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はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます、関口舞です。現在、Yコンビネーターに採択された株式会社テイラーの柴田陽さんと、Yコンビネーター特集をお届けしております。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
めちゃめちゃ久しぶりに、私の緊急報告なんですけれども。
はいはい。
前、起業しようと思っていて、手伝ってほしい人がいて、うんぬんとか言ってました。
あー、共同創業者を誘う話ですね。
あれが、うまい座組で、うまいこといきそうな雰囲気になっております。
あららら、おめでとうございます。楽しみ。
普通はね、全て決定してから言うんでしょうけど、私は、あの、かまってちゃんなんで、ちょっと言いたくなってしまったという感じで。
何のサービスやるかは、まだ未発表なんですよね。
そうです。ただ、メンタルヘルス領域です。
いいですね。いい領域ですね。
前から言っている通り、はい、ちょっと頑張って、一生懸命準備しておりますので、また。
楽しみ。
何かあったら、あれをね、発表させていただければと思いますけれども。
それYCに応募するんですか?
いやー、ちょっとね、そこなんですけどね、ちょっとまあ、日本国内でっていう風に一旦考えているんですけど、そこなんですよ、洋さん。
私もこれ、自分が応募しないくせに、あれなんですけど、日本企業少なくね?と思っておりましてですね。
ちょうど少ないですね。
だってね、洋さんが何年ぶりだったんでしたっけ?
そうですね、今見たら、もうあの、YCの公式にね、スタートアップにおいてそのロケーション、いわゆるその本社所在地みたいなのが、何を意味するのかちょっと曖昧だとは思うんですけど、
今見てみたら、もう一社になってたんで、日本。
間違いだったかも、その15年前のやつは。
おやおや。
そう、だからもう1、1分の1になっていた、いつの間にか。
え、やばー。
日本人の方は何人いるんですよ、他に。多分3人ぐらい。
まあ、日本企業がなかなかっていうことなんだと思う。
まあ、3人って、僕にとったら4人でも少ないですけどね。
まあ、少ないですよね。で、結構あの、このYC特集、私の友達からも好評で、結構知り合いに会ったりするとね、
なんかYCにやっぱり興味あって聞いてくれてる人がたくさんいらっしゃるっていう状況なんですけど、
でもね、なかなかやっぱりどうやったら入れるんだろうっていうところが難しくてですね。
少ないんだーと。
で、そこでズバリ洋さんに聞きたいのが、日本のスタートアップはどうやったらYCに行けるんでしょうか。
なんで少ないんでしょうか。
ね、なんか何なんですかね。
まずその、ちょっとすごい全問答みたいなんですけど、
応募数が少ないから合格数が少ないんだと思うんですよね、まず。
まあまあまあまあ確かに。
なんかその、代表のマイケルサイベルさんがインタビューで公表してましたけど応募数、日本からの。
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統計的に考えると10分の1ぐらいなんですよね。
10倍ぐらいないとついつま合わないっていうか、
日本の例えばGDPのサイズとか、世界各国の平均的な採択率みたいなところと並べるレベルに行くには、
10倍ぐらいもっと応募がないといけない。
今まで累計で500数十通しか応募がないって言ってて、
本当は5000通ぐらいないと。
数が合わない。
そっか、でも結構日本のスタートアップ界隈においてYコンビネーターの知名度も高いと思うし、人気もあると思うんですけど、
なんで応募数が少ないんでしょうね。
ね、まあその1、5。
出た。
その2、
まあ当たり前そうですね。
その2、今のまいさんの話と同じで、市場特性としてグローバルに行く必要がないから、
YCに行くメリットがあんまりないと思っている。
なるほど。
がその2。
その3は、これが実は一番大きいと思うんですけど、単に周りにいないから情報が少なかったり、
確かに。
なんか自分がそうやるっていうことに思い至らないというオチ。
いや実際それめちゃめちゃありますよね。
だからこれ確かに、周りにいないとイメージ自体ができないってことって多いですもんね。
そうですね、ブログとかツイッターの普及でだいぶ変わりましたけど、そもそもスタートアップするときに必要な情報って別に本に書いてあったりするわけじゃないじゃないですか。
