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2022-01-31 24:40

Web3ってどう思う?

Mai
Mai
Host

2022年避けて通れない話題「Web3」について、どう捉えているかトークしてみます(専門的な内容ではありません)

START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でTOKYOFMパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。

番組への質問はこちらからお寄せください。番組ハッシュタグ #STARTFM で感想お待ちしています!

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はじめるを応援するポッドキャスト、START FM。おはようございます。企業課で東京FMパーソナリティの関口舞です。
連続企業課でエンジェル投資家の柴田陽さんと、企業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
今日はWeb3について語ります。それではお楽しみください。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
どうですか?何か面白いことありましたか?
年末年始、トレンド予想で、トレンド予想でしたっけ?
トレンド予想しました。
NFT触ってみるみたいな話、Web3か、Web3触ってみるっていう話をしてて、年末年始ちょっと不本意なんですけど、あんまり触れなかったんですが、ちょっとだけ触ってみたんですよね。
何したんですか?
いくつかあるんですけど、ちなみに一応予防線を張っておくと、世の中にはもっといいWeb3界隈の人たちのポッドキャストだったりブログがあるので、気になる人はそっち見ていただくとして、
初戦はミレニアル世代のWeb2の人間が、Web2.0の人間がWeb3を触ってみてどう思ったかっていう。
そうですね、そこの軸でお届けしていきたいと思います。
そういう人向けの話題なんですけれども、まず、オープンシーでスタートFMの一番最初のエピソードをNFTにしてみました。
来ました、ついにNFTデビュー。皆さん、ちなみにオープンシーというのはプラットフォームですよね。
そうですね、NFTのマーケットプレイスで一番有名なやつですね。
これ嬉しい。さっき私チェックしましたけれども、私たちの記念すべき最初のエピソードが今NFTとなって出品されている状態?一応入札できるんですか?
そうですね、いろいろ設定あって値段付けて売りに出すこともできるんですけど、まだそれはビビってしていなくて、ただこれで売ってほしいみたいなオファーはできる状態なのかな。
それがオープンシーのデフォルトの出品状態なんですけど、一応そこにあってNFTがミントされた状態になっていると。
なんでいちいちミントとかって言うんですかね。出品のことを。
本当にそういう文化っていろいろあると思うんですけど、これ結構NFTに何かを出品してみたいと思っててもできてない人っていると思うんですけど、どうでした?簡単にできました?
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めちゃめちゃ簡単。これはもしウォレットをすでに持っていれば、メタマスクとか持っていれば、一分、一分というか画像アップロードしてタイトルつけるだけなんで、本当にメルカリ出品するのとほぼ同じというか、写真撮る手間がないだけメルカリより簡単かもしれないですね。
なので、すごい簡単なんですけど。ただ一方で、全然Web3はマジでユーザーとしてはほとんど関係なくて、というのはさっきメルカリみたいっていう話をしましたけど、同じなのでメルカリと操作とかは。
だから別に裏側がWeb3なのか、そうじゃないのかとかっていうのは、ユーザーもほとんどわからないなと。なのであまりユーザーとしては関係ない。ユーザー体験としては関係なくて。なるほど。
Cと言うとすれば、いわゆるメルカリとかも基本的にはWebのサービスってパスワードとIDでログインしてくださいって言われると思うんですけど、このブロックチェーンの世界は俺とが鍵になっているので、俺と持っているイコールあなたっていう構造になっているので、認証がちょっと違う。
メタマスクを読みに行く、読みに来るっていうぐらい。なるほどなぁ。いやでもすごいことになってますよね。このオープンCのバリエーションもすごいことになってるって聞いたんですけど。
そうですね。このポッドキャスト収録の1週間前、1月の本当頭ぐらいになんと1.3兆円のバリエーションで調達をして、7月についこの間の7月に1.5ビリオンだから1500億円ぐらいだったので、本当に6ヶ月7ヶ月ぐらいで本当に9倍ぐらいになったっていう。
いやー、いかれた世界ですね。なんかねちょっとバグるというかどうなんでしょうね。
ただ僕はオープンCの伸び自体は別にWEB3のバリエーションにはなってないかなと思っていて、というのは結局これってNFTって新しい資産クラスというか、言うたら新しい草コインですみたいなことで、それの取引上ですけどねオープンCは。
