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2025-05-24 19:47

作ればいいってもんじゃない!?文学フリマ東京で見つけた本づくりのヒント#9

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久しぶりの収録!今回は編集長の佐野さんが文学フリマ東京に行ってきた話から、本づくりで大切にしたいことを語り合いました。表紙デザインの重要性、ブース出店時の心構え、ショップカードの活用法など、実際に現場を見てきたからこその気づきがたくさん。「買ってもらう」だけじゃない、プロジェクトとしての見せ方についても深掘りしています。
話している人たち

広報:20代向け 茨城の『人』を伝えるメディアSETTENの戸板咲紀さん

編集長:茨城を中心に取材をやっていた佐野匠さん

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サマリー

文学フリマ東京では、作者自身が作品を制作・販売するイベントが行われています。さまざまな文学作品が展示され、参加者は多くの刺激を受けています。また、本づくりに関するさまざまな視点が共有され、プロジェクトの重要性やデザインについての考察がなされています。アイデアのディスカッションを通じて、参加者は今後の展開に対する意識を高めています。

文学フリマ東京の紹介
編集長佐野と、
コウホーのトイタが、本づくりのプロセスをみんなと共有するポッドキャストです。
はい。
お久しぶりです。
お久しぶりです。
なんだか。
確かにね。
ねえ、この空いてる間に、何か佐野さんが楽しそうにしてるのを聞いてたんですけど、
今日は、熱を込めて語りたいことがあるということで。
ねえ。
はい、そうです。
ねえ。
そうです。
今日は、だからこの間ですね。
はい。
文学フリマ東京に行ってきたので、その話をしようかなと思っています。
はい、文学フリマ。
動画で、リアで見てる人は今ちょっと見えたかもしれないですけど、文学フリマっていうのに行ってきまして。
かわいい。
文学フリマって、トイタさんは知ってますか?
いや、全然知らなくて、行ってくるんだよって言われて、あ、そうなんですねっていう感じでした。
あ、あるんだみたいな。
そうそう、フリマって言われても文学みたいな感じでした。
まあね、そうだよね。
あの、すっごく乱暴に言うと、例えばコミケとかの同人誌のイベントあるじゃん。
あれの、もっと文学っていうものに寄せた、振ったようなやつ。
そうですよね。
で、文学フリマの公式サイトによると、文学フリマとは、
作り手が、自らが文学と信じるものを、自らの手で作品を、自らの手で作って作品を販売するっていう文学作品の展示即売会ですっていう風に言ってるんです。
展示即売会。すぐ買ってもいいよってことですね。
そうですそうです。だからもう会場には、今回の文学フリマ東京って本当に2700ブースぐらい出展してて、
東京ビッグサイトでやってたんですけれども、本当にもう会場にはめっちゃ机がたくさん並んでて、
そこにやっぱりその一つのブースで、いろんなご自身で作った作品を展示して販売して、
お店のところではお客さんと売っている人とのコミュニケーションが起こってみたいな感じのイベントだったんです。
作品とデザインの重要性
結構その作品として、文学作品として売っているものも幅広くて、小説とかももちろんそうなんだけど、
単歌とか俳句とかもそうだし、あとエッセイとか。
書いてありましたね。
あと人とか、あとね、評論とか研究とか、そういうのもあったんですよ。
幅広い。
自分が見てていいなーって思ったのが、パキスタンがすごく好きで、やっぱパキスタンの文化とか食とかをまとめて、
本にしている方とかもいらっしゃって、
あと自分が今作ってるみたいな雑誌、個人的というかサークルとかプロジェクトを立ち上げて、
その中で作っている雑誌を出している人とかもいたりして、
そういうのを見ていると、本当にもう何号も作っていて、それがブースに並んでいるのを見ていると、超かっこいいなーって思ったりね。
という感じのイベントで、今回は東京、文学リマ東京、東京開催なんですけれども、結構実は日本全国いろんなところでやってまして、
岩手、香川、札幌、大阪、福岡、京都、広島。
結構満遍ない感じですね。
すごいですよね。いろんなところでやっているっていうイベントなんですよ。
そういうところに行って、ちょっとなんか気持ちが上がってきましたみたいな感じです。
