始めるを応援するポッドキャスト、START FM。おはようございます。
企業課で東京FMパーソナリティの関口舞です。
連続企業課でエンジェル投資家の柴田陽さんと、
企業や独立を考えている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。柴田陽です。
調子はいかがでしょうか?
調子バッチリです。花粉も収まってきている気がします。
よかったです。では早速、本題に入っていきましょう。
前回のエピソードでは、事業の探し方というテーマで話したんですけれども、
結論としては、やりながら課題への洞察を深めていけばいいんじゃないかということになりました。
はい。ただけど、そんなふうに言われても、実際どうなんだというふうに思うかなと思ったので、
今日は皆さん大好き、マッチングサービスを例にとって具体的な話をしようかなと思います。
皆さん大好きなんですかね。
いや、舞さんやってましたよね。マッチングサービスの事業として。
作ってましたね。
女性企業課でマッチングサービスといえば、最近バンブルというアメリカの会社で、
ホイットニーウルフという方が創業者で、
この方が最近上場して、女性で最年少ビリオネア、
ミリオネアじゃなくてビリオネアなので、1000億円以上資産がある人のことをビリオネアと言うんですけど、
最年少記録を更新したということで、舞さんもいつホイットニーウルフになるのかなと。
この人は年齢もほぼ一緒で、私が一個下なんですけど。
やってた領域もダダカブリしている状態。
参入時期もホイットニーさんの方が早かったとは思いますけど、
時代がそんな違ったわけでもないという意味では、結構なんとも言えない気持ちに。
ちなみにホイットニーウルフさんはTinderの創業メンバーで、
かつTinderのCEOのガールフレンドだったんですけど、
そのTinderのCEOから、本人曰くDV的な扱いを受けて、
ブレイクアップして見返してやろうと思ったのか、何かわからないですけど、
完全にTinderの競合のサービスをBumbleというサービスを作って、
女性の味方のデーティングアプリみたいな形のブランディングで伸びたという話なんですけど、
その話は置いておいて、舞さんがどこら辺が惜しかったのかという話というよりは、
舞さんの例をとって事業の仮説検証プロセスを掘り下げていこうと思います。
舞さんがマーチングアプリを立ち上げたのは2016年くらいですかね。
大体それくらいの時期ですね。
そうするとすでにペアーズとかお見合いみたいなサービスが先行していたということですよね。
そうですね。
そこに逆にどういう課題だったりを見出してやろうと思ったんですか。
まずは結構自分自身が当時結婚相手とかが見つかっていない状態で、
彼氏とかもいないという中で、なかなかTinder使いづらいなって当時思って、
顔写真で右左ってやるじゃないですか。あれが抵抗があるなと。
かといってペアーズお見合いで年収とか年齢とかで一覧に表示されるのも、
ちょっと普通の感覚だと、後半は感覚を麻痺してめっちゃ使ってましたけど、
なかなか使うのが難しいし、その中で一覧で検索、年齢で検索をかけるとかやっていくのもちょっと感覚的に怖いなみたいな。
そういうふうに私が思うということは思っている人周りにもたくさんいて、
使ってみたいけど怖くて使えないみたいな人も結構周りに多かったんですよね。
そういった中で、あとは例えば既存サービスのターゲットユーザーが男性と女性でだいぶ獲得しようとしている層が異なっている問題。
具体的には例えば。
例えばなんですけど大手マッチングサービスが出している広告が、女性向けには年収1000万円のお医者さん、
結婚相手探してますみたいなスーツを着た男性の広告を出していて、
男性側に出てくる広告っていうのがパジャマを着た女の子、ちょっとパンツ見えそうな感じで、
今日会いたいみたいなのが全く同じマッチングサービスなんですが、
男性と女性で出すコンバージョンを考えた結果、仕方ないと思うんですけど、
それでやっていらっしゃるという中で、どうしてもニーズが食い違ってしまっている問題。
女性側はゆくゆくの結婚相手を探そうと思って行ったのに、
男性側はまた違った目的で来ていたりすると、結局お互いにニーズがマッチしなくて、
会った時にどちらかが嫌な思いをするとかいうのも結構周りからも聞いていたので、
これは結構きついなと。
なるほど。