なのでそれがすごくたくさんトランザクションされていて、過去TechCrunchの記事によると30日間の取引ボリュームが2.91ビリオンだから3000億円ぐらいされていて、彼ら2.5%ぐらいのテイクレートなので、逆算すると月に72億円ぐらい売り上げがあるよねと。
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ただまあそれって別にユーザー体験としては本当にWEB3関係ないので、単にそのNFTっていうものがすごくブームで、これがシバインコインだろうが、リップルだろうが、チューリップのQコンだろうがあんまり関係ないと思うんですよね。
なのでそのオープンCのバリエーションが1兆円超えたっていうこと自体はWEB3がどうこうっていう話とは直接には関係ないのかなっていうふうに思います。
なるほど。でもね、このスタートFMのエピソード1、どなたかぜひ買っていただけたら記念にね。
一応ね、そこにあれですね、これで我々のインターネット黒歴史を消すことはできなくなったので、デジタルタトゥーとしてブロックチェーンに刻まれたということで。
素晴らしい。
はい、人生これから先僕が炎上して演画長になっても、舞さんはソ連にロックインされてしまったということで、非常なリスクを抱えることになりました。
いいですね、抱えていきましょうどんどん。ぜひ皆さんチェックしてみてください。他に何か触ってみたものとかやってみたことってありますか?
オープンシリーズ出品するだけでは簡単すぎたので、次にこれいろんなツールがあるんですけど、サードウェブっていうWeb3のノーコードプラットフォームみたいなものがあって。
サードウェブ、3番目のウェブっていうサービスがあって、これが別に一番流行ってるってわけじゃないと思うんですけれども、
なんかテクランチとかに書いてあったんで、これを触ってみましたと。
何ができるかっていうと、自分でオープンシーンみたいなものを作れたり、多少コード書かなきゃいけないけどローコードで。
あとよくNFTがただの画像とかと違うっていうふうな主張に際してよく使われる、例えばNFTがないとアクセスできないサイトとかを作れますよと。
いいですね。
これは作るためには当然サイト側を作んなきゃいけないので、多少コードを書かなきゃいけないんですけれども、ただもうかなりの部分このサードウェブがライブラリーとかローコードのツールで生成してくれるので、
リアクトとか触ったことある人だったらコピペしていけば作れますよくらいの難しさなんですね。
例えば会員制の、さっきのファーストエピソード持ってないと見れないサイトとか、逆にそのとあるYouTubeチャンネルを最後まで聞いたら発行されるNFTとか。
すごい面白い。
Eラーニングの使えるみたいな話とか、何でもいいんですけどゲームクリアしたらもらえるやつとか、そういうふうに組み合わせていけるサービスがあって、
09:06
これはサービス作るところまで行けなかったんですけど、触ってみてふんふんってなりましたと。
触ってみてどう感じました?
一つ面白いなと思ったのは、例えばさっきの○○したらNFTがミントされる、生成されるっていうメカニズム自体は、
簡単に言えばこれを達成したらこのトークンを発行するっていうことだけなので、別に昔から技術的には何ら普通の話なんですけれども、
ただそこのプロトコルがWeb3界隈で割と標準化されていて、いろいろな番号があって、RCなんとか番号がついていて、
それでみんなその規格にのっとってインプットアドプットしましょうみたいになっているので、
自分でそういうふうに作って、例えばこのエピソードを全部聞いたらNFTがミントされますよっていうサイトを作って、
それが自動的にオープンシーにそのまま出品できちゃうみたいな。
オープンシーとこのサードウェブ自体は何の関係性もないだけれども、プロトコルが共通化されているので、
勝手に受け入れてくれるというか、勝手にオープンシーのサイトの上に登場するみたいな。
そういう自動出品みたいな。
そういうことはできるので、それは別にWeb3じゃなきゃできないのかというとそんなことなくて、
単にAPI公開してそれに合わせてみんな作ればできるんですけど、
例えばAmazonとかもちゃんとになっていれば出品APIがあるので、
Amazonのマーケットプレス上に誰でも出品できるんですけど、そこがだからパーミッションですというか、
別にオープンシーが良いか悪いかって判断せずに勝手に上がっちゃいますよみたいな世界観になっていて、
そういうのがデフォルトになっているというのは面白いなとは思いました。
でもいいですね。割と作りやすいというか、ある程度行動をかける人なら作れて、
しかもオープンシーに自動出品できるということだと思います。
そうですね。オープンシーだけじゃなくて、同じプロトコルに従っているあらゆるサービスに自動的にパブリッシュされるような風に作れるのかなという風に感じました。
いいですね。ぜひできそうな人はやってみて、出品してみていただければと思いますけれども、
