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スピーカー 2
岡橋厚さん、ロブスターというニュースレターをやってらっしゃって、ポッドキャストもやってらっしゃるんですけど、
スピーカー 1
岡橋厚さんをお迎えしております。よろしくお願いします。
スピーカー 2
岡橋さんは、陽子ちゃんが、私はもう本当に今日初対面なんですけど、陽子ちゃんが元々。
私がレクサスにいるときに、レクサスのブランディングをモノクルというイギリスの会社と一緒にやっていて、
その当時モノクルで岡橋さんが働いていて、そこで知り合ったというのがご縁なんです。
モノクルというのは雑誌なんですか?
スピーカー 1
もともとは雑誌で、今もある雑誌ですけれども、そこの編集長兼会長の方がブランディングをやっているエージェンシーがあって、
そっちで私は働いていたんですけど、そことレクサスと一緒にお仕事をすることになって、
日本人だったので、私が担当営業みたいな感じでアカウント周りの管理をさせていただいていて、
日本にも何回か来させていただいたりとか、ブランディング周りのお手伝いをしていました。
スピーカー 2
そのときね、岡橋さんすごく若かったんですよね。
スピーカー 1
そうですね、もう10年以上前なんで、今37歳ですけど、25歳とか26歳くらいかな、一番最初に始めたのは。
スピーカー 2
そういうぐらいすごく若かったんですけど、そんな若さがわからないくらいものすごく落ち着いていて、
それこそレクサスがリブランディングするというので、結構技術とかデザインとかも含めて、
上の人間をかなり巻き込んで、役員とかも含めてワークショップをやったりとか、
相当上の方の人たちとやってたんだけど、すっごい落ち着いて。
スピーカー 1
落ち着いてた。
無知だったっていうのがあると思います。
スピーカー 2
落ち着いてやってて。
そのブランディングプロジェクトが終わって、しばらくコンタクトなかったんですけど、
ポータキャストにも出てもらった私の元上司の高田さんがつないでくれて、
2019年ちょっとコロナ直前ぐらいに、私がまたトヨタ辞める前ぐらいに再開して、
そこからさっきのロブスターっていうニュースレターをちょうど始めた頃は。
スピーカー 1
そうですね、2019年3月に始めたので、こういうプロジェクトをやってます。
スピーカー 2
そこで教えてもらって。
元々、モノクルっていう雑誌というかメディアは、
結構レクサスとタイアップするというか、一緒にやるぐらいだから、
ちょっとおしゃれな、前衛的な感じの。
前衛、ライフスタイル。
当時はイギリスに住んでらっしゃった?
スピーカー 1
そうです、ロンドンベースの会社で、ずっとイギリスに住んでいて、
私は中3の時からずっとイギリスに住んでいて、
中高大学イギリスに出て、日本に帰ることも考えてたんですけど、
ちょうど大学在学中にその社長であるタイラー・ブリュレっていう人に出会って、
彼のPAってパーソナルラシスタント、秘書のような仕事を
インターンシップで3ヶ月ぐらいやらせていただいて。
どういうきっかけで会ったんですか?
私はもともとモノプロ読者で、
スピーカー 2
彼がニュースゼロってニュース番組あるじゃないですか。
スピーカー 1
日本の?
当時、2019年とか10年の時に特集されてて、
それを私の兄が特集されてるよ、みたいな。
すごい日本とも関わりあるんだと思って、
ワンチャンいけるかなと思ってメールしたの。
ここから期間あるから働かせてくれる。
すぐ返信くれて、週末会いに行って、
トントン拍子でよろしくみたいな。
今のアシスタントの方がちょうど辞めるタイミングで、
やってみろ、みたいな感じ。
スピーカー 2
なんかあれみたい、プラダを着た悪魔とか。
スピーカー 1
まさにこの仕事を説明する時は、
スピーカー 2
あの映画をレファレンスに使ってて、
スピーカー 1
アン・アサウェイみたいなこと。
オフィスはコーヒーの作り方一つから、
結構いろんなルールがあったオフィス。
背もたれにジャケットかけちゃいけないとか、
結構そういう意識が明確な方だし、
オフィスはもうブランディングの一部というか、
プレゼンテーションの場であるし、
社内に対するビジョンの発信の場なので、
っていうので結構、
あそこまでエクストリームじゃないですけど、
あんな感じで。
キーをもらってとか、彼の家の。
初日にドーンと渡されて全部、
重要情報とか、こういう場合には、
ドライクリーニングがこの担当の人とか、
全部。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
銀行の担当は、
スピーカー 2
デシビのカバー持ちみたいな。
そんな感じですね。
当時、モノクリ何人くらいいたんですか?
