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2024-10-04 27:57

第161夜 『大きな図書館、手が届く本と自分との時間を。』

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放送回:「金沢 大きな図書館で」(2024年8月30日)

サマリー

金沢市にある石川県立図書館を舞台にしたポッドキャストでは、現代的でオシャレな図書館の特徴や利用者の滞在の様子が語られています。特に、建築家千田美鶴の設計が、本が手の届く位置に配置されていることや、自習室の設置が図書館の機能を高めている点が強調されています。このエピソードでは、図書館が提供する本との出会いや自己投資の時間の重要性について語られています。情報収集の場としての図書館の役割や、読書に対する期待感の低さが話題にあがります。また、公共図書館の重要性と地域への影響に焦点を当て、図書館での学びや成長の価値について議論されます。

金沢図書館の魅力
真夜中、コンビニの駐車場で。
このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某、公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、金沢大きな図書館で、ということで、金沢市にある石川県立図書館が舞台になっていて、
最近建て替えられたらしく、最近の図書館のオシャレな仕上がりになっているんですけれども、
なんというか、劇場のようにって書いてますけども、
大きなホールに、見通しいいところに本棚がずらーっと綺麗に、オシャレに並べられているみたいな、
そんな現代的な図書館に密着した3日間になっています。
おしゃべりもある程度OKっていうところもあって、インタビューもできるっていうところもあって、
この72時間が密着しています。
それでは、山口さんいかがだったでしょうか。
このポッドキャストを聞いている人は、1回胸に手を当てて考えてほしいんですけど、
この1ヶ月間、自分は本を何冊読んだかと。
それを考えてほしいなと思ってましてですね。
忙しすぎて読めない人がいるから。
忙しすぎて本が読めないみたいな話がありますけど、
今回の図書館って、これちょっと最初からいきなり全然72時間と違う話するんですけど、
110万冊蔵書がありますみたいなことじゃないですか。
110万冊って少なくとも本そんなに読まないじゃないですか。
一人の人間がね、どうもないですけど。
こういう蔵書数めっちゃ多いですみたいな本とか図書館ってすごいいっぱいあるんですよ、世の中。
結構いろいろ言うじゃないですか、何冊蔵書してますみたいな。
この蔵書数に対して大抵の図書館とか本屋さんっていうのは大体取れないところにあるんですよ、本が。
分かります?棚になっていて、上の方に本があって、どうやってその本を取るんだろうみたいな画集とかがすごいたくさんあるわけですよ、世の中って。
分かりますよ、地下のよくわかんないところでボタンを押して本棚と本棚の間開けないと取り抜けないとかね。
この金沢図書館、石川県立図書館は僕行ったことがあって、ここを設計した建築家の人が千田美鶴っていうんですけど、この人すごい僕好きなんですけど、この人はちゃんと本を手が届くところに置く人なんですよ。
これはあまりにも当たり前のことを言葉にすると言ってるんですけど、意外と手が届くところに本がある図書館ってないんですよ。
大きければ大きそうみたいな。
だから今回の図書館って見てもらえばわかるんですけど、結構すり鉢状になっていて、どの本棚も比較的高さが低いんですよね。
なおかつ今回の分類もオリジナルの12分類してて、テーマがわかりやすいですねみたいな言ってる方いたじゃないですか。
とか自習室を設けたりとか、すごい千田美鶴っていう人が使われる図書館っていうことを意識して設計された場所なんですよね。
それがまず図書館っていう界を見る上での前提条件とか他の図書館との比較かなと思っていて、それはどういうことかっていうと図書館って何の目的かっていうと本を借りに来るっていうのが一番の目的だったりするわけじゃないですか。
でも最近の図書館の傾向とか世界的に見てもそうなんですけど、図書館には滞在しに来るみたいなトレンドがあるわけですよ。
とかブックカフェとかに近いですよね。
とかカフェ、スタバの横に本屋さんついてますみたいなやつとか、そういうのと一緒で、この図書館も本を借りに来るだけではなくて割と滞在を主軸にしてるんですよね。
