泉州屋の事業紹介
デイブレイク・ボイス始めてまいります。本日は株式会社泉州屋の生島様にお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
泉州屋の生島です。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。生島様、最初にですね、お店の事業内容について簡単にお伺いさせていただいてもよろしいでしょうか。
はい。泉州屋なんですけども、大阪の東部中央卸売市場で果物、野菜、あと水産の中卸を本業としてまして、
主に販売先としては関西系のスーパーさんへの販売の方が中心となっている業態となっております。
ありがとうございます。アートロックフリーザーをご導入いただいたのが、いつ頃になりますか。
去年の4月、工場建設とともに導入をさせていただきました。
ありがとうございます。それは冷凍の製造される工場を専用で立ち上げられたんですか。
そうですね。果物の加工、あと急速冷凍、ピューレ加工というのを専用にする工場として、市場のすぐ近くに5階建ての工場を建設しました。
その工場ができたのがきっかけで、フリーザーを探されていて、アートロックフリーザーを選んでいただいたということなんですね。
そうですね。はい。
ありがとうございます。何か導入の決め手になった部分というのはありますか。例えば品質だったり製造の量だったり。
フルーツの加工と販売
もともと空気式の急速凍結機というようなところを導入を検討してまして、工場建設になって。
その際に社長、工場長にいろんなメーカーさんに行ってテストとかを繰り返させていただいた上で、工場長が品質、冷凍の量とか機能とかを総合的に判断して、デンプレックスさんのアートロックフリーザーを導入するということになりました。
ありがとうございます。主にフルーツの加工がメインになっていらっしゃるんですか。
そうですね。季節ごとのフルーツの加工が主に行っております。
年間通じていろんなフルーツがありますので、それぞれ凍結されていらっしゃるんでしょうか。
そうですね。春先でしたイチゴ、沖縄県産のマンゴー、あとボールドバレット、パイン、沖縄県産の白桃、シャインマスカット、長野パーフルット、そのあと冬場に関してはみかん、柑橘というところの冷凍加工のほうで利用していく予定です。
どのフルーツもおいしく仕上がりますか。
そうですね。水分の保持率が高いというようなところもありますので、割と解凍した時に生に近い食感というようなところも、味わえるようなものも出てきていますので、そこらへん非常に重宝しております。
その完成した冷凍フルーツはどういったところに販売されていらっしゃるんですか。
今各スーパーさんも冷凍食品の売り場の方から力を入れられていますけれども、そういったところで小売り用に販売、もしくは飲食店のデザートとかに使っていただいたりという、そういう使い方で販売販売の方がどんどん広がっていっている感じですね。
ありがとうございます。いかがですか。その販売先のお客様からの反応というか評価というものはいかがでしょうか。
そうですね。国産フルーツをほぼほぼ手作業で加工させていただいていますので、そのお客様のニーズに合わせた加工もできますし、実際使用されたお客様に関しても季節外の商品としてマンゴーが冬に食べられたりという、そういう利用の仕方があるので、年中メニューとして使っていただけるというようなところで非常に好評です。
そうですよね。やっぱりその季節問わず安定してそのフルーツが使えるっていうのは業務用もそうですし、小売店さんとしても嬉しいところですよね。
そうですね。はい。
ありがとうございます。気になっていたことがありまして、今年の4月に開催したフローズンサミット、先週様が確かマカロンをご提供してくださったと思っておりまして、あのマカロンはどういったところで扱われている製品なんですか。
そちらの方も冷凍専門工場っていうようなところのワンフロアをお菓子の製造ラインにしてまして、そこで製造の方をちょっとしておりまして、ちょっと急速冷凍とはちょっと違うんですけども、ビューレ加工した果物をマカロンのクリームの部分に使ったりすることによって、オリジナルの日本国産の産地のフルーツを使ったマカロンということができるんじゃないかということで取り組んでます。
マカロン自体も冷凍されている商品で、かつビューレも冷凍のものをご活用されていらっしゃるということですか。
そうですね。はい。
すごく美味しかったんですよ。フランフワーズの味だったかなと思いますけども、すごくフルーツの風味が豊かで、これまで食べたマカロンとまたちょっと違ったフルーツの味が濃厚な印象でした。
ありがとうございます。
そういったところがやっぱり特徴なんですか。
やはり産地の生産量というようなところが年々減っていると、やはり規格外品というようなところが値段がつかないので、生産者の収入に直結するところを、選手やとしては規格品、規格外品ともに仕入れることによって、生産者に、選手にも全部任せてしまおうというふうにしていただきたいという思いと、
規格外品の利用方法
選手やとしてはその規格外品の使用方法を幅広く冷凍とかピューレとか、さらにそれをお菓子とかで付加価値の高いものに活用していくことによって、さらにまた生産者の方に還元できるような規格外品も高く買えるようになるという、そういうサイクルにもっていきたいという感じですね。
素晴らしいですね。生産者のことも考えての取り組みなんですね。
はい。
じゃあそのピューレに使用されているのは規格外だったり、正規の商品としては販売できないものを対象に仕入れをされていて、それをピューレ加工および冷凍加工されたものをお菓子に使用されていらっしゃるということですね。
そうですね。規格外品はやはり数量が読めない部分もあります。一部そういう正規品も当然使いながら供給の方は安定させながら行っております。
素晴らしいですね。それもそのいろんな季節のフルーツを使用したお菓子なんかを今後展開されていかれるご予定なんですか。
そうですね。マカロンもそうですし、あと工場はちょっと違うんですけども、ジェラートの製造工場も持ってますんで、そちらの方の用途としてもピューレを使ったりという形で今展開をしております。
へー、すごい。ジェラートも使用されてるんですね。ありがとうございます。そのマカロンやお菓子はもうすでにどこかで販売されてるんですか?これからですか?
