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社会保険労務士岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、 解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進する SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務士岡本雅行の 『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第3回です。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスと申します。 よろしくお願いいたします。
そしてこの番組を導いてくださる岡本先生、 どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
ちょっとずつ慣れてきた気がします、このタイトルを言うのに。
そうですね。髪型が少なくなってきましたね。
素晴らしいです、さすが。
【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】
ぜひ皆さん覚えてください。
何にしても長いですけどね。
岡本先生もだんだんリラックスして喋っていただいているような気がします。
慣れてきました。
肩の力が全然抜けてきて、いいですね。
テーマは喋れないと思いますので、振らないでください。
わかりました。タイトルは僕がうまく言えるようになっていこうと思いますので。
よろしくお願いします。
早速なんですけども、今日の相談に移らせていただこうかなと思います。
今日の相談です、こちらです。
岡本先生、お世話になっております。
ウェブ製作の会社を経営している者です。
創業から経理などのバックオフィス業務を妻に担当してもらっており、5期を迎えます。
最初はお手伝いという印象だったのですが、
最近では自分で経理の勉強をし始め、社外に経営者の仲間なども作り始め、
だんだんうざったい存在になってきました。
近頃は経費面や人材との関わり方について、社長の私に意見をしてきます。
経営をしていく上での営業上の付き合いや、業務委託先への報酬のことなどについて、
口を挟んでくるので、ついこちらも熱くなってしまいます。
こういった状況はよくあることだと思うのですが、
どのように解決していくべきなのか、アドバイスをいただけましたら幸いです。
よろしくお願いします。ということですね。
はい。
よくあることなんですか、こういうことって。
そうですね、商業からご夫婦でやられている場合とかですと、
よくあるというか、そうですね、お聞きすることがある事例だと思います。
イメージはできますよね。
社長さんの奥様が経営をやられていてみたいな。
そうですね、一番信頼できる方ですからね。
こういう場合、近しいからこそみたいなのもあるのかもしれないですけど、
どういう対応をしていくものですか。
だんだんとやっぱり会社が大きくなるにつれて、
ご家族の方が社内にいるのって、確かにうざったような気もしないでもないなという気もしますが。
そうですね、いろんなお悩みがやはり出てくる。
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一方で、私はこのご相談のテーマを聞いてて羨ましいなと思ったんですね。
やっぱり会社が成長していく中で、
そのご家族の方、奥様がやはり関わりたいという思いがあるならばですけども、
一緒に成長していきたい、一緒に会社をやっていきたいという中で、
やっぱり一番信頼できる方が隣にいていただけるっていうのは非常に羨ましいなという。
めちゃくちゃ威力を感じますよね、奥様の。
そうですね、そういう意味で言うと、そうは思いました。
でもね、どうするかという話ですよね。
社長自体はうざいなと思うのが始まるんですね。
でですね、これは社長氏が男性と女性という話をするときには気をつけないといけないんですけど、
ただ、これは私のあくまでも個人的な意見として聞いていただきたいんですけど、
これは前にある社長さんとかに、ある方に聞いた話なんですけど、
やはり、ある意味ですね、奥様というのは、あるいはパートナーの方というのは、
社長さんをすべて知ってるんですね。
まあ、そうでしょうね。
すべて知ってるんで、やはり例えば社長さんになる前の社長さんのことも知っているので、
たぶん社内の方が持たれる社長のイメージと、そうじゃないところもたぶん持ってると思うんですよ。
そういう意味で言うと、やっぱり非常に素晴らしい奥様であるほど、
社長は逆に言うと、うざいと感じていることなのかもしれませんけど、奥様からすれば、
なんかこのまま行くと、うちの旦那はここを直してあげないとまずいのかもしれないみたいな。
そのイメージっていうのは、もしかすると社長であって、
会社にいらっしゃる方々が気づいてないことだったりとかっていうところもあったりとかすると思うんです。
社長になる前のとか、あるいは家ではとにかくダラーンとしてはダメなのかもしれません。
そういうところなんかないね。そんな形じゃダメなの?っていう印象がインプットされてしまっていると、
やっぱりそこから発想して、ついつい言いたくもないことも言ってしまってというようなこともあるかもしれませんので。
確かに。
はい。そういう意味で言うと、まずそれは別に社長が正しい、奥様が正しいということではなくて、
そういうものなんだなっていうことで、ご相談者の社長さんもまず奥様からの意見というのを、
まずそういうものなんだなというふうに受け止めていただくというのが一番ベースとして大事なことなのかなというふうに思います。
なるほど。
その上でですよね、とはいってもザクを持っていらっしゃるという点があるんだと、そこはやっぱり解決していかないといけないと思うんですけどね。
これはでも、前回のお話にも通じるところがあるんですけど、
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今のところ、現状のお互いの関係性だけで見ていると、どうしてもいろんな面が見えにくすぎているとあると思うんですけど、