だから基本は口コミになっちゃいますよね。
例えば会社立てたら資金調達するよね、みたいなことってどっかに書いてあるわけじゃないじゃないですか。
確かに。周りの様子を見て、
教えてくれるわけでもないし。
確かに確かに。
まあそういうふうに考えると、やっぱり周りになんかいないとそういう発想にそもそもなんないし、
仮にいいなーって思ったとしても、実際じゃどうやったらいいのかわかんないっていうのが結構大きいんじゃないかなと思います。
確かにそうですよね。
まあそういう意味ではね、この洋さんが今回言ってくれて、このポッドキャストが広まれば広まるほど日本企業の参画が増えたらいいなと思っているわけですけれども。
はいはい、そのためにね、やってますからね。
ただ英語って、もうやっぱりゴリゴリのネイティブレベルですよね。
いや別にネイティブレベルではないですけどね、いる人は。
例えばその日本人が気にしがちなアクセント、ジャパニーズイングリッシュ的な発音っていうんですかね。
とかではなんか別にテレボーな発音の人もたくさんいるので、発音は関係ないと思います。
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もちろん正しい文法、正しい語法は必要だと思うので、
それは別に差別とかではなく、単にそうじゃないと伝わらないからっていう理由なんです。
それは当然、向こうも英語が苦手だからゲタハカしてやろうとはならないじゃないですか。
もちろんそれはそうですよね。
ビジネス全体としてそうならないと思うので、そういう意味ではそこで戦える必要はもちろんあると思うんですけど。
流暢みたいなことでイメージすることは別に必要ないと思いますよ。
孫さんの英語とか聞いたことありますか?
なんか結構良くも悪くも聞き取りやすいっていうか、私たち。
そうそうそうそう。だから下手くそだけどちゃんと会話できてるんですよ。
ですよね。確かにそういうのでもまあ大丈夫っていうことなんですけど。
結構前お便りでこういうフェーズでも何期目なんですけど大丈夫ですかねみたいな話があったと思うんですけど、
一番そのお勧めのタイミングと言いますか、これぐらいが平均みたいな年齢とかステージとか応募のタイミングってどういうところがいいんですかね。
そうですね。年齢は多分全然関係ないし見てもないと思います。
結果的には30歳ぐらいの人が平均中落ちになっているように感じました。
なので私はちょっと年いってる方、でも僕より年上の人もたくさんいました。
若者は多分19歳ぐらいのやつがいたと思われる。
うわー。
スタッフほど1年生ですみたいな。
いいな。
なのでまあでも関係ないでしょ。多分見てないと思います。
先行書類の中にそもそも生年月日入れるところはあるんですけど、多分見てないですね。
ステージ的にはあれですよね。
調達自体が。
ステージが多分気になる人がすごい多いと思うんですけど、
これもセンサー判別で僕が思っているよりは進んでる人が多いなって思いました。
例えばすでにアクセラレーターっていうとローンチしてない。
アクセラレーター中にローンチするみたいなイメージを持っている人が多いと思うんです。
そういう人も事実半分がいるんですけど、残り半分は例えば前回のエピソードにあった
僕らと同じグループにいる人たちはもうみんなローンチ済みで一社ピボットしてたかな。
でもローンチ済みでお客さんももうすでにいて、お金も払っていてっていう人がたくさんいるし、
ARR5000万円近い人もいました。
その人たちは調達自体は前からしていたんですか、それとも調達初なんですか。
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YCに参加している人の半分以上はすでに調達をして参加しています。
YCは必ずしもシードっぽい感じじゃなきゃいけないわけでは全然ないっていうことなんですね。
たぶん関係ないですね。もちろん会社としてどうかって話ありますけどね。
例えば100億円調達している人はYCに入ったら代流商がすごいことになるので、株主許してくれないみたいな話は当然あると思うんですけど、
YC以外は別に気にしていないと思います。
ちなみにやっぱり洋さんみたいな連続起業家って優遇というか、より歓迎される感じなんですかね。
それもたぶんそんなに見られてないと思います。
ただ前回の実績とかっていうのはやっぱり見てはいるのかなと。
今回のあれだけなのかな。そんなことないですよね。経歴はもちろん見てますよね。
経歴は見てると思います。
