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はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます。企業課でラジオパーソナリティの関口舞です。
テイラー株式会社の柴田陽さんと、企業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
私事なんですが、先日ですね、私、人生で初めて1on1をしていただいたという。
何の話かと思ったよ。
1on1というフォーマットでってことですよね、当然。
そうです。そうなんですよ。
確かに、そう言われればあんまりないかも。
ちゃんとがっつり会社に入社して所属していたことが、新卒の半年しかなかったんで、
それからはね、自分が会社を立ち上げたりしていると、上司とかもいないわけですから、
いいな、私も誰かにやってもらいたいなと思ってたら、
あるサービスを、開発協力をうちの会社がしていた他社の創業者の人に、
ある種お願いしてというか、1on1みたいなのをやりますかって言ってもらって、
これ普通ね、よっぽどその人のことが好きじゃなかったら、
なんで、よその会社なのにそんなんしなきゃいけないんだよって逆に多分嫌だって思う人もいると思うんですけど、
私は個人的にすごい尊敬してて好きな人なので、
1時間とか時間とって1on1的な枠組みでやってもらって、すごい嬉しかったなみたいな感じだったんですけど、
なるほどね。
それで思ったのが、私の場合はちょっと特殊な枠組みでやりましたけど、
自分が受けてみて、なんて言うんですかね、
どういう態度で、どういう内容で受けたら、よりその上司からの評価が上がるかとか、
ある種その、前フィードバックの受け方もらい方っていうエピソードがすごくシェアされて好評だったわけですが、
それのその1on1の受ける側、主に従業員側の立場から、こんな風に受けると良いよみたいな観点の話ができるといいかなと思いました。
なるほどね。
でもやっぱり当たり前ですけど、僕もサラリーマン2年しかやってないですけど、
1on1ってやっぱり受けるっていう感覚ですよね。
別にそうである必要はないのかなって思うんですけど、
別にそのフラットというか、総合的なものな感じがするんですよね。
フィードバックって当然する人からされる人って感じがするんで、
もちろんそれが必ずしも上司から迎えだけじゃなくても当然いいんですけど、
1on1ってもうちょっとフラットというか、受けるというよりはフラットな感じのものなのかなっていう風に思ってましたけど、
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自分のことを考えてみても、こっちから話があるかっていうとあんまりないなっていう感じもしますよね、感覚的にはね。
皆さんどうしてるんだろうなと思いまして、そもそも話題っていうのは、ある種上司と部下っていう関係性だったとしたら、部下側が用意した方がいいんだろうけど、どういうことを言ったらいいのかとか。
そうですよね。
これは1on1の、理想的な1on1をするにはというか1on1Tipsみたいな話って多分すごいたくさんあって、かつよくある事故啓発症みたいに全部のアドバイス取り入れると、
そういう矛盾したやつもめちゃくちゃ出てくるみたいな感じのジャンルかなと思ってて、それ何でだろうっていうのをちょっと考えたんですけど、
僕は1個最後そのとある結論にたどり着いたんですが、ちょっとうまくその話に収束できるかは置いておいて、
実際何がどういう感じか実態としてのあるあるとして、僕が観察範囲で思ってるのは、もちろんテイラーでもやってますし、別の会社でもやってましたし、
他の会社の話とかを聞いてても、ぶっちゃけ上司的な人が、例えばまえさんがジャッジ部下で、僕が上司だとして、
今日もよろしくお願いしますって言って、まえさん最近どうですか?みたいな感じの入り方をして。
確かに。ぼちぼちですみたいな。
もちろんフォーマットがある会社もない会社もあると思いますけど、結局ほっとくとちょっと仕事の話していいですか?っていう話になって、業務上の相談を始める。
そうですよね。
そもそもそれがいいのか悪いのかっていう話もあると思うんですけど、それはちょっと後でおいおい出てくるとして。
今進めてるこれなんですけど、これってこんな感じなんですけど、これどう思いますか?AプランとBプランあるんですけど、どっちがいいですか?みたいな感じの話をしてきて。
それはこっちの方がいいんじゃない?みたいな話をして。
よくあるオチとしては、あくまでそのワンワンっていうことで相談してくるぐらいなんで。
AかBかという質問に答えるより、いやそもそもね、みたいな話。
1個中小道の1段か2段高い話がそもそもずれてるよね、みたいな話になって。
それにちょろっと絡めて、こういうことも意識していかなきゃいけないよね、みたいな話をして。
今日時間なんで、また次回お願いしますって言って。
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また翌々次回、また同じような違う業務について、また結局ちょっと何段階かメタな話になって。
ちょろっとフィードバックっぽいことをして終わるみたいな、めっちゃこういうパターンが多いなと思って。
ほっとくと多分こうなっちゃうんだろうなと思っていて。
それどう思います?いいのかな?
