1. Dialogue cafe
  2. #60-1 高学歴親たちが怯える!..
2024-11-02 37:23

#60-1 高学歴親たちが怯える!中学受験という未知なる魔物【中学受験研究会vol.6 ゲスト:Papa To Children創業理事 高橋俊晃さん】

▼内容:
塾なし中受からの新御三家&東大卒、コスパ最高の学歴エリート/オレ、バカじゃーん!明るい落ちこぼれ中学生/「知ってた?人間の半分は女子なんだって!」男子校出身者に必要なリハビリ/mixiで再会した日本人学校同級生と結婚/我が子の進路、どうしたらいいか問題/一番大事なのは「親の余裕」ではないか/子どもファーストと物理的現実感のバランス/受験が家族関係を崩す怖さ/私、どうなっちゃうの?ドキドキしちゃう中学受験

▼出演:
ゲスト
高橋俊晃さん(フリーランスコンサルタント、一般社団法人Papa To Children創業理事、2児の父)
Papa To Children公式サイト

MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)

▼関連エピソード:
#25-1 お嬢様中高一貫校出身!優秀すぎて全く参考にならない岡澤の学習ヒストリー
#25-2 情弱からの全力キャッチアップ!スパルタ中高一貫校に高校から入った田中の修羅の道
#26-1 教育の目的、学歴の意味、受験の意義とは?
#27-3 感動と師を求めよ!成田さんと語る「何かを生み出す人」の育て方
#35 教育虐待、ダメ、ゼッタイ!世にも恐ろしい中学受験の世界

▼番組への質問・感想はこちらまで


00:01
スピーカー 2
ダイアログカフェ。筋書きのない対話から新しいアイデアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
高橋俊晃さんの今回指定の3本目になりますかね。
今回は、悩ましき教育についてお話したいなと思うんですが、
俊晃さんは、中学受験バリバリやって、中高一巻男子校に行かれて、小間場東宝ですよね。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
小間場東宝行かれて、東大の教育学部。
そうです。
めっちゃ学歴リート的な。
スピーカー 1
分かりやすいですね。
スピーカー 2
分かりやすい感じのルートを通っていらっしゃるじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そうですよね。客観的事実として。
中中がご両親の方針だったんですか。
スピーカー 1
一応というか、小3終わりくらい、今の私の長男くらいの段階の時に、母親から、
ご中学受験というものがありますよと、何らか説明を受けて、やるやらない、どうするという話があったんです。
ただ小3の少年だった私は、よく分からなくて、
じゃあやってみるってことで、みたいな感じの雑な、たぶんゲームとかやりながら片耳で聞く。
スピーカー 2
でも大体そんなもんよね、多くの小学生は。
スピーカー 1
そう。そこを、なんとなくじゃあやってみようかなみたいなことを答えたんですよね。
したら翌週か何かに、うず高くテキストが、当時の身長の半分くらいあると思われるようなテキストがドーンって詰まれて、
じゃあ小4から行く塾のために、まずこのテストを受けるためのこのテキストを何ヶ月でやりましょうみたいなのがなって、
あれ、そういう話だったかみたいな。
それはあんま聞いてなかったけど、一応やるって言ったのは僕だしみたいな。
親がどういうつもりだったかは、あんまりそういえば聞いたことないなぁと思うんですけど、
まあでも、要は選択肢として提示してくれて、
スピーカー 2
選択肢だったのかみたいな、もはやね。
スピーカー 1
どれくらい規定のつもりだったかわからないですけど、やるってなって、
幼稚園大塚だったんですけど、小3終わりから、幼稚園大塚って今もやってる日曜テストがあって、
03:02
スピーカー 1
それを毎週受けに行くためのテキストを大量に国語、算数、理科、社会に解いて、テストを受けて、
テスト帰ってくるんで復習したり、翌週のテストのための勉強をしてっていうのが、
4,5,6って3年間続くわけですよね。
っていう、まあわかりやすいというか、感じの受験生だったんですけど、
ただちょっと他の受験生と違ったのが、いわゆる塾がよいっていうのが向かなくて、合わなくて、
何回か言いかけたというか、行ったときあるんですよ。
幼稚園大塚の日曜テストの対策のための塾っていうのがあって、
家でテキストを淡々と解いてるだけでは間に合わないよね。
だからそこに行くための塾が必要だよねってことで、幼稚園大塚の準拠してる塾っていうのがあって、
幼稚園大塚が経営してる日曜テスト対策塾もあれば、そこに準拠したカリキュラムをやってる市塾というか、
民間の塾みたいなのがあって、最初確か民間の塾に行ってみたというか、
行かせてもらったんですけど、割と教師がチョーク投げてくるようなところだったんですよ。
スピーカー 2
真面目に聞け、ほら!みたいな。
スピーカー 1
個人塾?