いいですね。そこに行って、そういうのあるんだって思っても、まだ実感湧いてないところがあるんで、
沢さんの視点で、これ特に良かったとか、自分の本というか、今回のこの本作りでも真似したいなというところを聞きながら、
作戦会議みたいなことをしたいですね。今日はね。
そう、なんかほら、ただ単に遊びに行ってたわけじゃないんだよっていうのがあるので。
楽しそうなのがすごい伝わってきましたけど。
なんかやっぱ、そもそもですよ、本ができましたってなったら出展したいなっていうのがあるんですよね、ゆくゆくは。
そうなんですよ。私、なった時に、やっぱ出展経験がないので、何なら本も作るのも初めてなんで、
どうしたらいいんだろうみたいな感じの、とりあえずまずは現場見て考えようみたいなのが結構あったんです。
そうそう。で、ちょっとなんか、こういうところはなんか気をつけたいなっていうのはちょっとね、メモ的に残してるんです。
一番ここに残るものから。
まず、あのマジで、表紙のかっこよさって正義だなって思います。
なんかこう、私も文学フリマとかは行ったことないし、全然知らなかったですけど、
普通に近所の書店とか駅の中に入ってる本屋さんとか行くんですよ。
あそこに並んでる本の表紙たちって、なんかもうすごいやつじゃないですか、きっと。
本中の中でも、
ちゃんとなんかデザイナーさんとかがめっちゃ考えて作ったやつね。
そう、結晶みたいな感じじゃないですか。
で、いざじゃあ自分たちが本を作って、表紙を作ってってやると、どんなこと考えればいいんだろうと思っちゃうかもしれない。
確かにね。
表紙社側にしかならなかったので、今まで。
なんかかっこよさっていう話だと思うんですけど、それはもう目につきやすさとかですか、もう次開かせちゃうような表紙って感じ。
ちゃんと目につくし、ただ派手じゃなくて、なんか明かりやすい言葉で言うと、センスがいいなみたいなやつ。
結構それ難しいですね。
だから、やっぱり遠くから見てもすごくいいなって思えるもの。
しかも文学不居間だったらさ、東京だったらもう。
2750の中でブースが並んでて、結構なんか歩きながらなんかないかなって探索するんだけど、そこでなんか目に入ってしまう、そして手に取ってしまうのってやっぱり表紙の良さ。
それはなんかただ単にインパクトがあるだけじゃなくて、多分いいなって思えるもの。
なんかそこは結構これからも完成までにディスカッシュしたいですよね、チーム内でできたら。
やっぱいいなが結構いっぱいじゃないですか。
人それぞれのところもあるし。
なんかやっぱり自分が狙っている人がいいなって思って、手に取ってもらいたいじゃないですか。
そうですね。
人によってはめちゃめちゃ簡素な表紙の方がキャッチできるかもしれないけど、人によってはもっとなんかね、言葉にはできないけど、この心の中にすって入ってくるデザインがいいなとかあるかもしれないし。
そこをちゃんと作っておくって大事なんだなっていうのが本当に本の海の中を描き分けながら感じたことかな。
っていうのはね一つかな。
それも結構今後にかけて大きな問いですね。
今日はなんかそんなに話さないけど、実は今日の収録の前の時間昼間にデザイナーさんたちとどういうデザインにしましょうかって話はしてて、
そうやっぱりこれから一緒に詰めていかなきゃいけないところだなっていうのはね結構文学フリーマンの経験も含めてすごく感じたところかな。
じゃあ今後考え続けていくっていうのがやっぱ表紙、章みたいなやつね。
イベントでのコミュニケーション
そうだね、そうそうそうそう。
他にありました?表紙以外の。
他ね、あると、文学フリーマンみたいなところで出展して売るっていうかさ、出展するとき何考えてたらいいんだろうみたいなこと。
で、例えばさ、普通の一般の書店と違うのって、お客さんと売ってる人との距離がすごく近いんです。
なんかマルシェみたいな感じですね。
そう、言っちゃえばマルシェ。
で、お客さんからしたら本だけじゃなくて、売ってる人の雰囲気とかブースの雰囲気も込みで見て、
タッチ読みしてみようかなとか、あ、でもちょっとあの人怖いからタッチ読みとこかなとかね。
距離の詰め方とかね。
そうなるし、あと多分タッチ読み本を読んで戻して、はい終わりじゃなくて、何らかの雑談が生まれるわけですよ、店主の方と。
どうでしたかとかね。
なんかそこで何が生まれるんだろうとか、どういうことが生まれていったらいいんだろうっていうまで考えてブース作んないとダメだなって思ったんです。
本だけのことを考えてはいけないってことですね、すごいいっぱい考えることが出てきた。