ただ連続起業家は実はYCに応募するクラスだと本当に入って捨てるほどいるので、
連続起業家もいろんな程度があるじゃないですか。
その中には当然YC一回やりましたっていう人もたくさん含まれてるし、
一方で完全に初めての起業でソロファウンダーで、そもそもGoogleの人工知能研究所にいたのでビジネスやったことありませんみたいな人もいるわけなので、
ポートフォリオなのかな。そういう感じもしないんですよね。
これは以前に選考方法、選考プロセスについてお話したと思うんですけど、
パートナーが最終的には自分がいいと思った人を選んでるよっていう話をしたと思うんです。
その選考プロセスから考えると、例えば連続起業家だから加点要素があるとか、
人工知能のPhD持ってるから加点要素があるっていういわゆる試験みたいな考え方では選考してなくて、
応募書類を見てこいつと会ってみたいなと思った人に会うみたいな、いわゆる転職活動的なやつなので、
転職活動でリクルートのMVPを取ったことある人が優遇されるかっていうと、
されるかもしれないし、されないかもしれないよねっていう、そういうことなんじゃないですかね。
じゃあもしかしたら、自分の経歴とかにあまり自信がなかったとしても、
何かたまたまパートナーの方のアンテナに引っかかって、
お、こいつは面白そうだと思われる可能性もあるってことですね。
はい、全然あると思います。
いいですね、いいですね。
ちなみに日本で、なんていうんでしょう、日本の参加企業を増やすっていう意味でいくと、
そもそも日本のスタートアップ界隈を盛り上げる必要があるっていう話も出てくるかと思うんですけど、
そうですよね、まさにまさに。
岸田さんがスタートアップを盛り上げようみたいなことを掲げていらっしゃいますけれども、
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岸田さんがね。
岸田さんがね。
どう思いますでしょうか。
はい、岸田師匠がですよね。
はい、岸田さん、なんか知り合いみたいに言っちゃった。
発音が面白かったなって。
全然知り合いじゃないんですけど、はい、どう思いますか、これは。
そうですね、ちょっと今更感があると思うんですけど、まず大前提として。
スタートアップが流行り始めたのってもっと昔ですよね、みたいなのはあるんですけど。
ただ一方で、彼ら数を一旦KPIに置いてる、ちゃんと読んでないんですけど、5年で10倍にするって書いてあって、
その投資額を10倍にするのか、企業の数を10倍にするのか、どっちものなのかちょっとよく文章だと分からないんですけど、
数だとしたらすごい意味あるかなと思っています。
なぜなら結局のところ、さっきの応募数みたいな話でもそうですけど、数が増えれば増えるほど自分の身の回りで、
YC受かりましたっていう人が増えて、だったら自分もちょっと応募してみようかな、あいつは受かるんだからな、みたいな感じになっていくっていうのにつながって、
その中にはユニコーンになる会社もあれば、グローバルに戦う会社も出てくると思うので、
やっぱり企業化ってかなり俗人的なので、周りの人から受ける影響ってすごく大きいじゃないですか。
確かに本当ですよね。
そういう意味では数が増えて、周りでやってる人が増えたら、それなりにインパクト、すごい長い目ではですよ。
10年とか15年みたいなスパンで言うと意味あるかなと思っています。
あとあれですよね、結構大企業の方々がベイエリアに視察に訪れるみたいなことも多いですよね。
本当そうですよね。視察ね。
観光、観光みたいな。
楽しそうな感じのケースを結構お見受けしますよね。
実は日本だけじゃなくて、コロナ前の2016年くらいにUSにいた頃に、スタートアップコンテストみたいな、日本で言うとわからないですけど、
ビーラッシュはオフローズのイベントですけど、そういう感じのスタートアップカンファレンスみたいなのに、中国人が観光バスで乗り付けてくるみたいなのがあって、
多分同じ感覚だと思うんですけど。
はいはい、視察的なね。
そう、そのカンファレンスセンターの横に、昔コロナ前にたくさんあったような、いわゆるインバウンド中国バスみたいなのがガッと乗り付けて、
そこからわらわらーっつって、英語喋れなそうな中国人が降りてきて、聞いて帰ってくるみたいな。
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なるほど。何とも言えない緊張しますね、それちょっと。
だからそれちょっと笑えるじゃないですか、多分横で見てたら。
まあ謎っていうかカオスではありますよね。