どうだったんですかね。
スピーカー 2
比較的小規模なところ?
スピーカー 1
だったと思うんですけど、すごいスパルタな、今だったらすぐ問題になっちゃうような感じで、
もうすぐ無理だってなって。
この子無理そうだなっていうのを親がすぐ察したので、
ほんと1ヶ月行くか行かないかくらいで退塾して、自分で勉強しながらやってて。
でもそんなに成績がめっちゃ良かったとかじゃなかったので、受験の。
なかったので、その四ツ谷大塚準拠の四ツ谷大塚併設みたいなところの塾にも、
一回ちょっと算数いまいちだから算数の科目だけ行こうかみたいな感じで行ったんですけど、
行ったらその隣に座ってた奴がペン回しすごいしてて、
え、すごい!何それ!ってなって、ペン回し覚えて帰ってきて。
友達に教えてもらったんだよ!見て!みたいな。
お母さん!みたいな。
この子勉強、塾、いろんな観点からこの子は塾行っても勉強しないと。
スピーカー 2
塾行ってないんですか?
スピーカー 1
行ってないですね。
なんで、家でえらいコスパの良い中学受験を。
スピーカー 2
親が教えたんですか?
スピーカー 1
いや、一応って言ったら申し訳ないんですけど、
親も親で、受験生の親の子供に教えるためのいろいろ勉強会みたいなのがあって、
それとか通ってノート取って教えてくれようとしてたんですけど、
あんまり聞いてなくて、いい、いい、いい、みたいな。
早く終わらせて、俺は遊びに行きたいんだ!みたいな感じで。
だから本当に自分で何とかしたっていう。
すごいね!それで困った方がうかる!
学年に同じスタイルで、塾行かずで、一応日曜テストだけ行ってましたけど、
06:02
スピーカー 1
塾、週2、3とか塾に通うみたいなことせずに入ってきたやつは、
学年に僕ともう一人くらいで、
基本的にみんな日農研とか四ツ谷大塾とか小柏塾行って、
その塾のトップクラスだったやん。
連中がなんちゃかテスト、共通テストとかで、
いつも上に名前がいるやつみたいなのがいるみたいな感じだったんですけど、
僕はその自分で何とかして、
でもそれがめちゃくちゃ勉強のできる賢い子だったっていうことかというと、
そうでもないなってエピソードが一個あって、
入って、中1のときの最初のテスト、学年全体テストみたいなのがあったときに、
学年250人、50人クラス掛け5で250人やったんですけど、
私トータルの総合順位が246位とかだったんですよ。
下から5番とかで。
で、最近もよく言われるギリギリでいいとこ引っかかって、
スピーカー 2
深海漁のテスト?
