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2025-07-18 07:14

miiboが出展!AIエージェント×DXの最前線をレポート|70社が集結した展示会

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会話型AI構築プラットフォーム「miibo」が、KIZACIOソリューションフェア2025にオフライン出展しました。AIエージェント時代の幕開けとなる2025年、企業のDX推進はAIの実用化という新たなフェーズに入っています。今回の展示会では、70社以上が190を超えるDXソリューションを展示し、その中でmiiboは展示・LT発表・特別講演という3つの形で、会話型AIの可能性を提示しました。

本レポートでは、展示会で明らかになった3つの重要なポイントをお伝えします。第一に、AIエージェントの実用化が企業DXの鍵となっていること。第二に、ノーコードでの開発環境が、AIの民主化を加速させていること。第三に、パートナー企業との連携が、より実践的なソリューション提供を可能にしていることです。

190以上のソリューションが示したDXの現在地|AIエージェントが主役に

KIZACIOソリューションフェア2025は、「AIエージェントがひらく次世代DX」をテーマに開催されました。オフライン会場の展示スペースは例年の2倍に拡大し、オンライン・オフライン合わせて70社以上が190を超えるDX製品・ソリューションを出展する大規模なイベントとなりました。来場者数はオンライン307名、オフライン517名に達し、企業のDX推進への関心の高さが表れていました。

会場で注目を集めたのが、AI社員として活躍する谷橋紗楽さんです。この谷橋さんは、実はmiiboを活用して開発されたAIエージェントであり、来場者との自然な対話を通じて、会話型AIの実用性を示していました。バックオフィス業務の効率化を検討する企業担当者から、新規ビジネス展開を模索する経営者まで、幅広い層がAIエージェントの可能性に注目していることがわかりました。

miiboの展示ブースでは、プロダクトの概要から具体的な活用方法まで、来場者のニーズに応じた提案を行いました。来場者との対話を通じて「こんな風に活用できるかも」という新たな可能性が次々と生まれたことは、AIエージェント時代の特徴である「共創」の一例といえます。

実践的な活用ポイントを公開|LT発表で伝えた3つの価値

LT発表(公開プレゼンテーション)では、miiboの実務的な活用ポイントを具体的に紹介しました。ビジネスシーンでmiiboを活用するための核心となる3つの価値を、実例を交えながら解説しました。

第一の価値は、あらゆるサービスとの接続性です。miiboは既存の社内外データを活用できる設計となっており、URLやNotion、Excelといった10種類以上のデータソースから情報を取り込むことができます。この柔軟性により、企業は既存のデータ資産を活かしながら、AIエージェントを構築することが可能です。

第二の価値は、複数のLLMを使い分けられる点です。GPT、Claude、Geminiなど20種類以上の大規模言語モデルから、用途に応じて最適なものを選択できます。コスト効率を重視する場合と、高精度な応答を求める場合で、異なるモデルを使い分けることで、実用的なAIソリューションを実現できます。

第三の価値は、様々なアウトプットへの対応力です。SlackやLINEといった主要なコミュニケーションツールとの連携により、ユーザーが普段使い慣れた環境でAIエージェントを活用できます。この「溶けこむAI」というコンセプトが、実用化への推進力となっています。

AIエージェント時代の生き方|功刀氏が語った未来への指針

功刀雅士氏による特別講演「AIエージェント時代を先読みする〜AIの実装を体感し、激動の時代を生き抜く〜」では、2025年以降のAI時代を生き抜くための視点が示されました。AIに驚く時代、様子を見る時代は終わりを迎え、いかに実用的なAIを構築できるかが企業の競争力を左右する時代に入ったという認識が共有されました。

功刀氏は、AIエージェントの特性を理解することの重要性を強調しました。一見難しそうに聞こえるAIエージェントですが、実際に構築してみることで、これからの未来が少しずつ見えてくるといいます。様々な構築事例から見えてきたのは、技術の進化そのものよりも、それをどう活用するかという「目的」の重要性でした。

講演で特に強調されたのは、「やりたいこと」や「解きたい課題」を見つけ出すことが、AI時代を生き抜く鍵になるという点です。技術はあくまでも手段であり、その技術を使って何を実現したいのかという明確なビジョンを持つことが、実用的なAI構築の第一歩となります。

パートナー連携が生む相乗効果|共創型展示の新しい形

今回の展示会で特筆すべきは、miiboパートナー企業との連携展示です。展示ブースの隣にはmiiboパートナーであるこころみ社が、向かいには同じくパートナーであり主催者でもあるキザシオ社のブースが配置され、各社が連携しながら来場者に最適なソリューションを提案する体制が整えられました。

