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2024-01-22 25:29

リスナー質問: 売却後の会社で起こること

Mai
Mai
Host

今回は、売却後の会社で起こることについて、特に創業者の視点から話し合います。


START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でラジオパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。

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00:06
はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます。企業課でラジオパーソナリティの関口舞です。
テイラー株式会社の柴田陽さんと、企業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
陽さん、おはようございます。
ありがとうございます。
この観点があったかというお便りが届きましたので、ご紹介します。
お願いします。
MA5。しばらく経ってからなら、自由の変化等もあるので一定当たり前のことだと思うが、
直後にその事業が失敗して終了し、経営者も売った後はろくに働かずにすぐ辞める、といった、いわゆる売り逃げのようなケースをよく見かけます。
気まずくないのか、またそれによるレピテーションリスクはどんなものなのかが気になりました。
かっこ、批判の意図ではなく、自分も将来あり得ると思っての質問です。とのことです。
なるほど。M&Aの話ですね。
M&A。
M&Aされた後、経営人がロックスポ働かず、いつの間にか気づいたら辞めてるんじゃないかと。
辞めてたり。
気まずくないのかと。
高く売ったけど、すぐ失敗しました。
すごい、いいじゃん。盛り上がりそうなテーマですね。
これはですね、ぶっちゃけ、どうなんでしょう。
経験者としてお伝えしましょう。
いやいや、そんなことないですよ。やめてくださいよ。別になってね。
違うんですよ。もはや10年以上前のことなので、例えば楽天のケースだとですね、別に僕が売り逃げだと全く思ってないですが。
思ってないですよ。この人も思ってないですよ。違う違う、そういうんじゃないんですよ。
いやいや、でもね、これ経験したからわかることっていうのがめっちゃあるんですよ、ぶっちゃけ。
で、端的に言うと、やっぱり外には言えない内部事情みたいなのが当然たくさんあってですね。
外からそう見えてるだけっていうケースが大半だと思います。
悪意があって、辞めてやるって、すごい御社のために頑張りますって言っといて、騙した感じで辞めて買った会社が怒ってるみたいな。
怒ってるケースはたくさんあると思うんですけど、別にやる意図的に、そういうちょっと詐欺的な感じの売り逃げみたいなことは
意外と特に大きいディールだとあんまないんじゃないかなっていうのは正直僕は思っています。
特に、わかんない、3000万とかあったら別だと思うんだけど、何十億円っていうディールの場合は、めったに多分ないと思う。
さすがにそれをやるにはハイスティックすぎるという気がしますと。
03:03
まあそれはそうですよね。
じゃあどういう外から伺い知れない、こういうの事情があるのかっていうののちょっとサンプルを話しますね。
これは僕自身に起こった話と、リアルな身近な人たちで起こったのをちょっと混ぜて話しますが、
例えばまず大前提として、M&Aのディールをするときは必ず、必ずじゃないな、ロックアップっていうのが情報がつくことが多いです。
やっぱりこのすぐいなくなっちゃうっていうリスクを買収側も当然考慮するので、
辞めちゃダメだよとか、辞めたら例えば買収金額のうち一定程度は払わないよとかっていう情報をつけて、それを防ごうとします。
そうですね。
ただ、結婚する前から離婚した後の話をするみたいな感じの情報なんですけれども、
当然ディールしようっていうタイミングにおいては、もちろんホーム的なというかビジネスリスクとしてはカバーされているものの、
当然みんなポジティブな気持ちでいるので、それが別に発動しないとは思ってないと思いますけど、
どっちかっていうと一緒にこういうことやっていこうよっていう方向で盛り上がっているケースがすごく多い。
そりゃそうですよね。
その後実際やってみるじゃないですか、そのプランに従って。
当然事業なのでいろんなことが起こりますと。
組織的な理由もあれば、ビジネス的な例えば市場環境とか、システム的な話とかいろんな角度でいろんなことが起こるんですけど、
その際に単独の会社である状況と違う要因としては、買収された会社のいわゆる政治的な挙動というか、
ポリティクスっていうのが加わってくるっていうのが一番違うし、外部から見えない力学として立ち現れてきますと。
それは絶対ありますよね。
例えば典型的に何が起こるかっていうと、買おうって言い出した人が社内における勢力を失う。
