アートルームへようこそ。この番組では、部屋に描けたいアートを紹介している DE アートの活動の一つとして、作家紹介や展覧会情報をお届けしています。
今回は、展覧会のお知らせをお伝えいたします。 及川伸一展 relation 25、
都営浅草線の本庄東橋駅から徒歩2分のところにあるギャラリーアビアントで開催しています。
10月4日から10月13日までやっています。 会期中は無休なので、この館はずっと開いています。
時間は11時から19時まで。日曜最終日は午後5時の17時までとなっているので、それまでにぜひご覧いただきたいと思います。
私は初日の10月4日に見に行ってきたんですけれども、よかったですよね。 及川さんの作品とってもかっこいいんですよね。
今回もお知らせを送るDMっていうのがあるんですけど、ハガキサイズのDMというのを事前に作るんですけど、
DMを担当させていただいた時に、数点作品、写真で拝見していて、
今回もかっこいいなと思ってたんですけど、そのうちの1点をDMで使って作成したんですが、その作品以外もとっても良かったですよね。
その作品もとってもかっこいいんですけど、去年もDM担当させてもらって展覧会も行って動画も作ったんですけど、
去年もね、かっこよかったですよね。 及川さんの作品はリレーションっていうサブタイトルにあるように、つながりっていうのをちょっとテーマに最近制作をされているそうで、
点と線のモチーフの作品が結構あったりするんですね。ドットだったりとか、それも
いろんな形のドットだったりするんですけど、そのパターンもいろいろあって、
色もね、モノトーンのものとか、割と配色制限されていて、油絵の具とアクリル絵の具使ってるんですけど、配色がすごく綺麗なんですね。
昨日及川さんとお話をしてきて、話題になったんですけど、私いつも気になる作品っていうのがあって、今回気になった作品は、
すごい薄い紙の作品があって、大体はパネルにキャンバスとかパネルにボードが貼ってあったりとか、
パネル状のものが作品としては割と多くて、DMにあるようにちょっと形の変わった紙を使っている作品もあるんですね。
その形の変わった作品のレパートリーというのは数年前から及川さんがされていて、日常で使っている食品に使う箱とか、
どんな箱かはぜひ行ってみていただきたいんですが、結構日常で使うものを画材に取り入れたりされていることもあって、
今回ちょっと気になった薄い紙の作品、これはどうなってるんですかって聞いたら、そこの作品で使っている材料もすごく身近なもので、
まあそれは言わないんですけど、技法も、今回軽さっていうのをどう出すかっていうので考えてやってみている技法で、
それもね、こういうふうに作ってみてるんだよって聞いたんですけど、いや作品からは全然その技法もいかばなかったなっていう、とっても面白い技法で、
これまだ誰もやってないと思うんだよねって及川さん言ってたので、ここでは言わないんですが、前回のネギ座の展覧会もそうでしたけど、
皆さんね、新しい何かを作るっていう工夫というか実験というか、いつもそういうのをしていて、その話すごく面白いんですよね。
で、それが結構日常のものを画材として使ってたりとか、
あ、そんな身近なものだったんだこの作品っていう驚きとか、その中でもこの絵の具を使ったら配色いいかなとか、そういうのとかも考えていらっしゃるそうなんですけど、
うーん、なんか軽さを出すって結構難しいですよね。
小さい作品なんですけどね、確かに軽い感じがするんですよ。ただね、その、なんて言ったらな、存在感が別に軽いわけじゃなくて、物質的な軽さを感じるっていうだけなんですけど、
でもね、今まで油絵とアクリル絵の具使っていた作家さんが軽さを出すっていうのを考えながら、違う画材を使ってみたりする実験の現れた作品って面白いですよね。
いやー、これは結構家に飾るのにもいいなーって思った感じですね。
で、大きい作品、油絵の具とアクリル絵の具使って大きい作品でも、なんて言うんだろうな、これ完成なのかなーっていうところで手を止めるっていう話を昨日してたんですけど、
完成させたいなーっていう欲求と、あと完成をさせちゃいけないっていう理性みたいなものとの攻め合いが多分あるそうで、