いろいろこうやって聞いていても今一つ自分の中でピンとこないのが、
ウェブ3はウェブ2.0と何が違うんでしょうか?
そうですね。さっきサードウェブを触ってて思ったのは、
一時期ウェブ2.0とかって言ってた頃、マッシュアップっていう言葉があったと思うんですよ。
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マッシュアップアワードみたいな。
リクルートとかがやってた。
そうそう。そのマッシュアップアワードは確か2006年とかからやってた気がするんですけど、
要は例えばGoogleマップがAPI公開されていて、
誰でも自分でGoogleマップ上にいろんなピン立てたり、
関口マイのグルメマップみたいなのを作れますという話があって、
それと例えばGoogle APIとタベログのAPI掛け合わせて、
自分でサイト作れるよねみたいなのがマッシュアップアワードだった気がするんですけど、
それとすごい同じ話だなと。
なるほど。
そういうふうに思って、だからWeb3と本質的に何が違うかって言ったら、
デフォルトがパーミッションレスとか、アプリ同士のプロトコルが整理されている企画が整理されていて、
みんな一応それに参画しようみたいな感じになっているので、
マップアワードの頃ってGoogleのAPIと全輪のAPIって全然中身違ってたと思うんですけど、
それがある程度共通化されているという感じはありました。
ただ少なくとも僕の体感としては根本的に何か違うかっていうと、
ユーザーとか事業的にはあんまり違わないかなというふうに若干怪異的に見ていて、
どうなんだろうな、こういうのって結局たくさんの人が夢みたいな虚構に参画すれば結局それがリアルになっちゃうので、
社に構えているのもあんまり得なスタンスじゃないかなとは一方で思うんですけれども、
テクノロジーってそういうものな気がするし、
例えばSNSみたいなのが出てきたときに、そんなの必要ないよって言い続けてもしょうがないっていう世界があるじゃないですか。
スラックなんか必要ないって言い続けてもみんなスラック使うようになっちゃったら、
一人だけメールだと誰ともコミュニケーションできないよねみたいな話があって、
なので世の中ってそういうもんだと思うので、別に本質的に違わないとかって言ってもしょうがないとは思うんですけれども、
なのでそれを前提とした上で、世の中がWeb3誰かになったら喜んでWeb3サービス作るという前提で喋ってるんですけど。
ただ若干誰かが仕掛けてるムーブメントっていう匂いはすごいしてて、
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ジャック・ドーシーとかがTwitter上で茶化してて話題になってましたけど、
僕の見方はアンドリューセン・ホロイッツ中心に仕掛けられているムーブメントな感じがしていて、
それこそESG投資とかって基本的にはヨーロッパ中心とした機関投資家に仕掛けられているムーブメントだと思うんですけれども、
それと同じような話かなと思います。
これ仕掛けだったら相当上手くやってますね、こんな風になって。
そうかな。
オープンシーは別にあれか、その中で上手くやったってことなんですかね。
それで言うなら、ビットコインもイーサリウムも仕掛けられたわけじゃないですか。
だから一緒なんですけどね。
結局サピエンス前紙にあるように世界は虚構でできているので、
人類の最大の発明は虚構を信じられるかどうかということで、
宗教にせよ、通貨にせよ、ビットコインにせよ、オープンシーにせよ、
Web3にせよ、ESG投資とかサステナビリティだったりにせよ、
一定以上の人が虚構を信じればそれがリアルになるっていう構造に社会というものはなっているので、
いいんですけど、別に仕掛けられてようがられてまいが、
ただそれは理解して乗るのと理解して乗らないのは結構違うかなと思っていて、
理解しないで乗っている人は結構多いよねっていうふうには思っています。
なるほど。
僕が思うのは、あくまで僕の単なる仮説なんですけど、
なんでAndreessen HorowitzがWeb3を押さなきゃいけないのかっていう動機のところなんですけど、
めっちゃそれ気になる。
いろんなWebのトラフィックだったり、アップストアランキングだったり見ても明白な通り、
ガーファープラス数社による過剰ってものすごい進んでいて、
今やガーファーだけでアメリカの株式市場の自家総額の何分の1だっけな、相当な割合占めているんですよね。
ベンチャーキャピタル業界としてそれがターンオーバーしてくれない限りリターンが出ないわけですよね。
そうですよね。
一方の戦い方としては、規制のロビーングをしてドッキン法とかっていうアングルで戦っています。
ただやっぱりこれはAppleとかGoogleとかもものすごい強いので、
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結局マイクロソフトもドッキン法で10年ぐらいすごく戦われていたけれども、
結局今でもマイクロソフトってものすごい強くて、結局誰も入れ替えられていないじゃないですか。
