1. デザイナーの給湯室
  2. #076 メリハリってどうしてる?
2023-06-08 28:10

#076 メリハリってどうしてる?

今回のテーマは「メリハリ」。デザイン4原則の1つでありながら、初心者泣かせのメリハリ。しかも、説明するのも困難なため、先輩泣かせでもあるメリハリ、、、、 結局、慣れるしかないよね。


 デザインに役立つAI

 メリハリ・対比

 メリハリがない状態とは

 UTAが思うメリハリ

 ぱちぱちも同じでした

 メリハリのお手本は?

 EDトーク


【※】ジャンプ率・・・・テキストの大小の度合いを示す比率。本文の級数を1として見出しなどが何倍かを数値化したもの。ただ、デザインによって表現方法が異なるため、あくまで目安程度に捉えられている。

【※】ラーメンズ・・・・小林賢太郎と片桐仁のお笑いユニット。2020年に解散。現在、小林賢太郎は演出家や劇作家などで裏方として、片桐仁は俳優やアート活動などで活躍している。


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thanks!

タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか

00:08
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
お疲れ様です。
AIがすごいじゃないですか、最近。
はい、すごいと思います。
すごいですよね、ChatGPTをはじめ。
なんか仕事に取り入れて使ったりしてます?ChatGPTって。
ChatGPTは、わからないことを質問する程度ですかね。
知恵袋的に。
僕も最初そういう使い方多くて、そういう風にまさに使ってたんですけど、
最近結構デザイン業務にも取り入れられるなっていうのをちょっと気づいて。
例えばなんですけど、ビジュアルのモチーフを考えなきゃいけないシーンって結構ないですか。
デザインしてて、ロゴ作るときとか結構多いと思うんですけど。
焼き芋関連の仕事をちょっとしてて、焼き芋を例えば連想させるイメージビジュアルに何があるかみたいなのを聞いたりとかするとね、結構いろいろ出してくれるんですよ、自分がなんだろうな。
普通だったら自分がマインドマップ的なものを活用していろいろ考えを派生させて考えていくんですけど、
その作業が結構楽になったっていうか。
でもわかるな。あれですよね、テキストでヒントをいただく感じですよね。
そうですそうですそうです。ちょっとGPTなんで、こういうものはどうですか、こういうものはどうですかっていっぱい出してくれるんで、
それでちょっと足りないなと思ったら他にはないかって聞くと他にもっといろいろ出してくれるから。
だからそういうモチーフとかそういうのを連想させる色はどういうのを使ったらいいかみたいなのを聞くと、割と時短に貢献できてるなっていう感じなんですけど、
チャットGPTもちろんすごいのはわかってるんですけど、最近フォトショップがちょっとアップデートをして、
噂では見てますよ。
マッピーフォトさんのチャンネル僕よく見てて、
あの所有者から本出してるつながりで、なんかツイッターでちょっとつながってたりするんですけど。
そうなんですね。
僕勝手に親近感抱いてて、マッピーフォトさんに。
いや向こうもそうなんですよ。
よく見てるんですけど、フォトショップでやっていこうと思いますっていうのがすごく好きで。
最新のアップデートの解説されてて、削除ツールがすごく機能が良くなったってことで。
そうですよね。
今までは不要なオブジェクトとかはコンテンツに応じた塗りつぶしで、ある程度自動で消してくれてたとは思うんですけど、
03:06
なんかちょっと仕上がりに不満があるケースが多かったじゃないですか、コンテンツに応じた塗りつぶしで。
不自然さがやっぱり残ってしまう場合が多かったけど、今回の削除ツールを使うと結構精度高く、しかも直感的な操作性でやってくれるっぽいから、これめっちゃいいなって思ったのと、
