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2022-09-05 16:59

YC特集-13: 担当パートナーはどんな人?ニコラス&ダルトン

Mai
Mai
Host

通常より短くタイムリーなYC特集をお伝えしています。

その13は、テイラーの担当パートナー2名が一旦どんな人なのか?ついてお届けします。

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START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でラジオパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。

番組への質問はこちらからお寄せください。番組ハッシュタグ #STARTFM で感想お待ちしています!

00:06
はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます。関口舞です。現在、Yコンビネーターに採択された株式会社テイラーの柴田陽さんと、Yコンビネーター特集をお届けしております。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
実はご報告があるんですけれども。
おお。
おお。
何ですか。
本日、8月9日に撮っているんですけれども。
はいはい。
手続きが滞りなく済んでいれば、今日、会社を設立しました。
おめでとうございます。
起業しました。
いえーい。起業しました。
頑張ります。
同規模を届けに行ったんですか、今日。
今日届いているはずだ、みたいなことですか。
行政書士さんがやってくれていて、今日設立みたいな感じになっているはず。
おめでとうございます。
はい。前からご相談していたメンタルヘルスの領域で、ちょっとね。
へー、期待大。
アナログな感じのサービスなんですけど、ちょっと頑張ろうと思っております、というご報告でした。
いやー、ファンダーマーケットフィットありそうだから、めっちゃいいじゃないですか。
やったー。ありがとうございます。うれしい。
それ大事ですよね。
これから資金調達などもね、SEEDで行っていこうと思ってます。
へー。
またご相談させてくださいませ。
投資させてください。
ぜひぜひ。やったー。
というね、そんなご報告があり。
前からこのYC特集を見てて、だんだんデモデーも近づいてきたわけですけど、
やっぱりこう、改めて聞き直したりしてると、パートナーの人たち、すげーなっていうね。
そうなんですよね。それが売りみたいなもんですけどね。
パートナーやばってことをめっちゃ思うんですけど、
今日はパートナーのダルトンさんとニコラスさんが何者なのかってことについて、ぜひ教えていただきたいなと思って。
はい。僕が人のことをシャティが宣伝をしますと。
ここが多分上手く伝われればいいなと思っていて、
日本だと、これYCがもし日本にあればね、みんな知ってる企業家だと思うので、
言われなくてもわかると思うんですけど、
USの企業家はそんなに全員のことを知ってるわけじゃないと思うので、
ニコラスとダルトン、ニコラスとダルトンなのは僕らのテイラー社の担当パートナー、
担当パートナーが正パートナーが2人、副パートナーが2人の計4人ついてて、
その正パートナーみたいな人たちが、いわゆるYCのフルタイムのパートナーの人たちなんですけど、
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その人、その2人がニコラスとダルトンさんですと。
なのでその人たちは何者なのかという話をしたいと思います。
結構ダルトンさんってよく聞くんですけど、どんな人なんですかね。
ダルトンの方が多分すごい人、度合いは高くてですね。
大体ざっくり人したイメージを持つために、どのぐらいの世代の人なのかっていう話をすると、
年齢自体はですね、42歳だと思うんですが、いわゆるソーシャルネットワークっていう映画見たことあると思うんですけど、
あります。超影響を受けました。
あれで、投資家兼チャラ男役で、ナップスターっていう会社の創業者、ショーン・パーカーが出てくると思うんですね。
ジャスティン・ティンバー・レイクが演じてましたけど。
なんか行きつかない感じの。
スタンフォードの女子大生をナンパしてるシーンから始まるんです。
彼の登場シーン。それは置いといて。
そのぐらいの時代の起業家ですと。
なので、かなり古い。
なぜなら、彼40歳なんですけど、なぜなら彼が在学時代に、スタンフォードの在学時代に起業した会社が彼の一社目。
2003年の後半に起業していますと。
で、起業したネタがですね、アイミームっていう。アイから始まる時点でもうこの時代っぽいんですけど。
確かに。アイモードみたいな。
アイボード、アイポッド。
確かに。
アイミームっていうのは今でも使われますけど、ミームはミームですね。
