1. デザイナーの給湯室
  2. #070 使いたいけど使えない、..
2023-04-27 29:59

#070 使いたいけど使えない、使いそうで使わない黄金比

今回のテーマは「使いそうで使えないセオリー」。知ってはいるけど使う機会がなかったり、本当は使いたいのにお客さんの不可抗力によって使えなかったり、語り出したらいろいろありそうだけど、なんだかんだ黄金比の話しが多い、、、、 


 山菜が美味しい季節

 黄金比

 余白を活かす

 色を抑える

 80:20の法則

 4原則の優先順位

 黄金比

 EDトーク


【※】黄金比・・・・1:1.618。古代ギリシャの数学者ユークリッドが研究したとされている美の比率。ダヴィンチが応用し提唱したことにより普及した。

【※】白銀比・・・・1:1.414(√2)。A4など用紙サイズの縦横比。1975年に制定されたISO 216規格によって定められている。


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thanks!

タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか

00:07
デザイナーの給湯室。お疲れ様です。お疲れ様です。
ちょっとあの、いつも以上に声が出てないんで、お聞き苦しい回になるかもしれないですけど。
大丈夫ですよ。大丈夫ですか。
春になりまして。はい。
あの、山菜が美味しいんですよ、すごく。山菜っていうのは自分で摂る山菜ですか?
うん、自分でも摂れるようになりましたし。
家の近くにJAの直売所みたいなのがあって、そこで結構山菜売ってるんですけど、
山行けば摂れるし、農家さんで多分自分で栽培というか育ててる人たちもいるんでしょうね、ひょっとしたらね。
すごい格安で買えるんで。
そう、フキノトウに始まり。
なるほど。
フキノトウぐらいは割とこう、なんていうんですか、大きい道路とかの脇にもよく生えてるんで、
割と摂りやすい山菜なのかなと思うんですけど。
フキノトウもね、子供たちも結構美味しいって食べるんですよね。
食べるんですよね。
そう、結構ほろ苦くてね、大人の味っていう印象じゃないですか。
結構やっぱりみんなで摂りに行ったんですよ、フキノトウはね。
自分で見つけてきたもんだから、食べがいがあるんでしょうね。
いい食育。
それはね、僕が渓流釣りしてるちっちゃい沢があるんですけど、
全然人があんまり通らないようなところなんですけど、家が建ってて別荘なんです。
別荘らしいんですけど、らしいっていうか別荘なんですよ。
どなたかは知らないんですけど、なぜかちょっとあがらせてもらったことがあって。
本当にね、家が全然ない小川っていうか沢なんですけど、
そこに1軒2軒ぐらいなんか建ってて、全然魚釣れなくてともとも歩いてよく帰ってるときに、
何回か声かけてもらってるうちにですね、ちょっと酔ってきなみたいな感じで、
あげてもらうことがあって、ノンアルコールのビールをいただいたりとかしながら話聞いてると、
なんか別荘でそこに建ててるんだみたいな話でですね。
その近辺にフキノトウを取りに行ったときにたまたま今度奥さんの方がいらっしゃって、
何かいろいろ話とかしていただいたりしてる、そういうご縁がいろいろ田舎だとあるんで。
いいなと思って今。
フキノトウに始まり、タラノメとか。
タラノメね。
03:01
あとコゴミとかかな、食べやすいの。
コゴミ知らないな。
なんかね、シダ植物とかゼンマイみたいなやつですね。
わらびとかほど癖もなくお浸しにして食べられるようなやつ。
釣りに行くとやっぱりワキに結構生えてたりするんで。
そうなんだ。
山の恵みをいただいてるとか。
行く場所によってはね、ワキ水が出てるところが結構あるんで。
すごい。
最近ワキ水にハマってて、ワキ水で汲んでコーヒーを飲むみたいなことをやってる。
それはいいっすね。
いい豆をいい水で飲むのよりうまいんでしょうが、何しろ結構舌がバカなんで、あまり味の違いがわかんないんで。
どうなんすかね、おいしいから。