この配置は、AIエージェント時代における新しい展示会の形を示しています。単独の製品展示ではなく、エコシステム全体でソリューションを提供する共創型の展示は、来場者にとってもより実践的な提案を受けられる機会となりました。普段から分科会やセミナーを共同開催しているパートナー企業との連携が、展示会という場でも価値を生み出しています。

パートナー連携の効果は、具体的な成果にも表れています。複数の企業が持つ専門性を組み合わせることで、より包括的なDXソリューションの提案が可能となり、来場者の多様なニーズに応えることができました。これは、AIエージェント時代における企業間連携の重要性を示す一例です。

まとめ|実用化フェーズに入ったAIエージェントの可能性

KIZACIOソリューションフェア2025へのmiibo出展は、会話型AIプラットフォームが実用化フェーズに入ったことを示すものとなりました。累計3万人を超えるユーザーを持ち、大手メーカーから自治体まで幅広く導入が進むmiiboは、OpenAIから「日本における好例2社」の一つとして紹介されています。展示会での反響は、この評価が技術力だけでなく、実用性においても裏付けられていることを示しました。

今回の展示会で明らかになったのは、AIエージェントに対する企業の期待と、その実現可能性のギャップが急速に縮まっているということです。ノーコードで開発できる環境、豊富な連携機能、そして「人や社会の幸せを拡張する存在」としてのAIという理念が、多くの来場者の共感を呼びました。AIエージェント時代の幕開けにおいて、miiboはその実用化に向けた選択肢の一つとして認識されています。

株式会社miiboのnote記事:AIエージェントがひらく次世代DX|KIZACIOソリューションフェア2025に出展してきました!(https://note.com/mitamada/n/n9af25bbeb99e)



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サマリー

経済用ソリューションフェア2025では、miiboという会話型AIプラットフォームが注目され、参加者はAIエージェントが業務に役立つ可能性を探っています。特に、AIの接続性や柔軟性が評価され、企業が実用的なAIを導入するための鍵となるとされています。