じゃあその社長さんとして、今後どうしていきたいんだと。ウェブ制作会社をどうしていきたいんだと。その社長の夢みたいなものですよね。
それをやっぱり奥さんと共有してもらいたいし、共有はしてるんでしたら、お勧めしたいのは、奥さんはたぶん経理面だというところなので、数値面とかのいろんなご不安があったりすると思うので、
やられてるかもしれないんですけど、2,3年先ぐらいまでの会社さんの経営計画的なものを奥さんと一緒になって作ってみるみたいな。
ちょっとそれはワクワクするな。
ワクワクすると思うんですね。ワクワクしますし、奥さんの懸念点もわかるし、もしかすると社長が見えてないような経理上のとか財務上の課題みたいなものが奥さんの意見によって見つかるかもしれません。
すごいですね。めちゃめちゃいい時間になりそうですよね。
そうですね。楽しい時間になると思います。
奥様といったら経営計画とともに人生計画も一緒に見れるわけですよね。
そうですね。おっしゃるとおりです。
ですから、もう本当にお互いに経営に関わっていらっしゃるのでしたら、おっしゃるように人生計画であるということになると思いますし。
そう考えるといいのかもしれないですね。奥さんもおっしゃらないんですけど。
あとは、今の人生計画という面でいくと、社長さんの懸念という面でいうと、先ほどの逆であって、やはり社長さんは奥さんのことも一番よく知っていらっしゃるですから、
社長からしても、今の奥さんのままの能力だったりとかスキルですと、さっき友田さんもおっしゃったように、
今のままで会社が大きくなっていったときに、社長の奥さんだからということによって残ってもらっていたら困るよという思いは多分あると思うんですよ。
それはどうすればいいかというと、それは解決すればいいだけの話なんで、奥さんが逆に言うと社長の奥さんだからいるんだというんじゃなくて、
例えば知らない人に対して、全くそういう二人の関係を知らない人だったら、普通に社長の片腕として、例えば経理とかを見ていただける、そういうスキルをやっぱり身につけていっていただきたいという。
そこは勉強していただかないといけないかもしれませんし、今はそういう面で、多分奥様もそういう面で言うと、いろんな外に出ていっていらっしゃっているのもあると思うんですけれども、
そういう中で言うと、多分会社の中で社員さんに対して2,3年後どうなってもらいたいから、じゃあもっとこんな研修をしてほしいとか、こういう能力を身につけてもらいたいということはお話になっていると思うので、
同じようなことを奥様に対しても伝えてあげて、目指すべきにはやっぱり社長の奥さんだからという形容詞がなかったとしても、もう全然前に出していただいても問題のないような、
誰が見ても社長と、例えば専務だったり、あるいは経理担当みたいな、経理の担当の取締役ですみたいな風になっていくためには、じゃあお前もっとこんなことを勉強してもらわなくてはいけないよとか、ということを明確にして伝えていただいたらいいんじゃないですか。
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めちゃめちゃいいじゃないですか。
そう思います、そういう意味で言うと。
経営計画を作る時間、なかなか日々の業務だと作りにくいですけど、奥様だからこそ逆にプライベートの時間を使ってみたいなことはできますもんね。
できると思いますし。
できることしかないかもしれないですね、これは。
そうですね。
すごい、すごい、素晴らしいです、奥本先生。
ありがとうございます。
ちょっと僕も聞いてて感動しちゃいました。
ありがとうございます。
奥本先生自身はどうなんですか、奥様と。
はい、うまくやってます。
そこはあの、はい。
あんまりプライベートのことは出さない方がいいんですか。
そうですね、はい、僕はちょっと、はい。
わかりました、ありがとうございます。
本当に素晴らしいですね、いろいろ経験があるからこそ回答できるような内容だなと思いました。
そんな奥本先生に今週のためになるマメ知識、何かありましたら教えてください。
はい、3月も中ぐらいになってきてまして、今週のというか、4月になって新しい社員さんが増えたりとか、
あるいは3月末で、例えば辞められる社員さんがいたりとか、
移動をね、営業所がいくつかあるところで移動をなされる社員さんがいたりとかというのがあると思いますので、
当たり前のことなんですけど、その時の手続き的なことをきちんと早めに準備をしていただいて、
社会保険、労働保険の手続きということはしっかりしていただいたらいいと思いますし、
あと、やはり4月1日というのは、やはりたくさんの方が審査会議の方で来ているとかしますので、
ハローワークとかご案内の方がいると思います。非常に混み合いますので、多少時間がかかったりとかいうこともありますので、
ハローワークの方で処理が終わるまでにですね。
ですからその辺の準備を早めにしていただいて、もうその前に準備ができてしまって手続きできるならば早めに手続きをしてしまったらいいのかなと思います。
なるほど、確かに言われてみながらやらなきゃというところですよね。
いいアドバイスをいただきましてありがとうございます。
というわけで、社会保険労務士岡本正幸のダメっぽですね。
第3回ここで終了となるんですけども、ぜひリスナーの皆様ともですね、積極的に関わっていく番組にしたいなと思っております。
概要欄に岡本先生のLINE公式アカウントのURLが載ってますので、そこからですねポチッとLINEのお友達を追加していただけますと、
岡本先生からいろいろ情報が届いたりとか、あとこの番組に対してですね、ご意見いただいたりということができるようになりますので、
ぜひ今聞いている方、今すぐそれをやってください。
ぜひ友達登録をお待ちしております。
というわけで、第3回以上で締めさせていただきます。
岡本正幸先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務士事務所のLINE公式アカウントから、番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース、ライフブルーム.ファン、ナレーション、伊豆野あずさ、提供、三茶社会保険労務士事務所がお送りいたしました。