ただね、ワキ水飲むようになってから結構水道水がおいしくないっていう風に感じるようになりました。
こんな田舎でも。
そうなんだ。
やっぱりなんか入ってるなっていうのがそれぐらいはわかる。
そうなんだ、やっぱり違うんですね。
特にね、なんか僕が汲んできてるのは結構超軟水なんで、よりなんかこうまろやかさがあるっていうか。
なるほどね。
ちょっとね、話の着地が全くないまま始めてしまったんで、そろそろ。
行きますね。
そうですね、ほっこりしたとこで行きましょうか。
行きましょうか、本題。
改めましてこんばんは、パチパチです。
うたです。
はい、ちょっと前段取り留めもなく始まってしまいましたけど、のんびり暮らしながらやってるデザイナーもいますっていう話になったんですけど。
いいですね、なんかスローライフって感じですね。
そうです、そうなんですよ。
今日はですね、これはうたさんの方からいただいてきた企画です。
そうですね、僕が書きました。
僕が書きました。
最近何も信じられない、僕の記憶力また勝てなかった。
自分で書いたかどうかもわからないっていうね。
そうなんです、ちょっと毎回確認していこうかなと。
これで僕。
あとですよね。
そう。
使いそうで使わないデザインセオリー。
言葉の言い回しもちょっと良くなかったかもしれないですけど、使いそうで使えないでもいいんですよ。
はいはいはい。
使いたいけど使えないとか。
ああ、使いこなせないってことですか。
使いこなせないとかそういうのでもいいんですよ。
なのでそういうベースでちょっと僕は話していけたらなと思っておりますので。
じゃあ。
僕からいっちゃいますか。
お願いします。
はい、わかりました。
それでは僕の方ではね、使いそうで、まあ使えないって言ったほうがいいのかなっていうのを3つご紹介しますね。
06:02
ご紹介っていうか、まああったんですけど、3つあったってことなんですけど。
使えなかったって。
使えなかったって。
使えなかったっていうのは、そうなんですよ。
まず最初に、一番最初に黄金碑ですね。
黄金碑。
黄金碑、はい。
みなさん大好きな大好物の黄金碑。
大好物の黄金碑。
これね、僕ねちょこちょこ使ってはいるんですよ。
うんうんうん。
使ってはいるんですよ。煮詰まったときとか、写真の大きさ特に横長の写真とか縦長の写真をもう試行停止して黄金碑にしちゃうことがあって。
はい。
ですけど、まあ使ったは使ったで、お客さんと香水屋のやり取りしていく中で。
はい。
だんだんだんだんこう、あれ、なんか黄金碑を留めてられなくなってくるなっていう時あるんですよ。
まあ案件ってそういうもんですからね、やっぱり。
最終的に正方形になってる時があるかって。
全然煮ても煮つかないって言うんですよ。
そう、全然黄金碑じゃねえと思う。
正方形じゃん。
そうなんですよ。
1対1じゃん。
そうなんですよ。
あと写真とか本文のバランスもね、なんか黄金碑っぽくやりたくなるんですよ。
だけどまあちょっとね、本文もやっぱり動くじゃないですか、多少。
何行か動いて、10行ほど追加してもいいですかってなった時にもう写真ギュッてギュッて詰めて、黄金碑じゃなくなっちゃうみたいな。
だからこれ黄金碑に関しては本当は使いたいんですよ。
使いたいけど最終的に使えなくなってしまっているパターンが多いなっていうセオリーですね。
はい。
なるほど。
はい。
で、続いて。
はい。
余白を活かしたデザイン。
うんうん。
これも僕も好きで結構余白開けちゃうんですけど。
はいはい。
これもね、やっぱりお客さんの構成のやり取りの中で。
あの、気になる、隙間が気になるっていう証入りがあるんですよね。
そういうことですよ、そういうことですよ。
要するにお客さんがね、余白恐怖症なんですよ。
何か入れたいみたいな。
なんか入れたくなったりとか、
あとお客さんの方でも結構情報を割愛した状態で僕に原稿をよこしていることが多いので。
そういうお客さんもいらっしゃるんですね。
いらっしゃるんですよ。
割とさり目でもらうパターンが僕多かった気がするけど。
いや僕は多分編集者の方が多いので。
あ、そっかそっか。
割かしその本文に関してはしっかりと作った状態で。
あ、なるほどね。