なんか例えば買ってもらったらすごく嬉しいですよ、出店して。
で、その時は買ってもらえなかったとしても、
例えばお客さんと話した会話がすごく良くて、
このプロジェクトのファンになってくれたりとか、
あと他の人にこういうのあったよって教えてくれたら、教えるような流れがあったら嬉しいし、
あとは何だろうね、ショップカードみたいなのがあって、それを渡して、よかったらサイト見に来てくださいとかね、っていう展開とか作れたらいいなって思うんですよ。
ショップカードは欲しいです。
欲しいです、私コレクターなんだよ。
ついついなんか持って帰りたくなるとかありますよね。
ありますね、私1枚だけじゃなくて、結構なんか気に入ったやつは2枚3枚持って帰っちゃいます。
例えば3枚どうするの、3枚持って帰ったら。
3枚は、なんかとりあえずあそこに置こうとか、その自分の家以外に置きたい場所があるっていうか。
例えばどういうこと。
ここもそうですけど、ここ今収録してるのは、私の所属してる会社の拠点なんですけど、ここに置いといた方が、いろんな人の目に触れて知ってもらえるし、
自分と同じ世界観共有できるじゃないけど、そういう役割でもどこかに置けるようでいいかなとか。
あとは、さっきも話してましたけど、さんのさんと。
コラージュするの好きなんで、コラージュ用の貼り付ける用みたいなので1個。
もう1個は感傷用じゃないけど、表裏じゃないですか、大体ショップカーって。
で、表がなんか柄ついてて、ロゴとか入ってて、裏にQRとかあるから。
貼っちゃうとQR読めないっていうのがあるから、QR読む用みたいな。
めっちゃコレクターじゃないですか。
そうなんです。だからとりあえず遠方に行けば行くほど、もう会えないかもしれないとか、行けないかもしれないって思うと、いっぱい持ってくれてしまうみたいなのはありますね。
なんかあれだよね、自分が気に入ったものだからこそ、他の人にも気に入ってもらいたいなみたいな気持ちもありますしね。
こういうのやろうよって言った時に、こういうのだよって言って見せられる方が、価値観の位置も早い。
確かに確かに確かに。あ、わかる。それあれだよね。
とりたさんもプロジェクト自分でやってるから、そのやってる人目線だよね。
一緒に視察に行くとかと同じ意味合いで、ボーツカーを渡すとか、パフレット渡すとかっていうのをやりたいです。
確かに、あとなんかディスカッションとかする時もさ、例えばこれとかって言って実物見せてさ、話早いじゃないですか、その方が。
こういうの欲しいんだよっていうのを言いやすいみたいな。
プロジェクトの重要性
見せられた側もすごく実感が湧くし、とりたさんちゃんと行って見てきたんだなって納得できるし。
そっち側に立っちゃってました。すみません。
でもなんかそれって今後の展開考えていこうと思ったら結構大事な視点な気がする。
買ってもらうのももちろんだけど、なんかそれこそ一緒にこういうプロジェクトありませんかみたいな展開も嬉しいじゃないですか。
考えたら、佐野さんっていう人たちがこういうのやってんだよねみたいな感じで、どこかのプロジェクト内で共有してもらえたらなんか嬉しいですしね。
プロジェクトとして本だけじゃなくて、プロジェクトとして注目してもらうっていうのも一個見せ方としてすごい嬉しいところであります。
そうだからそこを意識する。
でなんか、すごく作り込まれたかっこいいブースもかっこいいんだけど、いいんだけど、
例えば自分たちだったらあんまりこの作り込みすぎない、なんかさじ加減がわかんないんだけど。
手作り感を残すじゃないけど。
手作りすぎてもあれだけど。
そこがいいですよね。その塩梅をうまく調整していきたいですね。
ちゃんとこうお客さんが安心して近づいてきてくれる。
車に構えすぎないみたいなところですね。
はっと思ったのが、自分が文学フリマに行ったときの話しかけても大丈夫かなみたいな感じで考えるときに思ったのが、
自分が知っているキーワードの話題で話せるのかなこの人たちはみたいなことをちょっとなんか思えるか、近づく前にちょっと思ってもらえるか。
例えばあのブースは、例えばなんか、例えば我々だったらなんかローカルとか働くってことにキーワードがあるじゃないですか。
そこからもうちょっとなんかその扱えるキーワード、話せそうなキーワードがちょっともうちょっと広めにとってあるとか、
そういうのがブース見ただけでちょっとわかるとか、
人柄的な話しやすさだけじゃなくて、もうちょっとそのキーワード的な話題とかね、あるだろうなってね。
