ゲルウォル到着のエピソード
はい。では早速ですけれども、ライフベース2を出てから、どんな感じでしょう。エピソード、まずは一つ目。
一つ目、そうですね。一つ目はですね、あのー、これかな。
400、450キロ地点ですね。えーと、ゲルウォルっていう町があるんですけども、そこに、朝6時にようやく着いたんですよ。
ちょっとその前段でですね、あのー、ロストをちょっとしまして。
あらら。
あのー、そうなんです。牧場の中でロストして、牧場から出れなくなっちゃいまして。
真夜中に。
えらいこっちゃ、真夜中に。
牧場の中をぐるぐるぐるぐる回ってですね。
はい。
なんとか抜け出せて、で、えーと、やっとの思いで朝6時10分にそのゲルウォルに到着をしまして。
あ、ゲルウォル見つけましたよ。
はい。
ここから。
はいはい。
この町がですね、450キロ地点でちょうど、あのー、中間地点ぐらいなんですけど。
はい。
あのー、すごく私も馴染みのある町で。
あ、そうなんですね。
はい。前回というか、えーと、最初に話した。
はい。
えーと、グランレッドピレネの。
はい。
あのー、会場になってる。
おー、そうなんですね。
はい。
なので、本当はですね、このトランスピレネを始める前に、スタートするまでは。
はい。
まずここ、まずここを目標にして。
で、ここで、えーと、ま、たとえば時間に余裕があれば1日とかゆっくりしてですね。
あー、うんうん。
なんかたとえばホテルとったりとか、なんか宿とって。
はい。
1泊して、2リフレッシュして、ここから後半頑張ろうかなとかって勝手に思ってたんですよ。
はいはいはい。
思い出の町ですもんね。
そうなんです。
あのー、すごい好きな町なんで。
はい。
えー、ですけど、今回はですね、朝の6時10分に着いたんで。
はい。
ま、そんな、あとね、そっからまた1泊するってなるとおかしな感じになっちゃうんで。
あー、たしかに丸々1日になりますもんね。
そうなんですよね。
ま、そういった思いも消えて。
はい。
えーと、えーとで食事を取って、ま、すぐ寝ましょうということで。
うんうん。
3時間ほど仮眠をということでしました。
はい。
で、ま、ここもえーと外にテントが張ってあって、えーとそこで寝る感じなんだけど。
はい。
えーとスタッフにですね、あのー。
はい。
事前にこういうレースって、あのー何時に起きるとか何時間寝ますって言ったら、スタッフを起こしてくれるんですよ。
あー、そうなんですね。
はい。
で、自分は3時間寝れるから。
はい。
えーと、6時10分に着いて。
はい。
えー、すぐご飯食べて、テント行って、までも6時半とか7時、7時ぐらいですかね。
はい。
ぐらいにテントに入って。
はい。
えー、やっててですね。
うんうんうん。
なんでだろう。
そうで起きたら。
はい。
えー、でも3時間以上経ってたんですよ。
あら。
起きたら10時半だったんですよね。
えーと。
めっちゃ寝たね。
そうなんですよ。めっちゃ寝たなーっていう感じで。
はいはい。3時間半もね。
そうなんです。暑さでですね、たまたま目が覚めたっていう事なんですけど。
はい。
あまり夏くて。
あまり夏くて、はい。
あれ?と思って。
うん。
で、慌ててテントから出て。
はい。
出ると、なんか誰もいなくて。
おー。
なんだこれ?と思ったら、スタッフの人が。
うん。
寝っぱの影響で。
寝っぱ。はい。
はい。
あと9時から17時まではレース中断になってるから、ここにいなさいねーと。
なんと。
言われまして。そうなんですよ。
おー。
ねーと思って。
そりゃそうだわ。
いやそれだったら、いや9時に出たのにと思って。
そうですね。
起こしてくれればよかったのにってちょっと思ったんですけど。
うーん。
でもまだ起きたのが10時半なんで、17時までって結構時間あるじゃないですか。
いやめちゃくちゃありますね。7時間。
いやそうなんですよ。
うわー。
で、さっき言ったクリフトフ。
フランスのね。
はい。でフランスのランナーもクリフトフもですね、ここ着いた時点でいたんですけども、ここいなくて。
はいはいはい。
9時前にスタートしてまして。
あらーはいはいはい。
で、後はですね後続はかなり半日ぐらい離れたんで、他のランナーっていなかったんですよね。
自分の前がクリフトフで、で後ろはもう半日ぐらい奴だったんで、自分だけが抜けるっていう感じだったんですけど。
はい。
後続のランナーはですね、私17時までここにいた間にみんな追いついてきちゃいまして。
そりゃそうだ7時間ぐらいあるもん。
そうなんですよ。
えー。
そう。で。
ロキンが全部そこでついでたわけか。
そうなんですよね。
なんかいたためられない気持ちになりますね。
そうなんです。
いや、その順位はないとはいえやっぱり早くゴールしたいって気持ちもあったのと。
そうですね。
クリフトフとずっとこう競ってるっていうか。
はいはい。
その辺りで走れてるっていうのすごく嬉しかったし心強かったのに。
はい。
えーとそのトラッキング見るともうだいぶ離れちゃってくるんですね。
あーそうかそうか。
うん。
いやこれは追いつくの厳しいなーっていうので。
はい。
ちょっと急いでいくのをもうやめようかなってちょっと思ったんですよねここで。
あーなるほどね。
はい。
うん。
で、えーと見たとこでしたここは。
はい。
で、17時前に何しようかなーっていうところでまあよく知ってる街なんで。
はい。
まずスーパーに行って。
はい。
えーとまあずっと食べたかったものたとえばスイカとか。
はい。
フレッシュなやっぱものがすごい食べたかったんですよね。
うんうん。
全然ユーロになかったので。
はい。
スイカ食べたり他の果物を買ってきたりして。
はい。
食べて。
うんうんうん。
でその後にですね。
はい。
何回も行ったことのあるレストランが街にあるんで。
はい。
レストランに行って。
はい。
ステーキ食べて。
大肉でタンパクトって。
そうです。
うんうん。
ってなるとやっぱりビールも飲みたくなっちゃうんで。
まあそうね。
ですよね。
それはそうだ。
そうなんですよ。
まあ肉系やから。