私がちょっと思ったのは、AプランかBプランかっていうことを事前にスラックだとかなんかの機会で相談しちゃってたとするじゃないですか。
何もワンオワンまで入れかしとくべきじゃない話かもしれないし。
ワンオワンにいざなった時に、業務上で判断を仰ぎたい話っていうのがない場合もあるんじゃないか。
思いつかない場合もあるんじゃないかとか思いまして。
だからって何も言わないのもあれだから、なんかしょうがないから無理にって言ったら変ですけど、
なんかちょっとここをもっとこうしようと思って回すとか言って、下手すると形外化するんじゃないかと思ったんですよ。
じゃあやんないほうがいいってことですか?
いや、やんないほうがいいわけじゃなくて。
でもそれでやんないほうがいいと思うっていうのは、じゃあどういう意味があるからやんないほうがいいと思いますか?やったほうがいいと思いますか?
やったほうがいい理由としては、
いやーなんでだろう。
なんか私は単に結構エモい人間だからってのもあると思うんですけど、
上司的な立場の人が、私がその人のことをある程度好きで尊敬してる前提ですけど、
一定時間を割いて自分がもっと成果出せるようにとかもっと働きやすいように、
ひいてはそこまで思ってないとは思うけどもっと幸せでいるためにというか、
気にかけてくれて時間をとってくれて向き合っていただく時間をもらってるってこと自体が結構大事かなとは思ったんですよ。
それはめっちゃありますよね。それは多分第一の功用としてはあると思いますね。
そうなんですよ。ただまあそれ本当大前提のその人が好きとか尊敬してるっていうのがなければ完全に、
もうただただ評価を上げるために効率よく自分をやってることをアピールするだけの場になっちゃうかとは思うんですが、
まず1on1で絶対にこれを守った方がいい原則の一つとしては定期的に入れる。
そしてそれをその優先順位を下げないといけない。ちょっと忙しいから1on1今週スキップはやんないっていうのはめちゃくちゃ大事なポイントかなというふうに思います。
アドホックに入れるとさっきの功用がなくなるので、絶対に定期的にスロットが確保されてる安心感みたいなものは1on1の功用の、
これじゃあ1on1と呼ぶべきなのかもわかんないですけど、多分一番わかりやすい功用としてあると思います。
だからそれを守った方がいいんじゃないかなと個人的にはいつも思っています。
たまに見るんですけどリスキーしちゃう1on1でなんか久しぶりだねみたいな感じになっちゃうっていうやつですね。
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他の忙しいやつの優先順位が上がっちゃって。それは非常に良く、だったら最初からやんない方がいいっていうふうに思います。
この定期的にスロットを確保されているっていうことによるある一種副次的な効果としていくつかいいことがあるかなと思ってて、
まず一つは言いにくいフィードバックみたいなのをちょっと今マイさんいい?時間いい?って言ってフィードバックするとちょっと大事感が出るっていうか、
わざわざ感が出るんでショックが大きくなりすぎちゃうんですけど、定期的なスロットの中でいろんな雑談とか業務の話とかに混ぜ込んで、
そういえばこういうふうなこの間状況があったけれども、これに対してこういうふうに思ったよっていうふうに混ぜ込むと受け入れてもらいやすくなるっていうフィードバックの場として、
わざわざフィードバックある度に取るよりは定期的なスロットの中でそれをやったほうが柔らかいっていう。
そうですね、マイルドな感じしますね。
高揚がある気がしますと。
確かに。
あとはそれにちょっと似てるんですけど、もろもろやっぱり組織が大きいと寝回しっていうほど深刻じゃないかもしれないんですけど、
事前にヘッドアップをしておくことによって、より受け入れてもらいやすくなったり、より建設的な議論につながるっていうことってあるじゃないですか。
