2025-06-19 09:00

【第6回】冷凍品質を長期間キープ!低温×安定温度の『アートロックボックス』誕生

開発責任者の渡辺さんに7月発売予定の新製品「アトロックボックス」について聞きました!従来の冷凍庫で課題となる霜取り運転による温度変動を独自の冷却システムで完全に解消し、7段の仕切り構造により省スペースでの設置と優れた視認性を同時に実現した画期的な商品です。小規模食品加工業者や飲食店をメインターゲットとしつつ、将来的には一般家庭への普及拡大も目指している革新的な低温保存装置です。

サマリー

今回のポッドキャストでは、デイブレイクがリリースした低温ストッカー『アートロックボックス』が詳しく紹介されています。この商品は、冷凍食材を長期間高品質で保管できる機能を持ち、特殊冷凍機『アートロックフリーザー』と連携して使用されることが強調されています。

アートロックボックスの開発
デイブレイク・ボイス、始めてまいります。
開発責任者の渡辺さんにも一緒にご参加いただきます。よろしくお願いします。
渡辺です。よろしくお願いします。
渡辺さん、普段どんなお仕事されてるんですか?
今回リリースさせてもらった【アートロックボックス】をはじめ、
【アートロックフリーザー】の研究開発をメインに両方やっております。
製品の開発だけではなくて、
高品質な冷凍食材を世の中に広めていくための
コールチェーンの仕組み作りや、各製品がどうあるべきか、
そんなことを考えながら設計業務をやっているという状況です。
ありがとうございます。
さっきちょっと触れていただきましたけれども、
今回【アートロックボックス】という低温ストッカーが
7月から発売になったということで、
それについて今日は主にお話をさせていただければと思っております。
デイブレイクの主軸となっている製品が
【アートロックフリーザー】という特殊冷凍機ですけれども、
この【アートロックボックス】というものはどういった製品なんでしょうか?
急速冷凍ということで、食材を短時間で凍らせるということで、
高品質な冷凍食材を生産できる装置なんですけれども、
その生産した後の保管状態によって、
せっかくいいものが生産したのに保管状態が悪いと
品質が落ちてしまうという課題がございまして、
保管温度の最適な温度帯というと、
-30℃保管温度をキープしていくことで、
品質を落とすことなくキープしていきたいということで、
常にそういうことを考えていた中で、
保管に関しても製品をラインナップとして揃えた方がいいんじゃないのかということで、
-30℃で保管できる保管庫、
それがアートロックボックスとして今回リリースさせてもらったというのが背景でございます。
温度管理の課題
なるほど、ありがとうございます。
-30℃を一定に保つことは、冷凍庫において難しいことなんですか?
そうですね。
一般的な家庭用の冷凍庫、または業務用冷凍庫、
これはドアの開閉の頻度が比較的多いものでございまして、
ドアを開けてしまうと待機中の水分を含んだ空気が庫内に侵入してしまって、
冷却機はコアに付着して霜という形でついてしまうんですけれども、
その霜が冷却効率を落としてしまうので、
定期的に霜取り運転が必要になってくるんですけれども、
その霜取り運転をするときにヒーターを焚いてしまうので、
庫内の温度が上がってしまうということで、
ある一定の霜取り運転のときに温度が上がってしまうということで、
そこで温度差が生まれることで冷凍食材の品質が落ちてしまうというのが
冷凍の仕組みになっているんですけれども、
アートロックボックスに関してはその霜取り運転が不要であると。
冷却のシステム自体を見直して、
壁全体を冷房を流して冷やすと、
ドアの開閉をしてしまうとやっぱり霜は付いてしまうんですが、
霜の付く量というものを抑えることで、
霜取り運転をなくして一定の温度を保てるというのが
今回のアートロックボックスの特徴の一つになっています。
今後の展望
なるほど。
そもそもみたいな話にはなってしまうんですが、
特殊冷凍機のアートロックフリーザーで凍結して
そのままずっとここに入れておくんですかというご質問を
時々いただくこともあるんですけれども、
そうではなくて、そもそも凍結のための機械であるので、
凍結が完了したらストッカーに移すという工程になっていくんですよね。
そうですね。
保管の中の環境もやっぱり品質を保つのには重要ということですよね。
そうですね。
なかなか一般的な冷凍庫だったり、
デフロストという霜取り運転があると一定に保つことが難しいと。