スタートアップがマイクロソフトを倒したみたいなことになっていないので、別のアングルが必要だろうということで、
それがブロックチェーン及びWeb3なのかなというふうに僕は思っていて。
というのは結局ユーザーから見ると、分散型とかパーミッションレスっていうのってあんまり大きいサービスになるとメリットがなくなっちゃって、
例えばブロックチェーンベースのSNSを作るとして、本当にパーミッションレスでモデレーションなしでやれるのかっていったら絶対にやれないわけですよ。
ポルノとかって投稿したらどうするんですかっていったら、当然その運営が処理することになるじゃないですか。
要するにプラットフォームパワーが強くなると絶対に運営が出てくる必要があって、
それをスマートコントラクトで云々って言ってるんですけど、結局そんなに単純な話じゃないので、
結局中央集権の方が効率的なのでサービス作る上でとか、大衆が求めているもの自体はかなり中央集権的な方がみんなのユーザー満足度が高くなっちゃうと個人的には思っているので、
いつかどっかのタイミングで中央集権的になるんだろうなと。
ただ、アンドリュー・センフォリッツの人も当然それを気づいていると思っていて、
ただ彼らとしては顔ぶれが入れ替われば、
例えばブロックチェーンベースのAmazonというのが出てきて、最初は分散型でやってたけど10年後にはものすごく大きくなって中央集権になっちゃいました。
ただ、なったとしてもAmazonと入れ替われば、彼らとしては成功なので、別に最終的にまた新しいAmazonが出てきたよねってなっても正直どうでもいいと思っていると思うんですよ。
そういう社に構えた感じになっちゃってるんですけど、多分そういう動機がものすごいあるのかなと思って。
そうか。一回ひっかき回す的な意義があるのかもしれないですね。
そうそう。ある種の世代交代とか新陳代謝を促すためのムーブメントで、
これ自体は昔からアメリカってこういうことやってきていて、
それこそスタートアップも基本的にはカウンターカルチャーっぽいところから出てきているし、
スティーブ・ジョブスももともとヒッピーだし、
アメリカだと1960年代とか70年代に既存の規制概念を打ち壊そうみたいなムーブメントの中から、
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いろいろ面白いことが生まれてきたりしているので、
そういうことが好きな国民だと思うし、そういうことを通じて社会にダイナミズムをもたらしているっていう社会な気がするので、
それがたまたま主導するのがホールアースカタログの人たちじゃなくて、
アンドリュー・セン・ホルイッツっていう有力なベンチャーキャピタルだったっていう、
そういうことなのではと思っています。
ちなみに結論として、洋産的にはWEB3、これ投資家目線と企業家目線でどうですか、個人的に。
投資家としてはそういうテーマに基本的に逆らっても仕方ないと思うので、
投資家としてはアリなんじゃないですかね。
割と最近のエンジェル投資家とか、特に海外の人とかは、
もうクリプトにしか投資していませんみたいなデフォルトだったりするかなと思います。
だってそのオープンスリー、あの規模で7月から今日までで9倍とかになっているので、
それはクリプトに投資するでしょうっていう感じですね。
企業家としては、今みたいなカラクリを見てしまうと別にことさらWEB3に振る必要ないのかな、
そこの空気感というか、道具として使えばいいのかなという感じがしていて、
結構そのムーブメントが失敗した時が怖いなと思って、
例えばオバマさんの一期目とかって、グリーンニューディールとか行って、
エネルギー系に投資してこれからはグリーンだみたいなことをやってて、
ただその時やっぱり結局、実サービスというかがキャッチアップせず、
その頃のクリーンエナジースタートアップとかってほとんどなくなっちゃっているので、
企業家は投資家よりコミットメントが高いというか、すぐに逃げられるわけじゃないので、
投資家は適切なタイミングでエグジットできるけれども、
企業家は結構エグジットすぐにできるわけじゃなくて、
事業を作るのも時間かかるし、大きくするのも時間かかるし、
っていう形で必ず投資家より遅れるので、
そういう意味では企業家としてはあまり真剣になる気には現時点では慣れていないなというのが、
全体の見方とちょっと違うかもしれないんですけど、
多少松根市に触ってみた結論、現時点では結論ですかね。
なるほど、ぜひ皆さんもF3色々触ってみていただいて、
24:00
よかったらスタートFMを買っていただいたりなどしつつ、
もしチャンスがあると思った人はやってみてもいいかもしれませんし、
ぜひぜひまたご報告などお待ちしております。
そうですね。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録・高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
24:40

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