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はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます、関口舞です。現在、プログラムに採択された株式会社テイラーの柴田陽さんと、Yコンビネーター特集をお届けしております。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
リスナーの方からお便りが届いております。
ありがとうございます。
ラジオネーム、DAIさん。こんにちは。Yコンビネーターについての配信を聞いて、なんとなく憧れていた対象だったのが、具体的なイメージが湧いて、実際にチャレンジしてみたいと思うようになりました。
イエーイ。
イエーイ。もう、そういう人のためにやってますからね。
以前、Yコンビネーターについての記事、コーラルキャピタルさんの記事で、日本に登記している企業には投資しづらいということが書かれていたと思うのですが、テイラーさんは海外に本社を移転する予定でしょうか。また、参加企業の創業年数やステージはどの程度見られるのでしょうか。創業して3年経つ会社をやっているため、対象外になってしまうかと思い、他の参加企業がどんな感じだったか教えてもらえるとありがたいです。
ほいほーい。
ほーい。
お便りありがとうございます。
まず1問目の、日本企業には投資しづらいのくだりなんですけど、これは明確な答えがあって、応募時点では日本企業であっても、予信は企業、まだ法人登記が終わっていなくても応募できます。
で、先行に法人がないから合格できないっていうことはないです。
一方で、YCプログラムに採択されるイコールYCから投資を受けるということなんですけど、YCから投資を受ける要件として、以下の4地域に法人がなければいけないというルールがあります。
米国、カナダ、シンガポール、ケーマン諸島。
決まってるんですよね。
なので、ヨーロッパで企業であろうと、日本の企業であろうと、今言った4つのどこかに法人格を移す必要があります。
大抵皆さん、デラウェア州法人をチョイスします。
じゃあ、テイラーさんも。
我々もそうです。この理由は明確で、結局その投資家の多くがそれを好むので、そっちの方がもろもろ出資を募りやすいですよという背景から来ています。
どこに移す予定なんでしょうか?テイラーは。
アメリカのデラウェア州です。
なるほど。
参加している企業の90%以上がそうなると思います。
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じゃあ、選ばれてからまたその辺はやればいいってことですね。
そういうことですね。
なるほど。2問目なんですけれども。
創業からの経過年数自体は、一番進んでいる会社で4年という参加企業がいました。
あれは僕の同じグループの中に。なので3年は全然セーフなんじゃないかと思います。
よかった。
一応多分制限はないはずですね。仮に10年経っていても関係ないと思われます。
ステージとかあるんですか?シードがいいですとかそういうのは別に。
YC自体のプログラムの中身だったり、投資の条件が基本的にはエクイティ調達、シリーズA以降をしている方々向けの条件になっていないので、
基本的には調達していない会社とか、少なくともシリーズA調達していない会社が参加するプログラムになっています。
3年経っていても、今までは受託メインでやってきたけれども、新しく自社サービスを立ち上げ中です。
まだ調達はしていませんみたいな感じだったら全然参加できると思いますし、
サービスをやって4年経ってまだ調達はしていなくて急成長する手前にありますという会社でも大丈夫だと思います。
調達していても基礎の投資家が許してくれさえすれば当然参加することができると思います。
実際、我々の担当パートナーであるニコラスのアルゴリア社はYCに参加した時にすでに30%外部の株主が4人のベンチャーキャピタルが持っていたと言っていました。
当然彼らにとってはダウンラウンドになっちゃうので、結構ね、結構というかなんか合格した後説得しようと思って、反対されたけどYCのやつに最後は自分で決めろって言われたのでYCのやつにサインして、
株主に怒られるなと思って、株主にこういうことに決めたんでって言ったらみんな、あ、そう、いいんじゃないってなってガクッと来たっていう話をしていました。
つまり、要するにファウンダーの会社なんで株主は株主で大事ですけど、あくまで株主にしすぎなくて、その人が経営してるわけではないので、結局自分の決めることだよっていうことは伝えたかったんだと思うんですけど。
なるほど。そういうことで、つまり今回お便りくれたDAIさんは超チャンスありということで。
はい、そうだと思います。