スピーカー 1
そうそうそうそう。
小学校とかでトップだったんだけど、
中学校で土辺でやる気なくなっちゃうみたいな話あるじゃないですか。
で、私はなぜかその土辺に近い点数だったことがめちゃくちゃ面白くて、
要は深海漁科しなかったんですよ。
全然ネガティブに思わなかったというか、
スピーカー 2
あの、バカじゃーんっていう。
学年の中でトップ5のバカじゃーんみたいな。
スピーカー 1
で、周りの友達245位のやつとか見つけて、
お前の方が1個上だな、お前の方が1個バカだみたいな。
そういう感じでゲラゲラ笑って、
で、家帰って親に見てみてみたいな。
246位だよみたいな。
スピーカー 2
すごい明るい落ちこぼれ感。
そうなんですよ。
スピーカー 1
全然気にしない、
僕の転生なのかわからないんですけど、
幸いにしてギリギリ引っかかった感じだったのが、
確かにみんな周り塾行ってる中は行かずでやってて、
合格確率とかも40%とかいけば、
テスト受験前の模試みたいなやつで、
一定40%とかで、
でもなんか頑張るって言ってるし受かるでしょみたいな楽観はあって、
で無事なんとか入ったんだけど、
要はギリギリ引っかかったんだなっていうくらいだったということが分かり、
でもそれを別にネガティブに捉えることなく、
明るくすくすくとですね、
男子校生活を謳歌したっていう感じです。
スピーカー 2
なんかそんな、
でも振り返ってみるとね、
当時は下の方から数えた方がとかだったかもしれないけど、
蓋を開けてみたら、
この表現がいいかどうかわからないですが、
ある意味のコスパよく、
めちゃめちゃコスパよく入って、
しかもほらさ、ちゃんと灯台に入ってるから、
なんかもう親からしたらね、
いや頑張って勉強したとは思うんですけど、
あんまり悲壮感もないし、
09:00
スピーカー 2
強いプレッシャーにさらされた感じでもないわけでしょ。
スピーカー 1
そうですね。中学受験はただ嫌でしたけどね。
当時でいうと受験する子がそもそもそんなに周りにいない。
スピーカー 2
時代がだいぶ違う。
スピーカー 1
当時立川に住んでたんですけど、
普通に公立の小学校にいて、
学年でガチ目に中学受験してるのは僕ともう一人くらいで、
もう一人は改正目指してて、
僕が駒場東宝目指しててっていう感じで、
他は本当に、なんでそんなことやってんの?
みんな学校終わったら遊びに行くわけでしょ。
友達に来てファミコンしようぜとか、
教廷で泥汚れしようぜっていう、
塾こそ行ってないものの、
ドリル解かないと、みたいなことで家帰るわけですよ。
スピーカー 2
それはなんでそれができたんですか?
なんでやらないとって思ってたの?
やらないっていう無視することができるじゃないですか。
スピーカー 1
でも一応巻き込まれちゃったし、
若干自分の意思が確かにやるって言ったし、
みたいなこともあったんで。
スピーカー 2
でもそこでできない子の方が多い気がする。
塾があるのは、もうそこに行かざるを得ないっていうか、
行くっていう環境が作られてるから行ってるんであって、
塾がなくて、自習を自分からやれる小学生はなかなかいないと。
スピーカー 1
やらされてでしたけどね。
スピーカー 2
それお母さんに対する信頼感があったってことなんですか?
スピーカー 1
全然そんなことはなくてというと、
母に申し訳ないですけど、
一応やるってなったし、
ある意味レールが引かれたっていうことではあって、
そこに対してレールから自分の意思で外れに行くっていうのも、
それはそれでちょっと負荷がかかることではあって。
当時自分が参加コストみたいなことを考えてたかというと、
そういうことじゃないんだろうなと思いますし、
深く考えずにやるって決まっちゃったし、
そういうレールに乗ったから乗っていくしかねえかみたいな。
だったらちょいちょい泣いたりしてましたよ。
友達はドロッケーしてるのに、
僕はなんで家で勉強しなきゃいけないんだみたいな。
夏、夏季講習とかに行く道すがらに、
やっぱり行きたくないって言って、
講習電話からお腹が痛くなったことにして、
今すごいお腹が痛いので帰るみたいなこと言って帰ったりとか、
いうこともありましたけどね。
スピーカー 2
でもなんとかかんとか。
そうか。でね、別にギリギリで入ってもその後、
わりと明るく受け止めて頑張ったわけじゃないですか。
スピーカー 1
子供は楽しく、男子校は本当に最高で楽で。
スピーカー 2
学校があってたんですか?
スピーカー 1
自由な交付なんですね。
交付自由ですね。
私、高2くらいのとき金髪でしたけど、
体育祭がすごい。
海生と駒場東宝はよく体育祭が熱い学校っていうのがあったりするんですけど、
駒場東宝は体育祭のちょっと前くらいになると、
自分は赤組だったんですけど、スプレーで髪の毛赤くしたりとかして、
12:03
スピーカー 1
負けたら全員坊主みたいな。
今はそこまでやってないと思います。時代的にも。
でもわりとそういうのを楽しくやってた感じ。
自分が好きで金髪してたときも別に学校の先生とかも
派手で似合うね、みたいな言ってくれたりする感じの
交付自由なのびのびとした学校で、それはすくすく育ったんですけど、
ただ子供には男子校はおすすめしない。
スピーカー 2
なぜ?
