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2024-01-29 27:43

セコンドのタオル投げ: 事業の畳み方

Mai
Mai
Host

今回は、うまくいっていない「スタートアップの終わりを考える」というCoral Capitalさんの動画を見て、うまく行っていない外部株主がいる場合の会社のたたみ方について、特に創業者の視点から話し合います。

Reference:

https://coralcap.co/2023/12/39560/


START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でラジオパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。

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00:06
はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます。企業課でラジオパーソナリティの関口舞です。
テーラー株式会社の柴田陽さんと、企業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。
先日、チャットグループに貼った動画の話をしたいなと思ってまして、
それがですね、陽さんにもご覧いただいたと思うんですけど、コーラルキャピタルさんがやってらっしゃる動画で、
YouTube?
そうですね、YouTube動画。うまくいっていないスタートアップの終わりを考えるというやつがね、あったじゃないですか。
ありましたね。
皆さんにもぜひご覧いただきたいなという感じなんですけど、
VC視点で語る諦めないことの是非っていうサブタイトルがついて。
これ、深遠な問いだなと思いまして、これについてどうしたらいいのかというのを語っていきたいなと思っております。
うまくいっていないスタートアップの終わり方ですよね。
これなんか僕、てっきりポジショントークかと思って、
ちょっとシャニ構えながらこの動画を見たんですけど、全然ポジショントークじゃなくて、めちゃくちゃ本音を語ってて。
コーラルさんのSNSは基本的にそういうのが多いような印象を受けてますけど。
面白いですよね。
ちょっと割と素直なというか。
だから簡単に言うとあれですよね。
僕がちゃんと読み解けてるかわかんないんですけど、
要するにVCから見ても、VCって基本失敗を織り込み済みで投資をするというか、
100倍とかになって、要するにVCのリターンってそういう100倍とかになるところからがメインになっているじゃないですか。
100個投資したら1個が100倍になって、20個ぐらいが4,5倍になって残りは全部死ぬみたいな感じのポートフォリオになるじゃないですか。
だから別に100倍にもうなんないんだったら、ぶっちゃけ僕らも関係ないからさっさとやめていいんだよみたいな。
すげえ単純に言うとそういうことを言ってたのかなって解釈したんですけど。
そうですね。
ただそれがどのタイミングで、何でしたっけ、セコンドからタオルを投げる的な表現があったかと思うんですけど。
書いてあった。
あんまりそういうプロレスだかなんだかのルールを私はよく知らないですけど、そろそろやめたらどうですか的な意味かな。
おっさん2人でビデオやってることの弊害ですね。
セコンドのタオルの例えは伝わる人は実は一部だっていう。
いやでもね、なんとなくニュアンスは伝わって、つまりそろそろやめた方がいいんじゃないのかみたいなことをどのタイミングで言ってあげるか。
だけどそのね本人たちが責任感によって頑張っちゃってたら言ってあげたいけど、ただ本人たちがまだ情熱が消えてなくて諦めてない時にそういうこと言うのはなんか残酷なんじゃないかみたいなことも話されていた気がして。
03:08
本当難しいですよね。
まあね、往々にして本人自身も、両方の悲観的な自分もいるし、もしかしたらまだいけるかもしれないって思ってる自分もいるだろうから。
外から見たらなおさらこれはもうやめていいよって言うべきなのかどうなのかってのは難しいですよね。
難しいんだろうなっていうのはすごい思います。
そうですよね。
しかもこれ動画の中でもコーラルさんおっしゃってましたけれども、やっぱりアメリカとかに比べて日本の起業家っていうのはやっぱりこれうまくいかないなと思っても引き続き努力して細々とでもいいから続けようっていう選択をしがちっていう観察をおっしゃっていて。
それがどういう理由によるかっていうのは入っていくといろいろあるとは思うんですけれども、実際そういう傾向はあるような気がしていて、アメリカの場合は日本よりさらにすごい大成功じゃなきゃ意味がないみたいなところが、
