社会保険労務士岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】。
この番組は、非業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、 解決策への考え方をお伝えしていく番組です。
中小企業の労務管理とSDGsを推進する SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました、社会保険労務長岡本雅行の 【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】125 回です。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。 岡本先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
お願いします。なんか、この125回って言って、 ちょっとすげえやってるなって思っちゃいました。
ほんとですね。
ね。早いっすね。
毎週配信してるとこういうことになるんですね。
なるんですね。
素晴らしいです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
トーマスさんのおかげでございます。
いやいやいや、ありがとうございます。
聞いていただいてる皆さん、会ってこそですよ、ほんと。
そうですね。失礼しました。
皆さんのおかげでございます。
ありがとうございます。
これからもいっぱい聞いてください。
何回も何回も繰り返し聞いていただいたりすると、 とっても嬉しいです。よろしくお願いします。
再生数的に嬉しいです。
というわけで、今日の相談が届いておりますので、 相談回答させていただこうと思います。
今日の相談はこちらになります。
社員数30名弱のマチ工場、 精密部品加工業の経営者です。
マチ工場で生き残っていくのは大変ですが、 優秀な社員、過去職人さんのおかげで、
技術力を評価してもらっていて、 経営的には何とかやっております。
今日は大切な職人さんについての相談です。
40代後半の職人の中核王になっている、
ザ職人というイメージがぴったりの、 責任感が強く真面目な社員がいます。
彼が一昨年ぐらいから、 父親の介護に従事しています。
お父さんも近隣に住んでいるので、 遠距離介護での苦労ではなく、
何かあればすぐに駆けつけることができているようです。
会社としても全面的にバックアップしてあげたいので、
何かあれば介護に駆けつけられるように 勤務調整するとは実施しています。
お父様が転んで骨折して入院から 介護が始まったという流れのようです。
リハビリ成果もあり、身体機能については 回復してきたようですが、
一方で認知症が進み始めているようで、 当初と状況が異なってきているようです。
戸惑うことも多いのか、 精神的に疲れてきているようで、
介護を理由に離職されるのは 最も避けたいことだと思っています。
会社としてどうサポートしたらいいでしょうか、 というご相談です。
なるほど。ありがとうございます。
そうなんですよね、介護。
介護の相談、最近ちょっと目立つというか、 よく来ますよね。
そうですね、ありがたいことですね。
本当にいろいろとそういうご相談いただく方々のことを 聞いていただいている方は、
多分よりスムーズに取り組めると思いますので、
そんな意味で今回も聞いていただいたら いいんじゃないかなというふうに思います。
お願いします。
本当あれですよね。
職人さんのイメージのある、 本当に真面目な社員さんなんだろうなと思いますしね。
またご相談をしていただいた方も、 非常に真面目な社長さんだなという印象を持ちましたのでね。
とてもいい会社な感じがしますね。
いい会社な感じがしますよね。
非常に真面目な方であり、 技術力も評価されているということなので、
ぜひそれを続けていただきたいな というふうには思いますということです。
一方で、ちょっと真面目なのは確か本当にコツコツというか、
そういう信頼度の厚い方々なんでしょうから、
そういう面もあると、
余計ご留意いただきたい点も これからちょっとお話をしたいなというふうに思います。
その前提で申し上げると、
会社で何をサポートしたらいいでしょうか、 介護についてということで、
実は前もお話ししたように、
育児介護休業法というものが少し改正されて、
この4月からまた改正になりました みたいなことがありますので。
その内容は今日は割愛しますけれども、
その流れから私も最近勉強会に出て、
勉強会ではそういう深いところがあるんだな ということを改めてお話し、
気づいたことを今日お話をしたいなと思います。
何をサポートできますかということで、
極端な言い方をしますと、 サポートできることはありません。
言い切りましたね。
ちょっと刺激。
そうでありそうでないんですけど。
考えていただきたいのは、
私もまさに目から鱗だったんですけど、
何をサポートしてあげようと思って、