まだ今正式な搭載されてないと思うんですけど、ジェネレーティブ塗りつぶし。
見ました?
見ました。すごい凄すぎですよね。
一番でしか今まだ使えないみたいですけど、たぶんそのうち搭載されるんでしょうが、写ってるものを消すのはもちろんよく使う機能だと思うんですけど、
オブジェクト任意のものに言葉を入力して変換できるっていうのが、レッスン超えな。
人間を猫にしたりとか、ない背景を自動で生成してくれたりとか。
そうなんですよね。ないもの作るってわけわかんないですよ。
ライティングもバッチリだし。
そうなんです。
で、たぶん判件フリー的なものとして使えるだろうから。
なんかキャンバーでもそういう似たような機能があるっていうのは知ってたんですけど、
なんかちょっとイラスト表現っぽいっていうか、写真っぽくない素材だなと思って見せたんですけど、
なんかフォトショップのやつは割と写真感がすごくあるやつだったから。
物を選ぶのかもしれないですけど、どんどんどんどん本当に使いやすくなってるっていうか、恐ろしいなと思って。
これぐらいなんですけど。
本当、僕もこの間アップロードした。
アップデートして。
アップデートしてびっくりしたのが、被写体で切り抜けるんですよ。
なんかそれ被写体選択っていうやつも、
機能的にはちょっと前からあったけど、さらに使いやすくなってますよね。
そうなんです。最初から出てるんですよ。ちっちゃくポチって出てて、それ押せばすぐ切り抜けるっていう。
本当に。昔は何時間かけて切り抜いてたんだろうと思いましたよね。
もうワンクリックでいけてしまうっていう。
しかもめちゃくちゃいい精度で髪の毛もしっかり切り抜いてる。
そうなんですよ。素晴らしすぎてびっくりしてます、僕も。
いい世の中になりましたねっていうことで、本題の方にいきましょうか。
改めましてこんばんは。パチパチです。
うたです。
今日はですね、デザインにおけるメリハリっていうものについて考えていきたいなと。
来ましたね。
06:01
デザイン、結構役に立ちそうな話ができればいいかなと思っているんですけども、
メリハリって多分結構デザインを学習し始めの方にとっては結構難しいんじゃないかなと思って。
いや、だと思います。
一応デザインの4原則っていうのは学習されてる方なら聞いたことあると思うんですけど、
そのうちの対比、強弱って言われることもあると思いますけど、それに該当するのが多分メリハリなのかなと思うんですけど。
そうですね。
やっぱりこれってメリハリをつければいいっていうのはわかると思うんですけど、
じゃあそれを実際どうやってつけたらいいのかとか、どれぐらいの加減でつけたらいいのかっていうのは。
難しいな。
これってもう感覚じゃないですか、完全に。
そうです。
知識としてそうやったらいいのはわかるんだけど、実際自分がやろうと思うと一番難しいのが多分対比。
整列とかはわかってればできるじゃないですか、そろえればいいだけなんで。
そうですね。
反復もそうだし。
その中でやっぱり一番厄介なのが対比、メリハリっていうことなのかなと思うんですけど、
そのメリハリがじゃあなんて言うんでしょうね、ないとどうなるのかっていう話なんですけど、
一般的によく言われるのがのっぺりしてる。
そうですね。言葉で言うとそうですね。
うたさんはデザイナーの上司みたいなのがいらっしゃらなかったから、
あまりそういうふうに言われる経験はなかったかもしれないですけど、
まあよく新人の頃は先輩上司にのっぺりしてるっていうのはよく言われたもんでして。
一番困る言葉だね。
そうですね。ちょっとのっぺりしてんだよなっていう。
どうのっぺりしてるのかっていうか、どうやったらのっぺりが解決できるのかっていうのはやっぱりちょっと難しくて、
理解できない部分もあるんですけど、
だからそのデザイン的にのっぺりしてるっていうのは、
僕よくレッスンの中とかでもお話しするんですけど、
曲に例えてみるとわかりやすいのかなと思ってて、
普通曲ってAメロから始まって、Bメロ、イントロとかもあると思いますけど、