なんか表紙の話からもいろいろ今まで聞いてきましたけど、
なんかそのデザインとかもそうですけど見せ方みたいなところだなってずっと思ってて、
表紙、この本はこういう本ですよっていう見せ方もそうだし、
私たちはこういうことを考えてる人ですみたいな見せ方もそうだし、
なんかそれってすごく広報と近い文脈のところにいるんじゃないかなと思って、
なんかそこは結構その今までは結構私と佐野さんはこう話し合い的なこういう場を持って、
今後の展開に向けて
価値観のすり合わせが自然とできてると思うんですけど、
他のデザイナーさんとかライターさんとかとはまだ話しできてない部分もあるので、
なんかそこはもっと完成までにディスカッションしたいなと思います。
そうなんだよね。
どうですか、佐野さんは。
本当なんかそこはやっていきたいなって思ったし、
実は今日のさっき言ったお昼にやったデザインの打ち合わせの時に、
やっぱりこう対面して3人で話してたんですけど、
そこでやっぱりどういうことを考えてるよっていうのをちゃんと伝えられたような感じがあって、
これはなんか1回2回じゃなくてなんか今後もまたおりに触れてこうだよねって話さなきゃいけないと思ったし、
多分なんか本が出来上がってくると今度は売る方じゃないですかってなった時に、
じゃあブース作りどうしようとか、
どういう反則グッズ作ったらちゃんと本を手に取る前に意思を伝えられるんだろうとかっていうところまで、
作戦を考えればいけないなっていうのがあるんですよ。
でもそれも結局なんかそのライブの人とのディスカッションだなと思ってて。
ライブ?
ライブの制作チームのディスカッションも大事だよねっていう話だったと思うんですけど、
ちょっとその一歩外側にいる受け取り手だけど率直に意見を聞かせてくれる人と、
なんか適宜フィードバックをもらいながらやっていけると、
売るところがだんだん見えてくるのかなっていうのは今ちょっと思ったんで、
やっぱいろんな人と話して傾向感をしたいですよねっていうのは。
確かにね。
こういうの聞いてもらうだけじゃなくて、聞いてもらって、聞いたよって最近声は聞こえてきてるんで、
ちょっとずつ聞こえて言ってって言ったら言ってくれるから、
そこで聞いてるよだけじゃなくて、こういうふうに思ったよみたいな話も時々聞けるといいかなって。
そうですよね。
なんかちょっとでもいただけるとヒントになって、
そうですよね。
そういう視点あったんだってなるので。
って思いました。
そろそろお時間もいい感じなんですけど、どうでした?今回。
ふんふりの振り返りから今後の展開まで話をしたけど。
まず話しながら思ったのが、こういう見聞きしてきた経験ってちゃんとみんなにシェアするもんだなって話しながらも言いました。
確かに。
っていうのがあるのと、話しながらもやっぱりちゃんと進んでることとか、
あとちゃんと予定が決まったらこんな感じでいついつこういうことやりますよみたいなことも言わないと、
聞いてる方々が、こいつら大丈夫なのかって思ってしまうので。
プロジェクトメンバー外の皆さんね。
応援してくれるであろう皆さん。
があるので、ちょっとそういうことも、こんなことやったよだけじゃなくてね。
いついつまでにこれやるよってことをちゃんと言わなきゃなって話しながら思いました。
じゃあもう次回のテーマも確実に決まったなっていうところがあるんですけど。
次回のポッドキャストは、クラファンのスケジュールだったり、発売のスケジュールがだんだん見えてきたよっていう話をね、したいです。
めっちゃおかねえ話だなと思いつつも。
言っちゃったらね、決まっちゃいますから。
一応なんかチーム内では、何月何日にこれしましょうっていうのは言ってはあるんですよね。
これをね、外に言うっていうのが一歩。
そうなんですよ。意識づけをね。
やっとするところですからね。
できてねえじゃねえかって言われそうだけど、やるしかないのでね。
やっぱりこう、やるぞってなると思うので。
追い込んでいきましょう。
次回は追い込む感じでいきたいなと思いますので。
引き続き皆さんにも聞いていただいて、インスタグラムもノートも更新して。
最近ノート結構皆さん見てくださるので。
本当にね、ありがたい限りで。
時間ない時とかにパッて見てもらえれば内容わかると思うので、ぜひよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ではそれではまた。
19:47

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