スピーカー 1
これは自分自身で言うと恥ずかしい話ですけど、
リハビリがやっぱり必要なんですよ。
スピーカー 2
女子との会話、話すのに?
スピーカー 1
そう、話したり。もうちょっと言うと、
男子女子が半分半分に世の中にはいるんだっていう
当たり前の現実を受け入れたり受け止めたりするっていう
何言ってるの?当たり前じゃんってことが
男の園に6年もいると、隔絶されて生きていけちゃうんですよね。
だから本当に大学合格発表に行って、合格すると手続きの書類をもらうから
それを持ってるってことは、この人合格したってわかるんで
サークルの勧誘にワーって来るわけなんですけど
男女インカレのテニスサークルみたいなところの勧誘で
ワーって友達と一緒にテクテク歩いてたらワーって来て
そこで何やりテニスサークルなんですけどっていう風に
女性4人くらいに囲まれてワーって言われて
はーなるほど、えーえーって言った
その多分1分から2分くらいが高校3年間のトータル
スピーカー 2
中高3年間のトータルと同じくらいの女性とのコミュニケーション
なるほど
スピーカー 1
それくらい、正確に言うと私中学校2年生の時に
ドイツのデュッセルドルフっていうところに
親の仕事の都合で1年行ってたんですよ
で、デュッセルドルフ日本人学校ってところにいたんですけど
で、私2年B組で、妻が2年A組にいて
あ、その時?
スピーカー 2
その出会い
えーーー
えー
えー
えーっていう
じゃあ別に女子そんな
スピーカー 1
でもいた時は、別のクラスだったのと
妻の方が後から来たんで
ほとんど会話したことなかって
ミクシーで再会するっていうですね
えー
時代が感じられる
スピーカー 2
相当の時間を経てですよね
スピーカー 1
そうだめちゃくちゃ久しぶりに
あれ?なんかデュッセルドルフ日本人学校コミュみたいな
スピーカー 2
そうそう
ところで
日本人学校コミュニティ結構強いんですよね
スピーカー 1
はい
今も仲良かったりしますし
で、その行ってた時に
まあ普通に教学ですよ
日本人学校の教学にいて
で、あんまりその女子との関係性が上手くいかなくて
11で男子校入って
15:01
スピーカー 1
あれ間違ったかなってちょっと思ってるわけですよ
で、中2でせっかく友達できたのに
1年抜けちゃうのすごい嫌だなっていう気持ち半分
でも女子もいるぞっていう喜び半分みたいな感じで
ドイツ行ったんですけど
あんまりこうなんか上手くいかず
なんか女子コミュニティから
ここはよく思われなかったというか
スピーカー 2
そう
スピーカー 1
で、なんかこう
だからすごくこうなんていうんですか
あの女性嫌いをこじらせ
裏返しでこうこじらせて帰ってきたというか
女なんてどうせ俺のこと嫌いなんだろうみたいな
俺だって嫌いだやいみたいな
かわいいね
そんな中2なんてもうど真ん中死死
スピーカー 2
確かに確かに
スピーカー 1
その時に全然うまくいかなかったから
男子校に中3で戻ってきたんで
もうこれでいいと
もう自分をこう脅かしたり傷つけたりするような
経験はここにはない
なんて素晴らしいんだってなっちゃったんで
これじゃあかんって思ってる同級生とかは
それこそ女子大
女子校の子と仲良くしたり
そこで彼女できたりとかしてる連中もいたんですけど
僕はもうそういうのいいですと
面倒くさいので
どうせあいつら俺のこと嫌いなんだ
こじらせてこじらせて
ほんとすっかりこじらせて
男子校を謳歌してしまった結果
卒業してから
いかんかったかもしれん
リハビリテーション
もうほんとあんよが上手みたいなところから
高橋さんわかってますか
男性も女性も半分ずついるんですよ
スピーカー 2
世の中にはね
スピーカー 1
確かにそうかもしれませんみたいなところから
セルフカウンセリングみたいな
始まり
これどうしたもんか
またサークルに入って
合唱団にいたんです
合唱サークルに入って
混声合唱だったんで
女性もいて男性もいてっていう中で
いろいろ女性もいる中だと
どうしたらいいんだろうみたいな
おにゃおにゃしたりして
なんとかかんとか