個別に、別にスラックでアットメンションして全体にアナウンスしても構わないことではあるんだろうけれども、個別にこういうことが起こるよっていうことを言ってあげることで、
大事にされてる感っていうか、耳に水だみたいなことが起こらないことによる何らかの高揚がある感じがしていて。
確かに。
それの場としても、わざわざワンワンいきなり今日入れたらびっくりしちゃうと思うけど、それで言ったらすごい王道みたいになっちゃうじゃないですか。
確かに確かに。
今度こういう人来るからねみたいなこと言ったら、わざわざそれで時間取ったんですかみたいな、そんなに身構えなきゃいけないことですかみたいな、よりインフレしたシグナルを与えちゃうんですけど、
それが定期的なスロットで消化すれば目立たずに、お互い構えずにやれるみたいな。
これいずれも二つとも日本的なやつだなと思うんですけど。
確かに。
だからこそじゃないですね。定期的にやることの副次的な高揚としてはそういうのもあるのかなっていうふうに思う自分がいる一方で、
そもそもでもそれって定期的なスロットが確保されていることに安心感とか、言い抜きフィードバックを何か混ぜ込めるとか、
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寝回しが構えずにやれるとかって、本当は別にそんなことしなくてもいいような関係性というか組織の状態。
何でもかんでもストレートにボンっていって大丈夫みたいな感じにしておく方がもっといいというか、最終的にはそれを目指すべきな気もしていて、
そういう意味で言うと今みたいなクッション材として101を位置づけるのは、最終的な理想形とはちょっと違うんじゃないかなっていう気もしてるんですよね。
さっき言った話は真実だと思うんですし、人間の心の動きとしてはどうしてもしょうがない気もする一方で、そんなことしなくても進む関係性の方がいいという気もする。
確かにそうですね。
例えば洋さんが101を部下的な立場の人に対して101しましょうって言って1時間になり会った時に、相手がどういったトピックをどういう感じだとやりやすいというか、
いいなこの人ってなるとかってあります?
いいなこの人の逆はすごい簡単で、実際にあるんですけど、こういう人はいたんですけど、経験上ね。
アドバイスを聞きに来る割に、それを実行しないパターン。これ何だったんだろうって今でも謎なんだけど。
これは別に101だけじゃなくて、他の先輩経営者にアドバイスをもらいに行くとかそういう時もそうなんですけど、
別にその人の言う通りやる必要はもちろんないんだけど、何回もアドバイスをもらいに行って、でも一個も実行してなかったら、やってる側からすると何なの?みたいな話になるじゃないですか。
謎ですよ。
刺さってないなら刺さってないって言えばいいんですけどね。
いや、めっちゃその通りだと思います。
そういう姿勢だけを示したかったってことなんですかね。
そうなのかな。それがどっちに穿った見方なのかわからないけど、その解釈もあると思うし、アドバイスが下手くそなだけだろうみたいな解釈もあるかなと思ってて。
いずれにせよお互いあまり意味ないから、それは一番嫌なパターンかなっていうふうに思います。
それは嫌ですね。
私が思ったのが、もし上司から高く評価されたいって思ってるっていう前提の場合ですけど、当然自分働いてて改善点とかもっと良くした方がいい点ってたくさんあると思うので、
私はそれをフィードバックを向こうからもらう前に、できればワンオンの機会をいい機会と捉え、自分で内省をし振り返り、
この人自分で悪いとこ分かってないな、自覚できてないなとか伸びしろがないなと思われないために、
自分ですでに私はこういった点が課題だとか、だからこう改善するべきだというのを用意しておき、
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ワンオンの場に持っていって先手を打って自分から言うっていうのは、もしかしてこいつ分かってるやんって思われるムーブになるかなって思ったんですけど、どう思います?
