1. デザインの味付け
  2. #117/デザインシステム相性診断
2025-09-01 24:54

#117/デザインシステム相性診断

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今回は「デザインシステム相性診断」をテーマに、代表の梅本@dubhunter とサービスデザイナーの神田淳生が話す回です。


あなたの組織とデザインシステムの相性は?組織の流動性やサービスの専門性など、5つの観点から相性を診断します。デザインシステム導入を検討している方はぜひ参考にしてください。


番組のキーワード

デザインシステム,組織文化,相性診断

サマリー

デザインシステム相性診断のエピソードでは、デザインシステムの導入に適した企業の特徴が議論されており、中国とアメリカのUIデザインの違いや日本特有の要素にも触れられています。また、相性を測るための指標として、組織の流動性やサービスの専門性、プロダクトの数、運用者の存在、ルールを設けられる文化が挙げられています。デザインシステムの相性については、専門性や業務の複雑さがシステムに与える影響が議論されており、運用にはルールの重要性やその実行を促すリーダーシップが求められることが強調されています。

デザインシステムの導入背景
s-umemoto
デザインの味付け。
はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、神田さんです。神田さん、よろしくお願いします。
神田淳生
はい、よろしくお願いします。
s-umemoto
先に言っておくと、コメントいただいたら嬉しいので、ぜひコメントいっぱいください。
神田淳生
ぜひお願いしたいですね。
s-umemoto
本物のラジオのように言うとこかな、この番組は。
神田淳生
好きですもんね、梅本さん。
s-umemoto
好きですね。
神田淳生
ジムに行くんですけども。
ジムに行って筋トレしてるときに、結構本物のラジオを聞いてるんですよ。
s-umemoto
そしたら、やっぱり笑ってしまって力抜けるときがありますね。
神田淳生
そんなにですか。
s-umemoto
めちゃくちゃ刺さってるじゃないですか。
神田淳生
やっぱりそういうとき危ないですね。
s-umemoto
バーベル持ってスクワットのときとかやるんですけど、
神田淳生
あのときにプスッて吹いてしまうとちょっと危ないなと思ってね。
s-umemoto
すごいですね、これは。
そんなしょうもない話から始まってしまいましたけども、ぜひコメントよろしくお願いいたします。
今日のテーマは何でしょうか。
今日のテーマはデザインシステム相性診断というテーマで話したいと思います。
何ですか、デザインシステム相性診断。
神田淳生
ふざけてるようなテーマなんですけども、内容は結構真面目で、
デザインシステムと企業の相性っていろいろあるよなと思いまして、
こういうところでデザインシステム導入に向いてる企業ってこういう特徴があるんじゃないですか、
s-umemoto
みたいなのをちょっと考えてみたっていう、そういう内容になります。
いいですね。何かきっかけはあったんですか。
神田淳生
そうですね、きっかけは最近よくある記事なんですけども、
中国のUIとアメリカのUIの違いっていうのを解説してる記事をたまたま見まして、
こういう記事ってちょこちょこあるじゃないですか。
中国と日本はちょっと似てるかなと思うんですけども、
中国のUIの特徴っていうのは複雑で結構情報量多いのが好まれるっていうのが。
アメリカはシンプルで情報量が少ないデザインほど好まれると。
Appleのデザインとかを比較しても、アメリカはすごいシンプルに構成されているけれども、
中国は結構情報がガチャガチャ詰め込まれているっていう、そういう違いとかがあったり。
アプリを一つ取っても、中国のほうはすごく多機能なアプリケーションになっていくのがあるんだけれども、
アメリカのほうは機能ごとにアプリが分けられていたりとか、
s-umemoto
そういうふうになっているっていう話を見まして。
神田淳生
それの背景としては、言われていることとしては、
単一民族ほど複雑になりがちで、多民族国家になればなるほどシンプルになると。
考えてみたらわかるんですけども、いろんな人種とかいろんな背景を持った人が来ると、
独自のルールとかが通用しなくなるんで、できるだけシンプルに、