女性とも会話ができる
自分を後付けで構築できたかもしれないみたいな
4年生くらいになってようやく
だったんで
その小平性が極まっちゃってる人とかも
スピーカー 2
同級生にいたりするんですよ
スピーカー 1
当たり前かもしれないですけど
データでもなんかあるらしくて
別学出ると結婚
結婚が正義ではもちろんないんですけど
結婚しづらいとか
みたいなのがあるとか
スピーカー 1
別に結婚するしないっていうよりは
当たり前に男女が世の中にはいるんですよ
みたいなことすら
忘れ切って大切な青春を過ごすみたいなのは
あまりよろしくないのではないでしょうか
っていうのが僕の実体験かな
あるので
子どもとか周りが皆さんの選択なんですけど
こういうリスクもありますよ
っていうことはぜひお伝えしたい
スピーカー 2
今でもね
学校結構教学の流れですよね
スピーカー 1
そうですね
教学化したりとか
スピーカー 2
教学化してる
確かにね
でもそういう
18:00
スピーカー 2
教学化男子高科みたいな
その話はもちろんあるんですけど
ご自分が私立の中学受験をして
私立の中高一貫校に行ったけれども
お子さん方には
そこはどういうスタンスで
スピーカー 1
どう考えてらっしゃるんですか
それはですね
結論どうしたらいいですかね
っていう感じではあるんですよ
いろいろ考えてはいる
リサーチしたり
人とこうやってお話しさせていただいたり
っていうことを
しつつあるんですけど
いやはやこれどうしたもんかな
っていうのがまだまだ現ステータスです
ということではあるんですけど
なんとなく最近
受験をするしないとか
受験をするにしても
公立の中高一貫がいいのか
とか私立がいいのかとか
みたいなことよりも
どうやら自分が大事にしてること
っていうのはどういうことなんだろう
子どもへの向き合いっていう中で
大切にしてることとして浮かび上がってきたのが
親側が余裕を持っていること
っていうのをすごく重視しているらしい
っていうのを割と感じて
スピーカー 2
親側が余裕を持っている
精神的に
スピーカー 1
精神的時間的に
割と周りの受験
子どもが受験に向き合っている
親御さんの話を聞いたりとかしてると
バイアスもあるんですけど
やっぱり大変そうなんですよね
すごく大変そうで
割とその
余裕がなさそうだなって感じて
スピーカー 2
今そういうふうにおっしゃったってことは
子どもにとってどうか以上に
自分自身の親側の余裕
自分あるいは奥さんの精神的余裕の方が
実は自分は重視してるって思ったってことですね
お子さんの将来
一般的には受験とか教育とかって
親はさておき
子どもファーストだと
子どものために親は苦労を引き受けて
苦労みたいな考え方もあると思うんだけど
スピーカー 1
それが違うんじゃないかって思ったってことですか
全然苦労も引き受けるし
子どものためになることを一生懸命やりたいと思うし
やらねばと思うし
親の責務だよねって思ってるんですけど
子どものためになることを
親としていかにするかっていうことを
最適にというか適切にやっていくためには
親の余裕がないと無理だなって
子どもファーストで考えたときに
21:00
スピーカー 1
親の余裕というファクターが
めちゃくちゃ重要だなっていう風に
スピーカー 2
私自身はすごくそう思ってるらしい
どうやってここに至ったんですか
スピーカー 1
人の話を聞いて
塾に通ってるお子さんのお迎えに
10時ちょっと前くらいに車でお迎えに行って
帰ってきて
お風呂入れてみたいな話を聞いたりとか
そういうメディアでそういう報道があったりとかしたときに
僕は無理だなと思ったんですよ
無理だなっていうか大変だなと
だいぶ余裕なくなっちゃうよって思って
子どもと向き合うのって割と本命が折れるというか
特に子どもがだんだん自我を持ち始めてから
人対人っていう向き合い方になったり
教育をされるみたいな風に
関係性が変化していく中で
関わり方ほんと難しいなぁ
考えることも多いし
手間暇かかるというか時間もかかる
それは自分と子どもっていうだけじゃなくて