かなり間引いた状態で渡されることが多いんで。
余白が空いてると、その間引いた分を復活したがるんですよ。
本当はこれ空いてるんだったら入れたかったのにみたいな。
そう、こんなに空いてるんだったらちょっと入れて。
そっち入れよっかな。
そう、入れてもらえませんかねって。
ここの余白ちょっとずつ詰めてとか、共感とかちょっとずつ詰めて。
09:01
あと4行ぐらい入りませんかっていう。
いや、入るんですよって話ですよね。
そう、そう、分かってるんですよ、分かってるんですよって。
入るか入らないかで言ったら入りますよって。
そう、そうですよって。
それでその余白があるが故に見やすくちゃんと整えてんですけどっていう。
そこをね、ちょっと爆弾投下されるわけですよ。
埋めたいです。
わかる。ありますね。
埋めたいって言われるような。
そうなんです。
なんかたまにね、なんか挿絵、イラスト屋さんみたいな挿絵を渡されて。
わざわざご用意いただいて。
そう、ご用意いただいて、そこの隙間に入れといてくださいみたいな。
入れてくれと。
うわ、出たーと思って。
出た。
そう。
なんで余白活かしたデザインね。
僕、まあやっぱ多分デザイナーさん好みのデザインってやつですよ、いわゆる。
それがまあできないっていう話です。
なるほど。余白。
で、最後です。
3番目。
はい、3番目。
色を抑える。
色を少なくするってことですか。
そういうことですね。
要するに3色ベースだったり、2色ベースだったりとか、単色だったりとかあるじゃないですか。
そういったデザイン、まあ2色ずりのときはイヤ顔でもそうなるんですけども、
ただやっぱりね、4色の印刷物でその色を抑えてやろうとすると、
ちょっとやっぱりこれもね、お客さん。
ちょっとお客さんの不可抗力ばっかり言ってるんですけど。
あれですか、寂しいって言われるんですか。
そう、そういうことです。
ここちょっと、僕いろんな色つけ、あんまり色いっぱいつけないんですけど、
でもね、ブルー系の色でまとめてる中で、
ここピンク色入れたいんですけどみたいな。
今が指定でくるってことですね、色が。
そう、指定できちゃう。
ピンク色かよと思いながら。
なぜピンクなのかは、そこまで深い意味はない場合が多いんですね、きっとね。
おそらく好みだと思うんですよ。
それをね、ねじ込まれること結構多くて。
で、特に市面全体、僕雑誌とか多いので、市面全体の中で囲みみたいなコーナーものがあるんですよ。
はいはいはい。
なんとか写真コーナーみたいな。
そういうのがあって。
ちょっとコラボ的な内容。
そうです。
ちょっと毛色が違うデザインに従うんですよ、お客さん。
あー、なるほどね。
で、そこでちょっと色をバキバキにつけられることが結構あって。
うわうわうわうわーと思って。
まあもちろんね、毛色ちょっと変えたいから、もちろん。
ある程度はメリハリつけてるんです、僕の中でも。
これぐらいが最適かなと思うもので。
そうそうそう。
最低限の色をつけて。
12:02
で、基本はやっぱり黒とかの毛とかでしっかり区切ったりとか、余白でね、話しながらやったりとかやってるんですけど。
でもダブルコンボですよ。余白も詰めて色をつけた毛を引かれるっていう。
ダブルコンボでやれる時があって。
なるほどな。
編集者さんだから、やっぱりデザインのことについてもある程度理解してると、やっぱりそういうことも言いたくなっちゃうっていうか、
自分の思いがちょっと乗っちゃうと、特にこうしてほしいみたいな修正入りがちですよね。
なんか何も分かんない人だったらね、もうデザイナーさんにお任せっていう感じで。
で、デザイナーのいいと思う理屈である程度相談はできる場合もね、あるんでしょうけど。
そうなんですよ。
本当に全く分かんない方の方がやりやすい。
ね、そういう場合も往々にしてありますよね。
そう。
知ってる人の方がちょっと難しい。
難しい、そう。
なんかこうここまでやってくれるんだっていうことを知ってるがゆえに色々言ってくるっていう。
でですね、ちょっと番外編で一つだけご紹介していいですかね。
はい、どうぞ。
好きなセオリーだけど使いどころが分からないっていうやつ。