スピーカー 1
僕が入った時は、相関してからまだ2年くらいだったの。
スタートアップって感じだったんですが、
でも、編集部ってそれなりに人が必要なので、
2、30人はいました。3、40人かな。
日本人は?
日本人も何名かいました。
スピーカー 2
なるほどね。
ちょっと詳しいキャリアの話とかは、
次回聞きたいなと思うんですけど、
スピーカー 2
ポッドキャストは一応週1回ですか。
スピーカー 1
ちょっと今年入ってから忙しくて。
スピーカー 2
不定期。
公共があるんですね。
これはお仕事じゃないんですね。
ロームスターはあくまでもライフワーク。
でも会社も作ったって。
割とガチな趣味ですよ。
スピーカー 1
お忙しかったりもするから、そんなに無理せず続けようみたいな。
去年は毎週1回やってましたね。
公開版とは別にロームスターのメンバーシップがありまして、
スピーカー 2
その会員、メンバー向けにはほぼ毎週やっています。
普通のポッドキャストと、内容は分けて?
スピーカー 1
内容は分けてます。
メンバー向けにはその週配信したニュースレターの裏話というか、
編集好奇みたいな、なんでその記事が起きると思ったのか、
なんでこういうエッセイを書こうと思ったのかみたいな話とか、
あと結構もっとパーソナルというか、個人的に最近気になっているとか、
僕の場合だと子育てとか、最近家探してるんですよね、
スピーカー 2
そういう話も含めて、
スピーカー 1
ファンになると聞いてみたい、そういうのもね。
メンバーの方には配信していて、
時々それを公開版として配信することもあるんですけど、
公開版はどちらかというともうちょっとビジネス視点が入っているとか、
今注目している言葉に絞って、トレンドとかキーワードに絞って、
スピーカー 2
それに関連する辞書とか記事をまとめて紹介することになっています。
最初にロビウスさんの内容、日本のメディアでは扱っていない内容っていう話があったけど、
やっぱり海外メディアと、
当然日本語の情報量と英語の情報量って層量が動的に違う中で、
日本語でしかアクセスできていないと偏っちゃったり、
知らないことって山のようにあって、
でももちろん翻訳もソフトもいっぱいあるんだけど、
わざわざそれをやって、自分でやって、
しかも自分の興味のあるものを探すのって結構労力がいる中で、
すごくアンテナが合うっていうか、
人がそのフィルターを通してセレクトして、
しかも要約もあるっていうのって、ありそうだけどなかったんだよね。
なんかキュレーションしてるっていうかね。
表の方はビジネス、おっしゃってましたけど、
ビジネス的にすごく価値を見出す人は多いんじゃないかなって思うので、
なんで会社のスラックとかで共有されるっていうのはすごくよく分かるなと思って。
ビジネスとかキーワードっていうのも、
意識だったりとかライフスタイルだったりとか、
そういう関係のこういう心理的なトレンドがあるとか、
社会的なトレンドとか、
その辺りが結構多いのかなっていう印象を受けて。
ビジネスモデルがどうだとかっていうような普遍性があるというよりは、
割とその時代というかね、トレンドみたいなものがすごくあるから、
今こうなんだよみたいなリアル感みたいなのは、
確かに意識しないとさ、
言語もそうだし、
そういう自ら探しに行かないと、
普通に日本で生きてたら、
本になって出てきますとかっていう時には、
もう結構過ぎ去ってたり、
そこで一冊できるほどの内容ではなかったり、
しかもそれって今こう言われてるけど、
普遍的かどうか分かりませんみたいな、
そういうニュアンスのものってのは確かに、
ニュースレーターだったりポッドキャストだったりっていう、
今を捉えるっていう感じのものには、
向いてるのかなっていう感じがする。
スピーカー 1
変化の種とか、兆しみたいな感じの、
まだトレンドになっていない。
まだメインストリームになってないし、
なるかもまだ分からない、
そうですよね。
スピーカー 2
そういうような事象に興味がある。
最新はなんだっけ、
メタクソ化。
メタクソ化。
日本語でメタクソ化って、
英語だとどう読むのみたいな。
英語は全然いらない。
造語で。
どれぐらい毎週読むんですか?