なんないんじゃないですか?なるかな?
なんない?
僕はなんないです。
え、嘘?低評価?
低評価ではないです、もちろん。
自己認識が正しいかどうかっていうのは、もちろん正しい方がこの人分かってるなってなるので、
課題認識がないよりは課題認識があった方がいいのはそうですね。
別にそういうのをわざわざ言ってくる必要はないというか、課題認識があるなら別に。
もちろん答え合わせ、この課題認識で正しいのかっていうのを知りたいですっていう、
結局ワンワン鏡として使うのが一番いいと思うので、
自分の鏡として言ってみてどうリアクションするかで、
自分がどうなってるかっていうのを見るっていうために壁打ちに使うのはすごい良いことだと思うんですけど、
別に心象を上げるためにそれをする必要は一切ないし、そんなので心象は上がらないかなと思います。
それはちょっと浅はかな話なんですけどね。
いや、ただ思ったのが最近どうだった?
成果とか具体的な自分がやったことを上司の人がいちいち細かく把握してないぐらいの組織だったと仮定した場合に、
私が思ったのはすごいポジティブに、
なんて言うんですかね、こんなに私成果出しました。私めちゃめちゃこの1ヶ月超イケてました。
すごいじゃないですか。見てくださいよみたいな。どうすかもうめっちゃ頑張ったんですよみたいにやるよりも、
もしかして全く同じ成果だったとしても、
なんて言うんですかね、こんな感じだったんですけどもっと上げられると思うので頑張りますみたいなテンションの方が伸びしろがあるように見えるのかなとか、
そんなことを思ったんですよ。
個人的には正しい自己認識を言ってもらった方が役に立つ気がしていて、
本当にもっと頑張れると思ってるならもっと頑張れますでいいと思うし、
これはまぐれだったと思いますって言うんだったらまぐれだったですって言ってもらった方が良い気がする。
正しい見積もり、一倍の状況を言ってくれた方がいい気がする。特に過大評価も過小評価もせず。
もう今ね気づいちゃったんですけど、あれですね、たぶん私が思ってるさっきから言ってる上司っていうのが洋さんほどいい人じゃないっていうかなんていうのかな。
いわゆるステレオタイプの上司で自分をジャッジする立場にいる人で、
二人三脚というかお互いによくしていこうねというよりも、この部下は星3つですみたいな。
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そういう人だった場合みたいな話を私さっきからしちゃってた気がしてて。
たぶん本当に成長するためにはどう考えてもさっき洋さんが言ってくれたようなスタンスの上司も部下もそういうスタンスだと本当に意味がある時間になると思うんですけど。
別にそれがよりことに向かうタイプの上司だとしても、あるいはもうちょっと何は物資的な感覚的な上司だったとしても、
結局、上司と部下の関係性だけの枠組みで言うと、期待と実際の現在地点のお互いの認識を同じ水準に合わせるというか、
そこのある種物差しをカリブレーションするために使った方がいいと思ってて、その評価の枠組みの中の話をするのであれば。
つまり、あなたが私に対して抱いている期待、例えばこの木の期待。
例えば1ペンだとしたら、この1ヶ月の期待っていうのはこうですよね。
これで合ってます。
私が思っているあなたが思っている期待値っていうのはこうなんですけれども、それは合ってますかっていうのはまずカリブレーションするじゃないですか。
私が思っているあなたが私に対して思っている期待値に対しての到達度っていうのは、
このぐらいだとあなたが思っていると私は思っているんですけど、それは合ってますかという話をするのが一番役に立つと思います。