うん。
はい。
えーとまあその時まだ時間もあるからビール飲んでもその後ちょっと噛み取ればいいなーと思って。
はいはい。
そうですね。
はい。
ビール飲んで。
はい。
えーでその後ですね。
うん。
えーまたやることがなさすぎて。
はい。
そこのまあ街というか村の中でまあいろんな人を捕まえてですね。
そう。
交流を深めて。
はははは。
どんな感じで声かけるのもうなんか。
あそうですカフェ普通オープンカフェとかに座ってる人のところに横座って。
うん。
えーと今こんなんやってるんですよーって。
えー。
ちょっとあの変な人ですよね。
いやいや面白い。
さすが。
一周回から来たんですよーとか。
はいはいはい。
東京から来たんですよーとか。
はいはいはい。
そういうのをあの勝手に声かけて。
うんうん。
仲良くなってました。
ははははは。
さすが。
さすがやなー。
すごいそれ楽しくて。
うんうんうん。
で倉庫してたらあのもう寝る時間なくなっちゃってですね。
おお。
17時どころか17時にもうスタートしていいのに18時になったんですよね確かこれ。
ははははは。
なるほど。
いやそうなんですよ。
だから後から来たランダムもうみんなスタートしてて。
ははははは。
そう。
ははははは。
そうなんすよこれ。
1時間ほど。
面白。
そう1時間も遅れて。
うん。
18時にスタートしたと。
あー。
というところですね。
ははははは。
はい。
堪能してるじゃない思い出の街結局。
そうなんですよ結構ここ堪能したんですけど。
ただ結局長時間滞在した割には3時間3時間ほどしかしかしに撮れなかったので。
確かにそうですね。
そう18時にスタートしてそっからかなり険しいところ入っていくんですけど。
はい。
ずーっと眠かった。
そうか。
ずーっと眠ったしかないですね。
あー。
ねー難しいですねそこね。
はい。
そうですね。
思い出の町での滞在
うん。
ずーっと眠かったという。
はい。
えーとこですかね。
まあねっぱでちょっと狂ったっちゃ狂ったかもしんないですね予定は全体的に。
そうですね。
ただこれによってなんですかね。
うーん。
これによって良かったこともやっぱ結構あったと思うんで後になって思います。
後になって思えば。
そうですよね。
そうなんです。
いろんな人とゆっくりこう交流するように。
まあなかなかねそのレースで立ち止まらないってことないじゃないですか。
ないですよね。
でもね立ち止まざるを得ないっていう時にまあね周りを見渡してね。
あの広瀬さんの場合は寝るんじゃなくていろんな人とはお話をするを選んだっていうのが広瀬さんらしいというか。
逆に言うと今までの広瀬さんにはなかったかもしれないですけどこの度の広瀬さんって感じがしますね。
いやそうですねこれもその前段のねあのいろんな出会いがあって。
そうですね。
気づいたというか面白いなーって思ってこういう行動になったと。
なるほど面白いエピソードありがとうございます。
課題と気づき
じゃあBLウォールでのエピソードの後眠たくなりながらも進んで。
進みましたね。
ずっとまあそこからですね結構険しいとこ進んでですね。
あれが4分50キロ地点なんですけど。
そのままですね。
調子良くですね。
進んでいったわけなんですが。
これがですね。
もうだいぶ進みましたね。
137キロ地点に着いたときにレスキュン。
レスキュンありますあります。
これ11日目かな8月11日の夕方なんですけど19時頃。
その前ずっとかなり暑い日々を過ごしてました。
やっぱ暑いっすもんね熱っ張って。
本当に暑い日々を過ごしてまして。
ここら辺でもなんかそのgoogleマップで見てもまさにピレネサンチっていう感じの荒れた。
あんまりなんていうか緑が多くないような衛星写真なんですよね。
だからめっちゃ光がやばかったんじゃないですか。
遮るものがなくて。
やっぱりそうなんだ。
とにかく日差しが暑くてですね。
気温自体は聞いたところ36度とかそれぐらいだったようなんですけど。
それでも暑い側ではありますけど。
湿度もそんなに高くない。
むしろ乾燥してるぐらいなんで。
過ごしやすいはずなんですがとにかく暑くてですね。
耐えるものないもんな。
向こうの日光はきついもんほんと。
きついですよね。きつかったですよね。
きつかったですよ。
日中帯、ひたすら教会の中で涼しくなるのを待ったりとか。
そういうのをしながら進むっていう時もありましたね。
そうですか。
ていうことがあって。
637キロ地点レスキューのあたりでちょっと両足違和感を感じまして。
靴脱いでソックスを脱いだら。
両足裏に穴が。
穴?
かなり出血があったんですよ。
はいはいはい。
で、見たら、
裂けてた、両足裏が。
あーなるほどね。
なんやろ。
石とかですかね。
石とかですかね。
原因はよくわかんないんですけども。
怪我との闘い
なんか靴の中に砂利入っとったとかそうなんですかね。
砂利はなかったんですけど、
もしかしたらなんですが、
ドリンソールに小っちゃい土?
土か。
本当に気づかないぐらいの土がずっと張り付いてて、
そこをずーっと同じところを圧がかかって裂けたのかなっていう。
それぐらいしか思いつかないんですけども。
だって普通に考えたら600何キロいってるわけやから、
体の足の裏に何が起きてもおかしくはないよね。
そもそもシューズもちろん変えてないんですよね。
そうなんです。一応予備で持って行ったんですけど、
変えずにずーっと同じシューズを使って走ってました。
だって600キロって言ったら、
普通のトレラーのシューズだったら変えどきですよ。
変えどきですよね。
シューズも変えどきなのに。
もし靴の中にでっかい石がなかったとしても、
足の裏の一つや二つを避けてもおかしくないですからね。
思ってたよね。
じゃあ両足ともに避けてしまってたんですね。
両足から出血してまして、
それを見た瞬間ってあれですけど、
座ってソックス脱いでその状態を見るわけじゃないですか。
その後またソックスを履いて立つことができなかったんですよ。
痛すぎて。
そうですよね。
とりあえず持ってたテーピングとか包帯?