自分と妻でどうするといいかね
みたいな話をするみたいなことも含めて
少なくとも全職でやってたような
朝から晩まで働いて
終電で帰ったり帰らなかったりみたいな状態だったら
決して向き合えないし
そこに受験というこの
また調べることを
自分の経験則が当てにならないというか
当てにならないし
今は情報過多だったりするので
そこから取捨選択して
特設な意思決定をしていくみたいなことの負荷が
高いと思って
これはちょっと余裕を持ちながら
応用にうちの子はなんだかんだ
素敵な大人に育っていくに違いない
母みたいなスタンスを取りながら
受験するしないとかみたいなことに
一生懸命向き合ったり
何なら勉強を教えたり
塾選び一緒にやったり
学校見学なんかをやったりみたいなことを
やっていくのは
自分のキャパ的にちょっと無理じゃねえか
っていうのを感じていて
すごく良くないというか
言い方をすると
親である自分都合で
決めようとしているところはちょっとあって
一応巡り巡って
子供のためだっていうつもりはあるんですけど
なんでっていうことなんじゃないかなって
思ってるんだけど
これでいいのかなみたいなことを
ぐるぐるしていると思って
スピーカー 2
なるほどね
でもなんかその
現実問題とか
特に働いていると
24:00
スピーカー 2
その余裕をどう
なんていうのかな
余裕が持てるように設計するか
選択するかみたいなのって
結構大事かなと思うんですけど
なんかその
例えば相談に乗ったときにあるお母さんが
働いてるんですけど
お子さんの塾が結構遠いところに入れていて
なのでそこに送り迎えが必要で
で、一人じゃなくて
二人子供もいて
自分の時間なんて全く持てません
みたいな話になって
もちろん持てないんだけれども
じゃあ例えばそこまでの
その距離感の塾を選ぶかどうか
というのがまずあって
もちろん塾もいろいろあるし
子供との相性もあるから
子供に最適なものを選びたいっていうのもあるけど
それプラス
例えば小3は難しいかもしれないけど
小5、6だったら
行きは自分で行ける場所とか
物理的な実現性っていうか
っていうところで選択するのも
結構大事だと思うんですよ
その選択の中で
最適を選ぶっていうか
みたいなところは結構大事で
でもそれを無視しちゃうと
めっちゃ親が疲弊する
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
なって思って
自分で通えるみたいなのは
結構重視しました
例えば歩きなんだけど
歩きだとその道が安全かとか
ちょっとこの道でも危ないから
やっぱり誰かが送り迎え必要だなって思ったら
近くてもここは選択肢から外そうとか
スピーカー 1
出ないと親がついていけない
スピーカー 2
なって思って
でもやっぱり
どの学校かとかどの塾かとか
そういうことも大事だけど
親と子の関係のほうが
よりその子の人格形成とか
幸せ度とかに直結するというのは
間違いないなと私も思いますね
だから子どもの教育を考えるなら
親が良い状態であるっていうのは
そこを損なってまで
結果というか
どこかの学校に入学するとかいうことを
史上命題にしてしまうと
他のものを犠牲にしてもいい
場合によっては親子関係が崩れても
子どものためだからみたいなのって
それは違うだろうなと
スピーカー 1
絶対違う
自信がないのかなっていうか
27:01
スピーカー 1
本読んでないんですけど
高学歴親あるあるみたいな本を
書かれてらっしゃる方がいて
自分がその割と勉強できたり
それがためにいい大学行ったり
会社勤めたりっていうことができて
比較的成功してるみたいなことがある
子どもにもできるよねってことを
求めがちだったりして
なんでできないのみたいな風になって
子どもがうってなって
親子関係が崩れちゃうみたいなことが
自分が割と学校の勉強とか受験みたいなことに
得意よりできた親ほど
そうなりがちですよみたいなことを見て
そうだよねと
今も例えば宿題見てくれみたいな感じで
見てても
やっぱ難しいですよね
待ってあげるとか