展示会でのAIエージェントの活用
AIエージェントって言葉、最近本当によく聞きますよね。
聞きますね。
でも、実際のビジネスの現場で、どう使われ始めているのか、具体的に知りたいなと思って。
確かに。
今回はですね、経済用ソリューションフェア2025っていう、190以上のDXソリューションが集まった展示会のレポートがありまして。
はいはい、あのイベントですね。
これをもとに最前線を探っていこうかなと。
特に、miiboっていう会話型AIプラットフォーム。
ここの動きから、AI活用のリアルが見えてきそうなんですよ。
なるほど。
あのイベント、AIエージェントが開く次世代DXがテーマでしたけど、すごい熱気だったみたいですね。
オフライン会場は例年の倍で。
倍ですか。
ええ。来場者もオンラインとオフライン合わせると800名を超えたとか、かなり関心が高いなと。
うわー、それはすごいですね。単なるバズワードじゃないぞっていう感じがしますね。
まさに。
じゃあ早速なんですけど、このレポートから見えてくるAI実用化のポイント、特にmiiboの事例を通して、あなたと一緒にちょっと深く見ていきたいなと思います。
はい、お願いします。
最初の驚きが、もうAIが社員として働いてるっていう話なんです。
会場では谷橋さらさんっていうAI社員がですね。
聞きました、それ。
来場者と普通に会話してたそうなんですよ。これってもうSFの世界が来たみたいな。
非常に象徴的な出来事ですよね。ただ、デモとしての面白さだけじゃなくて、これがバックオフィス業務の効率化とか、あるいは新しいビジネスの模索とか、企業の具体的な課題解決につながるツールとして捉えられてるっていうのがポイントかなと。
なるほど、課題解決ですか。
AI導入のための3つの価値
経営層の方から現場の担当者まで、本当にいろいろな立場の人が自分の仕事にどう使えるんだろうって考え始めてる。
へー。
miiboのブーストなんかだと、来場者の方がその場でうちの会社だったらこんな風に使えるかもみたいなアイデアを出し合ってたなんて話も聞きました。
それはすごい。まさにAIとの競争って感じですね。
そうですね。もちろん今の段階で完璧な対話ができるかっていうと限界もあるんでしょうけど、そのポテンシャルにみんなが注目してると。
うーん、なるほど。単なる技術デモじゃない実用化への期待が大きいわけですね。
はい。
じゃあ、具体的にどうすれば企業はAIをちゃんと使いこなせるようになるんでしょうか。そのヒントがmiiboの発表にあったっていう3つの価値、ここにあるのかなと。
あー、ありましたね。彼らが強調してたのは、AI導入の障壁を下げるためのすごく現実的なアプローチですよね。
と言いますと?
まず、接続性。これはURLとかNotion、Excelみたいな企業がすでに持ってるデータをそのままAIに学習させられるっていう点です。
あー、ゼロからデータを準備しなくていいんですね。
そうなんです。これは大きいですよね。で、次にLLM選択の自由度。
LLM、大規模言語モデルですね。
はい。GPTKとかクロードKとかいろいろありますけど、20種類以上の中からその用途のコストとか性能に応じて最適なものを選べる、この柔軟性。
なるほど。
そして3つ目がアウトプット連携。
アウトプット連携。
はい。スラックとかLINEとか、社員さんがフランから使ってるツール上でAIが応答してくれるようにできる。
あ、じゃあAIのために新しいツールを覚えてくださいじゃないんですね?
そうなんです。そこがポイントで、日常業務の中にAIが溶け込むっていう、そういう発想ですね。
いやー、確かに。それなら導入しやすそうですね。でもちょっと待ってください。LLMを選べるって言われても、専門家じゃないとなんか難しくないですか?
あー、それは良い指摘ですね。確かに選択肢があること自体は、AIの民主化と言えますけど、それを生かすには多少なりとも知識とか思考作法は必要になってくるでしょうね。
うーん。
ただ、以前に比べればそのハードル自体は格段に下がってきてるのも事実です。で、ここで重要になってくるのが、あの特別講演でくぬぎまさしさんが指摘していた点なんですよ。
目的意識とエコシステムの重要性
くぬぎさん。
ええ。AIに驚く時代は終わったんだと。いかに実用的なAIを構築できるか、それが競争力を左右するんだっていう。
あー、技術そのものに目を奪われるんじゃなくて、何がしたいか?が問われる時代になったということですね。
まさにその通りです。AIエージェントを作るっていう、その技術的なハードルはどんどん下がりつつある。
はい。
だからこそ、AIを使ってどんな課題を解決したいのか、どんな価値を生み出したいのかっていうその目的意識、これが性比を分けるんだろうなぁと。
目的意識ですか?
ええ。技術っていうのはあくまで道具ですから。あなたのやりたいことを実現するための手段なんですね。
なるほど。
だから、なんか壮大な目標じゃなくても、このちょっとめんどくさい作業をなくしたいとか、そういう身近な目的から始めるのが、実用的なAI活用の第一歩になるんじゃないかなと思います。
目的が大事と。それに関連してかもしれないんですが、ミーボーが単独じゃなくて、ココロミ社とかキザシオ社っていうパートナー企業と一緒に展示してた点もちょっと気になったんですよ。
これも実用化と関係があるんですかね?
それは大いに関係ありますね。
やっぱり。
これは単に製品を並べてるんじゃなくて、それぞれの強みを持つ企業が組むことで、もっと複雑な、あるいは多様な顧客の課題に対応していこうっていうエコシステムの発想ですよね。
エコシステム?
ええ。AIプラットフォームだけでは解決できない部分、例えば導入の支援とか、具体的な業務への組み込みとか、そういうところまで含めてトータルでソリューションを提供しようという動きです。
なるほど。
AIの活用が本格化すればするほど、こういう競争型の連携っていうのが価値を生んでいく時代になるんじゃないでしょうか。
確かにそうかもしれませんね。今回のレポートを深掘りしてみて、AIエージェントが実験室を出て、いよいよビジネスの現場で使えるツールになってきたんだなっていうのがよくわかりました。
そうですね。
その鍵が既存のシステムとの接続性だったり、目的に合わせた柔軟性、そして何より何のために使うのかっていう明確な目的意識。
ええ。miboがオープンAIから日本の講じ例として紹介されたっていうのも、やっぱりそういう実用性が評価されてるからなのかもしれないですね。
まさにそうだと思います。AIを開発したり利用したりする環境って本当に驚くほど身近になってきてるんですよ。
だからこそ最後にちょっとあなたに問いかけてみたいんですけど、あなたが日々感じているちょっとした不便とか、こうなったらいいのになって思うことって何かありますか?
もしそれを解決するAIエージェントを自由に作れるとしたら、どんなことをさせたいですかね?
技術はもうあなたのやりたいことを実現するすぐそばまで来ているのかもしれないですよ。
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