どうしたらいいんだみたいな。
どうしたらいいか分からないやつ。
例えばですね、よく言われることなんですけど、80対20の法則。
パレートの法則ってやつ。
そうですね、まさしくそれですね。
これを要するにデザイン本とかで僕ちょこちょこ見るんですよ、この80対20の法則。
デザインに落とし込むんですか。
そう、落とし込むっていうの僕全然分かんなくて。
これでも使えたらいいなと思って色々考えてみたんですよ。
色々考えてみた結果、結構な材料がない限り、これコントロールできないなって。
コントロール権って結構大事ですからね、デザインを設計していく上で。
そうなんですよ。80対20の法則で言うと、要するに2割ぐらいの内容で全体を把握できる。
8割方把握できるっていう考え方だと思うんですよ。
そういうことか、なるほどね。
っていうことだと思うんですよ。
で、それって我々ね、感染原稿いただいてるデザイナーとしてはコントロールできねえやと思って。
原稿から見直さないとダメみたいな。
そういうことですよ。
これがね、もしこの法則パチッと決まって、すごいいいものできたらかっこいいなって思って。
未だかつてやったことない、できたことがないっていう法則ですね。
デザインでそれを使うっていうのが、結構僕あんまり知らなかったな。
15:00
そう、本来ビジネスの法則ですよね、これってね。
うん、なんかそこではよく聞きますけどね。
2割の社員が収益の8割方を稼ぐっていう話ですよね。
そういう意味合いで使われてる、そういう文脈でってやつですかね。
そうなんです。
っていうのが普通だとは思うんですけど、なんかデザイン本でちょこちょこ見るんですよ。
僕の買ってるデザイン本はですよ。
あ、そうなんだ。
転用しようとしてるのかな、著者の方が。
そうなんですよ。
なんかよく引き合いでウォークマン出されるんですよね、これ。
あ、そうなんですね。
ウォークマンってラジカ性の、要するに2割部分の機能をギュッとまとめてウォークマンにして爆発的に売れたらしいんですよね。
なるほどね。
捉え方だよな、8対2って。
そうなんですよ。
どういうふうにも運用できるような法則ですよね。
後付けで入れると、こねくり回せるような理屈ではあるんですけども。
後付けが多いような気はしますよね。
そうですね。
見ていくとね。
それを言っちゃおしまいよって感じですね。
僕はこんな感じでした。
わかりました。
じゃあ僕行きましょうか。
はい、お願いします。
じゃあ改めて僕が、僕はですね、使いそうで使わないものがこれっていう話にまとめきれなくてですね。
言うても割と使ってるんじゃないかなっていう印象が結構あるんですよ。
ビジネス書籍でよくビジネスフレームワークの本っていっぱいあるじゃないですか。
ありますね。
それだけ集めたような本をよく持ってるんですけど。
そういうものこそ結構使いどころがよくわかんないなって僕思う。
確かにね。
なんかあれ覚えたらすごい仕事できる気になるじゃないですか。
全ての仕事がうまくいっちゃう気がするんですけど、そういうものほどは使えなくないっていうか。
そうですね。
デザイナーだからそう思うかもしれないっていうのはあるんですけど。
だから割と使えるものが多いのかなと思っているんですけど。
わかりやすいところで言うと多分4原則っていうのがありますよね。
そうですね。
近接、成立、対比、反復。
ありますね。
ありますよね。
これはどれも多分使えるっていうか使えたほうがいいんだろうなと思うんですけど。
なんかこれ同列でいっつも結構並べられるから、これが全部どれもいつも大事みたいな感じで持ってる方。
大事っていうか、なんか空気のようなもんですよね。
なんかやって当然なんだろうなって。
そうですね。最低限できないと始まらないかなっていう感じなんですけど。
これもただ優先順位が結構あるのかなと思ってて。
18:02
なるほど。
この4つに順番をつけるとしたらどうなのかなと。
僕基準ですけど、ちょっと順位をつけてみたんですよ。
一番大事なんだろうなと思うのは対比ですね、僕は。
対比っていうのはメリハリですかね。