包帯みたいなの持ってたんで、
それでぐるぐる巻きにしてテーピングしてソックス履いて
っていうのをやったんですけど、
それでも痛くて立ってられなかったんで、
これどうしようかなってその時思いまして、
滅多にないんですけど、
ちょうど近くにファミリーキャンプ場みたいのがあって、
村でもないところなんですけど、
キャンプ場があるわと思って、
そこにとことこ痛い足を引きずりながら走って行って、
売店があったわけですよ、運良く。
売店ある。
スナックとかドリンクとかが売ってたので、
これはもう苦肉の策で、
アルコール摂取して感覚を麻痺させるしかないということで、
ビンビール2本買いまして、
それを飲みましてが治りませんで、
そりゃそうだわ。
なんで治ったらびっくりするわ。
ただただ美味しかったっていうだけ。
美味しくいただいたと。
めちゃくちゃ美味しかった。
喉が潤っただけあったと。
本当にそうなんですよ。
潤って逆に血行が良くなって、
良くないみたいな状態になったんですけど。
ただですね、これが637キロ地点で、
ライフベースの産が結構すぐなんですよね。
そこから10…何キロ?
660キロくらいって言ってたから、
え、ちゃうんかな。650キロか。
16キロとか17キロとかですかね。
17キロ先ですね。ライフベース産。
17キロ先なんで応急処置してビール飲んで、
12時…そうですね。
スタートしたんですよね。そこから。
で、これは8時間ほどかけて進んだのかな。
17キロ。8時間かけて歩いてですね。
なんとか深夜の3時にライフベースの産に着きました。
なんちゅうとこですか。
8時間かけたのきついっすね。
めっちゃきつかったです。
かなり険しいところですね。
そうなんや。
確かにこの山の奥のほうやな。
結構山ですよね。
山。むっちゃ山。
そうですよね。めっちゃ山なんですよね。
よう登れましたね。
あれとラピエールサンマルタンか。ここやね。
そこですね。
本当にきつかったですね。ここ着く手前で。
本当にもうなんか頭もちょっと変なのあってですね。
セブンイレブンの原作になりましたね。
セブンイレブン。
セブンイレブンあるわと思って近寄ったらなんか苔だったみたいな。
苔。セブンイレブンと苔を見間違えましたか。
ヘッドライトに照らされた苔だったがっかりみたいなことがありましたね。
だいぶやられてますね。
やられてますね。
ちょうどスキー場のところなんでシャドウとかもえげつなかったでしょ。
いやすごかったですね。
ただコース場はそこに到着するまでのコース場スキー場はほぼ通らず
なんか変な岩場みたいなところをずっと降りたりとか
そうするんだって記憶があります。
サリバとかそういうところを。
そうです。
このピエールサンマルタン自体はスキー場のロッジみたいなところですから
そうですよね。
それはあれなんですけどもコースはちゃんとトレイルを通らされたわけですね。
通りましたね。
林道とかじゃなくてね。
そうですね。
どうでした一応ギリギリというか必死の状況でたどり着いて
足の裏の状況ですよね。
そうですね。
先生というか医療スタッフ的な人はいたんですか。
ついてすぐにはいなくてですね。
ドクターみたいな人は。
ドクターではないんですけど緊急事態に備えてるようなスタッフが2名ほどいて
すぐですね私が着いたときに足がこうなってるんだっていうのを見てもらったらですね
いやこれはやべえよみたいな表情と言葉をかけられて
えみたいな。
そうです2人とも。
2人いて2人とも。
そう2人ともです。
でドクターは多分まだそこのPLサンマルタに来てなくて。
ああそういうことですね。
すぐにドクター呼ぶから待ってくれみたいな感じでそのときは言われたんですけどね。
これは一応そのときの心境としてはここから本当にどうやって進もうかなと。
そうでしょうもん足の裏穴開いてるんですもん。
ただですね時間はまだあったんですよこれ着いたときがまだ12日目で19日間のレースだっけな。
残り200キロなんで。
医療スタッフとの交流
1週間ぐらいあるわけですね。
そうなんですよどうやってゆっくりいってもいけるかなっていう気持ちがあってですね。
ていうのも市街地?市街地のとき私4カ所旅行したんです。
そうやね。
あれ200キロ以上本当に激痛みたいながら。
ほとんど張って進んでゴールしたっていう経験自信があったんで。
もうすでにね。
これもまだこんだけ時間あるから絶対ゴールはできる。
でもみたいな感じだったんですよね。
そりゃそう。
ここみたいな。
この中みたいなね。
張っていくってみたいな感じで。
どうしようって。
どうしようっすね。
のがありまして。
ドクターがその後来てくれまして見てもらうことになったんですけども。
とりあえずダメだとすぐに出発したらダメだと言われてですね。
自分は処置してもらってすぐスタートっていうイメージだったんですけど。
とりあえず翌朝?翌朝まではここでゆっくりしろ。
動いちゃダメだっていうことを言われて。
翌朝また足の様子見るからっていうので30時間ほどのドクターストップがそこでかかったわけです。
30。結構大きいですね。
大きいですよね。
30時間は今までの中では。
すごいですよね。
もうワンレースできるぐらいの時間止まっとけってことですもんね。
確かに100マイルぐらい走れそうですもんね。
30時間やったらね。
ひのちさんやったら絶対走れるぐらいのレベルやったから。
30時間あったらもうゴール目の前まで行けるよみたいなね。
本当そうなんですよね。
下り基調だし行けるよみたいなね。
そんな感じで。
ただこの時は別に全然休んだらもしかしたらなんとかなるのかなっていう思いもあって。
確か7日間ですからね。
2日ぐらいになるのか。
それでも5日ぐらいで200キロやったら、
ひのちさんやったら全然大丈夫やろうと。
でもどうなるかわからんですもんね、足の裏が。
そうなんですよ。
良くなるのか変わらんのかもしかしたらね、
もう少し悪くなっていく可能性もあるわけで。
そうですね。
正直この時点で良くなるって全く想像できなかったんですよ。
やっぱそうすか。
そんなね、激痛だったんで、
それが1日休んだところでそんなに変わりはしないんだろうなっていうふうに思ってました。
ただそこからですね、30時間ここに滞在することになるんですけども、
その間もですね、そんなに睡眠とかは取らず、
いろんなランナーが次から次へと来ますし、
スタッフもですね、
このレースのスタッフって結構持ち回りというか、
前のほうの映像をしてた人が次の映像に映ったりとか、
同じ人が何箇所か受け持つような感じになってて、