このアートロックボックスは発売が7月になるんでしょうか。
そうですね。
例えば見た目の特徴とか、
アートロックフリーザーと並べた時にどんな感じとかのイメージはありますか。
まずはこだわったところが色。
アートロックフリーザーのブラック。
ここを意識して、アートロックボックスも同じ艶消しのブラックということで、
デザインの統一性を持たせたのと、高さですね。
高さも一番のレスジュアルがアートスリーという一体型の小型冷凍機があるんですけれども、
それとほぼ同じ高さにして、
デザインの統一性や見た目の統一性を合わせたと。
いったところが外見的な特徴になります。
ちなみに縦型なんですよね。
そうです。
縦型であることの良さ、メリットってどういったところになりますか。
ストッカーには縦型と横型が2つございまして、
横型は扉を開けて下に荷物を積み重ねていくというような保管の方法になるんですけれども、
下にあるものが何だったのか一目で判断できなくて、
冷凍したものを探すという声が発生します。
縦型は扉を開くと、今回7段で仕切られているんですけれども、
各段でパッと見何がどこにあるのか視覚的にすぐ分かるといったところで、
そういった探す時間が短縮できると。
保管効率も良くなるというのが縦型ストッカーの特徴になっています。
確かに横だと積み重ねていって下の方が見えなくなっていくんですね。
そうですね。
かつ狭い競争スペースでも設置することができる。
そうですね。
縦型にした理由としては、業務用として使用するのももちろんなんですけれども、
一般家庭でも設置してもらって、高品質なものを長く保管できるような、
そんなことも見据えたので、縦型に今回しております。
ぜひ我が家にも。
そうですね。1日に1台、あと6月。
こんなことを夢見て、高品質な冷凍食材を一般家庭にも流通させて、
よりその流通量を増やす、ここを今狙っております。
やっぱり低温でしっかり保管することで、保管できる期間というのも伸びたりするんでしょうか。
もちろんそうですね。
最長で数年、この前2年冷凍したフルーツを食べたんですけれども、
色味も香りも全く落ちることなく保管できているということが自分でも実感したので、
そういった1年、2年も持つようなものであるというふうに考えております。
ありがとうございます。
アートロックボックスの発売を機に、より高品質な冷凍食材、食品というものが広がっていくといいですね。
そうですね。
ありがとうございます。
今回ちょっと縦型の、細い縦型の形式にされているということで、
やっぱり最近、飲食店さんですとか、広いキッチンではない場所で
特殊冷凍機を活用される企業様というのも増えてきているんですか。
そうですね。アートロックフリーザーもリニューアルさせてもらったんですけれども、
ここも厚さを抑えて設置しやすいといったところを、製品の寸法を見直しています。
それに応じて縦型ストッカーにもして、より狭いスペースでも両方のアートロックフリーザー、
アートロックボックスを設置できるような寸法関係、そういったところを調査しながら設計させてもらったという背景でございます。
ありがとうございます。
じゃあ、導入される業界がどういうところをイメージされているとかというのはありますか。
小型企業用の小規模な食品加工業者、飲食店さんにまずは見据えた製品となっておりますが、
先ほど申した通り、将来的には一般家庭にも置いていただいてということで、
今後は需要によってはもう少し高さを抑えたものだとか、
そういった世の中のニーズに応える形で、アートロックボックスも進化させていきたいと思っております。
なるほど。じゃあ大きさに関しても今後ちょっとバリエーションが増えていくかもしれないということなんですね。
そうですね、はい。
今のところは一種類、ワンサイズの展開ですか。
そうですね、はい。
この予約自体はもう始まっているということでよろしいですか。
そうですね、はい。
ありがとうございます。
もし気になった方はデイブレイクのコーポエルトサイトの方からお問い合わせいただければ、
事前に予約をして7月からお届けができるということでよろしいでしょうか。
ぜひ予約の方お待ちしております。
ありがとうございます。
気になった方はお問い合わせいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
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