だから500席あるとか、テーマ別に分かりやすいとか、今回もいろんな本を見に来る人とか、あとフリースペースみたいなのあったじゃないですか。
図書館が閉まった後にもその後にも使えるような場所みたいなことがあったりとか。
結構この図書館は他の図書館と違って72時間しやすい図書館なんだなっていうのが、まず建築的なところでいうとあるんですよね。
図書館のデザインと機能
という建築解説です、まず。
ユーザーインターフェースをしっかり考えられた図書館ってことですよね。
お洒落さだけに寄ってるのではなくていうのがあるし、しかもそれこそユーザーインターフェースと言いましたけど、結局情報という意味でいくと110万冊の蔵書よりインターネットの方が情報量としてはあるので、
もう蔵書量って、蔵書数ってデカい敷地紹介するときの東京ドーム何個分みたいな意味を出してない説明って一緒で、それで得られる情報とかリーチできる情報の角度とか質とかって全く読めないので、
そこに意味はなくて、いかにさっき山口さんが言ってたように滞在しやすいかっていうところで、
72時間の中でも結構ビーズクッションみたいなところで見ながら本読んでる人とか、こんなところにも読むスペースあるんだみたいな感じで、自分が見つけたような感覚になれるみたいな場所の設計が結構してあって、
そこでこっそり探していくと、ドンキホーテの賄却みたいな話ですけど、こういう感じかっていう感じで見つけやすいアハ体験とともに、72時間だとそこにいた人にじゃあ何読んでますかみたいな話を聞いていくっていう構図にはなってましたね。
ブラウジングのしやすさみたいなことだと思うんですよね。ネットでいう。
ユーザーインターフェースね。
しごだと思うんですけど、ブラウジングって。見通しの良さですよね。
誰もGoogle以外の検索エンジン使わないですからね。
そういうことがあるから、今回途中でお菓子のレシピを探しに来た女性がいたじゃないですか。何やってるんですかって言うと一軸を買ったからですみたいな。
それはパティシエの学校に来たという娘がいて、その娘はネットではもちろん調べられるんだけど、本の方が知らないことが書いてあるって言うんですよね。
それはもうちょっと砕いていくと、そもそも検索ワードを知らないみたいな、よく図書館とかで言いますけど偶然の出会いみたいなことがそもそも設計として誘発されるようにできてるっていうところは今回の72時間からも感じていて、
本当に建築がうまく機能してるって言ったらあれですけど、糸通りに綺麗にうまく機能してるんだなっていうのはすごい今回の会を見て、改めて良い建築というか愛される建築なんだなっていうか場所なんだなっていうのは思いましたね。
なんかもう今回はTHE山口さんとホンダの味方みたいな感じで、場所としての機能っていうところがどういうデザインで機能してるかっていうのを山口さんが見るのに対して、私は全くそういうところには気づかず、とにかく来てる人が自分のために時間を使ってる場所だなってめちゃめちゃ思いましたね。
利用者の体験
結構分かりやすいところでいくと、当たり前っちゃ当たり前なんですけど、自己投資として自分のために知識を得るとか勉強をするとか、そういうのを自分にプラスをしていこうっていう人たちが、ただで使える公共の施設っていうことで利用してるなっていう感じなので。
意識高いってわけじゃないですけど、本当に仕事の必要に駆られて、税理士の方で遺産相続のために地図ちょっと見に来たんですっていう人とかいたじゃないですか。
ああいうのも個人で経営されてるからこそ、個人で経営してるかどうかわかんないですけど、そういうところだからこそ、まず図書館でちゃんとリソースを得るとか、あとは本当に投資家に転身しようと思ってるんですっていう人が、本当に自己投資みたいな感じで資金をガンガン情報を入れていくとか、あとは中高生勉強してますとか。
そういう、図書館ってそういう場所だなって再認識したのと、昼帰って山口さんが最初に本読んでますかっていう話じゃないですけど、逆に言うと図書館っていつから行ってないだろうっていうね。
それってあんまり自分に自己投資でできてるのかなっていうところの裏返しというのがあって、確かに自分も資格の勉強をしてた時に図書館に通ってたのが最後だなって自分を振り返りましたね。
なんかでも不思議ですよね。勉強するってなると大人になってもなんで図書館行くんですかね。
あれなんなんでしょうね。
なんか別に、もちろん棚だからとかあると思うんですけど、第一早期じゃないですか、図書館に行くかみたいなことって。
不思議だなって。子供の頃の擦り込みとかそういうのもあるんでしょうけど。
