ドラマ部門の紹介
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、このNHKがすごい2025、ということで、この2025年にですね、NHKで放送された番組の中から、我々がこれは面白いというふうに思った番組を話していきます。
はい、ということで、今年もこの季節がやってまいりましたという感じで。
去年ね、2024というのをやってから、また今年もやることになったわけなんですけど。
そうですね、前回はあれですよね、確か初年度はドキュメンタリーだけやったんでしたっけ?
初年度から全部。
初年度から全部か、全部やってるのか。
そうかそうか。
ドキュメンタリー見てよかったねって2人で話してたんで、もうこれ全部やっちゃおうということで、去年同じような形でやりましたね。
去年はそれこそNHKで言うと新しいテレビですか?とかね、その2025年のそれこそ、今もう収録してるのは2026年ですけども、その1年を振り返るみたいなことでいろんな番組がやってはいましたが、今年はそういうのも特にNHKではなく。
確かになかったですね。
あったのが佐久間さんのYouTubeぐらいっていう感じですかね、佐久間さんが自分でやってるっていう。
それにカコつけてというか、我々はそれぞれの角度でNHK結構いろんな番組見てるところもあるので、その辺を埋もれるのはちょっともったいないなという気持ちもあって、ちょっとピックアップしてお届けしようというので始まった企画なんですけど、今年も豊作でしたんでやっていければと思うんですけど。
とはいえですね、膨大な数で放送されていますので、今回も同じく3つの部門を用意しました。
ドキュメンタリー部門、教養番組部門、ドラマ部門というふうに3つの番組を設けましたので、そこからそれぞれ私、本田と山口、それぞれ1作品ずつ選んできていますので、それを発表しながらお話ししていければなというふうに思います。
『いつか無重力の空で』のあらすじ
はい、ということで、じゃあまず最初はドラマ部門からですかね。
ドラマ部門から、今年も本当に豊作だったドラマ部門からいきますか。
そうですね、はい。
じゃあまず、それぞれノミネート作品を紹介していければと思うんですけど、私が今回選んだのは、いつか無重力の空でということです。
ちょっと先にね、こっちの話からさせていただくんですけど、これ夜ドラですね。
平日に今、夜ドラっていう枠で15分の月曜から木曜まで、だから4回放送されて、それが何週か続くという枠があるんですけれども、それで放送されたドラマで、オリジナル脚本ということでね。
脚本が竹田雄貴さんという方が脚本されているドラマになっています。
これね、実は去年もちょっと紹介した高速を降りたらっていうドラマを書いていた脚本家の方が、満を持してというか、今回その夜ドラ連続シリーズという形で放送されたドラマになります。
ちょっと知らない方ももしかしたらいるかもしれないので、簡単なあらすじだけ紹介するんですけれども、主人公というかね、4人の女性の物語というところで、高校の同級生で天文部だったんですけれども、高校卒業後、なんか素縁になってしまった4人がまた30歳になるというタイミングで集まってですね、その天文部の時に叶えられなかった願い。
今回で言えば人工衛星を打ち上げて、それを地球をそこの人工衛星から地球を見ようという計画をですね、30歳になってから始まっていくという物語で、それが果たしてね、しっかり計画が達成できるのかというあらすじなんですけど。
このあらすじ説明してても、それあんま関係ないなっていうふうに思うぐらい、なんて言うんですかね、夢を追う物語でありつつ、本当にそれぞれの4人の、主人公は1人なんですけれども、そのメンバーとの交流というか、友情であったり。
しかもそれが高校時代に一度壊れてしまった友情っていうところの再生の物語でもあるという感じなんですよね。一旦あらすじとしてはこんな感じなんですけれども。山本さんどうでした?
社会人の現実と夢
いつか無重力の空では見ましたよ。もともと前評判的なところも含めて、面白いらしいみたいなことを言われていて、ずっと見てなかったんですけど、今回これを本田さんがあげるっていうことで、全部見まして。
そうですね。ちょっと言いたいことはいろいろあるんですけど、すごく言いたいことはいろいろあるんですが、今本田さんが話した話はもちろんわかるし、社会人、ヨルドラという枠自体がそういうものなんでしょうけど、明確に社会人ターゲットの話というか、アサルトラみたいな前世代開かれてるっていうよりも明確に働いてる人向け。
だから、そういう青春とか趣味とか、その趣味を優先すると、仕事もあるとはいえ仕事もある家庭もあるとか、そういう社会人ならではの苦悩みたいな話が中心に描かれてるんで、これ15分じゃないですか、ヨルドラって。
そういうのを、それこそ年末年始とかに見てたんですけど、年末年始もすごいなんか、結構なんですか、この15分間の間に本当に社会人つらいなみたいな15分の回答があったりするじゃないですか。
食いつかない。
食いつかない。
趣味とその。
仕事がね、たくさんとらぶったりとかして。
労働の狭間でね、本当に。
でもね、趣味というか、人工衛生打ち上げるっていうものも同時に進めないといけないし。
そうです。
人によってはそれとね、プライベート。場合によってはそのシングルマザーの人とか、恋人が夢に挑戦するのを応援するかどうかとか、いろんなことが起き上がってくる中で、どうしていくのかっていうところなんですけど。
あんまり簡単にスカッと解決しないっていう展開のシビアな現実みたいなところに、まず僕はすごくそういう姿勢というか、フィクションで誤魔化さないっていう感覚はありましたよね。
そうですよね。今回はそうね、天文部とか宇宙っていうロマンがあるものと、青春っていうものと、地上の現実社会人みたいなことが明確な対比になっていると思っておりまして。これあれでしたっけ?このNHKがすごいってネタバレしていいんでしたっけ?ダメなんでしたっけ?
