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はいど、シンバです。この番組は、シャモニーに憧れる野良トレランナーのシンバが、トレールランニングのおもろさを喋る番組です。
放送を聞いて、トレランってええやん!って思ってもらえるよう、張り切っていきます。 今日は2月23日日曜日ですね。
3連休の中日という人も多いんじゃないでしょうか。 僕は今日はもう病院でね、のんびり人治し過ごそうかなと思っています。
で、昨日2月22日は2が3つ続く日でしたね。 ニャンニャンニャンで猫の日ということで、そういう投稿も結構あってね、可愛くて癒されたなぁと思っています。
で、そんな2が3つ続く2月22日、僕はですね、朝の6時から大文字100のコースマーキングへ行ってきましたよ。
前日にですね、チームチャットに、大文字100の朝、午前中、ちょっと娘の習い事もなくなったんで手伝いきますよーって書いたらですね、主催者の田口さんから
ありがとうございます。では朝6時にコースマーキングです。本当にありがとうございます。と返信があってですね、まだあの朝何時に行けるともなんとも言えてないんですけども、気づいたら巻き込まれてました。
えー行けるんかなと思って電車調べたら、まあね案の定始発でも全く間に合わないということで、もう車で行きましたよ。でもね、やっぱり参加してよかったなと思いましたね。朝4時半から起きたんですけどね。
僕、大文字1001回もコース回ったことなかったんですけど、ゆっくりね、回れて、コース自体はやっぱり結構ね、山品駅からすぐのところに広場があって、そこがスタートなんですけど、疎水公園、都市型でね、トイレとかそういうのもしっかりあって、登りはガツンと行くんですけど、
下りはね、結構なだらかな林道とかロードとかあって、いいコースでしたね。安全で、トレイルも楽しめると。大文字山って結構ね、人多いイメージあるじゃないですか、登山客。
でもコースもね、結構いっぱいあってややこしいんですけど、ちょっとね、大会やるのは難しいんじゃうかなと思ったんですけど、このコースはバランス良くって、本当そういうところが奇跡みたいなコースでした。
そういえばですね、2月22日に出した放送では、11キロの550メーターぐらいアップかっていう話をしたんですけど、実際走ると12.5キロの650メーターぐらいありました。
いやいや、かなり違ってまして、これで吸収したら100キロっていうより112キロぐらいあるということで、だいぶ違ってましてすみませんでした。
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レースに出られる方はですね、たくさんいっぱいご褒美として多く走れると前向きに捉えて頑張ってください。
あとですね、一緒に回った人がやっぱり良かったですね。一緒に回った亀高さん、亀さん、レークビュアーでね、去年一緒に走ってまして、ほぼ同じタイムで回ってて、実は何回かお会いしたんですけど、ちゃんと話したのが今回初めてなんですけどね、話も結構おもろかったですね。
初期のトレイルフェストのメンバーということもあって、いろんな人とお知り合いで、中谷さんとか、秋山穂乃香さんとかね、そういう方との裏話も結構楽しかったし、あと何よりもね、そのご本人がね、おんとしなんと57歳。いやはや全く見えない、すっごい若い、元気、本当に将来はなりたいなぁと思える。
すごく刺激のある出会いでした。あとね、主催者の田口さん、彼とも本当にゆっくり話せて良かったですね。車の事故があったという話を聞いて、すごく心配してたんですけど、その詳細も聞けまして、聞くとやっぱ避けようがないけど、本当に横の後ろの方でぶつかったということ、生きていることが奇跡で、無事で良かったなと思いましたね。
さすがのね、木本玉田口さんも、運転にトラウマが残りそうで、そこがちょっと心配ですよね。怖いって言ってましたね。そうなったら、全自動運転の超高級車を買って、そのトラウマを払拭してもらいましょう。
あと田口さんの仕事感にも触れられて、それが良かったですね。これからはエンタメ全振りや!って言ってましたね。ショービジネスやフェスや!って言ってましたね。さすが田口さん、振り切ってるなぁと。
でもね、トレイル業界がお金を生み出す業界にしないと、これから住みたいするだけじゃないかと言ってたのも確かに分かりますね。将来のトレラン界、しっかり見据えているんやなと。大変興味深く、おもろかったです。
僕もね、お祭り大好きで、イベント大好き人間なんで、これからのトレイルフェスト、それからトレイル業界、非常に楽しみですね。
このトレイルフェスト、名前にフェス入ってるんでね。これからトレイル&フェスの時代が来るかもですね。