考えてるところを邪魔してまで
こうやればいいんだよみたいなことを
言っちゃわないようにするみたいなのは
やっぱり難しかったりするから
関わっていく中で
子どもとの関わり方で
ミスったり子どものために思ってるんだけど
そうでないことを
してしまいそうな自分みたいなことを
割と恐れてたり
あともう一個は子どもの
第二子生まれるにあたって
フリーランスになるっていう選択をして
いわゆるワークライフバランスを
整えましょうっていう目的で
そうして
でも仕事の面白さを失いたくないっていう
両手取りを
比較的うまくやれてるんですよね
苦労もあるんですけど
この6年くらい
フリーランスとしてやってる中で
比較的バランス取りながら
いろいろ夫婦で子育てのことを
乗り越えたりしてこれたなって思ってて
それは要は余剰があったり
余裕があったりするからなんですけど
そこを受験をするっていうことで
埋めに行くっていうことが
割とリスクとして感じてる
またあわあわってなっちゃう
仕事のボリュームが大きすぎて
家庭とのバランスを変えて
あわあわってなってたっていうときの
あわあわに仕事じゃないものなんだけど
受験どうする?みたいなことが
入ってくること
かつそれって割と比重がでかそうじゃない?
っていうことがなんとなく思ってるんで
あんまり前向きに
よしやるかって思えないなっていうのが今
スピーカー 2
困ってます
でもすごい気持ちは分かる
でもなんかめっちゃ無責任で
無責任でいうと
でも高橋さんとかさんも
仕事のときとかも
子供と向き合うっていうのが大事っていう
ところの価値観ぶれずに
30:01
スピーカー 2
動かれてきてるじゃないですか
スピーカー 1
そうですねおかげさまで
スピーカー 2
だからなんか
そこはあわあわっていう自分を
メタ認識しつつ
その場に入ったら
調整されるんだろうなと思うし
すごいイメージがついちゃうし
あとなんか
結構調べるのとか
新しい世界とかも
楽しむところがあるじゃないですか
だからなんか
このポッドキャストで
人材紹介の人の中学受験
お子さんの中学受験の話をしたときも
すごい学校見学とかめちゃめちゃ面白かったんです
いろんな学校の特色があって
質問に学校側がどう返すかみたいなところで
例えばそこの考え方みたいなのが
好き見えたりとか
多分そういうプロセスも
楽しいんじゃない?そんな感じも
スピーカー 1
でも言われてみればで言うと
すごくする
さすが鋭い
今のお話を伺って
パッと思いついたのは
私前半でお話したPTA役員という
小一のときにやったっていう
小学校に子供が上がるまでは
PTAなんてできるだけ関わりたくない
スピーカー 2
って思ってたんですよ
スピーカー 1
めんどくさそうだし
理由はさっきの受験に関する懸念と同じで
そこにガッてやったときに
せっかくある程度バランス取れて
一定余裕がある中で
イレギュラー対応もなんとかできるみたいな
余剰がある状態を
わざわざ崩しに行く行為でしょ
めんどくさい
お金は払うから
必要最低になるんで
それでもう結構ですね
そもそも何のためにある団体なのか
よくわかってないし
みたいな感じで
全く賛意をするつもりなかったんですけど
入学前の説明会かなんかのときに
PTAの話を聞いて
当時の会長さんから話を聞いて
ちょうどコロナ禍でもあったので
役員の定例ミーティングは
ズームにしてますとか
ベルマークをちょきちょき集まって
できるみたいな
伝統芸能みたいな
ここはちょっとやらなくしましたとか
オンラインのツールを使って
コミュニケーションとか
紙をなくしつつ
ペーパーレスの取り組みを始めてます
みたいな話をされてたので
だったら
ちょっと一丁紙してみようかなと思って
だからそのおっしゃる通り
わりと新しいこととか
新しい場所に対して
興味関心を持っていくっていう属性を
持っているので
やってみたら
キャッキャ楽しくやる可能性はあります
スピーカー 2
2階と楽しくて
マッチングみたいなのを考えた時に
長男さんのことを知っているのは
自分だから
ここは
これはいけるんじゃないかとか