ネタバレは基本ありでいきたいと思うんですけど、このドラマ部門に関しては結構その辺のギミックも結構大事なところがあるんで、最低限でいきましょう。
そうした時に、このいつかも重力の空手の中で結構鍵になってくるのが、喫茶店というかレストランとかファミレスじゃないですか。青春時代にも集まっていたファミレスに社会人になって、またみんなで集って話し始めるみたいな。
僕はこのドラマで一番好きなのは金澤くんなので。 金澤くんに行きました? 金澤くんですよ。このドラマは金澤くんの成長物語として僕見てるんで。
確かにね、ファミレスでバイトしてる学生ですね。 そうです。この見てない方もいると思うんですけど、金澤くんっていうのはその天文部は女性4人なわけですよ。が、もうやりますってことでみんな盛り上がってるんですけど、その定員の金澤くんっていうのはファミレスの定員としていて。
だいたい来るとすごいブッキラボに早く注文してもらっていいですかみたいなことを言っているのが金澤くんだわけですよね。でも実は金澤くんは宇宙にすごい熱くて、大学でも宇宙系の研究室に入っていて、最終的にすごい鍵になってくる人物みたいなことなわけですよね。
そういうもうね金澤くんをずっと応援して僕は見てましたね、この話は。 まあまあでも確かにその見方も全然できるけどっていう感じですね。 やっぱちょっとその社会とかがやっぱ辛すぎるので、やっぱそういうね金澤くんみたいなそういう成長のあたりとしてしか。 熱くね、学生だからそのやりたいことっていうのに一番のめり込んでる存在でもありますしね。
そう、だからそれは僕はこのいつか無重力の空での話の、社会人たちの話に乗れなかったところとしてそこの、やっぱ突き詰めていくと結局その社会人パートのリアリティみたいな話になるわけじゃないですか。
割とそのなんていうかその最初は子供がいるからできない、忙しくてできないとかって言って、でいざまあみんなでやり始めると言っても時間は作れるみたいな話もあったりしてやったりするじゃないですか。で、もちろんスタートはそれで回るんだけど途中で回らなくなってみたいなことがありつつ、まあとはいえそんな時間作れないだろうとか。
そうかな。
なんかそういうなんて言うんだろうな、社会人としてそんなにまあもちろんね趣味みたいなことにのめ込めるがなんかそれなりに大変ではみたいなことがやっぱ常日頃頭をよぎってしまったんで、なんか社会人パートよりも金澤くんの成長だなっていう感じが若干ある感じですかね。
うーん、まあねなんか社会人パートって言いますけど、結構それぞれ4人がね、4人いて4人ともなんか全然違う現実なんですよね。なんか一番本当になんか仕事仕事っていうので追われてるのがその主人公のアスカ。
アスカですね、はい。
でまああの、てかこの4人のね、まずそもそもキャストが最高なんですよね。
うん。
桐生まいさんが主人公やってて、でもう1人が森田美里さん、伊藤まりかさん、加藤ゆきさん、片山ゆきさんかっていうこの4人がもう最高な、なんかそれぞれのキャラが立ってるっていうか、まあもちろんその背景が違うんでそれもあるんですけど。
でやっぱ森田さんがやられてるのが、やっぱねこういろいろな理由で高校を辞めてしまったという、まあそれは物語の中で明かされていくんですけど、で一番その宇宙にも興味があってっていう、金澤くんのなんかこう未来の姿みたいなところもちょっと実はあったりして、
そういうあの1人はまあどちらかというともうもっとその仕事だけじゃない人生のもっとすごく大きなことに悩まされてたり突き動かされているっていうのがいたりっていうのもあって、なんかそのまあ2人だけでもかなりなんか結構真逆じゃないですか。
うん。
というか社会人といっても。その辺がなんか一つの、仕事大変だって終わらせてないっていうところはあるし、その仕事大変だにもそのそれぞれの難しさがあって、しかもなんかそれは別にあんまり解決しないじゃないですか。
うん。
もう1人のね、森田さんがやってるあの役っていうのもまあ結構ね、なかなかあの辛いものがあり、ちょっとネタバレをしようとしないで話すとなかなか難しいものがあるので是非見てほしいんですけど。
そうですね。
僕はもうこの4人全員にライドしましたね。
これってそのこのドラマのテーマって何だろうって僕ずっと見ながら思ってたんですよ。そのなんていうの1人の人とかそういう話じゃなくて。でこのドラマのテーマって大人になっても夢を忘れないみたいなことがテーマなんですかこれって。
えっとまあ多分主人公のアスカの視点で言えばそうじゃないですかね。最後の展開も含めて。
まあやっぱそういうことなんですよね。
ただなんかそれがちょっと等身大っていうか、あのこれやっぱり結構夜ドラとの比較になると思うんですよね。夜ドラと朝ドラの。朝ドラのなんかヒロインみたいな形でなんかもう天真爛漫で突き進んでいってとか、
あとはまあなんか過去のその昭和のなんか女性史みたいな形でなんか女性発の裁判官とかね。なんかそういうのになっていくっていう大きな夢の物語みたいなものとはやっぱり全然違っていて、今の現代のそれこそ疲れたサラリーマンじゃないですけど、
そういう自分である一人の主人公が何を大事にしていきたいと思えるのかっていうところを目指していくっていうところはまあ一つ最後答えとしては出るかなと思うんですけど。
まあでもあんまりなんかそこのテーマに重きを置かないでいいのが夜ドラっていうところあるのかなと思ったんですよね。
ああっていうのは?
夜ドラの独自性
どちらかというとその朝ドラってなんかその半年の中で結構そういうリズムを作っていかなきゃいけないっていうのがあって、それはそれでちょっとその別の難しさがあると思うんですけど、言ってもこの夜ドラのフォーマットってあんまり決まってなくて話数が。
これこのいつか無重力の空では多分4週とか5週くらいだったかな。 長めですよね。
長めではあったんですよね夜ドラの中でも。でもとはいえなんかそんなに半年もやってるとかっていうわけでもなかったんで、なんかその短いスパンの中で波を描きつつどう一つの作品として成り立たせるかって、他の夜ドラって結構苦戦してるんですよだから。
あの他の夜ドラのフォーマットでやってるドラマっていうのは当たってるのはあるけど、結構その毎日15分という短い中で波作りながら、とはいえ全体のそういう今山口さんが言ったようなテーマみたいなのを作るっていうのは難しくて、だから結構細かく今回のそのいつか無重力の空では日々のリアルな暮らしとか細かいじゃないですか。
アスカがなんかニヤニヤしながら友達とLINEしてたけど寝ながらそれスマホ触ってたんでなんかそれが落ちてきて痛いとか、なんかそういう細かいところを演出していくじゃないですか。そういう絶妙なその会話劇とかリアリティラインみたいなところはすごく成功してるかなと思いますね。