家にあったスタッフがそこにまたいたりとかっていう、こう繰り返しなんですよね。
なるほどね。
ここでもスタッフの方とかみんな心配してくれまして、
そうなんですよ。
どうしたんだ、こんなところでみたいなね。
そうなんです。何してんだ、こんなの。
みんなそのドクターの足の状態とかを多分いろんな人に言ってるんでね。
なるほど。
ちゃんと共有されてる。
共有されてるわけですね。
あいつはこういう状態だからしばらくいるぞみたいな。
はいはいはいはい。
寝るところがちょっとスキー場なのかな。
そうです、スキー場です。
大きいホールみたいなところにマットがここは敷いてあったんで、
寝心地よかったんですけども、そこと英都になってるところがちょっと離れてて、
私も英都になってるところに椅子がバーっといてあったんで、ずっとそこに座ってたんですよね。
ひたすら。
で、くるっと話したりとか。
スタッフの人と話をしたりして、
ドクターの人もですね、ずっと励ましてくれたりとか。
途中でですね、
英都のご飯だけじゃつまんないんだろうってことで、
ステーキをどっかから仕入れてきてくれて、
えー、ステーキ。
仲間との絆
そうなんです、振る舞ってくれたりとか。
前日、その日の夜か、半日以上滞在した夜にはですね、
激励会をドクターの人たちとかドクターの人たちで開いてくれて、
ビールを振る舞ってくれたりですね。
はいはいはい。
私こんな状態なのにビール飲んでいいのかって思いましたけども。
結構よくなるからいいんじゃないですか。
その時は全くビール飲みたいと思わなかったんですけど、
まさかここで出てくるんだっていう。
まあそうっすよね。やっぱりそこがまた国民性なのかな。
いや本当にすげえなと思いながら、
まあでもね、飲もうかって言って、
ビール飲ませてもらって、
仲良くなったスタッフの人にも、
その時つまんでいたですね、つまみを食べていたナッツをですね、
私に手渡してきまして、
このナッツを明日、
ゴールス店の案内へっていうところがあるんですけど、
そのゴールス店の案内へまでこのナッツを持ってこいと。
またみんなでビール飲もうぜって言って。
なるほど、このナッツを当てにして乾杯しようぜと。
泣きながら言われまして。
泣きながら?
泣きながら。
そうだね。
暑いなと思って。
でも私も嬉しかったですからね。
そうっすよね。
そうなんですよ。
それぐらい結構みなさんと仲良く。
めっちゃ仲良くなってますやん。
めっちゃ仲良くなりましたね。
30時間の滞在で。
やることないんで。
ずっとひたすらお話。
なるほど。
やっぱり言語ができるっていうのは大きいっすね。
ひろすさんだから、英語ですかフランス語ですか?
ただですね、そのときは結構フランス語しか話せない人多いんで、
フランス語全く分かんないんですよ、私。
なので向こうの人がチャットGPTとか使ってスムーズに会話ができるようにやってくれたんですよね。
そんなんあるんだ。
そこのライフベースでは。
へー。
そうなんですよ。
それで結構、それが得意な人がいて、そこのライフベースに。
なので結構それでですね、会話がスムーズにできました。
なかなか面白いっすね。
きっとだからひろすさん、もともとコミュニケーションオーバー系なタイプやから、言語でバンバン喋ってたんやと思ってたんですけど。
違うんですよ。
リスタートと新たな挑戦
そのとき何語喋ってたんですか、ちなみにひろすさん。英語?
英語を翻訳してもらった。
日本語?
日本語をフランス語に翻訳してもらってました。
はー。へー。面白い。
すごいですよね。
ちょっと未来観というか、今まで思い描いてた翻訳、こんにゃく、こんにゃく、お味噌味みたいな世界がちょっと来てますね。
自分もそこで初めてそういうのを知ったというか、すげーなと思って。
ですね。
へー。面白い。
面白かったですね。
あー。なるほど。
じゃあおしゃべりっていうか、そういう感じのこのツールを使ってのコミュニケーションっていうことなんですね。
そうですね。
まあ、寝る時間はいっぱいあったのに、寝ずにずっとお話をしてたと思う。
結局ほとんど寝ることもなくですね。相変わらず。
でも5時間ぐらい寝てるな。
5時間か。
もっと寝ればいいんですけどね。
そうですね。30時間あったんやから12時間ぐらい寝ても全然よかったからね。
そうなんですよね。そうなんです。
で、翌朝の8時ですかね。
8時じゃないや。翌朝7時。朝7時にドクターがまた足の見るからって言って見てもらって、OKと。
へー。
いけいけって言って。
まじっすか。へー。
でも自分でも見ると足裏の皮が再生してて、出血はなくなってたんですよ。
これいつまたペラペラってなると思うんですけど。
多分薄皮一枚繋がってるだけって感じでしょうね。本当はね。
ですよね。怖いなと思ったんですけど、クッションのあるというか厚めの包帯みたいなのを両足に履かせてくれてですね。
はいはい。
立ち上がっても開いたくないっていうので、これはいけるかもしれないって。
で、朝8時ですね。13日目。だいぶ急に時間が経ちましたけど。
いやいやそれはね。一気に2日間ぐらい経ちましたね。
そうですね。13日目の朝8時にスタート。リスタートしました。
リスタート。おー。なんとかね。たどり着いたというか、そこまでいけたって感じですよね。
もうでも残り200キロなんで、もうね。絶対いけるわって思いながら。
200キロはいける距離なんですね。
もうバグってますね。
バグってるバグってる。僕200キロやったら人生最長距離やって思うぐらいやもん。
普通はそうですね。
そうですね。
しかもここから最後のセクションがバスク地方。バスクの方に入ってですね。
標高も高くて1000メートルぐらいの山。
はい。
低山ですよね。が続くところになるので。
しかもどっちかっていうと下り基調なのかな。
はい。どっちかっていうと下り基調ですね。
そんなに険しいところもないだろうなっていうので、これいけるなっていうふうに思った。
いやーそうか。素晴らしい。
じゃあどうですか。とりあえず今2から3のネッパによるストップと、
足裏のけがいによるストップって大きな2個のストップがあって、
想定よりも時間かかってしまいました。
ここからゴールは200キロの道中ですよね。
はい。そうですね。
休んだ時間というかあるんですけど、気分も新たにゴールまでは問題ないなというような気持ちでリスタートされてると思うんですけど、
出会いとジョジョのファン
まあでもなんや言うて200キロあるじゃないですか。
どうでした。ここではやっぱりまたなんかトラブルだったりとか。
今までの話だったら結構出会いが多かったんで。