ぐるっと回って
地元の効率がいいな
みたいなのもあるかもしれない
でもなんか
楽しめそうな感じが
33:01
スピーカー 2
研究してね
スピーカー 1
研究しながら楽しんじゃう
たぶん楽しみながら
受験というものに
家族で取り組んでいるみたいなケースを
スピーカー 2
たぶん見たことがないんでしょうね
調べるとやっぱり大変さが
そういう情報が入ってくるもんね
スピーカー 1
子育ての話も
子育てキャリアっていう話も
後輩とかに対して
大変そうですねって思われちゃう
事実大変だしみたいな
でも別にかけがえもないんで
これどう伝えようか
同じだと思うんですけど
やっぱり大変さが際立つ
スピーカー 2
それはあるね
メディアとかもね
大変さをとにかく
その方が受けるからね
しかもなんかこう
エクストリームな
狂気の世界みたいな
そういうのがね
佐藤ママみたいな
スピーカー 1
医学グランディー入れましたみたいな
スピーカー 2
子供3人とかあって
本当にその子の意思なのか
とかちょっと思うぐらい
やってる本人は明るく
やってるのかもしれないけど
でもなんとなく普通
一般の人が聞くと
ちょっとその狂気の世界
無理だわみたいな
それを真似しようとして
悩んじゃう親みたいなのが
いっぱい見られると
やれないわって不安になるっていう
スピーカー 1
それはありますよね
あとダイバーシティとか
インクルージョンとか
アンコーシャスバイアス
みたいなことを勉強したり
いろいろ人から
お話を伺ったりする
っていうことがある分
勉強してよかったな
と思ってる一番のことが
人間弱えなってことが
わりと分かってきた
弱いなというか
簡単に外的な環境とかに
影響されちゃうんだな
っていうこととか
なんちゃかバイアスとか
なんとかの思い込みみたいなことが
人間そういうのあるんだ
なんちゃかこうかみたいなものを
知ったために
自分も簡単にそういう影響を受けて
言ってること
別に言ってること変わったっていいんですけど
おかしなことになったりしうるな
っていうのを知っているので
受験が正義みたいな
価値観のコミュニティとかに入ったら
そっちに行っちゃうんじゃないかと
そうすると子供に対して
今比較的適切に向き合おうと
できてるつもりですけど
これがお前のために
受験を頑張るのが正義なんだ
なんでこんな問題も解けないんだ
スピーカー 2
みたいな
スピーカー 1
時々ミスタードーナツとか
そういうのやってるお父さんとお母さん
いるんですよ
あるあるある
スピーカー 2
電車の中とか
スピーカー 1
ドーナツ食えよと思うわけですよ
楽しくドーナツ食う場所なんで
なんでこれが解けないんだみたいな話
かわいそう
親御さんもストレス抱えてそうだから
なんかちょっと
一人でコーヒーとか
飲んだほうがいいんじゃないですか
とか思っちゃうんですけど
自分がそうならないとは限らないっていう
36:02
スピーカー 1
その怖さもありますね
スピーカー 2
ドキドキしちゃう
いや分かる分かる
私もドキドキしてる
その気持ち分かる
ドキドキする
自分がそうなってしまうのではないかという
事実やっぱり子供と
別に勉強のことじゃなくても
言うこと聞かないと
イライラするじゃないですか
それは
だからなんか
自分自身がどうなっちゃうんだろうっていう
不安っていうのは確かに
ただそれをやっぱり
なるリスクを
最初っていうかね
常に見返す
振り返る気持ちがあれば
保てるのではないかという気持ちも
一方であるから
スピーカー 1
確かに確かに
そうですね
スピーカー 2
それを認識してるだけ
やっぱりめちゃめちゃ強いっていうか
スピーカー 1
気がついたら
いっちゃうパターンの方が多いでしょうね
スピーカー 2
しかもそれを
良かれと思ってやってるし
子供のためだと思ってやってるから
抜け出るのがすごく難しいっていうか
そういう状態の人は確かに結構いると思うんで
スピーカー 1
そうですね
37:23

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