なんかこれをテーマが何なんだろうなと思ってて僕も見ていて、今の話聞いて、やっぱその夜ドラ的なことリズムを作るみたいな話っていうと、なんか日常系みたいなことをいかに退屈な日常から逃れるかじゃないけど、
退屈な日常はベースとしてありつつ、それをどう楽しんでいくかみたいな話なんじゃないかなと思っていて。
そう思いますね。
結局、社会人というか、子供には終わりがあるが、子供という存在は終わって大人になるわけじゃないですか。あるどこかのタイミングから。定義にいろいろあるんですけど、基本はそういうもんだとして大人って終わりは死なわけですよ。
なんで大人は基本的にはずっと終わらない日常を過ごさなければならないというカルマを背負っているわけで、それがずっとイコール労働であるみたいな、それだとずっと辛い日常で。
アスカもそれこそ最初広告代理店に勤めていて、別に仕事がうまくいってないわけではないけれども、いろんな人から仕事も任せられるし、求められるかみたいな感じなわけじゃないですか。
そういう終わらない日常に対して過去の青春みたいなもの、これはこの場合は青春だけれども別にそれじゃなくて趣味でもいいと思うんですけど、そういうエッセンスを持ってくることでどうやって日常側、通常の生活側にフィードバックしていくのかというか、そっちにメリハリが生まれるのかみたいな話なんじゃないかなっていうのが思っていて。
今回のドラマが結局宇宙開発のことがメインではありつつも、宇宙開発をすることによってそれぞれの生活が少しずつ変わっていくわけじゃないですか。
例えばネタバレをしないと難しいんですけど、例えばハルコっていうシングルマザーの人でいうと子供との関係がちょっと変わってきたりとか、アマネでいうと彼氏との関係が変わってくる、アスカでいうと会社との関係が変わってくるとか、
そういう趣味をやることによって日常も変容していくみたいなことがすごくテーマに実はなっているんじゃないかなみたいなのが思ってて、だから大人になっても夢を忘れないっていうのがテーマなんだけど、夢とかそういう趣味でも刺激があることによって日常が楽しくなるとか、
もう少しカラフルになるというか、っていうことを言いたい話なんじゃないかなみたいなのは、僕なりにこのドラマを見て、夜ドラ的なものも踏まえて思ってた感じですかね。
なんかね、そこも含めて前向きさを感じるんですよ。
日常の変容
一番わかりやすく夢を追うみたいなのは、それはそれでわかりやすく前向きさを感じるんだけど、山下さんが言ったようなそれによって日々の良かったのか悪かったのかわからない日常も変わっていくものなのだっていうところと、
本当に言うように大人には終わりがないみたいな話の中で、でも終わるわけですよ。いろいろな理由で。
死とかも含めて働けなくなるとか、あとは生活環境が変わるとかライフステージが変わるとか、いろんな形で急に終わりを告げてしまう大人の日常みたいなものもあると。
そうなった時にそれを見ないようにして、今で言えば優しい世界の中だけで生きていくみたいな、そういう麻酔みたいな話も多くある中で、今回で言えば非常に前向きな夢っていうものと、そうではない後ろ向きな何かっていうところ、両方によって結構生活が変容していくっていうことが、僕は前向きだなと感じたんですよね。
しかもそれが山口さんがさっきも言ってくれたように、僕が言ってから全部一気見したと思うんですけど、この夜ドラのフォーマットって本当に第一週、第二週、第三週みたいな形で毎日見ていくんですよね。
それが自分の生活とも並走している形になってきて、これは夜ドラだからこそこの作品って成立するんだなっていうふうに思ったから、特に今回自分の中でも心に残ったっていうところがあるんですよね。
同じリズムでそれを経験しながら、いろんな意味で前向きに生活が変容させられるというか、変わっていくものなのだっていうことを感じれたっていうのは確かにありましたね。
それはできるのはやっぱりテレビならではというか、うちは配信でもできるんですけど、とはいえそういう制約があった方がね、よりそういうのが際立つと思うんで、テレビならではのところではありますよね。
そうですね。その辺が今のドラマとかって、この夜ドラの枠でもよくあるんですけど、全て優しい世界だけでパッケージングされて終わるやつとかあるじゃないですか。
それと比べるとやっぱりここで出てきた4人たちっていうのは、本当にいい意味でも悪い意味でもどんどん人生が変わっていくっていうところを、後ろを向くことも含めて怖がらずに全て出し切ったんだなっていうのは感じたんですけどね。
演技がいいですよね。この皆さん。4人がすごいいいですよね。そのバランスが本当にいいし、演技はすごい良いと思う。この中心の4人は本当に。
中心の4人はすごいですね。一応高校生パートもあるんですよね。高校生パートとなんか不思議なもんで、その4人。だから要は8人いるわけじゃないですか。
今の現時点の大人パートとしての4人と、過去の高校生パートの4人っていうのがあって、もちろん過去パートと今パートで別のキャストの方で演じられてるんですけど、これ集合っていくごとにどんどんその4人ずつ、その8人が全部リンクしていくんですよ。
最初は演技でわざと似せてるわけでもなくて、結構それぞれ演技なんですけど、このドラマを見ることによって、本当に一個一個一緒に積み上がってくる感覚になっていって、最後はこの2人はやっぱりひとつなぎで繋がっているっていうふうに思えてくるのがすごいなと思った。
特にね、やっぱアスカとヒカリはそうですよね。特に中心というか中心の2人ではあるんでね。他も別に繋がってきますけど。
ヒカリ役の森田さんが今度朝ドラやるわけじゃないですか。
っていうか森田さんはすごいわ。すごいわ。だって、完全に分かんなかったけど、だってあれでしょ、ゼンラ監督のあの子でしょ。
その作品が結局出世作だからね。
一番最初のね。その後だってシティハンターもやってますよ。
そうそうそうそう。
で、去年。もっと年か。虎に翼ですからね。
いやなんかすごい、てか本当にカメレオン俳優とかってね、いろいろ言われてますけど、表裏型ってやつですよね、いわゆる。
表裏型ですね。
本当に表裏型ですね。めちゃくちゃ表裏型だなと思った。ヒカリにしか見えないし。
森田さんのその光か光の高校生役だったのが高坂十里さんで、この人が、この人も次の朝ドラが決まったやつ。実は朝ドラヒロインっていうね。
この人も多分ちょっと次世代の。だからこの光の演技がね、もう最後本当に地続きだった。
なんかこう演出としてこう同時の光が出てくるわけじゃないですか。森田さん演じる光と高坂さん演じる光が、終盤もなんかこういろいろ出てくるわけですよ。
そこがね、しみるんすよ。やっぱり一緒なんすよね。
じゃあなんかおすすめの見方的には1日1話見るみたいなことなんすかね。