未完成のままで見た人にやっぱりハテナを持って帰ってもらうみたいなところ、必要だよねーっていう話をしていて、
あのすっごく丁寧にコーヒーを入れる方の話をしてたんですけど、その喫茶店をね、して行ってコーヒーを入れる方、もう引退されてるんですけども、
その方がいつも作品を見に来ると、抽象画ってどういうことかって頭で考えて、すごい質問責めになるんですっておっしゃってたんですけど、
そのやっぱハテナを持って帰るって結構大事だよねって話で、そうだな。
その私がハテナを持った作品は、完成度で言うと、そう私がもし絵を描くとしたらここで手を止められるかなっていう感じのところで止まっている作品なんですよね。
作品としても成り立っているんですけど、そこで止める勇気私ないなーとかね、思っちゃう途中みたいな感じの作品なんですよね。
でもそういうところを描いているときは、なるべく無心に、なるべく自分の糸を入れないようにしてるって及川さんは言ってましたね。
そう、あとは白い作品と黒い作品で私、とってもいいなと思ったのがあったんですけど、その白い作品も、それはね、画句に入っている作品なんですけど、
これ何使ったと思う?って言われて、え、これ何使ったんだろうなぁと思って色々答えても全然合ってなくて、これね、何々を使ったんだよって言って、
そうなんだーっていう作品があって、それもね、とっても良かったですねー。
黒い方は去年も使っているグラファイトっていう鉛筆の芯に使われている、ちょっとキラキラして好物なんですけど、そのグラファイトを使った作品も良かったですねー。
これね、なかなか映像で撮りにくくて、今回も1月後ぐらいに動画をね、配信して、こんな展覧会でしたーっていうのをお見せするんですけれども、
白い作品や黒い作品って、画があると特に反射しちゃって、周りが映り込んじゃって、作品自体がすごく見えにくいんですよね。
なので、画像で見ると結構難しいんで、ぜひね、実物を見ていただきたいなーって思うのが、白や黒の作品ですね、特に。
赤い作品もあるんですけど、赤もね、やっぱり画像になると、いや、もっと鮮やかな赤なんだけど、なかなかうまく表現できないってなるので、ぜひ実物をね、見ていただきたいなーって思います。
あと作品を見て、展覧会を鑑賞していて、ギャラリーやビアントのオーナーの磯貝さんとも話をしたんですけども、
いやこんなにいい作品、どこかに飾れるといいのにねーって話をね、していて、ホテルのロビーなり、客室なり、オフィスなり、そういうところに飾れるととっても映えるのにねーって、
そういうパイプ、私たち持ってないから、なんかどうにかしていきたいねーって話をね、していました。
バイト小さい作品だったらね、お家とかでも飾れるので、ぜひね、そういう機会を、映画を飾りたいなーっていう人と繋がれる機会を持てるような工夫をしたいなーと思います。
そうですね。上川さんの作品も、前回杉本さんの時に言ったように、作家さんのファンが結構多くて、
昨日も初日でいらっしゃってた方、みなさん作家さんで、やっぱりみなさん研究熱心だなーと思って聞いてました。
東京にお住まいの方、ぜひね、浅草に行く機会があれば、東へ浅草線の本庄・東橋駅から徒歩2分ですし、
あと東武伊勢崎線・東京スカイツリー駅からは徒歩5分になってます。
東京メトロ銀座線浅草駅からは徒歩10分なんですが、歩いていけない距離ではないので、ぜひね、この機会に展覧会を見ていただけたら嬉しいなと思います。
上川さんも会場にいらっしゃるので、ぜひね、お話しされたりとか、感想をお伝えいただけるととても喜ぶと思います。
何も言わないで見て帰ってくるのでも全然大丈夫なので、入場料もないですし、サラッと見てサラッと帰るのでも全然、
入って出てくると気持ちが変わるんですよね。私の場合はとてもエネルギーチャージになるので、展覧会おすすめです。
いやー、上川さんの作品かっこよかったですよねー。
はい、ではまたいい展覧会がある時にはお知らせいたします。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。 作品とのいい出会いを。