業務用としてお借りさせていただいて、ホテルさんとか一部そういうお菓子屋さんとかに今流通の方はすでにしております。個別にOEMの注文をいただいて、今商品化の方もどんどん進めていってるという感じですね。
なるほど。OEMも対応されてらっしゃるんですよね。
そうですね。そこは我々の規模でいくと、大ロットではなく中ロットクラスでの製造というようなところなんで、結構その規模感でやってるところも少ないというようなところで、結構いろんなところからお話しいただいたりということが最近多いです。
それは例を活用したOEMが多いんですか?
やはりこの食材に困ってるから何か商品化どういうのできるかなっていうお話があって、単純にかき氷用に一部そのまま凍らせてしまうというのもありますし、ピューレにしてお菓子に使うというのもありますね。
どちらかというと、どんな商品を作るかっていうところのご相談から結構一緒に話し合われてらっしゃったりもするんですね。
ある程度イメージ持って壊れてる方はすごい商品開発もその後早いんですけども、一からってなるとやはりどういうものを望んでるのかっていうところからスタートしていってる感じですね。
冷凍フルーツの輸出
OEMってもう形になってるものとか型の決まったものを依頼されるのかなと勝手に想像していたんですけど、そうやって一緒に企画することもあるんですね。
そうですね。OEMというよりODMという商品開発から行ってるっていうのもあったりしますね。
そこにもアートロックフリーザーが活躍しているシーンもあるんですね。
果物とかだけではなくて、水産の方もアートロックフリーザーを販売していただいておりまして、マレーシアの方の日系の居酒屋のところで、
鮮魚の方を丸々凍らして、カラワタとか処理した上でアートロックフリーザーでどーんと凍らして、それをマレーシアの方に船便で輸出しているという取り組みをしておりまして、
本来でしたら刺身とかの柵の状態にした方が当然輸出費安くなるんですけども、
買い通して向こうの方で捌くっていうことをしたいという要望で丸々いってるという、そういう感じで使わせていただいてまして、
これも去年だけでも3,4回マレーシアの方に輸出の方もしておりまして、結構今後どんどん増やしていこうかなという形で、
今、現地の方にスタッフも派遣して新規開拓の方も行っているような、そういう状態ですね。
それ丸々にしてほしいっていうのは、向こうで捌いた方がより鮮度がいいからっていうことですか?
いや、解体ショーじゃないですけども、魚そのものを捌いてるよっていうのをお客さんにも見せるっていうことをしたいというところで。
なるほど、じゃあ丸のお魚も見せつつ、実際に捌いているのを見ていただいて、より品質の良さだったり鮮度の良さっていうのは見てほしいっていうことなんですね。
そうですね。
すごい。日本のお魚っていうところが魅力になってるんですか?
そうですね。やはり日系の居酒屋さんにはなりますんで、ブリ、はじめ、いろんなタイとかそういったものをレートさせていただいていると。
やはり当初行った時にちょっと変色するっていうのがあって、実際こっちでテストしたらそんなことはなかったんで、
現地の方に水産部門のトップが行って確認した回答方法に問題があったというところで、こういう回答だったらいけますよということで、
実際その通りその場でやってもらったらすごいレベルの高い状態で提供できるっていうのが分かりましたんで、今も引き続きそういう取り組みの方を継続しているような感じですね。
へー、すごいありがとうございます。
冷凍技術の必要性
最後に今お話しいただいたことも含まれるかなと思うんですが、今後の展望、冷凍技術を活用して、こんなことをお仲良しとして取り組みたいというところがあればお伺いできますでしょうか。
先ほど2点お話しさせていただいたのをさらに強化していきたいんですけども、果物、野菜に関してはやはり規格外品のところをいかに選手の方にも仕入れさせていただいて、
生産者とともに今後も生産に注力していただけるような環境整備を選手やとして作っていきたいというところと、海外に関してはこういう冷凍っていうところが、
鮮度が保てるんだったら、こういうんじゃなくても粉瓶で送ることによって価格メリットが出てきますので、そういったところで急速冷凍、特殊冷凍を使った展開の方を広くやっていきたいなと。
実際、昨年の夏場であってもなくなるものがないと思ってたお野菜とかも、突然市場から全然供給されなかったというところがありますので、今後はやはり冷凍食品として野菜、果物、あと水素もそうですけれども、
年中通してっていう安定供給の方も冷凍っていうのは欠かせないものだと思ってますので、そういったところで、選手としてはその一角を少しでも担えるような形で今後も取り組んでいきたいなと考えております。
ありがとうございます。やっぱり安定的な供給だったり品質の維持に冷凍技術ってものが必要ということで、とおっしゃっていただいて非常に嬉しく思いますし、もともとフルーツの加工だけを主にされていらっしゃるのかなと思っていたんですが、スイーツだったり水産だったり幅広く手がけられてるっていうことを知れて、私もすごく学びになりました。
ありがとうございます。本日は株式会社先週やの幾島様にご登場いただきました。ありがとうございました。ありがとうございました。