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2021-10-19 16:15

第3回『フェルミ推定について語ろう!(後編)』

第3回『フェルミ推定について語ろう!(後編)』というテーマについて株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。


【ハイライト】

・フェルミ推定の良いお題選手権

・フェルミ推定を取り扱いやすい前提条件とは?

・コロナ禍でのパソコンモニターの市場規模の変化を語る

・フェルミ推定を利用した飲食店の売上を試算する方法

・鬼滅の刃の世界興行収入トップの理由について語る

・フェルミ推定を上手く活用するための秘訣と身に着けるべき能力

・(未来の次回予告)フェルミ推定はパターン化出来るのか?


~お知らせ~

株式会社エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題に至るまで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストのプロフェッショナルが多角的な視点で語るトーク番組です。毎週火曜日配信です!


パーソナリティー:

熊原 充志(株式会社 ABF Capital代表取締役)

東京大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻に進学し、宇宙物理学を専攻。

新卒でBCGに入社、メーカー・ファンド・製薬・通信会社などの業界を担当。

その後アドバンテッジパートナーズに入社し、多様な領域への投資を実行。


伊達 慶明(株式会社 ABF Capital取締役)

京都大学農学部応用生命科学科卒業後、同大学院農学研究科に進学し、生命科学を専攻。

新卒でBCGに入社、通信・メディア・物流・電力・産業材など幅広い業界を担当。

一貫してビックデータ・地図を扱った戦略の立案を行う。


中野 拓真(株式会社 ABF Capital取締役)