それはその尺度が本当のよりコトフォーカス的な人もいれば、早く帰っちゃダメだよ君みたいな感じのかもしれないんだけど、この間ゴルフコンペ来なかったじゃないみたいな。
その中身はどうでもよくて、
ってことはあなたは私が毎回ゴルフコンペに参加するってことを期待してるっていうことで、私はそれが期待だってことに気づいてなければ、そうやってカリブレーションできてよかったねっていうことだと思うんですよね。
確かにそうですね。
という評価の枠組みとしてはそれが一番いいかなと思っていて、
だから端的に言うと、より解像度を荒くして言うと、私ってどうです?ちゃんとできてますか?っていうことなんですけど、
ふわっとしたレベルで話してもしょうがないんで、よりその期待っていうのは何なのかっていうのをできるだけピン止めしていくっていうか、じゃあこれができたらいいんですねとか、
無地獄無欠勤だったらあなたの中で期待の100%のうち、ウェイトの30%は無地獄無欠勤であるってことなんですね。
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だったらその情報が得られれば、そこで30%の評価のウェイトはそれが中身なんだなってわかるし、
次やった時に、そういう話でしたよね?変わってないですよね?っていうことができるんで、
いやもうそれは大事じゃないんじゃない?みたいなのがあれば、そこで修正できるから、
そこの期待の設定がコロコロ変わったり、実はそんなに具体的じゃなかったりっていうこと自体は上司のクオリティというか、
いい上司なのか、合う上司なのか合わない上司なのかっていうところに最終的には依存しちゃうけど、
でもそれを確認するっていう行為自体は常に良い手なのではないかと思います。
確かにいいですね。
なんかそれだったら、私がさっきからワンオワンの相手の上司のことを好きとか尊敬している前提が云々みたいなことを言ってましたけど、
今陽さんが言ってくれたようなスタンスとか内容でやるのであれば、最悪その極論、なんかこの人別に尊敬していないとかあんまり好きじゃない。
そうそう、期待値の中身が、自分が好きな期待値じゃないかもしれないけど少なくともわかるので、
そうするとなんかせっかく頑張ったのに評価されないみたいなものは、一応できるだけ最小化できるというか、
この人ってそもそもそれを評価してないんだなっていうのをわかったら、そういう頑張らなくてもいいじゃないですか。
そこから先は自分の判断なので、評価されなくても自分の生きる姿勢として頑張りたいっていう、こういうこと頑張りたいっていう、
朝早く来て挨拶するの頑張りたいって思うなら、上司が評価してるしてないに関わらずやったらいいと思うんだけど、
少なくともそれをやったことによって、評価されてないんですって後で落ち込むよりは、この人は最初にそれを評価してないんだなってわかった方が建設的だから。
もしそれがあんまりよくわかってないんだったら、それはした方がいいかなっていうふうに思います。
いいですね。つまり期待値のすり合わせを押しつつ、現状とかを整理したりする感じの場に使うみたいな。
ちょっとこれ長くなりすぎてるので、どっか切ってもらったほうがいいと思うんですけど。
今言ったものは全部その通りなんですけど、それとは全然別軸で、僕最近1on1をどう設計するかというか、
これなんじゃないかって思ってる仮説があって、それは1on1で何を話すべきかは、
1on1の仮に定期的にコンスタントに入っているとして、頻度によって決まるっていう仮説があって、
頻度によって決まる?
