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2023-01-29 07:01

ダブルケアと地域包括支援センターの役割

ダブルケアとは、育児と介護など複数のケアを抱えていることをいいます。この放送では、ダブルケアと地域包括支援センターの役割とできることを紹介しています。

ダブルケアとは、子育てと介護など複数のケアを抱えていること

ダブルケアとは、子育てと介護など複数のケアを抱えていることです。また、なかなか自分の親が介護が必要な状態になっても、その状況を飲み込めない、見ようとしない、見たくない方が多いという現実もあります。

ダブルケアについてはこちらも参考にしてください。

ダブルケアが「突然」訪れる前にできること



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サマリー

ダブルケアと地域包括支援センターの役割について述べます。ダブルケアは、育児や介護などの複数のケアを必要としている状況を指します。また、地域包括支援センターは地域の住民を包括的に支援するために設置されています。

ダブルケアについて
ダブルケアについて情報発信をしている 岡浩則です。
今からダブルケアと地域包括支援センターの 役割についてお話しします。
ダブルケアとは、育児と介護など 複数のケアを抱えていることです。
ダブルケアの専門家の ジムナルミさんから、
ダブルケアとは、育児と介護など 複数のケアを抱えていることと教えていただきました。
また、なかなか自分の親が 介護が必要な状態になっても、
その状況を飲み込めない、見ようとしない、 見たくない方が多いという現実もあることを知りました。
ダブルケアとシングルケアの違いは、
ダブルケアは、晩婚化・晩産化により 非常に大きな課題となっています。
子育てと介護という命に関わる2つの出来事が 同時に訪れるのがダブルケアです。
そのため、介助などの身体的負担、 気にかけるなどの精神的負担、
介護にかかる経済的負担など様々な負担が多くなり、
その時々によって、子育てと介護のどちらを取るか 選択しないといけない状態になるのがダブルケアです。
ダブルケア予備軍の方はたくさんいます。
介護は、入浴や食事などの介助だけでなく、 気にかけて電話をすることも入ります。
そのため、体力的な負担だけでなく、 精神的な負担を抱えている人が多いです。
しかし、気にかけて電話をするという状況を 介護だと思っていない方もいます。
そのため、ダブルケアは突然やってくるという方が 多いということもあります。
今回は地域包括支援センターの役割を 説明させていただきます。
地域包括支援センターの業務
地域包括支援センターとは、市町村が設置主体となり、
保健師、社会福祉師、主任介護支援専門医等を 配置し、
住民の健康の保持及び生活の安定のために 必要な援助を行うことにより、
地域の住民を包括的に支援することを 目的としています。
地域包括支援センターは、 全ての市町村に設置されています。
地域包括支援センターの4つの業務。
地域包括支援センターには4つの業務があります。
1つ目が、総合相談支援業務。
2つ目が、権利・擁護業務。
3つ目が、包括的・継続的ケアマネジメント支援業務。
4つ目が、介護・予防・ケアマネジメント業務です。
1つ目の、総合相談支援業務は、 高齢者等に関する様々な相談を受け、
適切な機関や制度・サービスにつなぎ、 必要な支援を行うことです。
2つ目の、権利・擁護業務は、 関連する機関と連携して、
高齢者の権利と財産を守るための支援や 虐待防止の取組を行うことです。
3つ目の、包括的・継続的ケアマネジメント支援業務は、
高齢者の自立を支援するケアマネジメントの支援として、
介護支援専門員・ケアマネージャーへの 日常的な指導・相談・助言を行うことです。
4つ目の、介護・予防・ケアマネジメント業務は、
要支援・要介護状態になる可能性のある方に対する 介護・予防・ケアプランの作成や、
介護・予防に関する授業が円滑に実施されるよう支援します。
地域補活支援センターには、 以上の4つの業務があります。
そういった中で、地域補活支援センターとの 関わりでできることは3つあります。
突然、介護は必要になる前にできることが3つあります。
1つ目が、地域補活支援センターがどこにあるか調べておく。
2つ目が、少しでもおかしいなと思ったらすぐに相談に行く。
3つ目が、身近な人にアクティブリスニングを徹底する。
1つ目の地域補活支援センターがどこにあるか調べておく。
介護サービスが必要になる前に、 地域補活支援センターがどこにあるのか、
自分の住んでいる地域補活支援センターは どういう活動をしているのかを知っていくことは、
介護や介護予防への興味を促し、 突然の時に備えることもできるかもしれません。
2つ目は、少しでもおかしいなと思ったらすぐに相談に行く。
地域補活支援センターには総合相談支援業務があります。
様々な相談を受け、適切なサービスにつないでもらうことができます。
また、介護予防ケアマネジメントの役割もあります。
介護が必要な状態になる前に、必要な評価を行っていただきます。
少しでもおかしいなと思ったらすぐに相談に行き、 専門家に聞くことが大事です。
3つ目が、身近な人にアクティブリシティングを徹底する。
ダブルケアになってからでは、 なかなか家族に相談することもできません。
また、本人や家族から声を上げることは非常に難しいというお話も聞いています。
医療・介護・福祉に関わる方からは、アクティブリスニングを徹底し、
家族や本人が最善の選択をできるようにしていきたいというお話も聞いています。
最後に、地域補活支援センターとの関わりでできること3つを改めてお話しします。
1つ目が、地域補活支援センターがどこにあるか調べておく。
2つ目が、少しでもおかしいなと思ったらすぐに相談に行く。
3つ目が、身近な人にアクティブリスニングを徹底する。
ダブルケアについて知り、できることから始めてみませんか。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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