東京大学理学部地球惑星物理学科卒業後、同大学院理学系研究科地球惑星科学専攻に進学し、気象学を専攻。

新卒でBCGに入社、小売・エネルギー・通信会社などの業界を担当。

経営戦略の立案だけでなく、成果の創出までクライアントを幅広く支援。


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


カバーアート制作:小野寺玲奈


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

https://note.com/dailylife_fund/n/n343061733112


株式会社 ABF CapitalのHP

https://www.abf-cap.com/


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ファンドマンの日常 今日も始まりましたファンドマンの日常
ABF Capitalの代表の熊原です。同じく取締役の伊達です。 取締役の中野です。
まあじゃあ今ちょっとざっとフェルミ推定の概要の説明と、僕らがどういうことをやってきたか、どういうのを実際に使っていくかみたいな話になりましたけど、
実際じゃあちょっとここからフェルミ推定をやってみるっぽいことをできればなぁと思うんですけど、ちょっと今パッと思っているのは選択肢として2つあって、どっちがいいか2人に相談したいんだけど、
一つは、例えば僕でもいいけど、お題を出してどういうのがいいかを考えるというやつと、あともう一つは、
例えば今日の段階では解くんじゃなくて、逆にコンサルタントが考えるフェルミ推定の良いお題を考える選手権みたいなやつを、
そういうのも結構面白いんじゃないかな、その一つを、例えば時間あるときに次回のタイミングで解くとかね、そういうのも含めて
いいじゃんそれ、いいお題の条件を形式化する、確かにね、そういう結構なかなかない視点だと思うから、いいお題、それでいこう、その2択だったらまずは交渉できる、フェルミ推定の良いお題選手権にしましょう
仮説としてはやっぱり解き方が複数あるのは良いお題だと思う、例えばマウンホールの数みたいなのも人口でいくか面積でいくかとかいろんな観点からのアプローチができるし、
そういうのは良いと思うな、いろんな複数方向からいけるやつ、あと特殊な知識を必要としない、その通り、
そうだね、前提だよね、ラーメン屋の行列とか、普通の人が、日本人が平均してどのくらいワイン飲むかな、知らないから、俺は知ってるけど、
特殊な知識を必要としない、で、解き方のアプローチが複数あって、新しいものだよね、
それを考えるとさ、ピアノの調律師って、一番最初になった問題はそれに該当するのか?
多分ね、ピアノをどのくらいの頻度で調律しないといけないかっていう知識が必要だよね、
それだからわからんよね、
ピアノをやってる人じゃないと結構難しい、あと細かいこと言い出すと、プロは予想外のために全部チューニングしてますけど、
普通の人は、例えば自分の実家のピアノとか、10年くらい調律しないと思うけど、
そうすると鳴らしてどのくらいなんだろう、そもそもどのくらい人によって頻度が違うかっていうのは普通の人知らない気がするから、
結構、もしかするとボストンではみんなピアノ弾けるかもしれないけど、
そうだよね、だからわかんない、だからそういう特殊な知識が必要とされないような問題、非常にすごい難しいね、
03:01
だからみんななんとなく知ってるけど、詳しい知識持ってないとか、あと結構タイムリーな話題とかもいいですよね、
確かにね、タイムリーな話題いいね、それいいね、
多分去年の、まあ自分は面接官やってなかったから想像でしかないけど、
おそらく去年のコンサルファームはどこもコロナによる影響をフェルミ水でさせたんじゃないかと想像してるけども、
絶対出るだろうね、
絶対出ただろう、
条件としてはそんなもんですかね、
まあ前提知識がいなくて、複数の解き方ができて、あんまりこう今までに出されてないとかタイムリーなのを含めたお題を、
われっちのほうが難しいよ、
そう、
解くほうが簡単じゃん、
じゃあちょっと僕が出したんで、パッと思いつくものとかをいくと、
まあちょっと今コロナの話出たから、
例えばパソコンのモニターの市場規模をコロナ前とコロナ後でどう変わったか、
それはね、でもなんとなく、
あ、ちなみに対象どうしよう、誰に聞く前提なの?
学生?
学生、
そう、だから学生の中で知識に差がないことが大事だよね、
だからパソコンのモニターってオフィスワーカーからすると当たり前の存在だけど、
ああ、なるほどね、
じゃあ前提知識があれなんだ、
でもいいんじゃない、今の問題は、デスクモニターの市場規模が、
前後難しいよな、それな、
在宅でどう変わるとか、
そう、在宅のしてる人がまず何人ぐらいっていうのを推定しなきゃいけないよね、
その中で新しくモニターを買った人だよね、
前後を知らなきゃいけない、差分じゃなくて前後両方出さなきゃいけない、