Aメロ、Bメロ、サビっていうのが一般的な流れで、
間奏、挟んで落ちサビみたいな展開があるじゃないですか。必然的に大体。
ありますね。
前衛的な曲だと全くそういうのないみたいな曲も一番あるかもしれないですけど、
曲の構成としてメリハリをつけるのが常識的っていう風になってたりとか、
なんかその間奏分けは一回そのブレイクって言ってすごく静かになったりとか、
09:01
いろんな楽器が入らない瞬間とかあるじゃないですか。
ああいうのってやっぱり。
あります。
なんて言うんでしょうね。
そういう強弱っていうかメリハリがあるから一曲通して聴けるし、
なんかその心が動かされるっていうか、
その変化に対して心が一緒に動いていくっていうことになってるのかなって思うんですよね。
そのメリハリが効いてるとそういう現象が起こるっていうことかなと思うんで、
だからデザインも見る人の心に訴えなきゃいけないものなんで、
メリハリが必要だっていうことだと思うんですけど。
ただそのデザインの場合は、なんて言うんでしょうね。
心を動かす目的でメリハリを使うっていうのももちろんあるんですけど、
視線誘導とか読みやすさっていう文脈っていうか、
そういう目的でメリハリを使うっていうのはケースもあるとは思うんですけど、
いずれにしてもやっぱりそのメリハリのない曲とかは最後まで多分聴けないだろうし、
デザインもつまらないし美しくないものになってしまうのかなと思うわけなんですよね。
じゃあどうやってメリハリをつけていきましょうかっていう話なんですけど、
デザイナーによってあんまり人それぞれメリハリのつけ方違うっていうことはないかもしれないですけど、
僕、他のデザイナーさんが実際どうやってテクニックとしてメリハリをつけるっていうことをやってるのかっていうのをちょっと聞いてみたいなと思っていて、
今日宇多さんに聞けたらいいなと思ってたんですけど。
なるほど、ハードルぐんと上がったなと思って。
いやいやいや、人のメリハリのつけ方をちょっと聞いてみたいなという。
いやね、俺考えてたんですよ、ずっと。
ずっと考えてたら、収録日になっちゃったんですよ。
今日を迎えてしまいました、1週間経っちゃった。
そう、迎えてこの瞬間を迎えちゃったんですよね。
なんかあります?こういうこといつもやってるなみたいな。
言葉で説明すると、もう本当に稚拙な言葉でしかないんですよ。
例えばもう大きさの代償。
大きさね。
メイン写真とサブ写真のその、専門的に言うとジャンプ率とか。
そうですね。
言ってますけども、その大きさの代償。
と、あともう一個がフォントの強弱、太さですよね。
で、あともう一つが色の強弱。
この3つが総合的にいろいろ作用して複雑に、かつ感覚的にメリハリをつけちゃってるんですよ、僕。
なるほどね。
そう。なので、大きく下からメリハリがついたっていうことではなくて、
その写真の質にもよりますし、被写体がどのくらい大きいのかとか。
それと色合いとかもまた関わってきちゃったりするので、また難しいんですよね。
一言で言えないところが、甘いとこなんですよね。
12:03
これだけやっとけば全部オッケーって訳でもないですもんね。
あともう一つが動きですかね。
すごく整っているところにちょっと一つだけ斜めにするとか、そういったこともやります。
なるほど。
結局僕も後輩が8人いたのか、8人いたので、その強弱のつけ方を口で説明するの難しいし伝わらないんですよね。
やっぱり今のこと言っても、後輩側がどう咀嚼していいかがわからないというか、
じゃあそれでどうしたらいいんだって話になっちゃうんで、
必ず僕はもうこと細かにこれをこのぐらいの大きさにしてっていうことを赤ペンで書いて。
そのままやってもらってますね。
やってもらってました。
最終的にはね、大胆さが必要になってくるので、なんかね精神論に行きがちなんですよね。
精神論?
そう。大胆さが足らないからできないんだっていう方向性。
でもあれありますよね。
思ってるよりももっとこのジャンプ率上げたほうがいいよみたいなことは相当多分僕は後輩には言ってたと思います。