そうですね。強弱っていうふうに表現されてる場合も多いですけど。
この強弱がついてないと一番なんか素人っぽいデザインに見えちゃうなっていう。
分かるわ。
なんか散漫な感じになっちゃうというか。
そうですね。
曲とかをイメージすると分かりやすいんですけど、
サビのない曲を延々聴かされるのってもう苦痛じゃないですか。
ここでサビになったな、盛り上がってるなみたいなのが分かるから曲って一曲聴けると思うんですけど。
そういうのが結構デザインの中でもやっぱりビジュアル表現で
一番大事なんじゃないかなって気がしてますね、この4つ並べた時に。
その次が多分近接ですね。近接は多分イコール余白ってことだと思うんですよ。
同じ属性のものを寄せ集めて、
同じグループであるっていうのを視覚的に理解してもらうための法則だと思うので。
そのためにはグループとグループの間がどれだけ空いてるかっていうことが大事になってくるんで、
これもやっぱり一つの要素でものをデザインするってことはまずないから、
いろんな要素を組み合わせてこの情報とこの情報は関係性が近いですよっていうのを
どれだけうまく表現できるかっていうのがやっぱり結構肝なんじゃないかなと思いますね。
僕も結構情報がまとまってないって1年目2年目の時にめちゃくちゃ言われて、
それがどうまとまってないかもよくわからなかったんですよね、最初。
教えてくれないんだ先輩。
教えてくれるんですよ毎回。言われればそうだよなって思うんですよ毎回。
この情報とこの情報は近くにこういう塊として存在してないといけないよなと思うんですけど、
ただなんか自分が毎回これがベストだと思ってやってるものがなかなかそううまくできていかないっていうのが結構駆け出しの頃の辛さでもあったんで、
その余白の扱い方、近接みたいなものがやっぱり次に大事になってくるかなっていう感じですね。
4つを順番でっていう話をしてたんですけど、
次3番目が整列で4番目が反復なんですけど、この辺はなんていうんだろうな、
21:02
できれば気をつけてればいいかなぐらいの位置づけのものかなっていう感じですね、僕の中では。
大事なのが対比と近接で整列反復はそうなってればなおよしみたいな。
そうですよね。なんか整列反復に関しては僕あんまりセオリーって言うのかなっていう基礎ですよね。
そうですね。逆に何て言うんですか。逆に揃ってないことで動きを生み出す場みたいなこともあるし、
いつでも必ずなんか揃ってないといけないというわけでもないし、
ランダムレイアウトの中である程度の法則性を設けて見えない揃ってる軸を作るみたいな、
高度なことをやるときにはちょっと意識したいものではあったりしますけど、
あえて言うまでもない感じのことかな、反復もそうだよなっていうところですよね。
いろいろ合理性考えれば絶対反復するし。
普通に考えればそうだろうなっていう感じのものっていうところなんで、
あえて言われなくてもそうだよねっていう感じのものかなって。
難しいものでもないかなっていう感じですね。
さっきあと宇田さんが言ってた黄金比についてなんですけど、
これもう僕実際デザインにどう使うのかなっていうのは結構、
ちょっとインジェクターさんが最近黄金比の書籍を出していらっしゃるんで。
ありますね。金色のやつ。
そうですそうです。別にそれについてなんか研究するって感じでは全くないし、
あれを否定するつもりも全くないし。
ただ実際実案件でどこまで落とし込んでやってるかって言われると、
ほとんど黄金比を当てがってやってるってことはまずほぼほぼないかなっていう感じ。
そうですね。僕もレイアウト自体には黄金比を当て込んだことあんまりない。
そうですね。
写真の大きさだったりっていう。
黄金比をどうやって使うか結構人によって違うじゃないですか。
1対1.6なんぼみたいな比率で縦横比のある写真のトリミングとして使うっていうのが一番わかりやすいかなと思うんですけど、
その黄金比とフィボナッチ曲線、フィボナッチ数列で生み出される渦巻きを一緒に捉えてる場合も多いと思うんで、
その曲線上にオブジェクトを置いていくみたいな使われ方が多分一般的なのかなと思うんですけど、