でもやっぱり中学生の娘さんが勉強してたじゃないですか、お母さんと一緒に。お母さんと一緒に勉強というかお母さんが一緒にいて、家にも勉強図書やるけど勉強できないんですって言ってたのもあって、やっぱり少し場所として切り替えられるっていうのもあるし、
あとやっぱりみんな無言で何かやってますから。自分もやらねばっていう。人はやっぱり弱い人間なので流されちゃうので、逆に言うと周りにこんだけ頑張ってるんだなっていう人がいると思うと、やっぱり勉強ってはかどるかなっていう。
全く無音の四方で囲まれた部屋で勉強って意外とできないんじゃないかって思いますね。意思が強い人以外はね。
確かにね。今回は特にさっきの本の見通しの本棚が低くて見通しがいいみたいな話とつながるんですけど、作業をする場所の見通しもいいじゃないですか。だからすり鉢状になっている、中央のエリアで言うとすり鉢状になっていて、中心に机が向いているから広く見通せるっていうのもあるんだけれども、逆に作業をしている人がみんなから見られる位置にもいるみたいな。
大学の階段教室みたいな感じだから。
相互監視みたいな。議事的な。
だからこそね。作業も含めてしなきゃいけないみたいな感じになるような気はしますね。
そうなんですよ。そんだけみんな意識高くしてる中、僕が可愛いなと思ったのは就活中の大学生ね。
就活の本探しに来たんですって言いながら、結局家臭を探して、これいいなとか言ってると借りる冊数の上限が来てしまって、今日はもう就活の本借りずに帰りますっていう。
いいですよね。
本と自己投資の意義
いや、あれもあれで結局その人の自己投資なんですよね。就活の本じゃなくて、家臭っていうね、多分自分の思いとか心をメンテナンスするための本を借りていくっていうところで、何も全く選択肢間違ってなくて。
なんかそういう揺れ動きみたいなのも、やっぱ可愛らしいというかね、なんかいいなと思いながら見てましたけどね。
結構本に対する距離感の話が今回多かったのかなと思ってて、本を普段からあんまり読まない人って、よし本を読むぞみたいなちょっと意気込む必要があるじゃないですか。
一冊の本2枚にするとね。今回出てくる人ってもちろん図書館に来てるからなんですけど、あんまりよし本を読むぞっていうよりは、さっきみたいに参考になるといいなみたいので就活の本借りに来て。
でも就活の本、ちょっと差数あふれちゃったし、いいかと思って帰るみたいな、本との距離感が軽いというか、本を手に取るまでのハードルが低いというか、それはすごいある気がしていて。
それって、これ最も根本ない話っていうかあれだと思うんですけど、言い方がちょっとあれかもしれないですけど、本にあんまり期待してないんだと思うんですよね。その本を読むとサプリメントみたいに、その本を読むと必ずビタミンAが取れますみたいな。
そういう過度な期待をして本を読む人ってすごい意気込んじゃうっていうか。ここにいる人たちの今回のやつって割とあんまり本自体に期待してるっていうよりも、本を読む時間に浸ろうと思ってるとか、いいことが載ってたら儲けもんだなぐらいで来てるというか、それぐらいの気持ちな気がするんですよね。
出てる人の7割ぐらいが情報を取りに来てたじゃないですか。
そうですね。
だから、それこそ図書館で銀河鉄道の夜を借りようとしてる人って、今回の中ではあんまりいなかったし、なんとなくそういう人ってそんな多くないんじゃないかなと思っていて。
図書館が本ってあまりにも最近立場としてすごい上に来てしまったけど、変な意味じゃなくて情報の集積だし、それをちょっとパパッと見て少しインスピレーションがあればぐらいのものなのが結構これまでだったけど、ネットで色々と価値観が変わってきてるっていうのもあるだろうし、
本読むのかっこいいみたいなね。
そうですね。
やっぱりそういう感覚のせいで少しちょっとそこを高尚なものにしすぎちゃってるのかなっていうのがありますね。
いいじゃないですか。4日目に出てくる子供とかって、何の本探してるんですかって言って、筋肉の本探してるんだよって。
あれ結構最後よかったですよね。
腕相撲で勝つためなんだみたいな。最高に腕相撲で勝つ子供が筋肉の本を探すぐらいの距離感でいいんですよ本なんてって僕は思うんですよ。
やっぱり深刻化されすぎてるっていうか、本を読まないっていうほどが、もちろん読まないよりは読もうがいいことはいいんですよ、それは選択肢の問題だから。
だけど別に読まないからといって何かあるわけでもないしっていうのも一方で、僕は本を読む側なんですけど思うわけですよそういうこと。
その価値観が別に言い方あれば本は実はそんなに明確に何かをアプローチするためには本とかよりも、もちろんYouTubeの方が適切な場合も多々あるし、ネットの方が適切な場合もあるし、