VC側もその期待値がすごい高いし、それを受けてなのかわかんないんですけど、起業家側も10億20億の着地をさせると諦めたんですかみたいな感じのリアクションをされるみたいなのもあるんで、ましてやそれにも届かないぐらいだったらもうさっさとやめちゃおうっていうのは結構よくあるんですけど。
日本だとね、なんかあんまりその割とすぐすぐ会社畳んじゃったみたいのはあるのかもしれないけどあまり聞かないなっていう印象ですね。
いやこれね、だからそのちょっとねこのテーマにせっかくなったんで、最近私の身の回りで起きたその事業が実際に畳んだんですよね。で、畳み方がやっぱりあまり知られてないんじゃないかって思ってて、だから諦め、どうやったらいいかわかんないみたいな状態がずっと継続しちゃうのかなと思っておりまして。
確かに畳み方全然わかんないですね。
そう、これあの、もうすでにプレスリリース出ているので、コーチの情報なんですけれども、とあるヘルスケア系のサブスクリプションサービスをやってたっていうか、手伝っていたんですね。結構ハンズオンで。
おお、洋さんが手伝ってらっしゃった。
で、その創業の時から関わって、特に2019年、20年、21年ぐらいまではものすごい伸びてて、すごい調子良かったんですよ。で、利益も出てて、なんだこれ超簡単じゃんみたいな。
06:16
で、よくある、よくこのポッドキャストでもご質問いただく、なんかそのスモールエグジットして2回目やりたいみたいな人が大体目指すような感じのサイズのビジネス感。
例えば数億円みたいなエグジット金額の状態になってたんです。
で、実際オファーも、MAのオファーも何個もあったんですよ。
例えば2021年ぐらいの。
で、ちょっと特定されちゃうんで、それ自分のことだって思われるのもちょっと嫌なんで、ちょっとぼかすんですけど、数億円。
で、かつそれは飲み屋で言ってたみたいな話じゃなくて、この金額であれば役員会通せますっていう状態までの、もちろんNDAミスんでデューデリーもしてっていう状態で、そういう事業が2年ぐらいで、これもうやめた方がいいよねみたいな状態に変化したんですね。
それはちょっとなんでなのかっていうのはちょっとまた後日に撮っておくんですけど。
確かにそれはめちゃめちゃ気になります。
でもまあその、そうだからその、まあちょっとこのままやっても難しいよねっていう状態になったんですね。
で、なので結局まあ最終的には事業売却をしたんですけど。
その価格感は、価格は出てないんでちょっと言えないんですが、まあそのもともとあった2年前に得られてたであろう売却金額の10分の1ぐらい。
え、あ、そうだったんですか。
そう、だからえっと、そうなんかあの、まあ自分がつぎ込んだ手金ぐらいは回収できてるんですけど、ただなんか別にそのすごい成功したエグジットではないんですね。
ああ、そうだったんですね。
そう、まあそういうことは全然まあ起こるなと。
で、えっとこれもしその、じゃあでもただ事業売却ができなかったら普通にただ単にえっと、じゃあもうやめましょうって言ってサービスがなくなるっていうことだ。
それだとまあお客さんにも迷惑がかかるし、利用しているユーザーさんにも迷惑がかかるし、あのまあせっかくね、あのまあポテンシャルが多分あるんだろうから、あのまあもったいないっていうのもあって。
で、まあこういうふうにすればえっと、まあそこ関わっていた、で、これはちょっともう見切りをつけた方がいいと思っていた人は離れることができる、まあいいタイミングなので。
09:09
あのその、まあ事業上等は別に事業だけの上等で、人付きのチーム付きのやつじゃないんで。
なるほど、なるほど。
そう、だからそういう着地をさせるとうまくネクストチャレンジができる、まあ少なくともその手が開くという意味ではできるんじゃないかと。
いやーめちゃめちゃ聞きたいことがねたくさんあるんですけど。
はい、どうぞどうぞ。
えっと、まずその、事業の調子がいいとき、まあその売上がねどんどん上がっているとかお客さんがどんどん増えているみたいなことかと思うんですけど、そういうときにいくつかオファーがあったっておっしゃってたじゃないですか。
はい。
そういうときって向こうからオファーがいただけるので、まあ話がしやすいかと思うんですけど、その後あまりうまくいかなくなったときにどうやってその売り先を見つけるのか、どういう手順を踏んで見つけるのかっていうのがまず気になったんですけど。
これはまあ、うまくいっているときもうまくいっていないときも、そもそも売る意思がもしかしたらあるかもしれないですよっていうことを興味ある人に伝えない限りは何も起こらないので、それはまあ同様に、初犯の事情で手放す用意がありますよっていうのを伝える。