出会いのエピソードとかもあったんじゃないかなと思うんですよね。
出会いもまたありましたね。
ありましたか。
まずここからリスタートして、一番ちょっと救われたのはリスタートした日がこのレースで初めてちょっと曇りだったんですよ。
涼しかった。
なるほど。
今までもうカンカン出り合ったのにね。
そうなんです。朝8時にリスタートして、いつもだったらこの時点でかなり結構暑くなってるんですけど、
ここからちょっと小雨みたいなぐらいの感じだったんですよね、1日ぐらい。
いや1日もなかったのか。半日か。
その日の夕方ぐらいまで涼しかったんですよ。
なので一気に100キロぐらい進めた記憶があるんですよね、ここから。
そうなんですね。
それがかなり救いで自信になったというか。
どうでした。足の裏その100キロの間は問題なかったですか。
結構厚めの包帯を巻いたことによって、小足のシューズの靴紐を解かないと足が入らなかったんで、
解いて進んでいったら、今度豆がですね。
そりゃそうだよな、ずれるから。
豆がですね、横の方とかできて、こっちの方が痛くてですね。
なるなるなるわ。
足裏もちょっと気にはなってたんですけど、豆が痛すぎて辛かった。
大変やな、もう次から次へと。
ここはですね、24時間で100キロほど進んでるんで。
めっちゃ早いじゃない。
そうなんですよ、やっぱ涼しかったせい。
というのと進みやすかった山もあって、ここは順調に進みました。
出会いとかなんですけど、相変わらず途中で、あんまり人に出会わないんですよ、基本的に。
木でねって、登山者は山脈が長いんで、同じところに人が集まるってことはなくて、
あんまり人に出会わないんですけど、会う人会う人、ちょっと話しかけたりとか、向こうから話しかけられることも多々あったんですけど、
話しかけられたら、こっきり丁寧にというか、ゆっくりちょっといろんな話をして、
親睦を深めたりとかっていうのを、この辺りに繰り返して。
なるほど。
一つ面白いエピソードとしては、
若者の5人組の集団を登山口の手前かな、登りで、
ジュールって言って挨拶して、追い抜いた後にですね、
10代かな、16、17、高校生ぐらいの男女がいた後に、
急に声かけてきたんですよね。
見た後、その高校生たちが、
あなたは広瀬小市かって言われて、
そうだっつって。
なんで名前知ってんだろうなと思ったら、
ゼッケン、後ろのザックにつけてたゼッケンか、
それを見て、高一広瀬って書いてあったんで、
広瀬小市なのかって言われたんで、そうだって言ったら、
日本から来たのかって言われて、
日本から、東京から来たぞって言ったらですね、
ジョジョの奇妙な冒険の広瀬小市と同じなのかって言われて、
ジョジョね。
それかと思って、実は一緒なのよって。
で、ジョジョファンだったよね。
ジョジョファンが。
ジョジョファンがいて、
キレイ三百の中に。
スマホの待ち受けもジョジョじゃーって見せられて。
めっちゃファンやんか。
すごくないですか?
いやすごいですね。
いや本当にびっくりした。
日本のカルチャーってこんなに浸透してんだと思って。
そうですね。
しかもジョジョの中でも広瀬小市って、
そこまでメジャーなキャラクターじゃないじゃないですか。
日本ですら、たまに言われることあるんですけど、
あんま言われないですよね。
そうですね。僕ももちろん知ってたけど、
あえてそんな話題に出すようなもんでもないかなと思ったぐらい。
ですよね。
それをですね、このピレネの終盤のバスクの地方の山の中で言われるかと思って。
ほんまっすね。
で、写真撮ってくれって言うから、
これね、ちょっとあの広瀬小市とは違うけどと思いながら、
もういいよって。
いいじゃないですか。
みんなで写真撮ってみたいな。
エコーズ出してみてくれとか言われたから。
エコーズそうなんですね。
すごいなと思ってですね。
いやいや面白いですね。
これもまた結構テンション上がりましたね。
はいはいはい。
終盤にして。
最後の試練
どうでしょう。
面白いことがありました。
へー。
そっからまた終盤もやっぱり結構人とのこういった出会いって面白いなと思って。
はい。
回る人ある人。
自分、動物犬とかすごい好きなんで、犬散歩してるお家族に向けて一緒に散歩させてくれって言って一緒に散歩をした。
レース中なのに犬を散歩するってどうかと思うんですけど。
一緒にね。
一緒に散歩させてもらったりとか。
そうっすね。
そうなんですよ。
気持ちにも余裕ができてというか。
はいはいはい。
面白いもんで。
すごい楽しくなっちゃってですね。
うーん。
そういうのをしながら終盤進んでいきましたね。
いやーいいですね。
なんか面白いな。
そんなところでも人との出会いでこれ一つ。
面白いのがあるのが素晴らしいですね。
そうですね。
ジョジョの好きな人に会えると思わへんかったしね。
本当にこれ想定外でした。
想定外っすね。
はい。
いやー。
で、これが。
あーそうかそうか。
これはもう750キロぐらいですかね。
もうあと10キロ。
そうですね。
あとちょっとっすね。
750キロぐらいか。
ジョジョは744キロのところですね。
あー744キロ。
素晴らしいっすね。
5人はそうですね。
そうそうそう。
書いてあるのは。
あー。
で、そっから結構ですね。
またさっき曇りで100キロぐらい。
6キロまでは結構順調に進んだって話だったんですけど。
そっからかなりまたですね。
暑くなってきまして。
あーそうかそうか。
じゃあそのあれですよね。
曇りだったボーナスタイムが。
まあちょっと徐々に終わりを告げてしまったわけですか。
終わっちゃってですね。
そっからの残りの100キロはですね。
まあ停山ということもあって。
そりゃ暑いっすね。
よりね。
地獄。
地獄でしたね。
本当に。
気温がもう大変なことになったってことか。
そうですね。
夜になっても暑くて。
はい。
大変でした。
ここから何回も熱中症みたいな感じになりながら。
はい。
そっか大変やなあ。
ここに来てね。
そうですね。
うーん。
最後結構ね。
楽勝ムードというか自分の中でも山もそんな険しくないだろうなあっていう思いもあったんですけど。
意外と山もきつかったっていう。
これ登るのみたいな。
これ下ってこれまた登るのみたいなのを結構繰り返しもあって。
まあいわゆる停山の洗礼ですよね。
そうですね。
それはもう日本でも一緒ですね。
一緒っすね。
本当に。
ギザギザのね。
灼熱のトレイル。
灼熱の真夏のね。
標高低いから涼しむこともできない。
そうなんですよ。
どうですか?木はでもちょっと生えてきてるから。
そうだけど。
木陰はまだあった?