そういう場所じゃねえしっていう感じがするじゃないですか。
確かに。
でもね、多分同じふうに見られてると思うんですよ。
うーん。
なんか日本の大企業の人また来たわみたいな、観光バスでみたいな。
これ、我らが朝倉雄介さんが面白い興味深いツイートをしていらっしゃったのをお見受けしたんですけれども。
はい。
米シリコンバレーに今後5年で企業家1000人規模派遣へ経産省というニュースを引用リツイートされていらっしゃりながら、
発想はわかりますが、アメリカで真面目に事業に向き合う日本人企業家が、最近は観光名所みたいなノリで毎日会いたいという連絡が来る。
実務にも差し障って迷惑と述べていました。これに尽きるかなと当人は言いづらいと思うので代わりにというね。
これね、めちゃめちゃよくぞ言ってくれたと。さすが我らが朝倉さんみたいな感じですよね。
リツイート数すごいですねこれ。
ね。
そうですね。本人は迷惑でしょうね。
舞さんどうでした?アメリカいる間来ました人、会いに。
いや、会いに来るほどではなかったです。別に私は地味にやっていたので。
でも私ぐらいだったらね、一人二人だったらこっちも新鮮だから面白いかと思うんですけど、それがね、まだしかもなんか若い子でこれから起業しようみたいな感じだったらいいですけど、
偉い人が次々来ると大変ですよね。なんか丁寧にしなきゃいけない感じするし。
むしろなんかさ、そのこれ元のニュースは起業家を派遣って書いてあるんで、まあその意味でいいのかもしれないんですけど。
そうですね。だから大企業のサーリーマンとかって起業しないじゃないですか、ほとんど。
特にこういうのに来れるような、余裕のある、これは最前線にいる人たちじゃないんでしょうから。
まあ課長クラスみたいな人ですよね。絶対起業しないじゃんみたいな。
まああまり可能性は高くない感じはしますよね。
そうですね。なんかこの派遣するクライテリアに子供がいて住宅ローンがあったらダメみたいなルールにしたらいいんじゃないですかね。
どうせ起業しないから。
確かにそれは本当にマジで可能性として本当にリスクテイクをね、どれくらいできるかみたいな。
そういう意味ではなんか例えば若い人とかね、大学生とかとかだったらね、なんかちょっといいかなみたいな感じもしましたね。
本当その通りで、真面目な話、刺激を、刺激になるでしょう。
シリコンバレーに行って他の向こうの現地の人と話したらっていうのは、その刺激が効くような人たち。
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つまりほとんど大学生か高校生だと思うんですけど、に対してだったらすごい意味あると思うんですよね。
そういうインターネット介入で。
でもまあもうなんか別にどうせ起業する必要ないでしょっていう人にそういう介入をしたとしても意味ないから。
本当にね、ただ本当に見るだけだったら別に誰が見てもいいと思うんですけどね。
現地の対応しなきゃいけない現場の人のリソースっていうところもね、ちゃんと考えて思いやりを持って対応していただきたいなと思いましたね。
このツイートを見て。
そうですね、おっしゃるとおりでございます。
いやでもめちゃめちゃ、だからつまりあれ、何の話だったんだっけ。
そうそう、どうしたら日本はYCに入れるのか。
そうですね。
まあでももう数増やしていくしかない基本は英語勉強頑張って、かつ洋さんみたいな人がこれから増えていくことによって周りにそういう人が増えていってYCに参加できる日本人が増えるっていうそういうことってことですかね。
はい、そう思いますね。
ちょっとねぜひ皆さんも応募を、まあ私がしないのにあれですけど。
いやYさんもしましょうよ。
英語が得意な方は、いや英語は私全然、こんなこと言い訳してるからよくないんだな、勉強すればいいんですね。
受かってから考えればいいからね。
確かに受かってから考えればいいんで。
インタビューに呼ばれてから考えればいいからね。
そうだ、その時に何とかすればいいということなので、先にとりあえず応募しちゃうという手もあるということで、皆さんもよろしければ応募してみてはいかがでしょうか。
スタートFMでは現在Yコンビネーター特集をお送りしております。
YCや海外スタートアップについての質問やメッセージはポッドキャストの概要欄から送ってください。
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今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。