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その場で言ってましたけどね、田口さんの開催した大会のチケット取れないとかね、展売屋で倍の価格やったでとかね、今回はあのアイドルランナー出てるから、押し勝ちしようみたいなね。
もしそれだけで難しかったらね、コラボとか、今回あのアーティストとコラボしてるから、ぜひ行かないとみたいな、そういうフェス系イベントみたいになったら、かなりおもろいですよね。
あとですね、田口さんとね、僕の経歴だったり、僕の今の悩みというか仕事感みたいなこともちょっと打ち明けられて、打ち明けただけで終わったんですけど、それが次に繋がる、何かが起きないかなみたいな、ちょっと期待できるような、そんな機会になったのも良かったです。
雑だ。長い。でもまあ、おもろかったんで。
今回はですね、そのシンバが語るトレイルレースの裏舞台みたいなテーマで話しようかなと思っています。
第1回はその名の通り、コースマーキングの巻きということで話をしていこうと思っています。
コースマーキングというとですね、トレイルレースがあると、そのコースのルートを示すリボンのことちゃうかなと思います。
よくトレイルを歩いていると、木とか杭にテープとかリボンが巻かれていることがありますよね。
色としてはピンクとか赤系が多くて、他にも白とか黄色の場合もありますよね。
そのほとんどは登山者が登山道を見失わずに進むことができる道しるべとして設置されているものだと思います。
注意しないといけないのは、一部伐採用、作業用で全く登山道と関係ないところもあることもあるので、もしトレイ行くときはちゃんと地図を確実に見て進んでくださいね。
さてコースマーキングは目印のレースコースバージョンです。
大会によってはテープとかリボンだけじゃなく、看板とか矢印とか反射板みたいなものがあったり様々ですが、いずれにしても選手たちをゴールへと導く道しるべ、非常に重要なものですね。
コースマーキングは特にルールが統一されているわけじゃないので、レースとか主催者、団体によって本当に様々ですね。
簡単にその特徴を分けるとすると、親切なものとそうでないものの二極になるかなと思います。
基本的にデカい大会は初心者とか不慣れな方も出るということ、トップ選手、スピード命という方も出るので、親切で丁寧なマーキングすることが多いですよね。
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例えば私が出たことがある大会で言うと、チームリッカさんがやっているマウントフジ100、千葉さんがやっているITJ、奥宮さんのFTRみたいなところはテープでのマーキングが中心で、分岐や迷いやすいところには矢印つけて分かりやすくしているなど、結構丁寧な運営をされている感じがします。
あとは大塚浩二さんが引いているKTF、北品のトレイルフリークスの大会と、ラスボス大田実さんが引いているトリニックワールドの大会、サイヌク200とかは分岐はほぼ全てに縦看板に矢印が徹底していて、特にその二つの団体は丁寧なイメージが僕はありますね。
絶対に参加者に迷わせないんだというような心意気を感じました。
あと僕出たことないんですけど、一緒にマーキングした亀坂さんがマーキングしたタンバ100、これもコースがきつすぎるからということで、少しでも選手のストレスを減らすように確実に次のマーキングが見えるように1本1本短めに丁寧につけるんだそうです。
人海戦術なんで、全てモーラできていないところもあるんだよみたいなことを言ってましたけれども。
あと滝川さんが引いているOSJの大会、これ僕出たことないんで、実は経験したことないんですけど、特に何も不評を聞いたことがないんで、それも十分なマーキングがあるんだなと思っています。
一方、上級者のレースではあえてマーキングを薄くしている傾向があるんじゃないかなと思いますね。
例えば、二羽さんが引いているレイクベ100、これは参加者を先行で選んでいるということもあって、クロートが多いレースになっています。
それもあって、結構マーキングの間隔が広いイメージですね。
ニワイズムで海外のレースの雰囲気を味わってほしいというのが趣旨としてあると思うんですけど、結構マーキングが少ない。
ということで、海外レースは全部マーキングが少ないのかと思うかもしれないですけど、UTMBシリーズは全部マーキングが多いので安心してくださいね。
国内、海外に問わずレースによるのかなと思います。
あとですね、ちょっと極端なんですけど、私が年末に出た京都グレートラウンド、これも田口実さんの主催なんですけど、これはノンマーキングなんですよ。
マーキング一切ない。つまり、マーキングがないレースというのも実はあるんですよね。
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これはね、主催者の人が人に頼らないレースにしたい、ちょっと難易度を高くしたいという主旨が、主催者の思いがあって、あえてみたいな感じらしいですね。