でもレイアウト的に考えたらむしろ3分割法みたいなものの方が使用頻度は高いのかなっていう気がしますよね。
確かに高いかもしれない。
あとはロゴ、すごい大企業の有名なロゴをリメイクというかリデザインしないといけないみたいなときに、
24:07
ひょっとしたらそういう黄金比、柏さんとかがよくやられてるような感じで使ったりするっていうことはあるのかもしれないし、
そういうのを事例として出されて発信してる方はよく見ますけど、
毎回厳密に黄金比にあてがって何かをやるっていう作業はしないかなっていう気がしてますね。
で、白銀比っていうのがあるじゃないですか、あと。
ありますね。
白銀比。
ルート2ですよね。
そうですね、1対1、点414みたいな。
比率で言うと5対7だと思うんですけど、
印刷用紙の縦横比。
そうですね、A4とかB5とかですよね。
そうですね、企画。
それもデザインにどうこうっていうことをそこまでやっぱり意識したことはない。
ないかな。
感覚として多分人が見慣れてるから心地よい比率ですっていう理屈としては通るんですけど、
これを説得材料にお客さんにプレゼンするってこともあんまりないかなっていう感じですね。
作り手の理由付けとしてはすごく持ってきやすい理屈なんですけど、
あとこの辺の話を細かくしだすと、
結構ネット上の黄金比警察みたいな方が聞きつけてやってくるかもしれないので、
この辺にしときたいなと思うんですけど。
でも思いながらみんな使ってないんじゃないですかね。
感覚的に黄金比っぽい感じではやってるんじゃないかなって。
そうですね。多分それが分かりやすく題外してるのが三分割構図みたいなもので。
その三分割構図ってむしろ写真の構図決めのときによく使うセオリーだと思うんですよね。
その辺ってデザインセオリーっていうか。
その写真の構図を勉強するときに結構いろんなそういう構図のセオリーみたいなのを学んだんですけど、
そういうものの方が結構使いどころがあるのかな。
三角形構図とか対角線構図とか日の丸構図とか。
イラストとかでフィボナッチのサークル使うんですよ。
そうなんですね。
あれは結構役に立つというか、当て込みがちな感じはありますね。確かに。
イラストはあってですけどね。
イラストとか多分その写真とかの場合の方が割と運用というか転用しやすいものなのかもしれないですね。
あとその煽り構図とか、すごく低い視線で写真撮ったりとか。
いろんなやり方っていうか、こうやるとよく見えるみたいなセオリーは。
27:04
デザインに関してはなかなかやっぱり難しい。
難しい。
細かなセオリーっていうか、僕が本で出してるような作詞が生まれそうなときにこういうところを調整すると良いみたいなものが細かくいっぱい使うっていうのはあるんですけど、
ざっくりとこれをやっておけば何でも大丈夫みたいなものはやっぱり結構難しいかなという気がしますね。
なるほど。
という感じでしょうかね。
ありがとうございました。
デザイナーの給頭室。
はい、いかがでしたでしょうか。今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
今日は意外に使わないんじゃないか、デザインセオリーみたいなテーマでお話をしてまいりましたが。
共通して黄金比が引っかかりましたね、やっぱり。
使っとくと説得力は増すのか増さないのかどうなんだろうかっていう。
どうなんでしょうね。僕も煮詰まったときしか使わないので。
なんかこう製作側の安心材料にはなるのかなっていう。
そうそうそうそう、それですよ。
で実際使うとやっぱりすごく気持ちがいい比率で収まりはするんですけどね。
そうなんですよ。
やっぱりその少々の自由により要素が増えると成立しなくなるとか。
そうそうそうそう。
そういう場合にじゃあどうしようみたいな。
その問題は常々ついてまわるのが職業デザイナーの。
そうなんですよ。
辛いよっていう部分かなという感じでしょうかね。
そうです。
ありがとうございました。
お相手は私パチパチと。
うたでした。
ばいばい。
29:59

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