今回のケースは特にどの道売るか閉じるかの二択をしますということも既に伝えてました、このときは。
ああ、そうだったんですね。
それがちょっと交渉術としていいかどうかっていうのはまた別問題なんですけど、別問題というか、たぶん売却希望価格とか、じゃあ本当に閉じるのかみたいなところにも影響してくるんで、その状況次第なのでこれは全ての人に当てはまるわけじゃないと思うんですけど、今回のケースについては何もしなければ閉じるんで、そのまでの間に一番高く定時をした人に基本的には譲渡しようと思ってますと。
ということを複数者に伝えると。
それはあれですか、以前調子が良かったときにオファーをくれたところにそういった話を継続的にしているのはもちろんあるとは思うんですけど、新しく候補となるこういうところは買いたいかもしれないっていうところを見つけて自分たちから連絡するってこともあるんですかね。
そうですね、今回の件は調子良いときには話してなかったお客さんで、お客さんというか会計の企業さんで、たぶん調子良いときの価格では絶対に折り合わなかったと思うので、全く新しい募集団の中からのビダですと。
元従業員の方が事業を閉じるんだよねっていう話を会社の人にして、その会社の人がだったらちょっと興味ありますっていう感じの、この特定の会社さんについてはそういう話の流れでしたと。
12:13
なるほど。これあれなんですかね、その難しそうだなと思うのが、とはいえ最初からずっと調子悪かったら、まだしも一時期すごく調子が良かったって考えると、どのタイミングで一旦これは当時のオファーよりも低い金額でもいいから手放しましょうっていうその意思決定の手順というか、
いつどういう基準で決めるかとか、その辺ってどうしたらいいんですかね。
なんかやっぱり、もちろん上手くいかなくなった理由によると思うんですけど、
確かに。
今回のケースは、いくつかもちろん要因あるんですけど、打ち手が何もなくなったというよりは、やはり、とはいえターナラウンドするだけの人もお金も時間も年出できなそうだぞっていう判断が一番のトリガーになってたかなと思います。
例えば僕もアメリカにもいてちゃんと見れないし、
例えば仮にターナラウンドする方法、これとこれとこれが3つを変えればうまくいくっていうのは分かってたとしても、それやるのってあとどのくらいかかるだろうみたいなとか、
それをやるための資金って本当に集まるのかしらみたいなとか、それをやるだけの覚悟って本当にありますっけみたいな話とかが関係してくると思いますね。
そこは判断があると思います。
必ず誰が見てもそうというよりは、今話したようなことって決めの問題の部分があると思うので、
誰か一人でも絶対に自分はうまくいくと思うから、僕がやりきりますって誰か言ってたらやっぱりそういう判断にはなんないんじゃないかなって思います。
なるほどなるほど。
要するにある程度見切りをつけるみたいな意思決定が先にあるような気がしますね、今のケース。
これあれですよね、組織が。
その時にVCさんと話すとかっていうのはありなんじゃないですかね。
今例えばうまくいってなくて、これとこれとこれっていうのを変えたらこう良くなるっていう仮説があるんだけど、それについてどう思うか。
それやるためには例えばもう一回調達しなきゃいけないんだけど、そんなことは可能だと思うかとか、
もしそんなことするぐらいだったら、この人とこの人は辞めるって言ってるんだけど、残ったメンバーで本当にできるんだっけとか、
15:01
そもそもそれを全て踏まえた上でやりたいと思うんだっけとかっていうのを、もちろん経営陣では話さなきゃいけないと思うし、
既存の株主であるVCさんと話して決めるっていうのは正しい手順な気がします。
これあれなんですか、その会社さんに関しては結構外部のVCさんだったりとかって割といらっしゃったんですかね。
いやそんなに大型の会社じゃなかったんで、もともとそんなにスモールエグジットとこのポッドキャストで言ってるようなジャンルのやつだったので、
ただ外部の株主がいたかいないかで言うといました。
そっか、じゃあそういった方に私いつも思うのが、割と前あるエンジェルの人が潰れてから報告が来たみたいので、
ツイッターで怒ってるみたいなのを見たことがあって、それ自体賛否があったんですけど、
それはさすがにいくら何でもあれだとしても、結構経営者によってはどのタイミングで正直に話をするかみたいな、
そこの時期って難しい。諦めがめちゃめちゃ早いと思われたくもないし、かといって無駄に引っ張ってる感じにもしたくないしっていうのが、ここの見極めが難しそうだなと思ったりします。
話すかどうかみたいな話ですか?