なんかね、一気にするよりこれは1日1個か、まあもしくは言ってもその4回で1週みたいな形になるんで、4回ずつで見るのがいいですかね。
それでまあ普通のね、1週のドラマと正直ほぼ一緒なんで、枠的には。最後さ、週が終わると夜ドラってあのエンディングが流れるんですよね。
はいはいはい。
エンディングも最高だったじゃないですか。
みんなで走ってて、この4人がもともと行った高校が大人になって、高校が廃校になったのが使ってない場所なんだかあれなんですけど、それは使ってない場所をコワーキングみたいには貸しオフィスみたいにしていて、もともと天文部で使っていた部室が大人になったアラサーになった彼女たちのプロジェクトルームになっていくんですよね。
その辺ちょっと都合良すぎるんだけど。
そうそう都合良すぎるんだけど、大墨ベースでしょ?都合良すぎるんだけど、まあまあそうなるから結構学校っていう場所自体がその大人になったそのアラサーパートでも結局メインになっていくわけです。
ドラマの演技とリンク
だからエンディングでもそこがやっぱ出てきて、廊下を走るとかね、そういう屋上にいるとかね、その青春感が出てくるわけですよね。
で、その8人の俳優たちが一堂に返して、それぞれの過去と未来みたいな形でやりながらエンディング歌もいいじゃないですか。
そうですね。
もうそこまで見て一周なんで、それを見るとやっぱなんか一番確かに来るものがあるんで、まあその見方も全然ありですけどね。
というのが、いつか無重力の空でということで、今年ね本当にドラマかなり豊作だったんで、この後もいろいろ紹介はしたいんですけど、僕が推すのはまずこれ見てほしいなっていう形です。
ここで紹介したものをNHKオンデマンドでもご覧いただけますので。
もう基本見れますんで。
全くNHKと一緒じゃないんですけど、一応ねこういうの挟んどかないとね、どこで見れるんだっていうね。
見れますんで、ちゃんと心配しないでください。
見れるやつから一応選んでるんで。
じゃあということで、僕山口のドラマ部門2025ですかね。
はい。
僕はこれですね、テルコとルイです。
もうこれですよやっぱり、テルコとルイって。
あらすじというか簡単に話すと、ニュースで最初に出た時に言うと、吹雪純と夏木マリーのダブル主演でドラマをNHKがやりますみたいなので、すごく大々的に発表された話なんですよね。
なおかつそれが、テルマ&ルイーズっていう元々洋画であった、結構昔の映画ですけど、その映画を元にした小説のドラマ化っていうことで、この2人がやるのかみたいなことで、しかも主人公が70代の女性2人っていうテーマなんですよね。
テルマ&ルイーズもそうですけど、ドライブものなので、その2人の青春もの、70代が青春を取り戻すみたいな、簡単に言うとそういう話なのかなみたいなことは思ったんですけど、いやいやと、見てみると全然違うわけですよ。
というか厳密に言うと、それだけではないっていうところですね。さっきのテーマじゃないですけど、そういうもちろん、最近NHKだとたまにあったりするというか、結構増えてきてはいるんですけど、言い方があれなんですけど、シニア元気者と僕は定義すぎてるんですけど。
老害の人とかですか。
テルコトリーのテーマ
そうですね。老害の人とか、シニア元気者っていう作品が結構多いんですよね。もちろんNHK見てる方々が同世代で完全に、さっき言ったが、いつか重力の空では社会人とか、特に30,40代とか、20,30代、40代ぐらいをターゲットにしてるとしたら、もっと上の世代をターゲットにしたドラマとしてシニア元気者って存在するんですけど、たぶん入り口はそのシニア元気者なんですよ。
なんですけど、結局最後に、これはネタバレとかじゃないんですけど、最終話がこの夏木守と吹雪純が背景になっていくんですよ。全然違う人の話が最終話を繰り広げられて終わるっていうのが、このテレコトリー本当に素晴らしくて、原作がもうそうなってるんで、そういう原作ものを映像にしてるっていうところがすごくいいんですけど、
この監督が大久明子さんっていう、勝手に震えてろとか、あと何だろうな、去年で言うと、ジャルジャルの人が脚本を書いて、大久さんが監督をやった、今日の空が一番好きとまだ言えない僕はとか、そういう結構今話題の監督の作品ではあるんですけど。
家族画像もそうですかね。
家族画像もそうですね、たぶん。
家族だから。
古くは時効警察とかね、そういうのもそうなんですけど。大久さんがすごく、今日の空のやつもそうですけど、原作ものをすごくテンポよく作るのがうまいんですよね。
なので、冒頭すごく今回はドライブシーンが多いんですよ。簡単にあらすじ説明すると、吹雪純さんが演じるテルコと、あと親友のルイっていう、テルコとルイっていうこの2人がドライブに出るわけですよ。
で、それは楽しげな旅行なんですけど、でもそのテルコの方は夫にすごい嫌気をさしていて、その夫から逃げるように言えよで、みたいな。
それをもうずっと逃げて、で八ヶ岳の別荘地で暮らし始めるんですけど、それもなんかテルコの占いを習っている先生の別荘に勝手に住みつくっていう、ちょっとアウトローな感じで。
で、そこで八ヶ岳では生活が始まっていくんですけど、そういう2人でいろんなことを乗り越えていくわけですよ。
で、やっぱりルイにもそういう過去がいろいろあって、みたいなことがあって、それをドライブシーンも含めてなんですけど、すごいテンポがいいんですよね。
結構その中で話されている話は割とそういう家庭問題とか、それだけじゃなくて自分の過去と向き合わない話とかもあるんだけども、そういうことをすごくテンポよく書いてるから、それが消えていく感じがするというか、本当に気軽に見れるというか、
死にや元気者の皮を被っているように見えるというか、感じはすごい感じるんですよね。で、テーマみたいな話にこれ紐づくんですけど、もともとそのテルマ&ルイーズっていう映画自体が、この女性2人が同じようにテルマの方が家庭を持っていて、ルイーズの方がウェイトレスなんですよね。
物語の深層
で、家庭に押さえつけられてるんですよ。ずっと夫にずっと本当に家政婦のように扱われてるテルマとウェイトレスのルイーズっていうのが、ウェイトレスのルイーズの方がテルマを連れ出すんですよね。
それで途中で、テルマ&ルイーズのネタバレは別にしていいと思うんですけど、テルマが途中で2人でドライブインに寄るんですよ。
で、テルマは本当家庭に押さえつけられすぎてるから、なんか羽目を外して酒を飲みまくって、近くにいる男性とすごい仲良くなって踊ったりしてるんですよね。
で、そうすると男性から襲われそうになると。で、襲われそうになって、それを見たルイーズがその男性のことを銃で撃ち殺すんですよね。
で、そこから2人の逃避行が始まるっていう話で、だんだん逃げていくうちに、もっといろんな犯罪というかいろんなことを犯していって、そういう話なんですけど。