その対抗勢力が勢いを増して、ある種その言い出しっぺの人のあら探しとして、その事業をやり玉にあげるっていうのがめっちゃよく起こります。
やりやすい日ですよね、それは。
06:03
そうですよね。それよくありそうですよね。けどね、そんなこと事前に予見できないし。
予見はできるんですけど、予見は当然できて、というのは一番やっぱり全員のインセンティブがそっちを向いているので、仮に買った人があれを失った場合ですね。
勢力を失った場合は必ずほぼ確実にそのムーブメントが起こると。
つまりなぜかっていうと、買収された会社の経営者は当然社内に政治力ないじゃないですか。
そうですよね。
そもそも政治力を持ちたいと思っているケースもどちらかというと少ないと思います。
つまりその会社で次期社長になろうとは思ってないケースの方が圧倒的に多いわけじゃないですか。
でも次期社長に買収した会社の時期、僕でいうと楽天の社長になろうと思ってない限りにおいては、やっぱり社内の政治的な力って弱いわけですよ。
そう思っている人と戦っているわけなんです。社内政治っていうのは。社内政治は常に自分は次期社長になるというのが最終ゴールなわけなので。
もちろんそれのシリーマに乗っかっていい思いをしようっていうのも含めていうと、自分の勢力が次の政権を担うっていうのが究極ゴールなんで、そう思ってない時点でめっちゃ弱いんですよね。
そう思ってない人が多いんで、そうするとその人を槍玉にあげても別にあんまり誰も傷つかないんですよ。
言い出しっぺの人以外は。
なので、そうすると何が起こるかというと、事業を回している側からいうと何が起こるかっていうと、やっぱりあんまり社内の理解とか協力が得られなくなるっていうのが起きますと。
いやですね。
そうすると、その時の変わりたかのモチベーションとしては、別にオーナー、あなたっていうか買った側の会社がもうオーナーなので、別に君がそうしたらっていうのが究極的にはそうじゃないですか。
確かに。
あなたがサボタージュしたければどうぞしてくださいっていう話です。
その中でももちろん結構多数の経営者がやっぱり、そうはいっても思い入れあったり、あと社員を抱えているので、実際に自分の経験でも、いやだったら潰すけどみたいなこと言われるわけですよ。事業をね。
上の人っていうか。
別に潰すのは極論を言えばあなたの事業なんで、勝手に潰す権利はあなたにありますよって話なんだけど、でもそうすると一緒に働いてきた仲間が行き場を失ってしまうんじゃないですか。
本当ですよね。
09:00
それがスタンスとしては、いやいやそれはやめてくださいよと。こういうふうにやったらよくなるじゃないですか。っていうのがまともなリアクション。
確かに。
ですけど、それをやるモチベーションってすごい低いんですよね。責任感でしかないんで、もうもはや。
確かに確かに。
責任感とか思い入れでしかなくて、別にアップサイドがあるわけでもないし、極論自分のものじゃないっていうのがあるんで。
そこで例えばMBOに動くとかっていう会社もたまにありますよね。そういうのがあって、お互い僕はもう勝手がモチベーションないし、疑うモチベーションないんだったら別にじゃあまた僕自分でやりますけどみたいな感じになってMBOしたり。
もちろんそこの価格で揉めたりして大変なことが起こるわけなんですけれども、そういうのよくありますよねっていう話。
やっぱりその事情はかっこよくもないんで、やっぱり終わったという人はすごい少ないと思います。そういう経緯があったんだよっていう。
まあそうですよね。
言ってもしょうがないじゃないですか。
せいぜいすごく仲のいい人には話したとしても、そんなねわざわざノートとかに点末を書いて公開するような人はいないだろうし。
たまにいいかもしれないけど、やっても意味ないし、さっき言ったように結局そうする権利は買った側にあるわけなんで、それも込みで売ったでしょって話なんで。
まあしょうがないですからね。
僕としてはその売却した側の経営陣も、リスクとしてそういうシナリオとして起こり得るっていうことは当然織り込み済みなわけなので、もちろん望ましくはないけれども、それはそれとしてあまんじて受け入れるべきな一シナリオなんじゃないかなっていうふうに思う話ではありますけどね。
いやーでもこれ、まあだからその意図的にそういうふうに、もうこの事業、例えばきついわやりたくないわとか多分あんまりうまくいかないなとぶっちゃけ思ってて、ただすごくうまく整えてなるべく高く売って、もうダメになったりやめたりすること前提で意図的にやっているようなことってあるんですかね。
まあちょっとすごい意地悪な言い方をすると、なんかそれは経営者として正しいムーブなのではないかっていう見方もできるじゃないですか。
例えばよくあるのが、上場してですよ。でそのTOBを受けますよね。
その適対的買収を受けますよね。でその時の経営人がやらなきゃいけないことっていうのは、もちろん詐欺をしてはいけないんですけれども、一番高く価値を感じてくれるオファーを受け入れるっていうのが責務ですよね、経営者の。