汎用的なものにしないと成立しませんよね、みたいなのが背景にあると言われてますと。
s-umemoto
おー、確かに。
神田淳生
デザインシステムに関しても、基本的には来るときってのは、
どう汎用性を持たすかとか、いかにシンプルにしていくかとか、
ルールが複雑になりすぎるとデザインシステムを作ることできないと思うんで、
汎用的でシンプルでっていうふうに目指していくと思うんですけども、
そういうふうに考えると、さっきのアメリカ中国の話とかでも重ねて、
組織の特徴からデザインシステムの向き不向きっていうのがわかるんじゃないかなと。
前置きが長くなりましたけども、そういう背景です。
相性を測る指標
s-umemoto
なるほど。そうなると日本はもうデザインシステム苦手ということでいいんでしょうか。
神田淳生
だからあれですね、グローバルに考えると、
やっぱり日本ってすごい単一の島国で同じような人たちばっかりで固まっていて、
考え方も似ていて独自のルールがあってっていうふうにあるんで、
そういうふうに考えるともしかしたら向いてないのかもしれないんですけども、
日本もめちゃくちゃ人数、人口の多い国なんで、
その中でどういうサービスを出しているかとか、
どういう組織の形かみたいなんで、向き不向きっていうのは分けられるかなと思ってます。
s-umemoto
なるほど。確かにこの観点もまさにそうだと思うし、
あとあるとしたらアニミズム文化とか言いますもんね、アジアはね。
神田淳生
アニミズム。
s-umemoto
宗教で言うと、いろんなものに神様とか精霊が宿るみたいな考え方が、
森とか一神教じゃないと言いますか、
何に対してもありがたがるというか、
神田淳生
神格化してしまうようなところがあるから、おそらく情報が多いんだろうなとかね。
なるほど。
s-umemoto
そういうやつも読んだことがありましたね。ちょっと余談でしたけど。
相性の良さをどうやって測ったらいいのっていうことなんですけども、
そういう測る指標とかあるんでしょうか。
神田淳生
そうですね。ちょっと測る指標を考えてみたんですけども、
5つほど出してきたんで。
考えてみた?マジで?
s-umemoto
出してみたいと思います。
神田淳生
まず1つ目は組織の流動性ですね。
流動性っていうのは、つまり人の入れ替わりが激しいことです。
組織で考えると、社内の人の入れ替わりっていうのはもちろんなんですけども、
その周辺にいるパートナーの会社さん、デザイン会社さんだったりとか、
開発のパートナー会社さん、そういう人も含めていろんな人が
プロダクトに関わったりとか、作ったりするっていう風に流動性が高くなると、
デザインシステムが向いているんじゃないかなと思っています。
その理由としては、初めての人っていうのは過去のデザインとか、
過去のプロジェクトの作り方とか、今重視しているポイントとかっていうのは、
もちろん知らなかったり伝わってこなかったりすると思うんで、
そういう時にはデザインシステムを見れば守るべきルールっていうのが分かるとか、
そういう人の独人化している知識みたいなところに依存するっていうのが少なくなると思うんで、
組織の流動性っていうところで1つ測れるんじゃないかなと思いました。
続けますと、2つ目がサービスの専門性ですね。
サービスとかデジタルサービスとかアプリとかを出されているときに、
その利用者の方っていうのが専門的なリテラシーを持った人なのか、
もしくは広く一般的に使われるものなのかっていうところで、
向き不向きっていうのが測れるかなと思います。
いろんな職種の人が使うとか、いろんな年代、特性の人が使うとか、
そういうようなときっていうのは、
UIが汎用的で学習コストが最小限に抑えられているっていうのが、
とても重要になってくると思うんですね。
デザインシステムっていうのが汎用的で、
どんな人にとっても使いやすいデザインっていうのを目指すとすると、
それの利用体験っていうのが上がる。
なので、サービスの専門性とかが低ければ低いほど、
デザインシステムっていうのが向いているんじゃないかなと思います。
三つ目がプロダクトの数ですね。
企業が出されているプロダクトの数っていうのが多ければ多いほど、
デザインシステムの順応性とか向き、
相性っていうのが要因じゃないかなと思っています。
デザインシステムの使われ方としては、
多くのプロダクターに対して横断的に品質を担保する。
一貫した体験を提供するみたいなのが、
大きいテーマになっていることが多いと思うんですけれども、