そういうのもあります。
あとですね、年型すぎてマーキングがおそらくできないんじゃないかと推察されるレースもありまして、
例えば三浦半島重装トレラ、神奈川県の野蛮中を走るレース、これはですね、クソほどの分岐があってむっちゃ難しいんですよね。
マーキングがあって叱るべきなんですが、おそらくマーキングできないんちゃうかなという、そういう背景がちょっと見え隠れしましたね。
地元の協力体制だったりとか、土地所有者の関係とか、許可申請の関係とか、そもそも人が足りないとかね、そういうのもあるのかなと思います。
それ以外にもですね、コースの中でも一部険しすぎてなかなか人が入れないから物理的にマーキング薄くなっちゃうよみたいな、そういう問題もあったりするので、
やっぱりコースだったり、そのコースの一部だったり、いろんな条件で変わってくるかなというふうに思いますね。
あと出たことないですけど、東京グレートドレイル、TGT、これもノンマーキングですよね。
ということもあるので、もしレース出場する場合はですね、マーキングがどうなっているかみたいな事前のですね、口コミや中身を含めて開催要項みたいなのを見てですね、一応チェックして出場するものを選ぶ方がいいと思いますよ。
さて、じゃあ今回のダイモンジ100はですね、僕がやったものはターゲットが初めて、もしくは久しぶりに100キロに挑戦するというところにあるので、非常に親切設計、というかコースマーキング史上最多じゃないかというくらい丁寧なレースでした。
京都という大都市型ですので、参加者のレベルみたいなところもバラエティに飛んでいるというのもあったと思います。
あとですね、この大都市均衡で行われるレースということで、登山の方や散歩の方がたくさん通るんですよね。
となると、おらが道に変なの取ると、外すぞ、外してしまう人が結構ね、この大会多いみたいなんですよ。
それもあって、実はこの当日の朝6時からマーキングしたんですけど、前日前々日とかその事前につけておくことが難しいレースもあるんですよね。
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今回はそのレース当日にですね、弾丸でコースマーキングをする人があったということで、今回ですね、人が一人増えて僕が追って非常に助かったという話をちょっと後で言っていただきました。
4時間かけてですね、主催の田口さん、それから経験豊富な亀さんとなんとか終えることができました。
結構スピード重視、スピードも大事だった、数もいっぱいやらなかったということで、結構初めてにしたテクニカルなマーキングが必要になった経験になったかなと思っています。
そこでですね、色々と教えてもらいながらですけれども、得た学びを皆さんにぜひ共有したいなと思っておりますので、今回はこのマーキングして学んだことをまとめましてですね、
これからマーキングする人はもちろん、レースに出る人にも役に立つかもしれないような、マーキング指南10か条というのをですね、まとめてみましたので、
皆さんはぜひですね、一度聞いて覚えて、もしくはもう印刷してプリントアウトしてご賞はいただけたらと思います。
それでは行きましょう。マーキング指南10か条。
その1、ドドン。リボン袋は一つにまとめよ。取っ手をつけるとさらに良し。
その2、ドドン。素早い結びを得とくせよ。無理なら片結びでも良い。
その3、ドドン。レース後外すと考えよ。無理ならふんわり片結び。
その4、ドドン。常に手前に反射板。夜道を導く命綱。
その5、ドドン。頭上の枝にぶら下げよ。真上リボンはよく見える。
その6、ドドン。足元頭上の障害に注意喚起でくぐりつけ。
その7、ドドン。上りは高め、下りは低め。ランナー目線でくぐりつけ。
その8、ドドン。上りは近め、下りは遠め。林道はさらに遠め。ロードはもっと遠め。
その9、ドドン。曲がり道ではインアウト。分岐は誘導するように。
その10、ドドン。リボン袋にライトを入れよ。夜の作業がはかどるよ。
これね、僕がね、20分で考えたんですよ。
ぜひね、印刷してご奨励ください。
ではですね、簡単に解説いきます。
その1、リボン袋は一つにまとめよ。取っ手をつけるとさらに良し。
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当たり前ですけどね、持って運ぶんで運びやすいようにしてくださいね、ということですね。
その2、素早い結びを得とくせよ。無理なら片結びでも良いということで。
よくね、結び方の講座みたいなのYouTubeであるじゃないですか。
蝶々結びを0.5秒でビュンバーってできる。
そういうものね、結構ね、ロープワークみたいなのであった方が良いと思いますね。
ロープもですね、ついてるものとか、本当にリボンをそのまま結ぶやつとかもあるんで。
事前にちょっとね、結び方考えるというか、勉強できたらやっておいた方が良いんですけど、正直ね、片結びでも良いです。