これ結構前の映画で、これが公開されたときにそんな今の時ほど女性の権利がみたいなことが別に全く言われてる話ではないというか、
それこそ僕らが思うと91年とかそれくらいの映画なんで、フェミニズム論争的なことを巻き起こした映画なわけですよ。
で、今回のテルコトリーもそういうフェミニズム的なところなのかなと思いきや、そうではなくて、たぶんこのテルマ&ルイーズっていう物語自体を自己を取り戻す物語、自分らしく生きるにはどうしたらいいかとか、
自由さみたいなことがたぶんテーマにあって、今回のテルコトリーも女性であるみたいなことのフェミニズムでは全くそういうことをもちろん一部競技には含むんだけど、それよりも抗議に人として自由であるためにはどうしたらいいかみたいなことがすごく中心のテーマに置いているからこそ、
単にこの70代の女性2人が元気になればいいということだけではなくて、もっと広い意味で、それこそ最終話がさっきの話じゃないですけど高校生とかも出てくるぐらいで、もっと広い意味での自由さとか何かそういうことが描かれている作品だなっていうのは思ったので、僕は今年一番良かった作品ということであげております。
山口さんがさっきの話と言い、すごいテーマ気にしてるんだなっていうのが改めて。
いや、テーマっていうか、もちろんね。
今回ちょっと熱く語ろうとしすぎて、テーマがめちゃめちゃ表に出るドラマ部門になってきてるなと思ったんですけど。
そうね。別にカリー屋の話とかもしたいですよ。カリー屋ね。
あとさすらいのアルバイトは岡野陽子とか。
そうそうそう。そういう微妙にコメディ入れてくるのも結構演出上手いんですよね。めっちゃ上手いと思う。
ドライブが、本当ドライブかかってるんですよね演出に。
すごいうまい。その辺の笑いも入れられるところのテンポ感がめちゃめちゃうまいと、うまい監督だなっていうのは本当に思うんですよね。奥さんの作品は。
これね、なんか難しいんですけど、山口さんの言ってるテーマ本当僕も見ててそうだなと思ったし、なんだろう、それを感じさせないドライブ感があるっていうのがこれテレポというか面白さの秘訣かなと思うんですよね。
それを深く考えなくてもうんうんってなっていくし、とにかくギミックがすごくて。そのギミックによって結果的に山口さんシニア元気者の手を被ったみたいに言ってたんですけど、結局全世代ものになるんですよ最終的に。
要はテルコとルイの過去に立ち返っていくことで、自分たちの学生時代のこともあるし、親というか大人になった時代のこともあるし、そこから今のシニアとかの時代もあり、最終的にはその最終話の話に結びついていくっていうこともあって。
これあなたたち全員のことですって、前話で実は問いかけていくのがあって、それが1話目の最後らへんにわかるんですよ。で、おーってなって、この2人を使うのかっていう、僕はもうまたキャストとかで見ちゃうんですけど、俳優さんたちがどんどん出てきて。
でもリレーのようにつなげていく。その前話のギミックがすごすぎて、あんま何も考えずにちょっと1回見てみてほしい作品でありますよね。
いや本当そう。でやっぱね、最終話が本当に素晴らしいので、そのすべての積み上げがここで消化するというか、なんていうんだろうな、その伏線回収とかそういうことではない、物語のカタルシスってこういうもんだよなみたいなことが最終話突然起きるので、絶対に見てほしい。
本当に最終話上手いと思う。これ原作にもあるけど、でもそれよりもなんかテンポがいいし、やっぱ抽象的に、すごく抽象的にそれまでの話に比べると描いてるんだけど、全部話が入ってくるし全部関係してるっていうすごい話が最終話繰り広げられるので、これは見てほしいですね。
なんか、テルコとルインの物語っていうのは、言ったら最終回の一歩手前のところでちょっと完結するじゃないですか。
もうそこで終わりなんですよ。終わるというか一段落して、それでもまた話は続いていくみたいな感じなんですよね。
で、2人の話としては結構ギミックも効いてて、いわゆる今のちょっと考察物っぽいというか、謎解きみたいな要素もありながら、本当にミスリードみたいなのもありながらね、途中松行康子!と思うんですけど、それもすごいミスリードでギミックがいろいろ仕掛けられていて、
なんかうわーってドライブしながら、最終回の前でここでなんかすごい綺麗に終わるんだと思ったら、その2人のドライブっていうのはまだ続き最終話に繋がって、最終話でその全く別の人、これまで出てきてなかった人に焦点が当てられて物語が始まっていくじゃないですか。
で、そこをもうちょっと見方みたいなのを山口さんから教えてもらいたいんですけど、どういう風に最終話って見たんですか。あれって場合によってはなんか打足感もあるじゃないですか、見る人が見たら。
最終話で新キャラが突然たくさん出てきますからね。誰だよここ、誰だよこいつみたいなのが最終話突然出てくるみたいな。
一応いくつかギミックはあって、この2人と繋がってるんだっていうのはわかる仕掛けにはなってるんですけど、とはいえこの新しい人たち、しかもその場所も移り変わって雪国みたいなところからいきなりサセボまで行っちゃうみたいなね、長崎の。
そんな長崎で繰り広げられる光景みたいなところを、どういう風にちょっと抽象的っていうのも山口さん言ってたし、あんまり全てが語られない中でどう見ていくのがいいのかなっていうのは気になる。
でも明確にこれこの最終話は多分そのテルマアンドルイーズへのアンサーだと思っていて、テルマアンドルイーズの映画はその最後2人がそのテルマとルイーズがいろんなこう、まあそうやって人を殺し逃げみたいなことで、最後2人が警察に追い詰められてグランドキャニオンと思われる崖から車を全速力で発進させて飛び込んで死ぬわけですよ。それがまあテルマアンドルイーズの映画なんですよね。
で、その2人がじゃあなんかどうすれば幸せだったのかみたいなことを多分このテルコトルイーってすごく考えられてると思っていて、ただそれは2人が幸せであるっていうことだけではなくて、じゃあなんか世の中も含めてなんか次につなげていくとか、他の人もどうやったら幸せになるだろうみたいのを考えた結果、
その2人の中心の物語ではなくて、他の人を中心にして描くことで、なんか2人は本当背景となっていくじゃないけれども、溶け込んで幸せに暮らしてるみたいなことが、実は物語の中心にならないっていうことが幸せの在り方なんじゃないかっていうのがなんか最終話なんじゃないかなっていうのはちょっと思った感じですかね。
そうですね。2人の物語の中でその最終話までかけてゆっくりいろいろ解きほぐしてきたからこそ、そんなことがあった2人が言ったらちょっと次世代に何を託すのかじゃないですけど、そういった形で次に何を託すのかで、しかもそれが見てる私たちにとっては言ったらそのだからテルコトルイーが過ごしてきた時代って、