木陰は一応ありました。
上の方はないとこも結構あったんですけど。
まあじゃあ日本ほど木陰が多いわけじゃないわけですよね。
多いわけじゃないんですよ。
これは結構そうなんですよ。
うわあ。
相変わらずのピレーネの特徴というか。
特徴はあるんだね。
あるんだね。
鉱山、鉱木はない。
ない。
まあ日陰っちゃ日陰やけど日本ほどちゃんとしてないと。
してない。
ああ。
で、当然めちゃくちゃ暑くなってきてってことか。
暑かったね。
最後の最後にまたちょっと試練を貸しますなピレーネは。
いや、なかなかの試練でしたね。
あんなに動けなくなったのはこのレース900キロの中でも
もうこのラストだけだったんですかね。
何回も横になったりとか。
はいはいはい。
そのまま。
ラストは生かしてくれへんピレーネですね。
ラスト100キロはじゃあだいぶこう苦しんで止まりながら寝ながら
木陰で休みながら少しずつ進むことになったわけですね。
はい。
そうですね。
他の出会いとかエピソードはありますか。
そうですね。
最後のチェックポイントが822キロのチェックポイントに
着いた時に前に進んでてタイのランナーがいまして
軽く言葉を変わって
イバルダンでの体験
私は30時間休んでる時に結構そこのライフベースで休んでたんで
そのタイのランナーも。
あーそうなんですね。
その人とあと女性の方がいて
自分は夫婦だと思ってたんですけど
全然夫婦じゃなくてサポートに入ってる友達だったんですけど
その2人とそこでそこに追いつきまして
軽く声を通して自分はすぐスタートをしたんですけど
スタートしてずっと進んでたんですが
暑さでその後も暑くてですね
あんまり進めなかったんですが
追いつかれたんですよね。追いついてきて。
あーそうなんですね。先に言ってたけど頑張って追いついてきたの。
追いついてきて
しばらくちょっと一緒に進もうという感じではなかったんですけど
前後について進んでいたんですが
最後の本当に最終盤
ラスト18キロのところで
イバルダンっていう街が突然現れたんですよ
暑い山をちょっと下ったところの峠の街なんですかね
突然イバルダンっていう街が現れまして
ちょっと待って調べたい
アンダイエがゴールでしたっけ
アンダイエがゴールです
18キロやったらもうここらへんやんな
イバルダンっていう
道路を挟んでフランスとスペインの国境
境目なんですけど
18キロやったら
でもまだ完全に山は降りてない?
山は降りてないです完全には
結構山の中
ダンタリアが
ダンタリアではない
ちょっと待って
これもフランスとスペインのちょうど間なんです
わからんか
イバルダンだなこれ
なるほどこれはもうちょっと一回調べてみるぞ検索してみます
イバルダンで
イバルダン通りってある
あ出ました
あった
イバルダンあっためっちゃ小さい街ですよ
ちっちゃくて
集落みたいな
左右にレストランとか
あるある
ありますよね
2カ所ぐらいあるかな
めちゃあるめちゃある
めちゃあるんですよ
レストランとかお店が
ショップが乱立しててですね
なんかモールみたいな感じですね
ショッピングモールみたいな感じ
モールもあるんですよ
でも見た目はオレンジ色の
家が
模型揃えてる感じですけど
ここに
安いんですよね
スペイン側の物価がすごい安くて
みんな買いに来るんですよ
買い物しに
スペインとフランス両方があれですね
どっちが言うたらスペイン側の方が店多いんですね
そうです
面白い
面白いですよね
タイの人と一緒にここに降りてきて
そしたらサポートの女性の方が
待ってましてタイの方が
食べ物とか飲み物を用意しててですね
ちょっと休むっていうので
分かったって
自分もどうしようと思って
進めばよかったんですけど
このイバルダン通り
すんげえバーが
ランリッツレストラン
ランリッツして
みんな美味しそうにビール飲んでるの見てですね
これ今ね行ってるんですけど
これすごいな
最初に入り口にスーパーマーケットみたいなのがあって
オープンカフェがいっぱいありますね
そうなんです
オープンカフェがあるんですよ
めっちゃあるじゃん
タルがあって
オープンのこれはバーやね
これはバーやわ
それが一軒二軒
一軒二軒あるじゃないですか
一軒二軒目はパスして
隣もお酒の看板があって
これはたまらんね
ピッツァもあって
肉もあって
これ灼熱のお昼12時33分
めっちゃ暑い
しかも奥に行ったらまだもっとあったよ
バーって書いてある
どんなにいっぱいバーあんねんってぐらいバーあるよ
すごくないですか
めっちゃある
オープンカフェのビューで見てるんで
一通り広瀬さんが見たであろう道を全部たどってみたんですけど
見ました?すごいんですよ
5、6軒ありましたね今ね
天国みたいなとこが出てきましたよ
こんなの900キロの中で初めてなんですよ
そうかなるほど
なんじゃこれってなって
思わずオープンカフェの椅子に座ってですね
ビールくれって言って
生ビールくださいっていっぱい
で飲んだのがザスピっていうビール
ザスピっていうビールで
この時は知らなかったんですけど
これがバスクのクラフトビールらしくて
なるほどねバスク地方の地元のビールなんだ
すごい軽いすごい飲みやすいライトなビールだったんですけど
ザスピっていう
後で調べてみてください
ZA-ZPI
ZA-ZPIっていう
ザスピっていうビールなんだけど
これが人生で最高にうまいビールで
人生史上1位のうまさですって
いっぱい飲んだら
これはちょっともう一杯飲むぞって
うまかったからね
うますぎて
2杯目飲んで
タイのランナー
アルビンっていうランナーなんですけど
アルビン
ちょうど私がバーのカウンターに向かって
背中越しの道路挟んで反対側にいたんで
挟みながらアルビンまだいるよなとか
全然スタートしないんで
2杯目行って
2杯目終わってもまだアルビン熱いみたいにやってるんですよ
内輪じゃないですけど青いで
まだ行かんのかいってなって
3杯目飲もうって
さすがにこれ行こうかなと思って