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ぜひぜひチャレンジしてみていただけたらと思うんですけれども。そういうわけでですね、YCに興味を持ってくださっている方が今聞いてくれているんだと思うんですけれども、このポッドキャスト以外にもたくさんのリソースがYCに関して出回っているという噂を聞きまして。
はい、そうですね。
その辺をね、ぜひ今回ご紹介いただけたらなと思っております。
はい、YC参加しなくてもYCが発信している情報、YC系列が発信している情報ってすごくたくさんあって、このポッドキャストはあくまで当然その非公式の、僕が勝手にやってるだけなんで、これはリソースと言っていいのかどうかわかんないんですけど。
確かに。
まず一番有名でなんか僕が一番好きなのは、そのYCを作った人であるポール・ゲリアムさんのホームページ。これはサイトというかホームページと言った方がいい風格なんですけど、すごい古い見た目の。
テキストサイト的にね。
ポール・ゲリアム.コムっていうのがあってですね、これの、彼らはエッセイっていう言い方をしてますけど、ブログのエントリーみたいなのがたくさんあって、これがめちゃくちゃいいことを言っているケースがすごい多いし、YCで言われるようなことも基本的にやっぱりこれの、なんていうのかな、これをこのフィロソフィーが受け継がれているなって思えるような内容です。
で、ほとんど日本語訳されているので、日本語でポール・ゲリアムエッセイって検索するとしたらたくさん出てくるかなという風に思いますが、例えば、How Not To Die、スタートアップが死なないように潰れないようにみたいなやつとか、スタートアップが犯す18の誤りみたいなやつとか、
いろいろその、Tipsというか考え方みたいなのが書いてあるんですけど、そういうものがありますと。
へー、非常に勉強になりそう。
そうですね、これは暇つぶしに、知っている方も多いと思うんですけど、一番おすすめなやつです。
へー、あと何かありますか?
すごいたくさんあります。YCの宣伝みたいになっているんですが、YCが運営している2チャンネルみたいなやつがあって、ハッカーニュースというニュースになります。
へー。
はい、掲示板ですね。
あ、掲示板、じゃあこれ普通に見るだけじゃなくてみんなで投稿し合える感じ。
投稿もできます、投稿もできます。で、実際アクティブに投稿されています。
へー、そんなのあったんだ。
で、ハッカーニュースでやるといいことは、オープンソースの宣伝とかをするとすごく効果的と言われています。
へー。
オープンソースライブラリーをGitHubに公開したら是非、ハッカーニュースに投稿してみんなどう思うって聞いてみるといいと思います。たくさんスターがつくと思います。
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へー、そうなんですね。洋さんこれ使ったことありますか?
いや、書き込んだことないですね、ちょっと怖いんで。
あ、ロム、ロム線みたいな。
そうですね。
なるほど、なるほど、確かに書き込むの結構勇気いりますね。そうなんですね、あと他に。
あと、はい、えーとですね、スタートアップライブラリー、違う、スタートアップスクールっていうのがあって。
ほうほう。
で、これはですね、何のためにやっているのかな、マーケティングなんですかね。あの無料のオンライン講座です。
おー。
で、一応、なんかエントリーして受けるみたいな立て付けになっていて、まあオンライン、そうですね、オンライン講座ですね、まさに。
んー。
で、えーと、例えば今も行われています、2022。
あ、今やってるんだ。
7週間、はい。
えー。
えーと、結構豪華な講師陣で、まあいわゆるスタートアップのアイディアどう考えればいいですか、から資金調達どうすればいいですか、みたいな。
この、この、このポッドキャストで言ってるようなことはだいたいスタートアップスクールが言ってるので、ぜひ英語が聞ける方はスタートアップスクールを聞いてください。
え、ほんとですよね。これ今やってるんだったらね、あんまり周りでこれ受けたって人聞いたことなかったですけど、めちゃめちゃ英語わかる人だったら最高ですね、これね。
そうですね、はい。これは、あのー、別に先行とかあるわけじゃないんで。
あ、そうなんだ。基本的にあれなんですか、一方的に講座を聞くっていうその。
いやいや、えーとね、グループ学習みたいなのもあります。
えー。じゃあ結構ネットワーキングみたいな意味でも使えたり。
そうですね。あと、コファウンダーマッチングっていうのもあって。
えー。
実際、これでコファウンダー見つけたっていう人が参加してましたね、YC。
えー、めちゃめちゃいいじゃないですか。
はい。
すご。
そういう時代なんですよ。
え、これちょっとコーファウンダー探してる英語できる方、今エントリーもうもう終わっちゃ、開催されてるけど。
はい、多分来年次のプログラムなんじゃないですか。
あー、ちょっとね、ぜひあの、来年のチャンスに皆さんね、これいいな、私も英語できるようになって参加したいなって今ちょっと思いましたけれども。