もちろん絶対事前に話すのは当然話した方がいいとは思うんですけど、どうしたもんかなっていうタイミングで話すのか、
もうほぼほぼ気持ちを固めて売り先もほぼ見つけてからこういう話になってるんだけどみたいな感じで言うとか、関係値にもよるから何とも言えない。
それは本当に関係値というか、それはやっぱり個々の関係性だったりなんだろうな、
例えば別に普通に会社じゃなくてもそういうことあるじゃないですか、相談してくれればよかったのにみたいな、友達だと思ってたのに相談してよみたいな、
でもそれはなんかその、いろんな心理状態みたいなのがあって相談する気にそもそもなんなかったっていう話かもしれないし、そもそも頼りにされてなかったっていうことかもしれないし、
まあそれはわかんないじゃないですか。
まあそうですよね、確かに。
なるほど、いやでもあれですね、なんか結構今聞いてて思ったのは、その状況でおそらく3年くらいですかね、その事業自体やっていらっしゃった、その創業してから?3、4年くらいかな?
いや多分ね、もうちょっと経ってると思うんですけど、7年、7、8年経ってんじゃないかな。
あー、じゃあなんか結構この状態でその売ったりとかせずに、ピボットして違うことに完全に切り替えてまたやり始める人っていうのが結構いると思うんですよ、その同じ箱でですね。
18:00
あー同じ箱でね、箱をどうするか問題ですね。
そうなんですよ、結構周りでよく見るケースとしては、調達した時の、最後に調達した時のバリエーションよりも低い金額で売るのが、申し訳ないとかまあわかんないですけど、いろんな理由によって、なんかもう株もだいぶ薄まってて、お金も結構使っちゃってて、バリエーションも上がっちゃってるけど、こっからもうほぼほぼゼロスタートみたいなこと始めるみたいな感じのことをやってるケースがちょこちょこあるなと思ってて、
なんかそういうの見た時に、大変そうだな、そうなるとね、人を採用しようにも、もうだいぶ株も出ちゃっててとか、なんかこれだったらもはや新しい箱でやった方がぶっちゃけ良かったんじゃないかとか、外部から見てたら思うものの、なんかそれってね、どういった理由、責任感とかまあいろいろあれかもしれないんですけど、そういうのどうしたらいいんだろうな。
もちろんその個々の企業の事情によってくると思うので、あんまりこう外見だけで判断できないとは思うんですけど、当然だから教科書的に言うとそのキャップテーブルが汚いままでやるよりはゼロスタートにできるならもちろんした方がいいと思いますし、
もしその既存の人たちに怒られるのが嫌だとか交渉するのが気が重いから、なあなあにこうなしくずし的に事業的にはゼロスタートなんだけれども、会社の箱としては前の遺産レガシーを引き継いだ状態になっているとしたら、ある種その不作為なんじゃないかなというふうに思います。
たぶん教科書的に言うと、それは一旦区切りにした方がいいんじゃないのというふうには思います。
そうですよね。こういった場合に、例えば陽さんは企業自体が何回もやってるし、そういう場合の投資家さんとのコミュニケーションとかも含めて、結構いろいろ事前に計画してというかできるかと思うんですけど、
もしもうちょっとぶっちゃけ今の会社、厳しいなあみたいなキャップテーブルもだいぶ散らかっちゃってて、これもう違うことでチャレンジしたいなあみたいなときに、一体どうやったら次も応援してもらいやすくなるかというコツというかどう思います。
いやでも畳み方じゃないですか。結構やっぱりよく、エンジェル投資先とかでも当然ながら大半は事業畳むので、畳み方を見ているとやっぱりすごい人によって畳み方違うなと思ってて、どうでしょうね。
まあそのうまくいってなさそうだなっていうのは結構前からわかるので、なんかそこのもともとも期待してないから多分特にエンジェル投資なんかで言うとマインドシェアもすごい下がってると思うんですよ。
21:04
うんうん確かにもうねほぼね忘れてるってことじゃないにしてもあんまり気にしてない。
もちろん忘れてはいないけど、別にねすごい大化けするっていう可能性もかなり低いなっていう状態に思っているので、なんかうやむやにしようと思えばできちゃうみたいな隙があるように見えるのももしかしたら良くないのかもね、その創業者側にとって。
ああ
だからやっぱ一番嫌なパターンはいつの間にかいなくなってたみたいな。
そうですよね。
やめてるからみたいな。で今もうあの初期の創業メンバー誰もいないからみたいな。
うーん。
なんだそれはみたいな感じになるじゃないですか当然ながら。
本当ですよねそれは確かにびっくりっていうか結構。
それが一番一番良くないと思います。
うん確かになんかね気まずいのかもしれないけどねなんか不義な印象をやっぱ与えてしまいますねそれはね。