これ厄介ですな、差分だけなら今の計算でいいんだけど、
まあ特にあのとこ、
どういう感じで、お題としてどうかっていうのだけさらっと、
あとはどうだろうな、
僕がどんどん思いついたベースでどんどん言うので、
いろいろコメントしてもらえればと思うけど、
一番最初の回でオリンピック見るの好きだ、みたいな話したので、
そういう関連でいくと、
やっぱり東京オリンピックって新しいスポーツがどんどん出てきた大会だなと思ってるので、
例えばスポーツクライミングなんかあったから、
ボルダリングの市場規模なのか、
日本全国のボルダリングのボルダリング場の数とか、
そういうのとかってどう計算できるのかなとか、
ありえるのかなとか、
同じような話でいくと、
スケボーとか結構フィーバーしましたけど、
スケボー関連のお題ができるのかなっていうのが思いつつ、
こういうのって僕も前提知識ないなりに何かしら解けるのかなとか、
06:00
タイムリーなのは思いつきつつ、
ただ言ってて思うのは複数の解き方がどれぐらいあるのかっていうところが、
話しながら疑問だなと思ったって感じかな。
そう考えるとやっぱり電柱はお題として超すごい。
電柱すごいよね。
で、あとはここ着目するみたいな、
みんな当たり前のように毎日触れてるけど、
そこ考えたことなかったみたいなのがいいかなと思って、
長ネギの市場規模とか。
長ネギね。
あーなるほどね。
毎日味噌汁とかで見かけてるけど、
多分それちゃんと考えてもらえる人誰もいない気がする。
確かに。
それもあれだね、出荷ベースなのか、
アプローチがいろいろできて面白いね。
あとは長ネギ農家の数とか、
そういうところにすると、
少し解き方も変わってきたりするのかな。
そしてうち実家長ネギも作ってるから、
自分は強いっていう。
知ってるみたいな。
なるほど。
でもそういう意味では、
飲食店の売り上げを計算する方法って、
すごくいっぱいあるんだなっていうのが、
この前自分で実際、
我々が今後投資していく案件で計算するときに。
供給、それこそ供給サイドで計算する。
どんだけ作れるかで計算するのか、
どんだけお客さん来るのかで計算するのかで違う。
どれくらい例えばレジで捌けるのかみたいなところも。
どこがネックになるか。
そういうのは面白いなと思ったり。
供給が戻れなくなるのが一番理想的だけど。
そうだね。これ以上作れません。
作った分は全部売れるっていう前提が立てられるのが、
もちろん一番いいよね。
あと何だろう。
例えば、
鬼滅の刃が次の映画を出したときに、
どのくらいの興行収入いくかフェルミ推定とか。
何億円だっけ?
400億くらいだったんだっけ?
401億円かな。
それって何人見てるの?みたいなのって、
買って計算しても意外とみんなわかんないよね。
フェルミ推定するのは面白いかもしれないね。
ちょっと脇にされちゃうんだけど、
鬼滅の刃、千と千尋を超えちゃったのが、
個人的にはちょっとショックだね。
完結しないまで、これは個人の感想が入っちゃう。
完結してないからね。
あの一つの話だけだから。
映画として。
しかも実は結構難しいのが、
コロナの影響があって、
新作の公開数が極端に減ったから、
鬼滅に市場が寄っちゃった、シェアが寄っちゃったっていうのも。
それでもそうなのかな?
映画観てぇな、何観よっかな、今やってる鬼滅だっていうふうな、
判断でみんな鬼滅を観たのかな?
広告とかの目にする回数も全然違うし、
だって世界で、神刃機世界一になったでしょ。
普段だったら絶対アベンジャーズとか、
アメリカのハリウッドのすごいのが、
09:01
工業収入2000億みたいなとんでもないのが絶対1位に来るのに、
そういうのが居なかったっていうのがあると思うけど。
目立ってば目立つほど、
性のフィーリングがどんどん加速度的に来る。
それをまさに計算するっていうのは面白いかもしれないね。
多分これ、大体面接だと2分とか5分とかでやれって言われるけど、
これ多分1時間くらいあるからね。
これ無理だね、これ多分俺らが超真剣だね。
難しいやつだけど、
そういうのは面白いかもしれないね。
ベルについて、いろいろ今お題考えましたけど、
実際にそれがどういう風に訓練していくべきかとか、
あとはどういうスキルが必要になるのかみたいなところを、
ラップアップ的に最後お話しして、
今回は俺に。
確実に分解スキルだと思うけどな。
例えば飲食店の売り上げって言われた時に、
飲食店の売り上げっていくらぐらいなんだろうってぼーやっと考えるんじゃなくて、
売り上げって分解すると、
まずは昼の売り上げと夜の売り上げに分かれるなって。
昼の売り上げは積数×人数、
積数×回転数、
その何回転するか×客単価だなとか。
もしくはめちゃめちゃ行列店なのであれば、
3人が何分かかって作って、
お昼の時間何分だから何個作れるなっていうのを考えるとか、
そういう掛け算に分解できる能力みたいなのがある。
掛け算と足し算、
この2つに簡単に分解できる能力だと、
そこに尽きるっていう風には思ってはいるけどね。
そのためには色々経験とか、