っていうことを考えると、当然そのスタートアップもVCとか株主がいるとかっていうことを考えると、それが正しいムーブであると。
12:11
それはなんでその価値を本当に買い手がオファーしたのかっていうのは正直知ったことじゃないじゃないですか。
うん、そうですよね。
今のTOBのケースでいうと、TOBのビダーがオファーしてきて、もちろんたまに事業をちゃんと閉鎖しないで継続してくれるとか、従業員のリストラをしないとか、いろいろ情報がついてる。
それも総合的に考慮に入れて、一番いい買い手を探すっていうことが実際には行われているケースが多いと思うので、極論というか単純化して言ってますけれども、
ただ別にその会社にどのぐらいの価値を感じるかっていう、どうしてそのAdobeがFigmaに20ビリオンの価値を感じているのかっていうのは別にFigma側からしたら知ったことじゃないっていうか、
Adobeがそう思ってるんだったら、そうなんじゃないのっていう話。結局このディールはいろんな理由があった。主に規制の理由でブレイクしてしまいましたけれども、
それを受け入れるのも受け入れないのも経営人がどちらの方がベストオファーと思うかっていうのに依存しているので。
逆に言えば、売るっていうことはイコール経営人が思うよりも買い手の方が高く価値をつけているっていうことに他ならないじゃないですか。極論すると。
逆に言うと、常に全てのM&Aは経営人はこの事業にはそんな価値がないのに高く売ったって思ってるっていう見方をしても別に間違ってはないですよね。
確かにね、それが価値よりも低い値段だって思ってたら売らないわけですかね。
そうなんですよ。だから当たり前じゃないっていう説もある。
本当そうですよね。
結果が出たことに対して圧倒自衛的に批判する方が簡単じゃないですか。
本当そうなんですよね。
逆に割安で、例えばGoogleがYouTubeを買ったとか、Facebookがインスタグラムを買ったっていうのって、逆にYouTubeの経営者とかインスタグラムの経営者からするに対して批判をするとすれば、めっちゃ安売りして何やってんだよって話になるじゃないですか。
結局どっちにしろね。
批判って基本的にあんまりされないというか、でも本当は対象であるべきですよね。常にリスクがあるので。
やっぱね、損した人よりも得したように見える人にやっぱそういうふうにね、皆さん興味を持ちがちっていうことなんだろうな。
15:06
だからつまりあれですよね。まずこの質問者さんの質問としては問い打ち気まずくないのかっていうのは、気まずくないってことですね。そもそも。
人によると思いますけどね。どっちのケースもあると思います。例えばね、インスタグラムのファウンダーたちはFacebookに売ったことを後悔してるって公言しているので、どっちもあると思います。
うまくいかなくて気まずいってケースもあるし、うまくいって気まずいっていうケースもあります。
判断なので、判断に対してはどっちの見方もできるじゃないですか。人生のとある時点での判断が正しかったのかどうかっていうことについて、どっちの立場も取り得るので。
だから気まずくは別にないと思いますけど、その判断を今やったら別の判断をするかどうかっていう意味で言うと別の判断をする。後から考えると別の判断の方が良かったねって思うということはあり得るんじゃないかなと思います。
後からだったらね、いろいろ思うことはできるということで。それによるレピテーションリスクはどんなものなのかっていうふうに書いてるんですけど、これについては悪意があったとか詐欺っぽいムーブだった場合以外は別にレピテーションリスクもないっていう話ですかね。
これはあると思いますね。これは海底側の大企業の人たちがその経営者をどう見るのかということは当然もし次もまたM&Aする場合当然考慮に入ると思うので。
実際にレピテーションリスクがあるとは思います。レピテーションリスクっていうか過去売却したけれどもその会社がうまくいかず、本人も最善を尽くさなかったように周りから見えているということによるディスカウントは当然あり得ると思います。
それも正直売却するということに付随する結果として経営者が受け入れている、それを暗黙的に受け入れている要素の一つであると思うので、売収がうまくいかなかったら売却した経営者のレピテーションが特に大企業の買収、海底側のコミュニティにおいて低下するリスクはあると思います。
が、特にいわゆる賢いというかちゃんと考えている海底であったり、アドバイザリーの投資銀行だったりっていうところは、当然今このpodcastで話したようなことも理解しているので、きちんと説明可能な経緯であれば、
18:08
実際やめたみたいなことにはあんまなんないのかなと思います。逆にあんまりM&Aとか現場に詳しくない人とか、簡単に言うと下っ端の人とかは勘違いしてとんでもない経営者だと思っている可能性があると思うので、そういう人たちは敵に回るというリスクは当然あると思います。
それが経営者の人生において関係あるのかというと、あんまない気がしますけれども、よく思わない人は当然たくさんいるというのが、ある種有名勢みたいな感じだと思うので、それは気にしても仕方ないというか、嫌なら売却するなって話かなと思います。