どうサポートすべきですかというご質問を いただいているかという点なんですね。
介護のサポートって何をサポートするという、
どんなイメージを持たれますか。
介護をサポートしたいです。
一緒に介護をしてあげるとか。
そうですよね。
病院まで車に乗せてあげるとか。
そうですね。
そんなイメージですかね。
そんなイメージですよね。
そういう意味でいうと、
病院まで車で乗せてあげるとかっていうのは もちろんあるんですけど、
ご本人の介護そのもの、
介護っていうものを、
お父さんの介護を自分がやるんですよっていうのは、
いけませんねっていうふうに。
いけません。
ダメなんです。
介護は自力でやらない。
介護は自分でやるなってことですか。
介護は自分でやるな。
その考え方。
っていうことを学んだんです、私も。
なるほど。
介護は自分でやるな。
じゃあ誰がやるんだ。
介護専門職の方がやるんです、介護は。
いろいろとケアマネージャーの方が 介護プランを立ててもらって、
例えばこの方もリハビリをしたようですけど、
リハビリ専門の方がいたりとか、
あるいはいろんなその方の、
例えば認証だとそのご相談に乗ったりとかするとか、
いうこともあったりとかするんですけども、
そういう意味でいうと、
その方がやらなきゃいけない介護の方っていうのは、
分からせぬのは、例えばリハビリなんていうものを
自分でやろうとは思わないですよね。
知識を持ってる方は別ですけど、
だからそういう活動はやっぱり、
自力でやっちゃダメだっていうことを学びました。
誰がやるんだっていうことで、
介護は地域でやるし、他の人の力を借りてやるし、
っていうことなんですよ、っていうことです。
考えたことなかったですね、そんなの。
だから介護保険制度っていうものが今の日本ではありますよ、
っていうことであるんですけれども。
私も勉強したのは、
例えば今回も前に申し上げたかもしれませんけれども、
この会社さんもやってると思うんですけども、
休みをちゃんと取らせてあげてくださいねっていうことを、
会社さんは努力をしたりとかするんですね。
もちろん介護保険の介護休業制度っていうのは用意されていて、
今93日までかな、使えるみたいな話。
今までも私はその93日っていうのは、
介護をすることに使うんじゃなくて、育児とは違うので、
育児介護休業法っていうように、育児と介護があって、
前ももしかしたらこのコースでも言ったかもしれませんけど、
育児と介護の一番の違いは何ですかっていうふうに申し上げると、
育児は終わりが決まってる。でも介護は終わりが決まってませんねっていうのがあるので、
だから介護の休業で、介護休業法の中で用意をされている、
会社が与えないといけない介護休業期間っていうのがある中で、
その方が、例えばお父さんが何か支援をしてあげたいっていうことで、
お父さんの介護だけにその93日間を使って、
ダメですよっていうことは前もこの番組でもお話をしたことがあると思います。
だからその期間っていうのは結局、働きながらサポートできるようになっていく、
その体制を作るためにあるんでしょっていうことで言いました。
それはもちろん正しいんですけど、そこから一歩深く考えて、
働きながら何するかっていうふうになった場合に、
特に介護の具体的な活動は自分ではできないっていうふうに思い切った方がいいし、
それは誰かにやらせるんだっていうふうに思っていかないと、
どんどんどんどん出していくと、じゃあ会社としても休んでいいよみたいな風に与えてあげたとしても、
その休みを本当にどんどんどんどん、ある意味追い込まれていってしまうために活動に使っていってしまうみたいな方があったりとかするっていうのであるんで、
非常に深いなっていうことを今回学びましてですね。
だからそれはやっぱり介護は地域でするっていうのは、そういう意味でいうと地域の体制っていうのは出来上がってますから、
そういう方々にどうご相談をしたりとか。
地域包括支援センターっていうのはやっぱり今各地域にありますので、この方もそこにご相談に行ってるんですかねっていうことですよね。
でご相談に行くとこういう状況。
知らないといかないですね。
いかないと思いますしね。
最初ケアマネさんで介護のサポートをした時に骨折なさった時に、でも病院からだと病院から介護のサポートをしてくれる人をご紹介いただいて、
ケアマネさんとかもご紹介いただいて、その流れでリハバリとかに取り組まれる方も多いと思うので、
そうすると病院さんからの繋がりであったりとかするんで、もしかすると地域との繋がりっていうことが弱くなっちゃってる可能性もあるので、
でも地域包括支援センターっていうところに行けばいろんなご相談を受けてくれますから、
場合によってはもう自分で介護するんじゃなくて、いろんなハードルがあるかもしれませんけど、
どれかそういう施設に入っていただいた方がいいんじゃないんでしょうかみたいなことはあるかもしれませんし、
それはだから自力でやらないっていうことみたいですね。
介護は自力でやらないっていうのが目からうろこすね。
そうなんです。そういう話はやっぱり私も。