自分の中でパターンを持つ必要もあると思うし、
仕事の場ではパソコンとかで調べながら計算はできるんで、
100%必要ってわけじゃないですけど、
一般常識はある程度欲しいなっていう。
明らかに例えばこの店の売り上げ100億円ですって言われたら、
それおかしいよねみたいな常識が持つとか、
あと普通に知ってて欲しいことを知ってるみたいな。
実際の例だと、
もし関係者が聞いてたらちょっと申し訳ないですけども、
とある学生にウイスキーの市場規模をちょっと考えてって言って、
出して答えとかが全然すごい小さい値で、
こういうのないの?って質問した時に気づいたのが、
彼はハイボールがウイスキーとソーダで作ることを知らなくて、
ハイボールの原料をそもそも知ってなくて、
それで市場規模が極端に小さく計算してたとか、
あ、そうなんだと思って、ハイボール知らないんだと思って。
なるほどね。
じゃあバーで飲むなんか、バーでおじさんが飲んでるものだと思ってたんだ。
そういう、ハイボールはちょっといい例かどうかわかんないんだけど、
基礎知識?
そう。マクドナルド知らないとかって言われたら、え?ってなっちゃうし、
そういうコーヒー一杯に3000円ですとかっていうふうに答え出されたら、
12:01
え?って誰が飲むのそれ?みたいになっちゃったりする。
なんかその辺の、自分の中でズレを修正するための基礎知識みたいな。
間違いない。
まあその最低限の知識っていうところと、
あとはそこを分解していく、
想像力をはたがらかせるみたいなところが根本的にあって、
あとは最初からできる人はもちろん、
入試訓練をしていくっていうので、なんとなくパターンをつかむ。
けどやっぱ大事なのって、パターンを公式に当てはめるっていうよりは、
想像度とか、この問題だとどうするかみたいな話。
だから売り上げって言われたら、客数か客単価って一概にいくんじゃなくて、
例えばもしかしたらさっき熊原が言った昼と夜とかもあれだろうし、
今であればね、店内とかテイクアウトみたいな、
あとECっていうのもあるかもしれないから、
そういうのをね、状況に応じて考えられるっていうのはすごく必要な能力かも。
あと俺結構根本的にすごい大事だと思ったのは計算力だよね。
例えばパッパッパって分解できたとして、
じゃあ3000円×2000円がいくつかみたいなのを、
パッって一瞬で計算できない人が多いなっていう印象はすごいあるし、
当たり前で1万×1万が1億とか、
そういう当たり前の常識をパッパッパッパ使って計算できるかっていうのは結構見るな。
あと実際のプロジェクトだとやっぱりエクセルとかで細かく計算できるでいいんですけど、
面接の時だとどこまで思い切りよくまとめられるかっていうのが結構大事で、
結構教科書を見ると、フェルミシティの教科書だけを見ると、
よく生年代別に10代、20代、30代、80代まで、女性も80代までで16通り計算してみたいなのが書いてあったりするんですけど、
そんな5分で絶対終わらないよねって思うし、
そもそも80代男性と70代男性でそのものを選択する確率が明確に変わるんだっけみたいな。
別に勘で10パー20パーって入れていくんだったら、
男性50パー女性80パーとかってもうまとめちゃっていいんじゃないとかって、
そういう意味のない分解をしちゃうのをやめるっていうのはかなり大事です。
じゃあ、結構しゃべったな。
これやってきたから話す内容多いっすね。
ちょっと良いフェルミシティっていう回は出さずにちょっと。
そうだね、ちょっと今日突然やったからあれだけど、
これシリーズ化できそうな気もしてきたので、
定期的にお題考えたり考えてきたものを解くのをやってみたりとか、
今後継続してできればいいなっていうのと、
あとは個人的に思ってるのは、
これできるかできないかとか、やるべきかどうかも多いといったような。
このフェルミ推定、さっき公式を覚えて、それに当てはめるだけじゃって話をしたんだけど、
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逆にこういうのって完全に公式みたいなのが作れるのかどうかみたいなのは結構気になるなと思ってて、
番組でやるかどうかを置いておいて、フェルミ推定何百問をパターン化してみました。
これとこれとこれしかありませんみたいな。
逆にそういうのがあるかどうかみたいなのは、時間そんなないんですけど、
時間あるときにやってみたら全国の就活生が救われるかもしれないね。
逆にフェルミ推定がなくなるかもしれないね。
僕滅されるかもしれない。
フェルミ推定なんてやれば誰でもできるからね。
足切りにしかならない試験だから。
そうだね、本当に頭の良さは喋ったりなんかしないとわかんないね。
もしこういうのを聞いて興味がある人があれば、
いつでもご連絡をね、我々のところまでご連絡ください。
じゃあ今日はこんな感じでフェルミ推定についてお送りしました。
ありがとうございました。
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