つまり1on1って週1の会社もあれば、2週に1回の会社もあれば、月に1回の会社もあれば、
もしかしたら9日当たりに1回の会社もあるし、もしかしたら毎日やってる会社もあると思うんですよね。
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それはもちろん自分のどのぐらいのシニュアリティなのかとか、上司が何人担当してるのかとかにもよってもかなり影響を受けちゃうので、
実は1on1本とか見るとこの辺が曖昧というか、いろんな人に当てはまるように何も書いてないケースが多いんですけど、
1on1のアジェンダってむしろ頻度でしか決まらないんじゃないかと思ってて、
つまり極論言うと毎日やる1on1と月に1回やる1on1って全く違う話の中身になるんじゃないかなと思っています。
確かにそっか。
そう言われればそりゃそうだって感じする。
なんでそう思ったかっていうと、最近僕このセオリーにハマりまくってて何回もポッドキャストで出してるんでちょっとみんなまたかよ感あるんですけど、
人間にせよGPTにせよ、やっぱり同時に一瞬先のことと1分先のことと10分先のことと1時間先のことと1日先のことと1週間先のことと1ヶ月先のことと1年先のことっていうのを
全部基本的には同時に考えているし考えられるというか考えるような思考をする思考モデルになっていると思うんですよ、脳のモデルが。
つまり今こう話してても次の単語とか次の音っていうのも考えているし、次の文節も考えているし、この話の着地点っていうのも考えているじゃないですか。
実は研究で分かっているのは、実は同時には考えていなくて、どんどん切り替えていってるだけなんですよ、その瞬間瞬間で。
1秒先のことを考えた後1分先のことを考えて10分先のことを考えてっていうのをひたすら細かくババババって切り替えていったり来たりして、文章を構築しているあるいは行動しているっていうモデルになっていて、
今の話で分かりやすいのに時間の尺度というか長さ単位、思考する何を出力したいかっていうのを一瞬後の話なのか、
言葉の例が分かりやすいので言葉で言うと次の音を考えるのと次の単語を考えるのと文章全体を考えるのと文節全体を考えるみたいなものを同時に考えているとして、
それぞれ時間の長さが違うじゃないですか。
そうですね。
定期的にワンオンワンを持つってことは、それのある時間の尺度でぶった切ってその単位ごとに必ずワンオンワンが設定されるっていうことじゃないですか。
週1でやるってことは、週っていう単位でチェックインする場があるっていうことなんで、週の長さで考えられるべき取り扱われるべきテーマを取り扱うべきだと思うんですよね。
確かに、そっか。
そうですね。
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それで1ヶ月とか何ヶ月単位とかやってても、何ヶ月先にならないと検証できないような話とかはあんまりしないみたいなそういうことですかね。
そうですね。例えばスポーツのコーチで言うと、自分専属のずっと付きっきりで1メートル隣にいる人が教えてくれる中身と、
例えばサッカーとかやってるとして、常に隣でやってる人が教えてくれる、こうした方がいいよみたいな話と、
週に1回来る監督みたいなことが、お前こういうふうに動いた方がいいよっていうことの流度、抽象度って明らかに違うじゃないですか。違わざるを得ないというか。
そうですね。確かに確かに。
監督は当然どうやったらトラップがうまくやるのかっていうフィードバックをしても、あんまり精度が上がらないじゃないですか。週に1回しか見てないし。
そうですよね。
付きっきりの人はむしろ逆に、あまりにも日常的に接しすぎてるので、1年前と比べるとこういうところ良くなったねみたいなのって分かりにくいんですよね。
それよりは今のトラップのこの感覚を覚えておいてねみたいなやつの方が明らかに効率がいいじゃないですか。その人のインプットとして。
そうですね。
ワンワンとかも同じで、頻度によって取り扱うべきテーマの抽象度が変わるんじゃないかと思ってて。
確かに。
別にワンワンだけじゃなくて、自分の中でも午前中何しようっていう話と今週何しようって話と、今月何しようっていう話。
ビジネスでも当然違うテーマを設定するじゃないですか。
せっかく定期的に入ってるんだったら、もし1月に1回入ってるんだったら、1月でやりたいことみたいなものをワンワンでこれを今月やりたいと思ってるんですよって言っといて、
その1ヶ月後に前回こう言ったけれども、これはこうでした。だから翌月こうしようと思いますっていうチェックポイントに使うのが効率的かなと思ってて。
めっちゃいいですね。
だから頻度が決まると、そのサイクルで回せる改善したいこととかっていうのが変わるじゃないですか。
今でもそうなのかな、マッキン勢とかだと。これ業務上の話ですけど、ワンワンワン、ピープル的な話というよりは。
フィードバックサイクルって、どこかの話でしたけど、どのくらいかわかります?