そうですねあとまあこれも後々トラブルの種になりそうだなと思うのは会社はそのままにしてただプロジェクトは永久冬眠状態になっていてその人はもうどっかの会社で働き始めていてみたいな状態になった時にこの人が借りんきゃね数年後次の会社やろうと思った時に絶対揉めそうだなみたいなのは思います。
うーん確かに。
なんか逆にその洋さんが例えばまああのご自身のエンジェル投資先でもいいですしそうじゃなくてもいいんですけどこれはまあそのいい畳み方というか畳み方として納得感がある畳み方って例えばどんな感じですか。
一番いいっていうか一番こう明確なのはやっぱり会社が売却されました。
そうですね。
会社の売却する前にこのオファーとこのオファーがあるんですけどどっちがいいですか。
で、この状況だとこっち選ぶしかないねってなって売却という選択肢がチョイスされたっていう状態であればすごく明確だし財用財産の分配のルールも明確だし会社の箱としてそれが他のものにズルズルなるみたいなこととも無縁なので。
なんかそれが一番明確だなという感じはしますけど。
そうですね。
なんか例えばそもそもその元々のバリエーション以下ですらどこにもなんか売れないっていうこともあるかとは思うんですよ。
その場合の良いっていうかまあまあわかるってなる畳み方ってどんなですかね。
でもなんかそれだったら先にお金がなくなりません。
ああそっかじゃあお金がなくなってもう普通に潰れますみたいなことを。
というかまあ簡単にこのねその状態でじゃああと6ヶ月でお金がなくなります。
24:01
でこれ以上その人を削ったりもできません。
でそれ6月以内に買い手が見つからない場合は終了となります。
っていうのでまあ6ヶ月間頑張って探したけど見つからなかった予定通り終了されますっていうのがまあなんかそのシナリオの場合の普通の状態かなっていうふうには思うので。
多分ここのコーラルキャピタルで話してるやつはそのなんかそんなに明確じゃなくて例えばそれでじゃあ全員受託すれば生き延びれるじゃんみたいなケースの話をしてるのかなと思ってて。
そうなんですよね実際それやってる会社も結構あります。
それはでも判断じゃんさっき一番冒頭に話したように。
それでなんかそのねもしかしたら3ヶ月待てばなんかがこうねわかんない規制緩和が起きて風向きが変わるかもしれないっていう仮説があるならなんかそれは3ヶ月間なんとか食いつなごうってのはわかるんですけど。
仮説なしはただのなんか思考停止な状態になってるんで誰もハッピーじゃないかなと思います。
確かにそうですね。
ちなみにめちゃめちゃ具体的まあケースバイケースなのは超100文字落ちなんですけど。
今陽さんが半年後にキャッシュがなくなりますみたいな例を出してくれたと思うんですけどこれ一体これがねえっとすいませんちょっとあと3週間で潰れますとかだとなんかちょっとさすがに唐突感があるし1年後とか2年後とかっていうのだとちょっと先かなみたいなもしかして半年後ぐらいのあれが。
なおへ12ヶ月のスタートアップなんてね山ほどあるというか大半がそうだと思うので。
1年後に潰れますはそれはそうでしょっていう感じがするので6ヶ月ぐらい。
一つの目安として。
6ヶ月ぐらいなんじゃないその黄色信号ミスべきタイミングは。
問題はやっぱりねそのこういうラメンな状態になってるスタートアップってそのそもそも6ヶ月先のあれがよくわかってないみたいなお金の出入りがもうよくわかってなくて。
社保の支払いはあるの忘れてたので6ヶ月だと思ってましたけど実は4ヶ月でしたみたいなのがこうざらに起きちゃうっていうなんか手たらくな状態がやっぱりこのなんか実態かなっていう感じがします。
特にこのぐだぐだ続けられる状態ってかなり小規模であるからこそ起こる問題だと思うので例えば300人いたらそのだらだら続けるって無理だと思うので。
5人とかでやってるケースの場合はやっぱりそのちゃんと経理管理ができてなくて今年から消費税払わなきゃいけないの忘れてました。
なるほど。
そのレベル感の話かな。
いやーめちゃめちゃなんかそうですね。
27:00
いやーよかったですなんかすごい具体的なタイムリーな話を教えていただいたのでちょっとあのまたぜひさっきおっしゃってた会社がどうしてそのうまくいかなくなったのかみたいなところも非常に気になるのでまたそれはそれで別の回で教えていただけたら幸いです。
そうしましょう。
ありがとうございます。
スタートエフェームではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなたチャンネル登録高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な1日をお過ごしください。
27:43

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