これちなみに上場したところで起こるので、それするならVCから調達するなって話になるし、極論言うと経営するなって話になるので、家に閉じこもっていれば安全ですよねっていうのが極論になっちゃうんで。
社会に出たら一定程度。
気にしてもしょうがないんじゃないのっていう。相対的な質問者の意図に立ち替えると、レピテーションリスクがどのようなものかっていう、どの程度のものかっていうことに関しては、相対的には企業をすることで経営者が抱える数あるリスクの中で相対的にそんなに大きくはないんじゃないかなと個人的には思います。
上場企業のCEOをやる方がはるかにレピテーションリスクのダウンサイドが大きいと思いますし。
この質問者さんの意図を汲み取ると、この人はおそらくそれで気まずい思いをしたり、周りから何か言われたり、レピテーションを下げたりしたくないってことだと思うんですけど。
誰にどう思ってもらいたいかっていうのは、完全に個人の価値観の問題なので。
例えば何年いたっていうことが大事だって思うんだったら、たくさんいたらいいと思うし、結果を出すっていうのが大事だって思うんだったら、結果が出るまでやったらいいと思うし。
特に書いてもモチベーション打ちになっている事業にはさっさと見切りをつけて、別な事業を始めた方が世の中のためになるって思ってるんだったら、それをやればいいと思うんですよね。
だから別にそもそも他人の視点に最適化する必要は全くないんじゃないかと思いますけど、どうでしょう。
本当にその通りですね。
21:01
全てにおいてそうです。
あとは今のまいさんの気持ちを汲み取ると、体制によりますよねっていう自分の。
そうなんですよね。結構、私はこの質問者さんがどんな人か分からないけど、こういうことを気にしちゃう気持ちは分かっちゃう方ではあるので。
どれくらいそういうことを気にする人かっていうのは個人差もあるから、今陽さんが言った通りだなとはめっちゃ思います。
そんなことを言っておいて最後に自慢すると、マウンティングをすると、我々が楽天が11年前に買収した僕らのプロダクトは11年後も未だにアクティブなサービスなんで。
それめっちゃすごいですよね。
僕はこの話とは楽天であり、その後を引き継いでくれたメンバーの貢献によるものですけれども、ありがたいことにそういうケースもあるよっていうことで、その場合は別に一切気まずくはないですね。
それが理想ですね。
そう、でも逆にちょっとこれを材料にシミュレーションしてみると、でも別にそれってもはや僕の貢献度はゼロパーセントじゃないですか、そのもう10年も経ってたら。
だからそれはただの運っていうかたまたまそうなってるっていうだけな気がしますけどね。自分が卒業した後に自分の高校が甲子園で優勝しましたみたいな。
なるほど。
お前の存在はもう無関係でしょっていう話なんで、だからどうこうってことはないし、それを逆転させると別にうまくいかなくても、経営者、やっぱりスタートアップって経営者と一体的に見られがちだし、当然そういう部分はあると思うんですけど。
例えば自分が犬を飼ってて、誰かがその犬を飼いたいって言って、でも別に飼い主が欲しいわけじゃないんで、飼い主も一緒に飼っちゃったけど飼い主はそのうち知らなくなって、別に犬が欲しいだけなんだよっていう話だと思いますけどね。
飼う側も別に事業の経営そんなに重く捉えてる人多くないと思うんで。今の犬と犬の飼い主ぐらいのアナロジーがちょうどいいんじゃないかと思います。
単純に採用と同じなので、採用して会わなかった場合に入社してきた人のせいだって思う人いないじゃないですか。もちろんね、そうなって欲しくはないけれども、それをその人だけのせいにするっていうこともないじゃないですか。
24:05
それは折り込み済みっていうか、もちろんそういうリスクもあるよねって思ってやってるんで、最悪自分たちでもなんとかなる。あるいはそれのリスクを調整した上で、買収オファーを出しているっていうふうに仮定するのが正しい気がします。
だからどっちにしろ、買い手側にしろ、経営者側にしろ、この売り逃げ批判は折り込み済みっていうことですね。あるいは売り逃げの事件が実際起きるということが一定程度折り込まれているっていうふうに考えたほうがいいんじゃないかなと思います。
本当そうですね。実はこの質問者さんからもう一個質問が来てたので、これはまた別の回で取り上げられたらと思います。売った後の働き方みたいなのが来てるので、それはまた今度お願いします。
はい、お便りありがとうございました。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録、高評価よろしくお願いします。今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な1日をお過ごしください。
25:29

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