その場合はその3のね、レース後外すと考えよう。無理ならふんわり片結びということで。
片結びちょっとね、ふんわりして外しやすいようにしてあげてください。
その4ね、めっちゃ大事なんですけど、常に手前に反射板。
夜道を導く命綱ってことで、あのね、反射板がね、やっぱり結構大事なんですよね。
だから結ぶ時にヒラヒラと、もしね、行く時も、その先端についてる時もそのヒラヒラが
常に進行する方向、ランナー側の方向に向くように、ちょっと向くように、うまく工夫して結んであげてください。
あとはですね、1でですね、結構10、なんていうのかな、テクニックとして良いなと思ったのが、
5つ目の頭上の枝にぶら下げよう。真上のリボンはよく見えるってことで。
やっぱね、そのトレイルの上にあるっていうのが一番良いですよね。
なんで、たまにぶつからないけど、その上に枝があるみたいなのがあるじゃないですか。
そこにね、リボンを結びつけると、ちょっとリボンがね、直接ランナーの体に当たるかもしれないですけど、
でもやっぱり視認性には負けるということで、工夫する時にテクニックとして考えていただけたらなと思います。
あとはですね、その6、足元、頭上の障害に注意喚起でくくりつけ。
やっぱりこう、引っかかったりとかね、ぶつかったり、それが一番怖いんで、
そういうところは障害になるようなところに直接結ぶのが良いかなと思います。
続いて7番目、8番目はですね、上り下りとかですね、林道とかそういうところでのくくり方。
7番目の、上りは高め、下りは低め、ランナー目線でくくりつけ。
上りはね、結構ね、首を上げることが多いんですよね。足元を引いて、でも道を見る時は首を上げるんですよ。
なんで、高めでも良いです。
下りは逆に目線ずっと下げちゃうんで、上に上げると危ないじゃないですか。
だから結構、目線通りに足元でも見れるようにくぐってあげるというのが大事かなと思います。
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8番目の、上りは近め、下りは遠め、林道はさらに遠め、ロードはもっと遠め。
これその通りですよね。
上りはやっぱね、進行速度が遅くなる。下りは早くなるんで、それに合わせて定期的につけてあげてくださいと。
心理的にこう、やっぱね、なかなかないと不安になるじゃないですか。
だからやっぱり上りは比較的多めにつけるのが良いかなと思います。
9番目が、曲がり道ではイン、アウト。分岐は有用するようにということで。
曲がりはですね、曲がる側にやっぱり歩くと安心感があるんですよね。
だからイン側はもちろん、それからさらにパッと目の先を向けた時にアウト側の道の先の方にもあった方が良いかなと思いますね。
曲がり角のね、スタート地点か曲がり始めのアウトにある必要ないんですけど、周り終わりのアウト、これが大事かなと思いますね。
分岐は誘導するようにって書いてあるんですけども、テープを例えば誘導するようにピーンと貼ってね、2箇所貼るとかね。
そっちに行きたくなるように設置した方がいいですよね。
もしね、バツ印の看板とかあるんやったら逆に進んじゃダメな方に置いておくとか、そういう工夫も大事かなと思います。
10番目は、リボン袋にライトを入れよう。夜の作業がはかどるよ。
これね、意外と盲点なんですけど、袋ってね、でかいんですよね。
だからその、結構その引っかかったりとか、あーって落ちていったりとかした時に、夜やったらね、見えへんかったりするんで、ライトを常に光らせといて持ち運ぶというのが結構大事やし、
あとはまあ、基本ヘッドライトつけると思うんですけど、残りどれだけあるとか、あと反射板がついてる、ちぎれちゃってるやつとかもあると思うんで、反射板がついてるマーキングどれやろみたいなのをパッと見れるように、袋にライトがあると作業効率が非常に良くなるということですわ。
なんでですね、皆さんはこのマーキング指南10か所、後でですね、解説欄というか、そちらにもコピペしておくんで、ぜひですね、マーキングをする側に立ったら、そういう形でやってみてください。
今日は本当にね、いろんな経験ができて良かったですね。とても充実したトレイルワークの一日になりました。
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寒波のスタートですけど、皆さんはどうお過ごしだったでしょうか。この後ね、大阪マラソンの受付とかもいろいろあったんですけど、それはまた別の機会でお話をしようかなと思います。
では、長くなりましたので、本日はダイモン自白のコースマーキングの話でございました。
こんな感じでたまにね、トレランレースの舞台裏紹介していけたらなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
ではでは、ごきげんよう。じゃあね。バイバイ。