アルビンに先に行ってるよって
言ったわけなんですよね
行ったらこの後
この通りを抜けたらすぐ登山道入るんですよ
すぐ登山道ね
そうっすね
登山道入って行くと
何ですかね
土の何にもない土の
急登
そうっすね
そこで私ぶっ倒れまして
行ってすぐにね
寝不足なのか
酔っ払ったのか脱水なのか分かんないですけど
そこでですね
ぶっ倒れてどうなってたか分かんないですけど
後からアルビンに回収されまして
そこで初めてゴールまで一緒に行こうよって声かけてもらって
ありがたいこと思います
多分僕この道ちゃうかなっていうのを見てるんですけど
確かにこれはついね
ありました
全然あれがない
木陰がなくて
熱地の道をね
フランススペインのちょうど国境のところなんですけど
そこが登山道なんですよね
これは確かにぶっ倒れるわ
きついね
熱さとの戦い
本当にそこきつくてですね
結局そこからアルビンと2人で
アンダイエムまで18キロ進むことになったわけなんですけど
とにかく熱くてですね
2人とも熱さにやられながら
励まし合いながらですね
進むわけなんですよね
きついですね最後の最後にこの渋地というか
でも一人じゃなくてよかったなぁと思いながら
ようやくそこからアンダイエムの町に入るんですけど
町に入ってから結構ウォールまで長いんですが
海沿いずっと進んでいくと
結構公園とか広場とかがてんてんとあって
その度に水道とかがあるんですよね
全部水浴びしましたね2人で
アルビンが水浴びを
全箇所制覇みたいな
全箇所で2人で水浴びしながら
進んでいきましたね
すごいこれは
最後の18キロは一歩も走ることなく2人で歩きまして
素晴らしい
まあしょうがない空も暑いし
雨もあるし
12時半にさっきのリバルダン
で結局ですね16時50分にですね
アンダイエムのゴールを
2人でですね手を繋いで
ここでしたと
素晴らしいお疲れ様でございました
これあのゴール地点はどこになるんですか
アバディアジオとかですか
ゴール地点の
そうです海岸の
なんて説明するんですかね
結構海岸の端っこ
左端というかなんかヨット
ヨットしてるかな
ありますあります
ハーバーがある
その辺ですかね左端みたいな
結構歩くんですよ
遠回りっていうかね
川沿い川とか海とか
そうそう川みたいなのが
本当にでも端っこまで行かせるんやね
ちゃんとだから端っこまで
いい仕事してるね
いつになったらゴールにつくのかなって2人で言いながら
街のど真ん中を抜けて
新たな目標の決定
もうそろそろゴールだろうなと思ったらもう
全然つかないみたいな
そこも長かったですね本当
行ったからぐるーっと本当に
河口というか
弓なりにぐるーっと通らされる感じやね
そうです
最後のもうええやんっていう感じのところまで
そうっすね
出されてっていうことでしょうかね
そうですねゴールしたんですけども
ゴールしたらですねやっぱり
最初全然気づかなかったんですけど
ゴール地点で
まずナッツを私に渡してくれた方がですね
待っててくれまして
やったー
その人途中にも現れてくれたんですよね
最後のライフベースからゴールまでの間に
自分のバイクで私のトラッキングを見て
優しい
やっぱりですよね
もうちょっとで次の最後の映像だよっていうのを
絶対に見てくれるかということで
でゴールでね
それからあとゴールテープを
ゴールしたとき気づかなかったんですけど
片方持っててくれたのが
ナッツのクリスタル
そうだったんや
そうなんですよ
クリスタル
ゴールした後に
すごいな
クリスタルは12日間でゴールしたんですけども
結局5番目か6番目そのままの順位で
ゴールをしたんですけど
自分のために2日間も
自分が14日間
14日と3時間ぐらいでゴールしたんですけども
2日間丸2日間待ってて
待ってくれてたの
それすごいね
めちゃくちゃ嬉しくてですね
はいはいはいはい
その後も結構いろんなお話を
その後しましたね
なんかクリストフなんかフランス人とは思えないぐらい
むちゃくちゃ臨場感ですね
いやそうなんですよね
めちゃくちゃ常に熱い人ですね
常に熱いですね
で彼は今回が3回目か
3回目の感想っていうのを
その時に来ましてゴールした後に
で自分が結局14日間もかかっちゃったよみたいな話をしたら
自分は初めて出た時17日かかったよって
で回を重ねるごとに
早くボウムできるようになったって
しかもね彼のそのすいた姿
レース中の姿とか
ゴールの待っててくれる
こんな知らない日本人
途中でちょっと会っただけの日本人を
待ってくれてるってすごい感動して
でそこで自分も
彼みたいなランナーになりたいなって思って
そのためにはこのレースで続けるしかないな
そうか
その時に決めました
で続けましょうそしたら
夢から人生になったわけや
そうなんです
一人の心の師匠のおかげでね
そうなんですよ
正直途中ではこれゴールしたら
次目標なくなるなとか
次何しようとか
プレーねばいいかなとか
いろいろ思ってたんですけど
ゴールでその彼を待っててくれて
彼と話をして
すぐまたね次の目標ができましたよね
そうですね
素晴らしい
じゃあ次の目標というか今後
広瀬さんのライフワークライフベースには
グランドピレネGR2GR10というのが
ずっと生き続ける感じになり
そんな旅だったわけですね
そうですね
すごいな
やっぱスケールが違う夢みたいな感じがするな
今までマップ聞いたけど
いろんな人聞いてきて
広瀬さんのスケールはペタ違いやね
本当ですか
新たな挑戦への意欲
走り切るだけでもすごいけどね
今後も走るよっていうのは本当にすごい
これをレースとしてまたトランスプレイに出たい
出続けたいっていうのはもちろんあるんですけど
それとは別でセルフでGR10を一人でやりたいなという思いも
これはレースの途中でもすごい思ったんですけど
これエイドとかサポートとかなしです
どうなるんだろう
やってみたいなっていうのをすごい思ったんですよ
絶対やってみたいですし
例えば往復やるとか
往復?