普通のプロジェクトで、僕が新卒で2年目くらいの、チームが5人くらいのチームで、マネージャーと自分の間で、
柴田さん、今日こういうタスクお願いしますねって言われて、N時間が入ります。時間というかその期間が入ります。
P5に経ったら、もう1回チェックインさせてください。このPに入る時間のスパンってどのくらいだと思います?
なんか見当もつかないですね。1週間とか1ヶ月とかですかね。
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1週間くらいだと思うじゃないですか。よく事業会社であるのは1週間後にチェックインしますが多いと思うんですけど。
一旦そこでどんな感じか様子見しましょうみたいな。
特に1年目は3時間です。
3時間後にどうですみたいな。
どこまで進んだ。
この3時間どうだったみたいな。
どうだったっていうか、どこまで進んだ。だからそこのフィードバックって明らかに1週間後のフィードバックと違うわけですよね。
そうですよね。
すごい作業レベルの話です。こういうことを調べろって言われたので、まずはこういう風なこれとこれとこれのソースを当たるっていう風に考えました。
まずはここにリサーチャーにこれを依頼して、これとこれとこれを見ましたけど、ここまでしか書いてませんでした。これが3時間の進捗です。
これは聞いたの?とか。そういう感じのフィードバックになるじゃないですか。
これそもそも進め方がここから進めるんじゃなくて、むしろ知ってる人に聞いたらみたいな。聞いたの?みたいな。
それによって明らかにテーマが変わるんですよね。
僕はやっぱりおおむね慣れてないマネージャーとか、あるいは慣れてないタスクをやってる人っていうのは、日本の事業会社はそもそもインターバルが長すぎると思います。
一般論です。桁一つぐらい長すぎると思います。
そっか。じゃあもうちょっと早くチェックインすればいいってことですかね。
そうですね。3時間で思いつかないものは1週間でも思いつかないので。
そうなんですよね。結局、明後日までって言われても、明後日の何時までって言われたその何時の手前の3時間で頑張るだけかもしれないから、結局それまではやってないかもしれないし。
そもそもパパッと何かこういうことをしてくださいって言われて、作業イメージがわからない時点でもうできないので。
確かに。
時間預けるだけ無駄なんですよね。
わからないならわからない、それは別に構わなくて、わからないことをわかるという意味では3時間あれば十分みたいなことだと思うんですよ、そのインターバルで設定されてる。
それでもちろん慣れてくるとだんだん伸びるんですけど、伸びたとしても1日ですね。インターバル1日だったら今日はスローな日だったなみたいな感覚です。
すごい。
もちろんどんどん上になっていくともうちょっと緩くなって、それでも1日に1回ぐらいはチェックインされるかなって思います。
さすがマッキンゼーですね。それは知らなかったです。めっちゃ面白い。
逆に優秀だからさ、みんなインターバル長いのかなって思うじゃないですか。
そう思いました。言うて1ヶ月とか置いとくかなすら思いました。
チェックインのインターバルがリウドに関係してるからなんですよね。
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確かに。
なのでまずは自分自身がやっているチェックインが、そもそも定期的じゃなかったら定期的にしてもらった方がいいと思うし、定期的なのであれば頻度をベースにそのインターバルで取り組むべきテーマの抽象度みたいなのが主に決まると思うので、
それをアジェンダにするっていうのがお勧めなんじゃないかなというのが最近ハマってる仮説です。
いいですね。ありがとうございます。ぜひこれはすごい参考になると思うので。
あとこういうワンオワンこんな感じでやってて、こういうの良かったよとかこういうので困ってるよとかあったらまたぜひ皆さん教えていただければと思います。
ありがとうございます。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを引き続き募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な1日をお過ごしください。