そうですね、これストップスクールはいいと思います。
えー、めちゃめちゃいいですね。
あと過去にこれを録画したYouTubeとかも公式から出ていて。
うんうん。
はい、その中で僕はピーター・ティールの講演が一番好きなんですけど。
うーん。
はい、ぜひ聞いてみてください。
それは何で見れるんですか、YouTubeとか。
はい、YouTubeでYコンビネータースタートアップスクールって検索すれば出てくる。
へー。あとどんなリソースがあるんでしょうか。なんかいっぱいありますね。
そうですね、えーとですね、最近ローンチされたやつがローンチYCっていうプロダクトハントのYC版みたいな。
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なんかね、ちらっと見ました、これ。
はい、6月29日にリリースされてます。
うんうん。そもそもね、プロダクトハントを知らない方のために簡単に説明すると、イケてるプロダクトを特集する的なサイトですよね。それで説明あってますかね。
そうですね、これ誰が編集してるんだろう。自分で載せるだけなんじゃないかな。
うんうん。なのでYCにどんなのがあるのか的なこと。
そうですね、YCに過去に採択された企業の一覧と、それの例えばいろんなジャンル別の分類とかは、スタートアップディレクトリーってまた別のサービスがあって。
それは2016年ぐらいからあるらしいんですけど、全チームの、公開されているものは全チームの何年創業で、どういうサービスで、どういうファウンダーがやっていてっていうのが書いてあります。
これは自己申告っていうか、YCに入るとここに入力するとここに出ますよみたいなガイダンスがされてて、基本的にはみんな入れてくださいねみたいになっている。
じゃあテイラーもここに載ってるんですか。
はい、載ってます。
いいですね、なんか私昔自分の会社でプロダクトハントを結構みんなで触るのが好きで、みんなで持ち回りで毎週、今週自分が見つけた面白いプロダクトハントのプロダクトみたいな感じで、チーム内で共有したりとかして遊んでたんですけど、
結構そうやってYCの採択されてる会社とかを会社のみんなで見て、こんな面白いサービスあったよとかって会話するのも面白いかもしれませんね。
いや本当そうですね、プロダクトハント勉強になるし、まさにプロダクトハントにあったのをみんなで発表し合うみたいな、すごい良いカルチャーですね。
すごい楽しかったんで、ぜひぜひ皆さんにもやってみていただきたいんですけれども、他にも何かありますでしょうか。
スタートアップライブラリーっていう、何ですかね、これリンク集っていうか記事集みたいなのがあります。
これは今挙げた2つの、ローンチYCとスタートアップディレクトリーはあくまで会社の一覧がゼラゼラ書いてあるだけなんですけど、こっちはコンテンツの一覧みたいな感じですね。
で、コロナの時はどう経営すべきかみたいな話とか、いろんなYCの関連の人が過去に書いた記事の整理したものみたいな感じのものがあります。
なんかいいですね。ただただ英語があれっていうだけで、これらを見れてないのがすごいもったいない気がしてきました。
そうですね。まああのイロンマスクが喋っているやつとか、ザック、マーク・ザッカーバーが喋っているやつとかもあるので、これらはYouTubeで字幕もつくと思うので、ぜひ見てみてください。
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あと他に何かオススメのリソースがあったらお願いします。
そうですね。見ていて一番楽しいというか、ミーハー的に一番楽しいのは、先ほどのスタートアップディレクトリーの派生サービスとして、サービスというか派生ページとしてできているトップカンパニーズ、Yコンビネータートップカンパニーズっていうリストがあって、
これがYコンビネーターが把握している限りにおける時価総額ランキングみたいなのが載っています。
いいですね。
現在1位はAirbnbです。
やっぱりそうなんですね。
2位がStripe。まだ未上場です。両方とも2009年のYC参加ですね。
いいですね。こういうのを見るだけでなんかちょっと夢があるというか、ワクワク感が。
そうですね。あの会社もそうなのかっていうような視点もあるし、逆に言うとすごい小さなコミュニティからこれだけ世界的な企業が生まれているっていうその、なんて言うんですかね、偏りみたいな。
すごいうまく利用しないとなっていう気にさせてくれる部分ではありますよね。
そうですね。もうたくさんのリソースが今すぐアクセスできるものばかりだったので、ぜひぜひ皆さんも活用してみてください。
スタートFMでは現在Yコンビネーター特集をお送りしております。
YCや海外スタートアップについての質問やメッセージはポッドキャストの概要欄から送ってください。
このポッドキャストいいなと思ってくれた方はチャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。