それこそビートルズがやってくるみたいなね、そういう本当に学生運動とかも含めたそういう季節がありながら、それぞれ女性としての生き方みたいなのが2人にはあってっていう、ちょっと言ったらその歴史的なものと紐づいていくのが繰り広げられていく中で、最終話は何ていうか現代の私たちみたいなところじゃないですか。
現代のその年下世代に向けてみたいなところがあるんで、なんかそこに一つそのそれを経てきたテルコトルイーだからこそ導けるっていう納得感がすごいありましたよね。知ってるからこそ我々はね、ドラマで。
そうですね、だしやっぱりいやなんかこれはそのこのドラマに限らず最近やっぱ常に思うんですけど、特定の世代とか何かをこうエンパワーメントするものをなんかあんまりドラマでやってもしょうがないのではっていうのはすごいなんかしょうがないっていうかなんかそういうのが多すぎて、ちょっとなんか僕自身が嫌になってるっていうのは多分あるんだと思ってて。
NHKドラマの世代別ターゲティング
その例えばなんだろうなと。これドラマが良い悪いではなくて現象としてそうなってるものとしてはその不適切にも程があるとかね。あれとかはそのなんか。
世代。
そうそうそうそう。あれはだから結局その不適切世代みたいなことはなんかあれを見て元気を出すみたいななんかことは本当にどうだろうかみたいなことは思うわけですよ。それだけじゃないですけど。
なんかそういうことのもちろんさっき言ったみたいにその70代の人とかそのね当世代の穴付きマリとかそのフィクションとかそういうあの彼女たちをその好きだった世代の人たちのためにもなるんだけど、それだけでもないっていうのが本当にこの最終話だし。
さっきのそのなんだ、いつか無重力の空へでも結構通ずるところはあるんですけど、そういう閉じすぎなくて開けてるっていうのがなんかNHKでだからこそできる。しかもやる意味なんじゃないかなっていうのはすごく思って入れてるのありますかね。他の作品とかに比べるとそういうとこっすかね。
そうですね。でもなんかどうだろう。一方でNHKはなんかその世代ターゲットみたいなものを前世代というよりは細かく分けたものをその量産していくというか、なんかそういう感じもちょっとしますけどね。なんか不適切みたいなものはちょっと特殊なケースというか。
まあ民放でもあるし、なんか違うところはあるんですけど、NHKの中だけの枠組みで見れば、なんか明らかにこの世代だなとかこういうレイヤー意識してるなっていうのはあって、それが一塊にはなってないからいいかなって僕は思えるっていう感じですかね。
なんかそれで言うとね、僕らも2人で結構これ良かったねっていろいろ挙げてる中でも、なんかその一人で死にたいっていうやつだったら、その独身の女性でもう30代以上みたいなところでどう自分のその就活っていうね、終わるっていうその就活を孤独し持っていくかっていう話が急になんかテーマになっていたり。
で、めちゃめちゃ今盛り上がっているのは平休みっていう形で、その朝ヶ谷の平屋で過ごす若者2人の物語みたいな形で、それぞれなんか世代みたいなのが区切られている気がしていて、別にそれはそれでいいと思うんですけど、なんかそれが量産されてるのがNHKとしてはいいことなのかなっていうか、何か一つに偏らないみたいなところはあるのかなと思ったんですけどね。
投資ポートフォリオみたいな感じですよね。
本当に僕はいつもそう呼んでるんで。
まあそういうポートフォリオ的なことだと思うんですよね。で、なんかそれはNHKとしてはそうだと思っているんですけど。
ちょっとね、そこに視野がありますからね。
そうそうそう、それは思ってるんですけど、なんかこのなんだろうな、例えばなんだろうな、他のNHKのドラマで言うと、そうだな。
いっぱいありますね。幸せは食べて寝て待てとかね。
はいはいはい、そうですね。
これもそのね、家賃5万円の団地に移り住むっていう女性の話で薬膳料理と出会っていくとか、これもすごいよかったですけど、それもやっぱり世代的なものをちょっとターゲットにしてるなとか思ったりはしますけどね。
あれですかね、例えば今年、2025年で言うと、アフターザクエイク、地震の後でとかも話題ではあったじゃないですか。
でもこれは全く別だと思ってますね。
そうそうそう、あれは全く別で、そういう軸もNHKってあるじゃないですか。で、今回のテルコとルイとかは、さっき本田さんも言ったし僕も言ってたみたいな、軽く気軽に見れるドラマみたいなところが結構ポイントな気がしてるんですよね。
僕的にはテーマの話すぐしましたけど、とはいえ、それこそ岡野洋一が謎の演技をするとか、カリー屋の話とかあるじゃないですか。
分かりますよ、作り方がNHKという中でどうフォーマットで作っていくかって結構難しいのがあって、それこそテルコとルイって面白いさも忘れてないからこそ若干軽くなっていってる部分あると思うんですよね。
ちょっとそのセリフで全部説明しすぎじゃないかとかね、そういうところは多少あるんだけど、さっき言った通りそれで人を呼び水にしているから、軽く見て楽しいっていうのもやっぱ必要だから、そのライドできるかどうかって必要だから、やっぱアフターザクエイクはライドできなかった人たくさんいると思うんですよ。
重すぎるからねあれ、重すぎるし抽象的すぎるし、分からなすぎるからね。 分からなすぎる、分からなすぎる。てか分かりやすさをあえて排除しているから。でいくとテルコとルイとかは非常にバランスもいいし、良かったなと思いますね。それはいつか無重力のソラでも同じ感じがしますね。
上げた視点で言うと、分かりやすいとか皆さんに見ていただいて、これは面白いねみたいなとか、シンプルに言いやすいドラマも上げていくっていうのは若干僕はありますかね。 僕もありますし、なのにあんまり知られてない。埋もれてるってやつですね。確かテルコとルイもBSドラマですよね確かこれ。
そう、BSで、でもこの間なんか再放送たぶん。 地上波で再放送。 そうそうそう、年末かなにしてたと思うんですけど。
僕も年末に見たんですごい良かったですけど、あれ結構クリスマスが一つのキーになってたりするじゃないですか。だからこの年末年始に見るのすごい楽しかったりして、だからそういう形で地上波放送もされてるけど、元々はBS放送だったりして、若干ね埋もれてる感じもあるし。
埋もれてる感じありますね。 あるある。だってテルコとルイ今年一番ドラマで良かったって言ってるのはたぶん山口さんだけになっちゃうじゃないですか。
本当ですよ。だって昼休みとかね、それこそだって今年NHKで一番順当に言うと昼休みだったりとか東京サラダボールとか、ちょっとマニアな人が地震の後で言うかみたいな話の中で、テルコとルイといつか無重力の空で上げてるわけですからね僕らは。