そういう人ってそれまではどういうサービスを使っていたんですか、女性側でいうと。
結婚相談所とかに行くんですか、今度。
ただ結婚相談所になかなか20代前半とかで、よっぽど親御さんのお勧めとかがないと、
自ら積極的に登録している人っていうのはなかなか周りに、行ってないだけかもしれないですけどいなくて、
結構違いますね。
全然別にその男性が嫌だったっていうよりも、なんかすごいなと思っちゃってその着地のさせ方が。
そうですよね。めっちゃストライクゾーンをめっちゃ広げて、しかもその広げた隅を投げ込んでくるみたいな。
そうなんですよ。であと一人一人のそのプロフィールをその結婚相談所側が作成するんですけど。
じゃあ舞さんのも作成してもらったってことですか。
そうなんですよ。プランナーというか間に立っている方の見解でこの人はこういう人ですっていうのを書いていただけるんですが、
私の紹介文が結構なんかひどくて、会社を経営されている大変利発で聡明な気の強い女性ですみたいなことを書かれて。
どがってたんですか。
なんか別に私気が強い振る舞い全くしていないし、別に気が強い方なはずじゃないと思うんですが、
多分その結婚相談所に訪れる女性の中で会社経営をしているとかっていうのが珍しかったのもあり、
なんかそんな感じで書かれちゃって、気が強い女性大好きみたいな男性だけ来ちゃうみたいな。
超ウケる。
勘弁してくれみたいなね。私はなんか自分では穏やかな方だと自負しているのにとかそういう問題が。
私も嫌だった。たまたまだと思うんですけど、その間に入ってたピンクのスーツの女性からなぜかフェイスブックで友達先生とか来ちゃったんですよ。
なるほどね。気に入られちゃったのかな。
なんかそうやって、間に間に人間が強く介在していく感じ。
そのお金も結構登録料で3万とか、1マッチングで1万円。
実際に会ってマッチングしてその後連絡先交換ってなったらプラス2万円とか。
女性からもかなり取っていくわけですね。
そうなんですよ。
結婚相談所は微妙だったと。
で、自分のサービスを立ち上げようと。
そうなんです。
コンセプトは?
結婚相談所とマッチングサービスの間みたいなやつがあったらいいなと思って。
Tinderとかはちょっと気軽すぎだし、結婚相談所はちょっとガチすぎたし。
間に人が介在するんだけど、もうちょっとIT化できるところをITにして、
登録をしてウェブ上でやり取りするんだけど、
基本的に間に人が入って紹介はしてくれるっていう恋人プランナーというサービスを。
恋人プランナー。
立ち上げたんですよね。
どうやって立ち上げたんですか。
結局マッチングサービスって両方いないとできないじゃないですか。
男の人と女の人がいないとできない。
だから結構立ち上げの難しそうなんですけど、どうやってやったんですか。
そこに関してはもう完全に自分の知り合いとか知り合いの紹介で、
20代中盤から30代前半くらいの今現在フリーの男性女性。
私的にこの人たちはイケてるからきっと会うであろうと思うような雰囲気の人々。
結構キャリア的にも活躍していたりとか。
正直ちょっとアウってなるとみたいな。
多分Tinderで出てきたらライトスワイプするとは思うんだけど。
へー。
結構いきなりマッチングさせて、
ホテルのラウンジでお茶をさせるとかっていうのも、
それがありがたい、そこまでお膳立てしてくれてありがとうって思う男性もいたと思うんですけど、
私が結婚相談所で紹介された40代の男性は、
わざわざ結婚相談所に登録していらっしゃるわけなので、
その人たちをユーザーとして連れてこられたら良かったかもしれないんですけど。
なるほどね。
連れてくる女性はあってたけど、男性のターゲット間違えてたんじゃないかなと思います。
確かにマッチングサービスみたいな、結構いろんなサブセグメントみたいなのがあると思うんですよ。
結局マッチングサービスに求めるものって年齢によっても違うだろうし、
置かれてる心境とか、気分が落ち込んでるかテンション高いかによっても違うってくるから、
実はもともと細分化しなきゃいけなかったっていう話はあるんですかね。
そうですね。細分化もそうですし、
あとはやっぱりその結婚相談所に登録するっていうことのハードルが逆にコンバージョンにはつながっているというか、
ライズアップみたいなものというかですね。
お金を払って登録をして、もういろいろお膳立てされて、
だんだんマインドセットができてくると思うんですよ。