そうなんだ。でもそれを知ってる知らないで本当に全然介護の捉え方変わりますね。
だと思うんです。だと思うんです。そういう意味で。
会社としてもこの考え方というかね、もう自力でやらないんだよっていうことの真意をね、
ちゃんと伝えてあげるっていうことがやっぱり大事じゃないかなと思いますし、
ある意味その包括支援センターの場所がわからないとか、ちょっとそこにどうアプローチしていいのかわからなければ、
そういう情報提供してあげるとかっていうのは非常にサポートになるでしょうし、
あるいは特に日常とかで言うとやっぱりご苦労なさってる方々は多いみたいですので、
日常のご家族の集まりみたいなそういうことがあったりとか、
あるいはそういう日常のご家族に向けていろんなセミナーが用意されていたりとかっていうのもあったりとかすると思うので、
そういうものの情報を提供してあげると。
だからもし今介護を自力でやっちゃってて、自分でご両親のお父さんの介護のために使ってる時間が多いんだったら、
その時間を他の方に任せて、自分はそういういろんなセミナーに出ていただいたりとか、
そういう方との交流をしたりとかっていうことをしたらいいんだよということを伝えてあげていただきたいなっていうふうに思います。
これからはでも会社としてそういうのを地域の情報とかも集めていく必要がありますね。
そういう必要があると思います。
知ってるか知らないかで本当にいい会社かどうかみたいなの変わってきそうな感じがしますもんね。
本当に大企業さんの事例とかだと、大企業さんとかだとやっぱりそういう制度があるし、
そのご相談する方も専門の方がいらっしゃったりとかいう部署があったりとかするので、
もうその方々は多分今申し上げたような考え方で相談を受けたまってますよみたいなことなんでしょうけど、
なかなか中小企業はそんなの難しいんですしね。
難しいよね。
本当にだから自力でやられないし自社だけではできないから、今トンマスさん言ったように地域に対してということで、
その接点を用意してあげるみたいなことに注力をしていただいたらいいんじゃないかなと思います。
すごいなんかちょっと新しい視点が身につきました、今日の配信で。
ありがとうございます。
ぜひご近くで介護に並んでいらっしゃる方がいそうでしたら聞いていただいたらいいんじゃないかなと思いますので。
そうですね。このダメっぽの125回を聞かせるっていうのもありかもしれないですね。
そうですね。
ぜひぜひ皆さま周りに宣伝をよろしくお願いします。
宣伝って言っちゃった。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
概要欄に岡本先生のLINE公式アカウントのリンクがありますので、
ぜひ友達追加をしていただいて、そちらからメッセージを送る形で、
今日の配信の感想だったり、あとは番組に取り扱ってほしいテーマだったり相談、
ご自身の相談だったり、どんどん送ってきていただきたいなと思っておりますので、
ぜひよろしくお願いいたします。
では番組の最後に論文の豆知識のコーナーです。
今日は何をお伝えいただけますでしょうか。
前も少し申し上げたかもしれませんが、今夏真っ盛りでございますので。
真っ盛りですよ。
熱中症の対策が義務化されたというのがあり、
それをお話ししたと思うので、それも本当にしっかり取り組んでいただきたいなということですよね。
特に熱い場所で、その基準が出ていたと思うんです。
こういう環境下で何時間以上働く方に対しては必ず義務として、
会社さんはこういうことをしてくださいというのは、どう発見するかということだし、
発見した場合にどう対処していくのか、どう連絡を取っていくのかみたいなことを、
ちゃんと最初に考えておいて、何かあった時にはそれ通りにおいていただくようなことをしましょうね。
というのが会社がやらないとならない内容になってますので、
それはホームページとか見ていただくと載ってますので、きちんとやっていただきたいなというふうに思います。
大変ですから、熱くて。
マジで殺人的ですもんね、最近の夏を。
はい、と思いますので。
気をつけましょう。
気をつけましょう。
しっかり対策を取りましょう。
はい、ありがとうございます。
はい、というわけで、社会保険労務省はこの先のもうダメだと思う前に聞いてほしい、
一人並みの社長のためのポッドキャスト略して、ダメっぽ第125回、この辺で締めさせていただきます。
岡本先生、今週もありがとうございました。また来週もよろしくお願いします。
はい、ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務士事務所のLINE公式アカウントから、
番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それでは、またお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース、ライフブルーム.ファン、ナレーション、伊豆野あずさ、提供、三茶社会保険労務士事務所がお送りいたしました。