そこがなんかちょっとメンタルブロック的なものになってて、そこを打破できない後輩結構多かったんですよね。
なんで余計そういうこと言ってたんですよ。
自分で思ってるよりも客観的に見ると差があまりないって。
これ多分写真もそうですけど、特に初体のメリハリの大きさの付け方、級数の差っていうのは、
似たような級数で若干大きさが違うみたいなのが一番気持ち悪いじゃないですか。
そうですね。
でも自分で作ってると、若い頃は結構差をつけてるつもりなんだけど、
畳に見ると全然差がついてないからメリハリがついてないように見える。
結果どこから読めばいいかわからないみたいな現象がよく起こりがちですよね。
そうなんですよ。
僕も一応宇田さんに聞く手前、僕も大きく分けるとこれかなっていうのがあったんですけど、
全く同じでした、やっぱり。
あっと。すいません。
いやいや、すいませんってか、やっぱりそういうことなんだろうなと。
しょうがないですよね。そういうことですよね。
大きさと初体と色と動きっていう、これでしかないかなっていう。
大きさもやっぱりメイン写真とサブ写真の扱いは、
15:03
これも雑誌とかが多分一番よく見ると参考になると思うんですけど、
思ってるより全然大きくできるっていうものだと思うんですよ、メイン写真って。
だからそこの大きくする大胆さがやっぱりなかなか最初踏み切れない部分がありますよね。
そう、なんか余白つけるときの精神論と似てるんだよなと思って。
確かに、余白もね、なんかスコーンと開けちゃうと、
うまく開けれないとね、なんかやっぱり単なる余白っていうか空間にしか見えないから。
そうなんですよね。
意図的に開けてますっていうのがね。
そう、開いててもおかしくないときあるよっていう。
そういうのもね、ちょっとね、やっぱ慣れないと思うんですよね。
大きさで言うと写真の扱いももちろんそうなんですけど、
なんかその柄的にあしらいを、
例えばなんかそのほしくずみたいなのをいっぱい入れたりとかするときは、
大きいのと小さいのをこう、
なんていうんでしょうかね、いいバランスで入れないと。
大きいを出すような感じですね。
そうですね、イラストのパーティクル表現みたいなものに近いのかもしれないですけど、
そういう大きさで言うと、
あと、その書体のメリハリの付け方としてはあれですよね。
太い書体と細い書体の使い分けっていうのもあるでしょうし、
あとなんかよくやりがちなのは、
すごくこう四角いカチッとした書体に、
スクリプト系というか手書き系の書体を入れたりとかすると、
そういうのが一番人気になると思うんですよね。
そういうのが一番人気になります。
例えば、こういうのがあるときは、
太いカチッとした書体にスクリプト系というか手書き系の書体を上乗せして、
アクセントをちょっと付けるみたいなやりがちなやつ。
やりますよね。
そういうのもあるかな。
色で言うと、すごく薄い無彩色系のグレイッシュな色の中に、
いう彩色っていうかカラフルな色を目立たせたいところにだけ使うとか、
あとは全体的に薄い中で濃い色を使うとか、
そういう対比になってくるでしょうし、
動きはさっき宇田さん言ってたように、
整然と並んだ中にちょっとだけはみ出てるとか、
ランダムな要素が入ってるとかっていうのもそうでしょうし、
あと粗密もありますよね。
ギュギュギュギュって詰まってるエリアと、
スコーンと抜けてるエリア。
ありますあります。
動きっていうか余白みたいなことなのかもしれないけど、
レイアウト的な部分でのメリハリの付け方。
大きく大体それぐらいの使い方なのかなっていう気がするんで、
難しく感じるかもしれないけど、
そこまで理解して感覚がある程度つかめてくれば、
割とね、なんかブレイクする的な感じですよね。
徐々に上手くなってくるっていうよりは、
理解して、
そう、途中で気づくんですよね。
これか、この感覚、この感覚って。
使いこなせてるかもっていうのが多分、
分かるようになると思うので、
18:02
そうなってくといいなって感じなんですけど、
だからその加減ですよね。