そうそう。そこはね、昼休みはやっぱり良かったんですけど、ちょっと僕の中では優しすぎる世界というか、アスカやヒカリのような二人が対面している現実からちょっといい意味で離れすぎてるかなっていうのがあったんですよね。良かったですけどね、昼休み。
昼休みはアニメ的なドラマだなと思っていて、すごく漫画原作だし、アニメっぽい話自体がそういうなんて言うんだろうな。出てくる人がキャラクターだし、キャラクターでやっぱ見せていくっていうものだし、結構なんて言うんだろうな。
若干の現実にあり得なさ、離れてる感じっていうのも、この人このキャラだからまあいいかみたいなことで、そういうちょっと日常とは離れたフィクションとして楽しむみたいな、本当だからアニメーション的に楽しむみたいな文脈の作品だなと思っていて、だから純粋に本当にあれがドラマで実写映画の作品であるかと言われると、あれが正直実写である必要はないと思ってはいるんですよ。
話は素晴らしいけどね。っていう感じは若干思ってしまうって感じですね。
言うと絶対怒られるんですけど、やっぱり日常系アニメの延長というか、本当に良くも悪くも、すごい何も怒らないけどそれでも日々生きてるんだみたいなところの人間さんが歌うもののところがあるので、
それはそれとしていいんですけど、ちょっと終盤異様な盛り上がりだったなと、人気というかね。それは本当にやっぱり主演でやってた岡山アメさんと森永さんのこの2人の開演がすごすぎるっていうところで。
まあでもなんか新しい日常系、ゼロ年代みたいなのが戻ってきてるみたいなことなんじゃないですか。新しい日常系じゃないけど、たぶん昼休み的なもので世の中的には盛り上がってるっていうのが、なんかドラマ的な盛り上がりを見ていると、やっぱ終わってほしくないみたいなことがドラマも含めてあるから、そのなんか終わってほしくないみたいな、終わらない日常の話じゃないですか。
そういうことがなんか、ゼロ年代にね、1回あったものがもう1回ぐるっと回って戻ってきてるなっていうのが、なんか思うからこそ、そういう現実というかと、行ったり来たりする、いつか無重力の空でとか、こういうなんかいわゆる物語的な、そのカタレスとかがあるてること類みたいな話を推したいっていうのは非常にありますね。
ありますね。
その辺はなんか、それぞれが揚げた時からその匂いは感じ取ってますけどね。
そうそう、思いますね。
『アフターザクエイク』の分析
これ、そのアフターザクエイクはどうしますか?何か一言ずつ言いたいことだけ言っておきますか?
アフターザクエイクは、じゃあ本田さんどうすか?
僕はその、これね本当に村上春樹の原作っていう形で、地震の後でっていう放題もついている通り、分かりやすくやっぱりそこは震災っていうところと絡めて書いてあるドラマではあるんですけど。
とにかく自分はやっぱりその、この時代にやっぱり分かりやすさをあえて排除してるっていうことについてまずいいなと思ったので。
何回見ても本当分かんないことが多すぎるんですけど、それでも引き込む映像とかセリフとか演技とかって何なのかなっていうことを逆に考えちゃうなっていうところがあって。
そういう意味では、これ個々人によって多分そのね、何話が良かったみたいなね。
1から4話まであって、それぞれが一応オミニブラス形式で語られてるので、別の、全く別の話であるんですけど。
自分としては、やっぱり2話目の焚火のシーンがね、やっぱり良かったかなと思いますね。
つつみしにちがやっぱりいいわっていう。
ここのその焚火の映像と、その2人がポツリポツリと語っていくっていうところは、それこそ普通のドラマだったらありえない、映画的な間というかね。
いうのでやってるなっていうのと、そこに主人公的な2人のつつみしにちとなるみゆうさんかな。
2人が世代も分かれて進行を深めていくんだけど、ずっと後ろになんか不安な雰囲気っていうのが漂ってる。
それを演じ切ったのも、やっぱすごいなと思って。
良かったし、一番村上春樹集も正直少ないし、だいぶ脱臭されてると思うし。
そこも含めていいオムニバスに仕上がってるなっていうのは、僕は2話が好きだったって感じですね。
アフターザークウェイク、地震の後ではNHK放送版と映画版があるんですよね。
そうですよね。
映画版の方も僕は見に行っていて、あんまり変わらないっちゃ変わらないんですけど、若干シーンが追加されていて、
エピソード1から4までの登場人物が出会うっていうと変なんだけど、
同じ道、1話で出てくる、1話でラブホテルがすごく象徴的に出てくるんですよね。
そのラブホテルの廊下の扉から、1から4話まで主人公がそれぞれ顔を出して続いてるみたいなことが、
映画だと追加シーンとしてある。正直それぐらいなんですけど、映画であるのが。
それだけ?
細かくはあるんですけど、基本はもうそれだけと思ってください。映画の違いは。
すごいな。
なんでそれが追加されてるかっていう話も含めてなんですけど、
1995年に阪神淡路大震災があり、2011年に東日本大震災があり、2020年にコロナがあり、
2025年が今っていうことなわけで。
これが当然なんですけど、アフターズ・ケーク地震の後で言ってね、
元々になっているカエル君の話っていうと阪神淡路大震災のところが中心になっていて、
阪神淡路大震災だったりとか、オウムだったりとか、そういう95年的なものがすごく色濃い原作の村上春樹で言うと作品なんだけれども、
それを今じゃあ東日本大震災コロナとか、このしばらくの30年ぐらいに当てはめていくと、
うっすらそれが時代感としては続いているけれども、形を変えて残っているものがあるというか、
箱の概念とその意味
ずっと出てくるのが箱っていう概念がずっとしてくるんですね、アフターズ・ケークって。
1話で言うと箱を何か持って帰ってくるみたいな、
謎の箱を運ばされるんですよね。
箱を運ばされたりとか、で、3話かな。
2話は箱に入ったら怖いっていう。
2話は箱に入って冷蔵庫に入ったら怖い話じゃないですか。で、3話が箱、あれは何ていうの。
3話で箱って何でしたっけ。神の子は皆踊るですよね、確か3話が。
そう、3話は神の子は皆踊るで、3話も会話で出てくるんですよ。
で、4話が団地みたいなとこに行って出てくるじゃないですか、箱というか。
カエルくんのキーホルダーとか。
ほとんど分かんないですからね、何が生まれているのか。
ほとんど何が起こっているか分からないけど、結局その箱っていうものが何なのかっていうのがこのアフターザクウィークの多分根本にあって。
で、この箱の中身が空っぽであり、それ自身、これは僕の解釈が幅がありましたけど、
なんでそのアフターザクウィークって、劇場版になるとその箱の話を中心に再構成されてるんですよ。
なんで、1話は確か1時間ぐらいですね、もうちょっとありましたっけ?