スピーカー 1
僕がサブスクライブ、
僕自身がしてるのに150個ぐらい。
スピーカー 2
150個?
スピーカー 1
ぐらいニュースレターに登録しています。
けど全部もちろん読めないですけど、
なので、僕のだからGメールのインボックスが、
メディアになってる。
結構最終的に選ぶの3個ぐらいなんですけど、
目を通してるのは多分、
100とか200とか。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
タイトルだけの場合もありますし、
ざーっと見て。
スピーカー 2
それはお仕事ではないってことですけど、
お仕事もクリエイティブ系とか、
デジタルクリエイティブ系のコンサルタントをやってらっしゃるから。
スピーカー 1
でもまさに仕事でもやってること。
そうですね、俺は。
佐々木さんもそうだったし、私もそうだったので。
結構未来を考える仕事とか、
例えば10年後の未来ってこうなってるかもしれないってことから
バックキャストして、クライアント企業は何すべきかとか、
新規事業を考える上でも、
社会の流れってこう変わってきているから
こっちにまた行くかもねっていうようなことを考えたりするのが
結構本業では多いので、
もともと情報にアンテナを立てて
ピックアップしていったっていうところはありますね。
それをメディアという形でやっています。
スピーカー 2
ブランディングとかをやるときにもやっぱり
もちろん自分たちがどうしたいのかとか、
自分たちはどうありたいのかみたいな議論もありつつ、
ただそのどの方向に行きたいのかみたいな話をするときに
社会や環境がどうなっていくのかっていう
その土台の中で、
でも自分たちはこう行きたいとかっていう
その意思と合わせていくから、
常にそこに対してのアンテナって結構必要で、
あと私はレクサスやる前に
トヨタ調査部にいたときにも、
それこそ50年とか20年後とかの将来シナリオとか
やったりしてたんだけど、
そういうときにものすごい情報をとにかく
とってきて、
それを分類していったり、
シナリオをプランニングしていったり、
みたいなこととかをやってたんだけど、
だからたぶん好きな、
たぶん仕事的にもそうだし、
個人的にも好きな、
そうそう、陽子ちゃんが好きそうな
トピックが多いなっていう。
それはすごい。
でも佐々木さんが選んでくるものと
岡志さんが選んでくるものは
ちょっと違います?
スピーカー 1
違うのもあるんですけど、
結構かぶるときも。
かぶっちゃったねみたいな。
それやろうと思ってた。
スピーカー 2
やっぱ意識が同じようなところにかかったりするのかな。
スピーカー 1
興味領域がかぶってることもあるし、
あとテーマで横串で見ると
同じテーマなんだけど
違う視点で語られてる記事を
その週じゃないけど
何週間見ていくと
この塊で2人とも興味ありそうだ。
例えば最近だと
フレンドシップ、友情について
結構2人とも興味があって
大人になってどう友達を作るかとか
男同士の友情とか
そういうトピックが結構興味があって
ピックアップしているなっていうのが
結果的に数週間経って
わかるみたいな傾向が見えてくる。
スピーカー 2
それは面白いね。
スピーカー 1
結構その回
ポッドギャスでも配信したんですけど
それを聞かれて
皆さん結構そういう興味があるのかな
スピーカー 2
大人になってからね
すごい良いと思う。
すごく面白いね。
なるほど。