それはどうやって自分が磨いてきたんだろうって、
思うんですけど、
でもなんか下地としてあるのは、
やっぱり多分、
デッサン力みたいなものもやっぱり、
必要なのかなと思いますよね。
デッサン力っていうのは。
デッサン力って、
ものを描く力ってみんな持ってるかもしれないですけど、
ものを形として捉える力っていうのがすごく大事になってきますよね、
デッサンって。
だからその、
なんかその紙面の中に要素を置いたときに、
どれだけ要素を塊として見られるか。
塊として捉えて、
それぞれの空きとか、
その関係性が適切かどうかっていうのを、
見ていく作業になるんですけど、
目に針の付け方っていうのは。
そこで文字は文字として見るっていうのももちろん大事なんですけど、
文字ブロックとして他の要素とどういうまとまりになってるかっていう、
その塊で見たりとか、
あと写真だったらなんかそのシルエットでものを捉えて、
ものが集まってる空間と集まってない空間のバランスを捉えるみたいなことを、
どうしてもやっていかなくちゃいけないから。
なるほどね。
そこでデッサン力があると、
すごく理解が早まるっていうのは、
あるかもしれないなって。
あるかもしれない。
あとそれを養うのにいいのは、
自分で書くのもいいんですけど、
絵画鑑賞みたいなもので、
やっぱり昔からずっとみんながいいなと思ってる、
その構図とか、
その要素の置き方ってやっぱり絵画の中に結構集約されてたりしますよね。
だから見る人にどういう順番で見てほしいかみたいなものを書く人も、
多分考えながら書いてるし、
ここに注目してほしいとか、
そういうところを意識して絵を見ていけばいいかなと思うんですけど、
あとはやっぱり雑誌をすごくデザイナーとして、
レイアウトの教科書的な感じで雑誌をすごく研究してた時期があって、
それをやって結構なんか、
その突き抜けられたかなっていうのがあるかな僕は。
いや、それが一番近道だと思うんですけどね。
やっぱり等身大の見本というか、
そうですよね。
そこを目指した方が手っ取り早いというか。
あとは、すごく情報がめちゃくちゃいっぱい載ってる、
逆になんかチラシみたいなものとかでもいいかもしれないですけど、
その情報のまとめ方というか、
情報が多くなってくるとやっぱりメリハリってすごくつけていかないと、
そうなんですよ。
難しくなるから、
なるべく要素が詰まってるもの。
写真が1枚あってコピーが1個入ってて美しいポスターみたいなもの、
みんな好きかもしれないけど。
それが一番デザイナーも理想なんですよね。
そういうのばっかり見ててもやっぱりメリハリ力みたいなのはやっぱり、
21:01
上がっていかないんだろうな。
そう。
今やってる仕事で、
びっくりした記事原稿が来て、
本文1塊、数センチの塊と、
見出し1個だけなんですよ。
のレイアウトデザインしてくださいってのが来て。
いや、これでも装飾なしで、
ただ流して見出し1本ポンって折って、
でも結構それでも難しいんですよね。
そうですよね、それだけしか与えられないと。
中間がないんですよ。
大きい見出しと本文。
サブタイトル的な込み出しみたいなのも欲しくなって。
欲しいんですよ。欲しいので勝手につけちゃいました。
そうしないとね、いきなり絵文字とタイトルだけ結構。
結構のっぺりするんですよ、いくらキスはつけても。
ダメなんですよね。
助走っていうかウォーミングアップなしでいきなりフルマラソンを走るみたいな感じになっちゃいますね。
読んでる側も急にそういうページ来ちゃうから、
何のことかわかんないっていう。
原稿のメリハリはついてるのかもしれないけど、
そういうメリハリはいらないですもんね。
そうなんですよ。
見た目のメリハリつけも大変でした。
宇佐さんはどうやってメリハリ力を磨いたみたいなのありますか?
僕はもうほんとチラシですよ、舞台のチラシ。
チラシいいっすよ。
展覧会ですかね。展覧会のチラシなんかも特に。
ちゃんとこだわって既存のフォントを使わずに、
ちゃんと手を加えてる文字が多いんですよね。