往復やるとか
その世界では違うルートを通るとか
そういうのもやりたい
本当
アンダイエから逆にベルメール
ベルメールやったっけ
違うな
アンジェルスシルメール
アンジェルスシルメールに向かって
そういう夢がまたできまして
そうですか
そうなんだ
壮大やわ
壮大すぎてちょっと言葉が出てこないぐらいすごいなと思いましたね
そういうまた新しい目標とか夢ができてすごい嬉しい
そうですか
今日この頃ですね私は
もうちょっとピレネに
最初取り憑かれてるっていう言い方をしたけど
もう愛ですねここまで来たらね
それあるかもしれない
ピレネ愛ですね
本当に今回は
逆にうらやましいなと思うのはそこまで好きになれる
トレイルに出会えるって相当だと思うので
ちょっと言わせてもらおうと本当に
広瀬さんの人生ラッキーでしたね
本当にラッキーでした
ラッキーですねこれ本当にすごいな
ラッキー人生
そうですか
本当に今回その
ピレネに取り憑かれたのは景色とか地形だけだったんですけど
今回いろんな人との出会い
今後セルフでやりたいなって思ったのも
やっぱり行けば誰か助けてくれるとか
人との出会いで何とかなるかもしれないって思ったんで
ピレネにはそういった魅力
もしかしたら他のタイミングとかも
そういうのあるかもしれないですけども
実際に今回その900期を通して
そういうところなんだろうなっていう
そうですねなんかこう国民性というか
人の形もすごく正直広瀬さんにもよく合ってるんというか
広瀬さんだけじゃなくてもすごく大歓迎というかね
そういう人たちが
すごく
すごく
すごく
すごく
すごく
すごく
すごく
すごく
すごく
大歓迎というかね
いろんな人に温かい気持ちを与えるというか
向けられるような人たちがいっぱいいるんだろうな
っていうふうに思うし
僕もそういうふうに感じましたから
僕は一歩もピレネ国立公園に立ったことはないですけど
行ってみたいなっていう気持ちになりましたね
なりました
なったなった
まずはちょっと
GV10とかはちょっとわからへんから
まずはグランレイドピレネとか
グランレイドにしようかなと思いますけど
いろんないいレース多分あるんで
ひとつちょっとね
まずはお祭りタイプのグランレイドに
ちょっと注目して
いつかは一回広瀬さんの魅力の一部だけでも
体験しに行きたいなと思いました
ぜひやってみて
ありがとうございました
どうですか
ピレネの魅力と出会い
ちょっともう目標みたいなもの聞いてしまったけど
今後の広瀬さん
どんな活動されていくかっていうのを
最後に教えてください
はいそうですね
もう言ってしまいましたけども
大きな目標としては
またトランスピレネを走っていきたいなと思ってますし
あとは
トランスピレネGR10
セルフでっていうのも言いましたけども
海外の山とかもレースではなくて
自分一人でロングトレイルを楽しむとか
そういうのをもっとやっていきたいなというふうに思ってます
なるほどもうレースっていう縛りはなくたって
大好きなピレネにもっともっと足を踏み入れたいと
その熱い気持ちがですね
ちょっと伝わってきましたね
ありがとうございます
またねうまくお仕事もあると思いますけれども
そうなんですよそれがあるんで
家族も歩くと思いますけれども
なかなか難しい部分もあるかもしれませんが
それでも
ですよね
常に夢としてですね
持っておいてそれに向かって
日々トレーニングとかしていきたいと思ってます
わかりましたありがとうございます
これ今後の広瀬さんの活動の裏側には
いつかのピレネがあるというふうに僕も思いながら
これからも広瀬さんがレースで活躍されてる姿を
見たいなと思っております
今日はどうもありがとうございました
ありがとうございました
はいというわけで
ちょっと本当に壮大すぎてビビりますけども
シンバの冒険史上一番の冒険の話だったと思いますが
お聞かせいただきまして広瀬さんありがとうございました
こんな感じですね
ちょっと思ってる以上の冒険をね
たまにこういう感じで聞かせていただけることもあると思いますので
ぜひぜひまたゲストでいろんな人を呼びたいと思いますし
広瀬さんにもまた来ていただけたらなと思っております
はいというわけで今日は
グランドピレネGRTの本番のところですね
これも多分2個に分けるかもしれない
だから広瀬さん3回分ぐらいかな
なのでまた写真はですね
3パターン送っていただけたらと思いますので
よろしくお願いいたします
分かりました
しまった今あれやった
事務的な連絡を放送の中でやっちゃったけど
いつも止めてから言うのに
まあまあちょっと混乱するぐらいですね
ちょっといろんな旅のね
頃あったのを楽しませていただいたっていうことで
まあ皆さん許しくださいね
いうことで今回終わりたいと思います
しんばでした
そして広瀬さんでした
ではお別れしましょう
じゃあねバイバイ