ここまでやったからには痩せなきゃみたいな。
ここまでやったからにはちゃんと相手を見つけよう。
コミットメント効果ってことですね。
そうですね。そこがやっぱりちょっとハードルを上げすぎるのも大変だけど、下げすぎても難しい問題とか。
ですね。あとやっぱりプロトタイプの時のユーザーインタビューっていうのはなかなか鵜呑みにしちゃいけないなと。
そうですね。
いや、めっちゃわかりますね。
特にマッチングアプリみたいなのって結局具体的にこの人です。
っていうのを見せない限り、多分わかんないと思うんですよ。それはいいかどうか。
わかんないです。ほんとそうですね。
逆にそういうユーザーインタビューってほぼ無意味で。
よくモノの本にユーザーインタビューをまずしなさいって書いてあると思うんですけど。
企業の本とか。あれ嘘ですね。
結構嘘ですよね。あれは。
全然嘘ですね。
だってiPhoneだって出た時みんなあんなん買わないとか。
めっちゃそれ。
全然専門家の言うことも聞いちゃいけないし、ユーザーインタビューもしちゃいけない。
しちゃいけないっていうか、厳密に言うと、していいんですけど、
した話を鵜呑みにしてはいけないっていう話で。
ほんとにそうですよね。
ユーザーインタビュー。別にユーザーさん側も嘘ついてるわけじゃないと思うけど、自分でもわかってないと思うし。
スティーブ・ジョブズが言う通りそう。人って欲しいものわかんないんで。
わかんない。
有名な話で、自動車が誕生する前に欲しいものがないって聞くと、もっと早い馬車って答えると。
なるほど。
だから車っていうのは行き着かないから、それで新しい事業を考えようっていうのは特に新規カテゴリーの場合とか、
こういうマッチングアプリみたいに、なんだろうな。やっぱりすごく感覚的なサービス。
あとあれもあるかな。ユーザーインタビューって結局、自分コスト払ってないじゃないですか。
お金も払ってないし、その人と会いに行かなきゃいけないっていう心理的な負担もないけど、
実際この人と明日リッツ・カールトンのラウンジで会ってくださいって言われると、めんどくさいし。
そうなんですよ。
その人にも迷惑かかるじゃん。もしその気がないなら。
でもそういうことって、ユーザーインタビューで答えてる人って全く考慮に入れないから。
そうなんですよ。
いいんじゃん、いいんじゃんってなるんだけど、点で嘘だからそれ。
そうなんですよ。事前にはね、うわーそれありがたいとか、結構やっぱり撮ってきた男性もわりとスペックが高くて、
練習とかも高かったり忙しかったりして、
Tinderとかでいちいち女の子とメッセージをやり取りするのめんどくさいと。
だから確かに。
そこは多分真実なんですけど。
そうなんですよ。
素敵な人紹介してくれて、しかもお店とか選んだり、しかも行ってデートして1万円とかおごったりとかもね、
結局5000円のディナーとか、会ってみたらあんまりタイプじゃなくてとかっていうのもやだから、
確かに運営側がお店、しかもカフェを予約してくれて、そうすれば1、2時間で終わるし、
超いいじゃんって言ってたんですよね。
うん、わかるわかる。
多分言ってる時は本当にいいと思ってた。
実際めんどくさいって思ってるのは本当なんだけど、
でもそれと、じゃあそういうサービスがあったら使うかって全然違う問題なんだよ。
違うんですよね。
でも後者の方が大事じゃん。
事業する側からすると。
っていう話ですね。
そのノーフロップっていう本にもっとこの辺詳しく書いてあるんで、
もしまだ読んでない方がいたらぜひ読んでみてください。
ノーフロップ。
ノーフロップ。
日本語になってます。
うーん。
で、結局どうしたんですか?
マッチングサービスうまくマッチングしないなってなって。
結局はスペックとか好みのタイプとかを自分に言わせてやるマッチングがダメだなと。
お互いやっぱりいろいろわがままも言うし。
と思ったので、もっとあなたたち合うんじゃないですかっていう根拠を
本人たちの好みのタイプとかじゃないところに用意した方がいいんじゃないかと思って。
だってどうしても年収1000万以上がいいって言ってる女性に
年収300万の人を理由なく当てるってできないわけで。
そこで私自身もすごい自分だったらめちゃくちゃ精密な性格診断を受けて
何か科学的にこの人とあなたはすごい良い友達になれますとか
超親友になれるとかめっちゃ良い恋人になれるって
言ってもらえるようなサービスがあったらいいんじゃないかと思い