展覧会とか舞台とかのやつって。
メイン見出しだけですけど、
他のサブ見出しに関しては既存のフォントをそのまま使ってますけど、
そこら辺こだわってるとこを見ると、
そこだけ見てもメリハリを感じるときがあって、
そこはいじってるけど他は全くいじってないですよね、メリハリ感。
っていうのもちょっと今言葉でうまく説明できてるか分かるんですけど。
なんかさっきの動きのそのメリハリの付け方っていうところに多分。
近いかもしれないですね。
そんな雰囲気です。
ちゃんとしてるところでそこだけちょっと遊んでるみたいな。
そういう感じですね。
展覧会とか演劇系のチラシってやっぱり結構作り込みもされてる場合が多いんで。
そうなんですよね。
そういう感じですね。
そういう感じですね。
そういう感じですね。
そういう感じですね。
そういう感じですね。
作り込みもされてる場合が多いんで。
特色使ってますからね、下手すると。
ありますよね。
ものによってはチラシでただで配らなきゃいけないものなのに、
24:02
そこまでお金かけるかっていうやつありますよね。
そうなんですよ。
ありますよ、ずっと取っといてありますよ。
格好押しとかありましたもん。
僕ラーメンズのチラシ好きで取っといてありますね、まだに。
水野学さんが作ったやつだと思うんですけど全部。
UVインクでやってるやつとか、チラシなのに格好押ししてるやつとかもありますからね。
その金型作るのにいくらかかったんだろうね。
いや恐ろしいなと思いながら。
そう、ほんとそうですよ。
そういうものに参考になりますよね、結構ね。
そうなんですよね。
僕も基本的にチラシと雑誌ですね。
情報量が多いものを見ていくと参考になりやすいのかな。
あとは気をつけてたのが装飾でごまかさない入り入りをなるべく見るようにはしてました。
そうですよね。
デザインするってやっぱり柱を入れるみたいな行為っていう風に結構思われがちですけど、
いかにそういうのを使わずに見せるかっていうのがやっぱり大事ですもんね。
そう、究極はモノクロでも綺麗に見えるっていうのがベストですからね。
そこらへんは気をつけて見てましたね。
可能な限りデザインはしないってやつね。
そういうことです。
ディータラムス賞ってやつですからね。
そうそうそう。
なるほど、わかりました。ありがとうございます。
デザイナーの給頭室。
いかがでしたでしょうか。今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
今日はデザイン的なメリハリについてちょっと話をしてみましたけど、
必要以上に結構難しく感じずにやってもいいのかなっていうものなんですけど、
やっぱりここができるできないが結構デザイナーとしてデザインが上手いか下手かの分かれ目みたいな部分にもなるのかな。
そうですね。腕の見せどころですよ、メリハリ。
ここがまさしく、これができてるかどうかちょっとわからないですけど。
これをメリハリつけるのは難しいんですけど、
今回はどうやってメリハリつけてやろうかっていう風に楽しんで慣れるようになれるとよりいいのかもしれないなとは思いますが。
27:01
本当そうですよ。そのメリハリを見てお客さんがデザイナーさんに頼んでよかったって思うところなんで一番。
そうですね、頑張りどころっていうかっていうものなのかな。
そうなんですよ。
いろいろ情報の詰まったものを見て、皆さんもメリハリ力っていうのを磨いていかれると良いかなと思います。
そうですね。
デザイナーの求答室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
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次回は6月13日木曜日21時頃お耳にかかります。本日もありがとうございました。
お相手は私パチパチと
うたでした。
バイバイ。
28:10

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