アイミームっていうやつで、これは色々ね、変なんですけど。
結論から言うと、この会社、アイミームってですね、音楽サービスですまず。
もともとNAPSのエンジニアと一緒に作りましたと。
で、埋め込み型のブラウザーのサイトに埋め込めるフラッシュですね。
もうこの時代フラッシュで音楽プレイヤー、ストリーミングの音楽プレイヤーになるというサービスで、
まあみんな色んなブログとかに音楽をアイミームのウィジェットを使って埋め込んで、
俺のプレイリストかっけえだろうって言って無料で聴けたんですね、その広告モデルで。
いいですね。
この辺も2000年代前半っぽいんですけど。
で、一時期ですね、マンスリーアクティブユーザー1700万人、
ウィキペディアに書いてあったんですけど、ダルトンが言ってたのは、
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例えばフィリピンのインターネットの帯域の半分をアイミームが占有してたみたいな。
すごいですよね。当時のネットユーザーの数とかを考えてもすごい数ですよね。
そうですね、当時たぶんブロードバンドが、
そうですね、たぶん、どのくらいなんだろう、2億人とかぐらいかな、だと思うんで、
15%ぐらいの人が使ってたんですかね、そのマンスリーでね。
だからたぶん浸透率で言ったら半分ぐらいって言ってたと思うんですけど。
すごい。
で、飛ぶ鳥を落とす勢いのダルトンはですね、
例えばこの時代、アイミームは前世紀にいろんなミートアップとかに呼ばれると、
隣にはイーロンマスクが座ってるみたいな。時代も時代なんでね。
そういう感じの存在感だった人なんですが、
が。
が、アイミームっていうのはですね、最終的にはもう完全に失敗をして、
はした金でマイスペースに買収されます。
そんなにユーザーがいたのになんでなんだろう。
ビジネスモデルがなかったからですね、この頃ありがちですけども。
ユーザーばっかいればいいってもんじゃないんですね。
そうですね、だから何十億もセコイヤとかから何十億も調達して全部吸ったっていう。
で、ダルトン自身も一銭も残んなかったって言ってました。
当たり前ですけど。
へー。
っていう、その後もう1回金をして、もう1個目も同じぐらいなんか面白いストーリーなんですけど、
そんな感じのアップダウンを経験した後、Yコンビネーターに誘われてですね、
この会社自体も、次に彼がやった会社はYコンビネーター、ポートフォリオの会社だったので、
それもうまくいかなくって、YCのパートナーになったと。
へー、まさにね、酸いも甘いもいろいろ経験しているっていうところですね。
そうですね。やっぱり歴史がすごい長いんで、ものすごい詳しいんですよね。
このスタートアップのなんていうか、栄光精髄というか。
ふーん。
で、もちろんその人脈もものすごいあるし。
今は多分ね、パートナーの中では一番長いキャリアを、テニュアのパートナーですかね、ダルトンさんは。
2013年からやってるんで。
へー。
いやー、すごいなんか歴史的な、なんていうか魅力のある人ですね。
そうですね。で、なんかそのYCのパートナーになった後は、2014年からやってるんですけど、
ブレックスとかリツールとかエアテーブルとか、その辺が彼の投資先。
彼が投資先で、彼が受からせた、担当したチームとしては有名ですと。
なので非常にYCパートナーとしても成功していると。
09:03
へー。
まだ10年経ってない、まだ8年ぐらいなんで、まだ完全に成果が出てるとは言い難いと思うんですけれども。
なるほど。
ここまでは、ソーファーソーグッドですと。
すごい。へー。
ダルトンさんはね、めちゃめちゃすごい人ということで、でもニコラスさんもめっちゃすごい人だと思うんですけど、ニコラスさんはどんな方なんでしょうか。
我々の直の担当パートナー、ニコラス。フランス読みなので、フランス読みではニコラだと思うんですけど。
ニコラはアルゴリアという検索APIの会社です。
検索APIってなんやねんっていうのが、あんまりエンジニアとかPMじゃない人はわからないと思うんですけど、
何でもいいですけど、ECサイトとかで検索機能ってめっちゃ大事じゃないですか。
そうですよね。
で、普通に検索機能をやろうとするとですよ、何も使わずにやろうとすると、一番簡単にパッと僕とかマイさんでも思いつくのは、
例えばSQLとかにLikeっていう演算子があると思うんで、検索ボックスのところにスピーカーって入れると、商品名にスピーカーって含まれてるレコードを探してきてそれを返すみたいな感じで実装しなきゃいけない。
当然これの精度ってめちゃくちゃ悪いし、例えばEコマースで言ったら、当然売れてるものを比較的上位に検索結果に出したかったり、
何でしょう、その人の過去の行動とかからこういう方がきっと近いだろうみたいなものだったり、あと在庫の有無で出し明けをしたりみたいな、
検索っていう機能を一個取ってもですね、裏側の機能ってすごい細かく作り込もうと思ったらいくらでも作り込めるし、それをいちいち作り込んでるとEコマーサイト作れないので、ここの部分をまるっと暗情よくやってくれますよというプロダクトですね。