そこは使い分けだし、そんなに本ってすごくないよみたいなことをもうちょっと価値観として広がるといいんじゃないかなっていうのは思うんですよね。
図書館の居心地と役割
これやっぱなんか本そのものは交渉じゃないんだけど、本を読む時間っていうのは今めちゃめちゃ豊かで貴重なものになってるっていう感じですよね。
だからその図書館はより本と向き合ってる濃密な時間っていうのがすごく何者にも邪魔されずにあるから、今回出てきてる人たちってだから最初に自分が言ったようにすごく自分のために時間を使えてるような気がするなっていう感覚がやっぱり多く出たんでしょうね、そこはやっぱり。
途中でも子供を連れたお母さんが絵本がいっぱいあるから来てるんですみたいな話の中で、ここに来ると普段忙しくて子供の相手できないんだけど、子供の相手をするためにわざわざここに来てるんですみたいなことを言うじゃないですか。
向き合ってる時間って言ってましたね。
それはでも本当に本田さんの言うそういう話が出てきてるんだなと思いますね。
あまりにも今の現代社会がいろいろなノイズにまみれてるっていうところがあって、本当にそれはいろんな意味のノイズだと思っていて、今回って結局金沢でやってるので、どうしてもその近くの野党っていう部門があって、
震災等で収録当時は当然何もないですけど、直近だとやっぱ大雨が出てとかっていうところで苦難が続いているところの近くの中心都市で、やっぱり自分に時間をかけるっていうところを大事にする人っていうのがちょこちょこ出てくると。
特に本当に震災の被害を受けた方とかも実際避難してきていて、あそこで結構自分の向き合う時間みたいなすごい濃密に作ってたじゃないですか。
なかなか言葉にはできないですけど、あの時間がなんとかあの人の少しでも前を向いていく時間になればなっていうところで、そういうところもあるからやっぱ図書館に吸い寄せられてたのかなっていうのはなんとなく話聞いてても結構思いましたよね。
なんかやっぱり図書館って無料で開かれていることがある意味価値というか、その一個価値だと思うんですよね。
そうですね、贅沢っすよね。
それが特にああいう綺麗な図書館はなおさらですけど。
かかってる税金に考えると。
そういうとこがあるっていうことはやっぱり仮設住宅でその方とか暮らしてると気がめいってくるから、今はこういうとこでボーッとするのがいいんだみたいな話してましたけど、
それはこういう図書館の雑踏もそうだし、そういう綺麗な施設で雑踏なんだけどザワザワしてるっていうよりは、みんな一人の世界にそれぞれ浸ってるみたいな。
勝手にすればいいよみたいな感じになると思うんですよね。
それぞれが勝手なことしてるからこの空間って。
だから自由にすることが許されるというか。
世の中の情報を知るために新聞を読みたいっていう人がいれば別に読めばいいし、子供と向き合いたいと読めばいいしみたいな。
だからそういうことの積み重ねで、方とかはすごいボーッとしやすい世界なんだと思うんですよね。
図書館自体が。
だからそういうシェルターみたいに機能していていいんじゃないかなっていうのは思いますかね。
なかなか公共施設だから当たり前ではあるんですけど、ああいう場所って世の中に少ないですからね意外と。
当たり前ですけど、コーヒーとか金払ってカフェにいるとかもできますけど、あれだけある程度何をしてもいいよみたいな場所ってなかなかなくないですか。
ないっすよ。
特にこういうカフェとかでよくひっかくされるじゃないですか。
さっきもちょっと言いましたけど、スタバとかね。
そういうとこって言ってもおしゃべりする人とか、自分一人でどうのっていうか、誰かと時間を過ごすっていうことが主題になっちゃってる気がするので、暇つぶしですよね、要はね。
図書館はそれよりも割と自分と向き合うとか、暇をつぶすっていうよりは目的があるっていうか本を読むっていう目的のために来てるんで、そこに浸るみたいなことがそこが大きく違うかなと思いますかね。
なかなか難しくて、日本のカフェ文化って謎の進化を遂げてるんで、おしゃべりプラスマックでカタカタみたいなのは主にスタバだけなんですけど、そういう世界観の中に自分がいてもいいんだなって思えない人も結構いるんですよね、やっぱり。
そういう中で図書館ってかなり深く機能してるし、子供の頃の擦り込みって山口さん言いましたけど、でも確かにそれあるかもなっていうのは、それって学校の図書館の時からそうじゃないですかっていうのが、図書館が居心地がいいと思えた人って多分結構多いと思うし、自分も結構そういうタイプだったので、