多くなればなるほど人の目が届かなくなりますし、
デザインシステムによって品質を担保するっていうのが重要になってくるんで、
プロダクトの数が多ければ多いほど、
デザインシステムが重要になってくるかなと思います。
s-umemoto
なるほど。
神田淳生
で、まだ続けますと、四つ目が運用者の存在ですね。
デザインシステムのルールを作って管理する人がいるのか、
設置できるのかっていうのが相性に関わってくるかなと思います。
運用者っていうのはつまりデザイナーだったりエンジニアですね。
その人たちが何をするかというと、
ルールからはみ出ている人がいれば取り締まるし、
ルール自体を広めていくし、そのルールも定期的に見直して、
時代とか企業のステージにあったものにアップデートしていくとか、
そういうことが必要になってくると。
運用者っていうのが継続的に関わらないと、
デザインシステムっていうのは成立しないので、
運用者っていうのを設置できることっていうのがやっぱり相性に関わってくるかな。
s-umemoto
なるほど。
神田淳生
で、五個目ですね。最後なんですけども、
ルールを設けられる組織化っていうところが重要かなと思ってます。
デザインルールよりも、
声の大きい人が上に立っちゃうことってちょこちょこあると思うんですね。
なんで、それが続いてしまったり、
ちょこちょこいろんな場面で出てきてしまうと、
守らなくてもOKっていうような雰囲気ができてしまったり、
例外が多くなりすぎちゃって意味をなさなくなるっていうことになるかなと思います。
声が大きい人っていうのは立場的に偉い人とかだけではなくて、
プロジェクトにかかってるデザイナーさんだったりとか、
ディレクターさんとかも、
このプロジェクトの中だけ考えるとこういう形がいいじゃないかとか、
それでちょっと変えてしまったりとかっていうのも結構あると思うんで。
そういうのが蔓延しちゃうと、
デザインシステムってのはもう境外化して、
オレガシーになったみたいなオチが待ってるってことだと思います。
s-umemoto
なるほど。
神田淳生
なので、ルールをちゃんと設けられて運用できる組織化っていうのも、
大企業とデザインシステム
神田淳生
相性を診断するための一つの指標かなと思います。
s-umemoto
なるほど。長い間ありがとうございます。
神田淳生
ちょっとダラダラ説明してしまいましたね。
s-umemoto
いえいえ。
ちょっともう一回まとめておくと、
組織の流動性が高いほうがいい。一つ目。
二つ目はサービスの専門性が低いほうがいい。
神田淳生
三つ目はプロダクトの数が多いほうがいい。
四つ目は運用者が存在しているほうがいい。
s-umemoto
五つはルールを設けて遵守する企業文化がある組織がいいということですね。
神田淳生
言われてみるとそうだね、確かにね。
s-umemoto
そうなるとどうしてもエンタープライズが大企業になっちゃうよね、今の話だとね。
神田淳生
そうですね。やっぱり大企業はかかってる人も多いですし、
誰かデザイナーさんがいたとしても、
s-umemoto
その人の命だけでコントロールできるっていうのは絶対ありえないんで。
神田淳生
デザインシステムはやっぱり大企業ほど向いているというか、
s-umemoto
やるべきっていうふうには言えると思いますね。
大手の企業さん、やっぱりプロダクトの数もそうだしサイトも多いもんね。
神田淳生
多いですよね。
本当まさに別の部署の人が何をしているかとかどういうものを作ってるか、
s-umemoto
それは全然知らなくて、
神田淳生
同じようなサービスを全然違うデザインで作ってたとか。
あるよね。
s-umemoto
あれ?それって、みたいになるよね。
俺らのほうが知ってるみたいなときあるもんね。
神田淳生
ありますあります。
s-umemoto
そこの話、別の方向から同じような話を聞きましたね、みたいなのもありますよね。
確かにな。
だからやっぱり単一プロダクトで小規模で、
どっちかというとオフライン系のサービスのほうが主力になって、
それを紹介するだけのオンラインのサービス。
神田淳生
あんまり別にデザインシステムってやっぱりいらないもんね。
そうですね。今結構デザインシステムっていうのも盛り上がってるんで、
作られてる方も多いと思うんですけども、
s-umemoto
そこまでは必要ないとかっていうシーンも結構多いんじゃないかなと思います。
確かに。
さっき2番のサービスの専門性のところで、低いほど点数が高い。