いいですね。
なのでちょっとそういう裏側のプロダクトをやっていて有名どころで言うと、例えばメルカリUSのサイトのサーチ検索ボックスもアルゴリアが裏側をやっているそうです。これはパブリックなインフォメーションでした。
へー。
なんでニコラもメルカリとか日本知ってましたと。
あーそうなんですね。
その創業者ですので、その前はR&Dっぽい感じの部門にいたはず。フランスのですね。
その後エンタープライズのソフトウェアの会社で、彼が先輩に誘われてその会社に転職したら、自分のボスが辞めちゃってあっという間にエンジニアリングマネージャーになってCTOになってみたいな感じの経歴。
そのすごい尊敬してた先輩と一緒に誘われてアルゴリアを起業しましたというのが2012年に起業していて。
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アルゴリア自体はYCの2014年ウィンターなのでちょうどダルトンがYCのフルタイムに変わった頃バッジにニコラが入ってきましたという感じの歴史ですね。
アルゴリア自体はまだ実はエグジットはしてなくて、バリエーションは今2ビリオン以上あるんですけれども、なのでフランスの代表的なスタートアップになっていて。
もちろんグローバルスケールでも2ビリオンそれなりの大きさで、投資家はアクセルっていうすごく有名なVCがあるんですけど、アクセルはずっとシリーズAからずっと支援をしていてっていう感じですごくイケイケの会社ですと。
ただやっぱりニコラさんは技術者なので、スケールフェーズに入っていて、グロースステージに入っていて、どっちかというと営業ドリブンな感じになっちゃっているので、雇われCEOみたいな人を採用しようということで、女性をハイアリングしてきてCEOに据えて、
自分はもちろん株は持っているままだと思うんですけど、アルゴリアから引退をしましたと。YCのフルタイムになっていますというところですね。
すごいですね。なんか詰め替えとかワンオワンとかいろんな話がありましたけど、この人にだったらもうなんかあれですよね。
はい。彼らのARR、年間の継続リカリングレビニューですねが、確か200億ぐらいあったと思うんで。
そう、だから日本でそんなSARSもほぼないので、日本にいたらもう完全にみんなが崇拝する大SARS社長みたいな感じなはずですと。それが毎週ハローって言って面談してくれるっていう、贅沢なことをしてくれています。
素晴らしい。ヨウさんとニコラさんのやりとりで印象に残っていることってありますか?
そうですね。面接してもらったので、まず。
そうですよね。
なんか優しいんですよね。すごい怖いって聞いてたんで、面接すごい怖いよって言って。確かにもう一人出てきた、リッチってやつがめっちゃ怖かったんで。ニコラは優しい、さすがフランス人と思ってたのと。
さすが。
実は彼ね、大学院生の時とかにちょっと日本で働いてたこともあるんですよ。
そうなんですか。
もう日本語は喋れないって言ってましたけど、一年くらい、どこだっけかな。理研かな?研究所で働いてたんですよ。
へー。
SF系とかもあって、日本のエンタープライズ生産性低いよねみたいなのも、肌感的に、印象論的にはあったりするので。
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へー。
実際、アルゴリアの大きな顧客の中に公表はされてないんですけど、日本の某有名企業とかもたくさん含まれているので、日本企業とともにやり取りの経験とかもあったり。アルゴリア日本支社も実はありますね。
ああ、そうなんですね。
いずれにせよ、何が言いたかったかというと、たまたま彼がちょっと知ってたとか興味があったみたいなのも、YCに入れてくれた要因の必ず一要素としては機能してるんだろうなと思うので、
そういう偶然性みたいなのってすごい貴重だよねっていう。
なんか今、洋さんが偶然性って言ったけど、私、頭の中で運命っていう言葉が出て、やっぱりワードの選び方に個性出るなって思っちゃいました。
なるほどね。
運命的ですねとか言おうとして。確かにね、偶然性。
いいですねー。
すごい、今日はね、そんなすごいパートナーさんについて伺っていきましたけれども、いよいよYCもデモデーまであと。
そうですね、収録時点ではあと4週間、30日ぐらいなはずです。
なので、ちょっとその辺についても今後詳しく聞いていきたいと思います。
スタートFMでは現在、Yコンビネーター特集を行っております。
Yコンビネーターや海外スタートアップについての質問やメッセージは、ポッドキャストの概要欄から送ってください。
このポッドキャストいいなと思ってくれた方は、チャンネル登録・高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
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