それの時の思い出というか記憶があるので、図書館にいても本当に排除されてないように感じるっていう部分はあって、ここの図書館はよりおしゃれというか雰囲気もいいので、その感覚がより強みになるっていうのはあるかもしれないですね。
なんかやっぱシェルター感ありますよね、なんか不思議ですけどね、言っても本があるだけっちゃだけじゃないですか、場所の違いで言うと。
なんかなのによくサードプレイスみたいなこと、スタバとか含めてそういうとこ言いますけど、この図書館はサードプレイスじゃないなと明確に思っていて、サードプレイスって言葉の元の意味だと誰でも話しかけて誰でも気楽に仲良くなれて、そういうコミュニケーションを全く拒まないみたいな超オープンなコミュニケーションの関係のある場所っていうのはサードプレイスなんで。
そうですね、コミュニケーションが生まれる場みたいな感じですね。
なかなか出会い系の立ち延び屋みたいな感じなんですけど、ひらたく言うとね。
極論がね。
元々の原義はでもそう、元々の意味はそうで、それから今スタバ的なところのああいう家でもなく仕事場でもなく第三の場所みたいな意味で使われてるんですけど、そういう原義も今の使い方も含めてそれとは全く違うというか、もちろん家でもない仕事場でもない居場所としてのサードプレイスではあるかもしれないけれども、
そういう誰かと誰かコミュニケーションして話しかけられて常にそれを受け入れてっていう場所ではないっていうところの、図書館自体がシェルターなんだけど、自分自身の殻も破んなくていいっていうんですかね。
そういう自分自身が自分自身のままでいていいっていうのがすごく良いとこだし、居心地が良い要因なのかなっていうのを思いますかね。
プチゼンデラ修行みたいな感じですね、やっぱり。
そうですね、そうですね。
公共図書館の役割
そこまで強い意識高いわけじゃないけど、ちょっとした感じでみんなもそれなりに別にスマホいじってるわけでもなく、何かに没頭して社協じゃないけど、
属性から離れて、それはそれでシェルターみたいなところがあってっていうのがプチぐらいの感覚で使えるっていうのは結構役割大きいし、
これ結構自分はその贅沢な時間あんま使えてないなってことは割とちょっと今反省しました。
でもやっぱ結構重要ですよ、こういう綺麗な図書館があるみたいなことって結構、いわゆる蔦谷書店的なものというか、ああいうものとは違って公共で綺麗なこういう図書館があるっていうことは、
やっぱシンプルに地域というかエリアの価値を上げてると思いますよ。
そうですね、やっぱ淡々としてる感じでいいのは、やっぱりあれじゃないですか、デイサービスの料理人やってる77歳のおじいさん、
あれは職人、まさに金沢の職人って感じでしたけど、虫眼鏡使って本読んで何読んでるんですかって、
本当に偏見で最悪ですけど、一瞬デイサービス帰りのおじいちゃんが本読んでるのかなと思ったら、まさかデイサービスの料理人をやってるっていうんですね、まだまだ現役ですみたいな、
人が77歳になって55年経っても未だに料理本で研究してるっていうのを、図書館でほぼ毎日粛々とやってるっていう頭が下がる思いと、
でもこういう図書館があるからこそそれって成り立つんだよなっていう公共性みたいなのを表してて、あれだいぶ淡々としててよかったですよね。
いいですね、そういうのが存在できるっていうのがすごい豊かななって思うんですよね。
本当そうっすね。
それは本当に地元にああいう図書館っていうか住んでるところとか、本当にああいうの欲しいなって思いますよね、シンプルに。
増えてきてるけど、そんなにないなって感じですね。
でやっぱ最初の話に戻りますけど、結局本が取れない本屋とかしかないんですよ。
東京ドーム何個分だけを受賞してるね。
本が取れない本屋は取れる本の冊数を教えてほしいですよね、みたいなことを。
アクセスできる。
あれだってもうひどいところになると地震で本落ちないように固定されてしまうからね、とかね。
まあまああります。
そういうのではなくてちゃんとこういう生きた本が並んでる図書館っていうんですかね。
よくある批判で本が焼けちゃうでしょみたいなやつとかね。
いいと思うので、こういう図書館がある場所に住みたいなと今回は見て改めて思いましたよ。
なるほど。結構意外と一見おしゃれ、図書館みたいな感じであるあるなのかなと思いきや、割と作りとしては。
超ちゃんとしてますね。
っていうのがあったんですね。
よくわかりました。勉強になりましたということで。
はい。
今回は以上となります。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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