんなのあるんだ。
アナリスト基盤見るんだ。
基盤を開けて、ここにこの部品が使われている、うししみたいな感じ。
いろんな物を開いては。
ここにこういうの使われてるんだよ、みたいなことを家では話してたんで。
なので、そういうのは結構好きだったりとか。
でも子供3人いてもそれに食いついたのは1人なわけでしょ。
そうですね。
お兄ちゃんとか娘さんとか、分解とかは?
お兄ちゃんは割としてましたね。
男の子は割とやってましたね。
娘はあんまりそんなにもなかったですけど。
普通、電子工作っていうとモーターがあって、いろんな物を組み立てるってキットがあるじゃないですか。
でもそのうちの次男は、モーターってどういう仕組みか。
モーターを作りたいとか言うわけですよ。
そしたらいろいろ、磁石とコイルと用意して回ってこうやってやるんだよとかっていうのは
父親が一緒にやったりとか。
そういうのは割とやってきたんで。
それは小学校何年生から?
小学校4年生、5年生。
理科辞典とかを見るとモーターの仕組みとか、なぜ掃除機は吸い込むのかとか
仕組みとかが書いてある。
そしたら自分で作ってみたいってなるとか、そういうタイプでしたね。
なので、理科の授業は塾では一切やらないんだけど
理科辞典を隅から隅から読む、自分でやってみる。
何とか欲しいって言ったら、うちは実験道具として磁石やらないやらって買うってやってると
結局たまに5年生、6年生で模試を受けると
理科の偏差値一番いいみたいな感じではあったんで
社会は偏差値20代、30代なんですけど
っていう感じではありましたね。
でも明らかに、これが好きなんだっていうのがわかる子だったんで
中学を選ぶのも選びやすかったっていうのもあるかもしれないですね。
なるほど。
夫婦とも忙しいはずなのに、よく見てるなって感じ、3人と。
それで言うと、やっぱり週末は必ず土日ともに小学校の間は家族で出かけるのが基本でした。
だから今はそうやってほったらかしてどっかいろいろ行ってますけど
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3人が小学校の間、ほんととにかく週末は一緒にいたので
何が好きか、どんなことをやりたいと思ってるかっていうのはすごく会話もしたし
関心を拾ってやれたかなと思いますね。
決してやりたくないことを押し付けるっていうことはしなかったので
それも良かったかもしれないですね。
なんか結構友股ら系、特に出勤とかもともあると
習い事を週末に入れて
結構その週末習い事で毎とこ埋まっちゃう。
きくききますね。
しかもそこで子供が複数にいると
お父さんとお母さんでそれぞれ送り迎えを分担して
みたいなのってよくあるパターンだと思うんだけど
その週末って習い事はあまり入れなかった?
一切だからやってない。
一切やってない?
一切やってないです。
あ、そう?
なのでほんと6年生の最後だけ塾があったりとか
あと平日のテニスが週末に振り替えになったとか
でも私も夫も子供たち3人も
週末に定期的な予定を入れるのが嫌で
子供たちが小学生の間は結構避けてましたね。
なるほどね。
たまたま仕事入ることありますよ。
それもあるけど
だけど稽古事を入れたりは週末は避けてましたね。
平日のテニスとか何か習い事やるみたいなときは
基本その子供たちが自分で行けるところで選んだ?
自分たちが行ける、親が創芸しなきゃいけないものは
娘のピアノはちょっとやってた時期はありましたけど
それ以外は全部自分で
自分で行けるようになるまでやらせなかった。
うーん。はいはいはい。
自分で行けるところで行ける範囲のところしかやらせなかった。
でも送り迎えの時間を私たちも作れなかったんで
でしたね。
娘のピアノだけは送り迎えしてたんですけど
私も一緒に習ってたんで
それもなんかだから送り迎えだけに時間を使うのが
私もなんかとっても抵抗があったっていうか
時間の無駄とは言わないんだけど
いや、だったら一緒にやるみたいな感じのタイプで
今振り返ったらですけど
週末は家族でよく出かけてましたね。
なるほどね。
結構大きい気がする。
そうだね。
やっぱり子供を知るためにはね
一緒に過ごす時間をたくさん作らないとね。
そうですね。
子供たちが小さい時は特になんですけど
夫婦ともに週末思いっきり遊べないような
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働き方はそもそもサステナブルじゃないんじゃないか
っていうのは言ってて
週末に仕事持ち込むとか
週末に寝ないととてもじゃないけど
体が持たないみたいな働き方っていうのは
家族もそうだし体調もそうだし
いろんな意味でサステナブルじゃないんじゃない
っていうのが夫婦の話だった気がしますね。
中学を選択するってことだけじゃなくて
小学生時代をどう過ごすか
家族でどう過ごすかっていうような話を
すごい聞いてきて
子供一人一人にあった進路を選んで
ポイントは夢中になるものを探すっていうか
見つけるみたいなことがポイントだったっていうのは
あんまりその先の大学受験にいいかとか
そういうことの逆算というよりは
今何にこの子はハマれるんだろう
みたいなことを重視してきたっていう
そういう進路選択なのかなって感じが
まさにそうでもちろん大学の進学実績とかは
見なくはないですよ
それなぜ見るかっていうと
東大に行く子がいる学校って
それなりの勉強意欲のある子たちもいる
がゼロじゃない学校なんだなっていうような
判断基準にはしていたし
進学実績を見ると
どういう子たちがいるかっていう
ペルソナが見えてくる
医学部に行くか大医学部に行くか
だから自分の子が医学部に行くとか
東大を目指すとかっていうよりも
そういう子たちがいる学校に
うちの子が合うかっていうのを見たという
なるほど
もうすでに3人のお子さんは
高校生と大学生ってことなので
さらにその先の大学受験
これも私たちの頃とは
また変わってきてる環境だって話を
最近すごい聞くんで
大学受験の話
そうなると親はできることは
かなり減ってしまってるかもしれないんだけど
陽子ちゃんの息子ちゃんは今高2で
これから大学受験を考えていく
っていうタイミングにも来てるし
高校受験もね
中学行ったらそっちの話だ
高校受験と大学受験のことを
特に高校受験は
うち下の子が中1で
中学校全体の過ごし方みたいなのも
次回は高校受験の話を聞きましょう