専門性とデザインシステムの関係
神田淳生
サービスの専門性が高いほうがデザインシステム向いてないっていう話じゃないですか。
s-umemoto
それ聞いてて思ったときにちょっと口を挟もうとしちゃったんだけども、
神田淳生
JRの緑の窓口のタンタンタンタンタンってやるやつあるじゃないですか。
新幹線でどこからどこまでっていうのを緑の窓口に伝えたら、ものすごい操作するの知らないですか。
右手がものすごい高速で。
s-umemoto
あれ専門性高いよね。
神田淳生
めちゃめちゃ高いですね。
あれだからもう完全に最適化されてると思うんで。
新しく入った方はもうそれを覚えるのにすごい時間かかると思いますし、
スピード速い人ってもう次どういう画面になるのかとか、
s-umemoto
もう全部が新たに入ってるとか、体が覚えてる感じしますよね。
神田淳生
あれリニューアルしてって言われたら、俺ちょっと嫌かもしれない。
すごい現場の方からクレームもらっちゃいそうですよ。
よかれと思ってやったことが。
s-umemoto
何が一番一般的なんかみたいになってきたら、
神田淳生
結局それ自分も習得しないとこの良さがわかんないみたいになりそうやなと思って。
そうそうそう。そういうのがありますね。
自分も別の記事で読んだのは、医療系のスタートアップで医師が使われているデジタルプロダクトは本当に情報が詰め込まれていて、
詰め込まれているほうが好まれるっていうふうに言われていて、
やっぱり専門性が高いとそうなってしまうんじゃないかみたいな話をされていましたね。
s-umemoto
確かに。メニューの置き場所とか結構メニュー詰まってるよね。
神田淳生
詰まってます。詰まってます。
患者として見たときに。
だから、シンプルであるべきだとか、結構根底にそもそもそういうふうに考えてしまう。
思考はあると思うんですけども、
職種とか業界とかによっては、それは必ずしも正解ではないこともある。
s-umemoto
そうだね。
JRと言っちゃった。
新幹線のきっぷ販売協会、定期機器販売協会みたいな。
協会のデファクトを作ってくれって言われても、
無理な、めちゃくちゃ複雑なものに結局なるんだろうね。
神田淳生
そうですね。
その業務を熟知していないとできないとか、熟知しているからこそ、
s-umemoto
一見わかりづらいUIもそっちのほうがいいとか。
神田淳生
そうなることはあるかなと思います。
s-umemoto
確かに。文脈と誰が使うかって感じだよね。
神田淳生
うん。まさに。
s-umemoto
またちょっと余談に言ってしまったけど、相性の良さを図る5つの指標ね。
例えば今みたいな相性の良さの話はあったと思うんですけども、
デザインシステムに関わる人が意識するべきことっていうのは何かあるんですか?
神田淳生
そうですね。デザインシステムも一つのプロダクトだと思うんですけども、
s-umemoto
プロダクトを作るっていうのはちょっと異なる性質っていうのがあるかなと思っています。
神田淳生
デザインシステムはプロダクトでもあるんですけども、
ルールだったりとか基準を組織の中に広めていくためのツールだと思うんですね。
s-umemoto
はい。
神田淳生
なので、作るだけではなくて、作ったらいいけれども、
それを別に使わなくてもいいとか、守らなくてもいい雰囲気っていうのができてしまうと、
徐々に破綻していきますし、例外とかが生まれ過ぎてしまうと、
またこのルール、何のためにあるのかっていうところがわからなくなってしまうっていうのがあるんで、
意識すべきことっていうのはルールをいかに守ってもらうか。
そもそもそのルール自体が良いものでないとか便利でないと使ってくれないっていうのもあると思いますし、
これを使うから全体の体験が良くなるとか品質が良くなるとか、
そういうような雰囲気づくりみたいなのがすごい重要だと思うんで、
そういうことを意識して運用していくっていうのがいいんじゃないかなと思います。
s-umemoto
もうグーの音も出ません。
ルールとリーダーシップの重要性
神田淳生
納得感ありますかね。
s-umemoto
納得感。ルールなのかガイドラインなのかみたいなのもやっぱりあると思いますし。
神田淳生
確かにそうですね。ルールって言ってましたけれども。
s-umemoto
ガイドラインだと守らなくてもいいんじゃないかみたいな空気感もどうしても生まれるじゃないですか。
神田淳生
生まれますね。
s-umemoto