NHKもそうなんですけど、1時間ぐらいですね。
なんで多分通常繋げると4時間になってしまうものを2時間半とかぐらいにキュッとしてるんでカットしてるんですけど、
どこが落とされてどこが残ってるかっていうとやっぱ箱の話が基本は中心にあって、
これはなんか僕の解釈ですけど、そういう時代がいろいろ移り変わっても、やっぱり95年、箱の中身は空っぽであるっていうのは、
あなた自身の箱というものがあなた自身であり、中身というものが何が入っているかみたいなことはずっと問われてきた時代だったっていうことを多分この作品としては言いたくて、
それをじゃあ村上晴樹的なすごい話なんですけど、じゃあそれを晴樹的ギミックで言うと穴抜けとか言うじゃないですか、晴樹って。
自分の思い描くフィクションの世界に行って本当の自分自身に出会うみたいなことを村上晴樹としてはやっているんだけれども、
でもそんなことをせずとも日常で震災が起きたりコロナが起きたりとか穴抜け的なものがもうすでに日常にはやってきてしまっていて、
だからこそ自分自身が問い直されるっていうのは、実はこの30年間、我々は日常を生きていく中で穴抜け的なことをすでに経験してきたのではないかっていうのが、
このアフターザクウェイクという作品を作ってやりたかったことなんじゃないかなっていうのは、僕はすごく言語化するとそういうことだと思ってるんですよね。
それは村上晴樹が未だに描いているフィクション、そういう穴抜けとか井戸の中に入るとか、
そういう何か夢おとぎ話の世界に行って自分を慰めてくれる女の子を探すみたいなことではない回路として、今機能させるにはこれがあるんじゃないっていう、
すごい露悪的に言うとですけどね、みたいなことの灰なんじゃないかっていうのが、ほとんど同じ映画を見ながら僕は考えていた感想ですね。
まあ、なんだろうな、これは村上晴樹って本当にややこしい存在で、それ聞いただけで、やっぱ中学校のあの日図書館で名著だからといって開いてみて、なんじゃこりゃと思った人は僕以外にもたくさんいると思うんですけど、
逆にね、どっぷりとハルキスとして系統した友達もたくさんいるんで知ってるんでわかるんですけど、だからこそそれがわからなくさせていたり、誰かをちょっと分断させていたりもしてるなっていうのはちょっと思っていて、いわゆる口と罪みたいなところですよね。
時代の移行と問い直し
というところでいくと、なんか今言った山口さんの感じ方っていうのは、その山口さんが見てきた世界の中で多分感じてる部分結構あるのかなと思うので、なんかね、これをね、この地震のあってでアフターザクエイクを見て、なんか同じ閉窓を感じ方の閉窓できると正直やっぱ思えないと思うんですよね。
いろんな人が見てる人が。これをどう伝えるかっていうのはちょっとやっぱ難しいなというふうには思いました。その今言った山口さんの答えっていうのは山口さんの答えではあるし、なんかそれが正直答え合わせもなんかできないような作品じゃないですか。
というか、正解がないし、さっき本田さんも言いましたけど正直何だか分かんない話ですからね。これを言った後で。
本当にあえて分かりやすくしてない、作ってないから、それをね、なんか今の現代の人たちがどう捉えるべきかとか、逆に言うとそのどう人に進めるかって結構難しいなって聞いてて思いました。
それはなんかあるかなとは。すごく意欲的な作品だと思うので、全然見て損はない作品だともちろん思うんですけど、どうだろうな。僕は映画版の方でもいいかもしれないと思うかな。ドラマ版よりは。
そうなんですね。
なんかあんまりそう、あんま変わんないかなって気はするかな。まあもちろん編集されてるからだけど、映画版でいいかなって気はするかな。
なんかそれで聞くと、4は全部見て映画見に行った方がいい気もします。
というのはあまりにも1話1話の情報量も多いし、これはこの時代の、まあそれこそこれは阪神淡路の時に重なっているんだとか、これはコロナの時だなっていうのの、一応自分の中でもピンを置いてから、たぶんその2時間半を見た方がいい気がしていて。
それを理解するためにはまず4は見ないといけない気もしてきたっていう。
まあなかなかハードモードですけどね、そうすると。
まあでもそれぐらいしていい気はしますよ。だって本読むのってそれプラスしてだったら全部プラスして6時間だったとした時に、6時間で本ってそんな読み切らないじゃないですか。スピードの量にもよりますけど。
ってなった時に考えると、まあそういうぐらいの並走がドラマというか映画というか映像作品であってもいいんじゃないかなと思いますけどね。
まあそれぐらいなんか重厚というか作品ではあると思うし、このアフターズクエイクのその映画を見て最後に終わった感想としてはもう2025年をもってもうこういうなんか話とかも含めてなんか平成的なものはすべて終わりなんだなっていうのを僕は強く感じたので、あんま細かくは話さないですけど。
そうですね。
このアフターズクエイクは本当に平成の終わりだなと思ったので、ちょっと見てもらえると。まあ別にメインでおすすめはもちろんテルゴトリではあるんですけど、ちょっとその翌作じゃないけどサブ作みたいなので。
わかります。し、このNHKはすごいで、語らないといけない作品かなと思ったので、一応ちょっとその時間を割いたっていうのと、結局これを皮切りに最後の年間ニュースとかでもとかいうかこの後の各部門でも拾っていくと思うんですけど、2025年っていうのが一番大きくはその戦後80年っていう区別があり、そこから山口さんが言ったように色々な苦難というか苦境というか、
というところから結構一区切りはついてないんだけど時代、年数だけは経っちゃってるから、もうすでにコロナから5年経ってるみたいなね。そういう意味も含めて結構その、まあ今はもちろん大文字の歴史で巻き起こっていることはいっぱいあるんだけど、とはいえその日本の歴史としてのその大文字の歴史みたいなのから何年経ってます、何年経ってますっていうのをちょっと総括した番組が今年は結構多いなっていう年でもあったので、
放送100年っていうのも絡めてね、っていうのも絡めて今年多分色々な番組をこの後もねちょっと多分語っていくと最終的に平成は終わったっていう結論になるのかなってやっぱ思ってるんですけど、ちょっとそんな形でやっていきましょうか。
ドラマ部門の総括
色々こう、あの混在、ドラマも混在してたと思っていて、その今日話さなかったですし、あんまりその深掘りはしないですけど、その東京サラダボール的なものはその平成終わり令和始まりみたいなところの作品な気がするんですよね。
そうですね。
令和始まり寄りの作品な気はしてて、そういうのもちょうど過渡期な感じだなっていうのはすごく感じてますかね。
という形でだいぶ重めにちょっとドラマ部門はね、もう毎年豊作っていうところもあって今年も大豊作だったので、たくさんこう時間をとって話をしていきましたが、この後もね各部門を紹介していければと思いますが、一旦ドラマ部門は以上ということで、
本田が選んだのはいつか無重力の空で、それから山口さんが選んだのがテルコとルイということでした。
はい。
ということで以上となります。ありがとうございました。
ありがとうございました。