ただそこをルールだから守ってくださいって言い切れない罰則があるわけでもないというか、
それを対応するっていうのは残りももしかしたら情熱とかリーダーシップなんかなと思っちゃうよね。
神田淳生
まさにそうですね。
それで言うとやっぱりトップがコミットしないとなかなかうまくいかないみたいなのもどっかで見たことあるんですけども、
組織の上に立ってらっしゃる方がデザインシステムこれを使っていくんだみたいなふうにするのもすごい重要かなと思います。
s-umemoto
そうだよね。
どっちかっていうとミーフ的なものというよりはトップダウン的なプロダクトというかものだと思うので。
神田淳生
そうですね。
s-umemoto
これを使ったほうが絶対に顧客体験が上がるんだとかっていう一つの強い信念をもとに
信じてやってくださいって言わないといけないんだろうね。
神田淳生
それはめちゃくちゃ重要だと思いますね。
s-umemoto
じゃあ相性の良さに入れてもらわないとリーダーシップの運みたいな。
神田淳生
確かに。6個目入れます。
デザインシステムの文化的類似性
神田淳生
6個目入れますとか言うて。
トップを巻き込めるかどうかみたいなのはすごい重要ですね。
s-umemoto
ほんまやな。運用者の存在とも近いのかもしれないですけどね。
自分もデザインシステム系のプロジェクトはいくつか担当しているので、
この相性の良さっていうのは結局浸透できるかどうかみたいな問題もあるじゃないですか。使ってもらえるかどうか。
神田淳生
そうですね。
s-umemoto
身につまされる感じの内容でしたね。
本当ですか。
ということで、今日のテーマはデザインシステム相性診断。
どういう企業がデザインシステムの相性としてはいいのかということについて話しました。
聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
来週後期、お疲れ様でした。
神田淳生
お疲れ様でした。
今日話に出そうかなと思ったのが、
このデザインシステムを作るっていうのはやっぱり東京の街を作るみたいなのと似てるんじゃないかなって思ったんですよ。
s-umemoto
あらあら、小池都知事じゃないですか。
神田淳生
小池都知事、そうそう。都知事の気持ちで。
s-umemoto
都知事の気持ちで。どういうことですか、ちなみに。
東京っていろんな地方から人が集まってくるんで、みんな結構ルール守ってると思うんですよ。
神田淳生
車の運転とかもみんなマナー結構いい人が多いと思いますし、
s-umemoto
歩いてても信号をちゃんと守るとかですね。
神田淳生
自分大阪出身なんで、引っ越してきたときは、あれって赤だけど行っちゃうけどなみたいなふうに思ってたんですけども、
東京来るとルール守る人多いなと思っていて、
なぜかというと、いろんな文化とか背景を持った人が集まってきてるんで、
その人たちの価値観で動いちゃうと、あんまり街が成立しなくなるというか破綻してしまうみたいなのがあるんで、
ルールが一番上にきてて、それもちょっと窮屈な側面もあると思うんですけども、
ちゃんと一応それに従ってみんな生活してるっていうのがあるかなと思っていて、
組織の流動性が高いほどデザインシステム向いてるっていうのを話しましたけども、
東京の街みたいなのとデザインシステムを作るみたいなのが若干似てる部分もあるかなと思っていました。
s-umemoto
確かに。その考え方感銘を受けました。
神田淳生
感銘を受けました?全然受けてなさそうな顔してますけど。
s-umemoto
やったのは確かにと思って今聞いてましたね。
豪に言っては豪に従うみたいなことわざは、これ日本独特なのかな?アジアなのかな?わからんけど。
日本かな。田舎モンと思われたくないとか。
そういうのがもしかしたらルールに従うっていう、窮屈な空気感みたいなのとちょっと近いのかもしれないね、ルールというか。
そうですね。すごい近い部分があると思いますね。
東京はルールをちゃんと従う人、守る人多いような印象がありますよね。
神田淳生
多いですよね。ちゃんと並んだりしますし。
s-umemoto
本当に感銘を受けたというか、確かにと思ってるんでいい話でした。
神田淳生
よかったです。
s-umemoto
はい、じゃあこれで終わります。ありがとうございます。
神田淳生
ありがとうございました。
24:54

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